2023年8月4日更新

【ネタバレ】ドラマ『#家族募集します』の全話あらすじ!最終回の結末は?

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TBSで2021年7月期に放送された金曜ドラマ『#家族募集します』。ジャニーズWESTの重岡大毅がシングルファザー役を演じ、そのほかにも木村文乃や仲野太賀など、実力派キャストが集結した本作では、「シェアハウス」という新たな家族の形が描かれました。 この記事では、そんなドラマ『#家族募集します』のネタバレ全話あらすじをまとめて解説していきます!見逃した人もぜひチェックしてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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ドラマ『#家族募集します』のあらすじ

シングルファーザーがSNSで家族を募集!?

主人公は、ある事情で3ヶ月前にシングルファーザーになったばかりの赤城俊平。5歳の息子の子育てに悪戦苦闘するなか、ある日偶然、幼なじみの小山内蒼介に再会します。俊平は蒼介がお節介な思いつきでSNSに投稿した「#家族募集します」という投稿に巻き込まれていくことに。 実は蒼介は自身が働く古びたお好み焼き屋「にじや」を立て直すため、店の2階にある空き物件で家賃収入を得ようとしていたのでした。 俊平はそんな募集に誰も乗るわけがないと思っていましたが、SNSへの投稿をきっかけに、ちょっと堅物な小学校教師、夢を追いかける子持ちのシンガーソングライターと出会います。 こうして性格も価値観もバラバラの大人4人+子ども3人が、ひとつ屋根の下で暮らすことになるのでした。

主要なキャスト

赤城俊平 (重岡大毅) ・シングルファザー ・笑顔を絶やさない優しい父
桃田礼 (木村文乃) ・シングルマザー ・堅物な小学校教師
小山内蒼介 (仲野太賀) ・経営難のお好み焼き屋で働く ・家賃収入を得ようと同居人を募集
横瀬めいく (岸井ゆきの) ・シンガーソングライター ・シングルマザー

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

俊平(重岡大毅)は息子の陽(佐藤遙灯)を保育園に預け、児童書を扱う出版社「エッグプラント」で働いています。 ある日の営業中、俊平は偶然道で幼なじみの蒼介(仲野太賀)に会いました。蒼介はお好み焼き屋「にじや」で働いていて、チラシ配り中。そのチラシを偶然もらった雫(宮崎莉里沙)は、母の礼(木村文乃)にお好み焼きを作ってもらう約束をしました。 蒼介は店主の銀治(石橋蓮司)に俊平のことを話し、俊平と蒼介は学童が一緒で父親がいない同じ境遇だったと打ち明けます。 その頃俊平は陽を保育園に迎えに行き、さっそく蒼介のお好み焼き屋へ。蒼介は俊平に子供がいたことに驚き、店の2階をシェアハウスにしようとしていることを話しました。 蒼介が「奥さんどんな人?」「今度ママとおいで」と話しかけると、俊平は慌てて陽を連れてお好み焼きを持ち帰ったのです。 翌日、蒼介はエッグプラントに焼きそばを差し入れに行きます。蒼介は悪いことをしたと謝り、俊平は現状を告白。俊平の妻・みどり(山本美月)は絵本作家で、3ヶ月前にヨーロッパに行った時に事故に遭い亡くなってしまいました。俊平はまだ陽に事実を話せていません。 蒼介は「いいこと思いついた。俺がお母さんになってやる」と言い出し、にじやの2階で一緒に暮らそうと言います。そして「#家族募集します」とSNSに発信しますが、俊平は断りました。

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ネタバレ

一方の礼は教師をしていて、夜の学校からの急な呼び出しに困ります。急いで雫を預かってくれる所を探し、蒼介の投稿を見つけ連絡をしました。しかし無認可だと知り電話を切ってしまうも、そこが先ほど雫がもらったチラシの店だと分かり、預けることに。 しかし雫はなかなか打ち解けず、困った蒼介は俊平に連絡。俊平は陽を連れて蒼介を助けます。無事雫を礼のもとに返すも、礼は「極力誰にも頼りたくない」ときっちり料金を払って帰っていったのです。 俊平は陽の水着を探し「ママ、どこにしまったかな」という言葉で、陽は「ママ、ママに会いたい」と泣き出してしまいます。 俊平はにじやに行き、そこには礼と雫もいました。俊平が考えた「トリプル5」のキャラクターは「仲間のピンチは仲間が助ける」だとして、陽はこのトリプル5が大のお気に入り。 そして礼がみどりが描いた絵本を陽と雫に読み聞かせていると、俊平はみどりを思い出し屋上へ向かったのです。 蒼介は「もういいよ。俺には無理に笑わなくていい。俊平も雫ちゃんのママも立派だよ。2人とも無理してる」と言います。俊平はみどりがいなくなってからの3ヶ月を振り返り、泣きながら蒼介とキャッチボールをしました。 俊平は陽に「ママは、トリプルグリーンになるって電話があった」と嘘をつき、「いつか、本当のこと言わなきゃいけないのかな」と涙を流します。それを聞いていた礼も泣き、蒼介は「ここで皆で暮らしませんか?」と提案。 礼は「それは無理です」と断るも、雫が七夕の願いに書いた「ママとたくさんあそびたい」をここなら叶えられると、シェアハウスで暮らすことを決意したのです。 翌日、家族募集の投稿を見てめいく(岸井ゆきの)と大地(三浦綺羅)の親子がシェアハウスにやってきました。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

蒼介(仲野太賀)のSNSを見て、めいく(岸井ゆきの)と大地(三浦綺羅)がにじやにやってきます。めいくは仕事を辞めてきたと言い、家賃は仕事が決まるまで待ってと言い出しました。蒼介は驚き、すぐに俊平(重岡大毅)と礼(木村文乃)に応援を頼みます。 そして夜、俊平、礼、めいく皆でご飯を食べることに。めいくはとても自由で、お好み焼きにマヨネーズとタバスコをかけ驚かせます。蒼介はめいくとは上手くやっていけないと嘆き、俊平はとりあえず泊まることにして様子を見ようと説得しました。 めいくはシンガーソングライターで、バイトもバンドも続かないと言います。 翌朝めいくは蒼介にメロンパンを買いに行かせ、それを大地に食べさせ自分はどこかに行ってしまったのです。蒼介はまた俊平と礼を呼び出し、めいくが大地を置いていったと決めつけ大騒ぎ。

ネタバレ

蒼介は自分の母が離婚して自分を置いて出て行ったことから、めいくが自分の母に似ていると感じていました。 こんな時でも冷静な礼は、何かあってもいつも「6秒数えてから」怒りを抑えていると言います。俊平もめいくを待とうと言いますが、蒼介は母親のことから「人を信じるのは理想」だと冷たく当たったのです。 めいくは駅前でライブをしていました。めいくは歌いながらも大地の顔が頭に浮かび、そろそろちゃんとママになったほうがいいのか悩んでいたのです。 その頃大地はめいくが戻ってくるまでご飯を食べないと言い、俊平はついにめいくを探しに行くことに。俊平は駅前でめいくを見つけ、「大地くんは大人です。だけど子供です。だからずっとそばに居てあげてください」と声をかけます。 2人でにじやに帰り、めいくは大地を抱きしめました。 俊平は陽(佐藤遙灯)を寝かしつけるとき、陽に「はるのママも帰ってくる?蒼ちゃんのお家わかるかな?明日探しにいこうよ」と言われてしまいます。俊平は先延ばしにしたままの宿題に直面し、頭を悩ませていたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

俊平(重岡大毅)は、「そっちはどうですか?みどり(山本美月)がいなくなって100日と1週間が過ぎた」とみどりを思い返します。みどりの母からは、みどりが亡くなったことを陽(佐藤遙灯)にまだ話していないことを心配され、俊平は改めて自分で話すことを決意しました。 一方にじやではめいく(岸井ゆきの)と大地(三浦綺羅)が暮らし始め、蒼介(仲野太賀)は俊平と礼(木村文乃)にも一緒に住んでほしいと考えます。 蒼介は皆がにじやに住んでくれることで、家賃収入もあり銀治(石橋蓮司)を助けられると相談。しかし俊平は今の家を出ることを迷い、礼は誰にも頼りたくないと意地がありました。 その時大地は陽に、「はるくんのママ、死んじゃったの?」と言ってしまい、陽は泣き出してしまいます。俊平はまた、伝えるべきか迷い始めたのでした。

ネタバレ

仕事でも俊平は周りに心配され、「何でも相談に乗るよ」と言われます。礼も後輩の中里(金子大地)から「僕でよければ」と言われますが、「他人の相談にものらないし、自分の相談もしません」とはっきり断りました。 俊平が陽を迎えに行った帰り道、蒼介は俊平を待ち伏せし公園へ。そこにはめいくと大地もいて、大地は陽に謝り2人は仲直り。めいくは俊平に率直に、「考えてるふりして逃げてる」と告げます。 その頃雫(宮崎莉里沙)はバレエの先生の前で、にじやでご飯を食べたことが楽しく蒼介のことを「家族」だと言いました。礼はこれを聞いて衝撃を受けたのです。 礼はにじやで、俊平に自分で調べたノートを見せます。子供でも曖昧な表現をせず、自分の言葉で真実を伝えることが大切だと伝えました。そして俊平は皆に見守られながら、陽にみどりが死んでしまったことを告げます。 「もうママに会えないの?」と泣く陽を抱きしめ、「寂しいよな。パパも寂しい。寂しい時は一緒に泣こう」と2人で涙を流しました。ママはお月様から見ているという陽を俊平は肩車し、蒼介は大地を、礼が雫を肩車し、皆で月に向かって「おーい!」と叫びます。 そしてめいくはギターを弾き、みどりが描いた絵本を曲にして皆で歌います。こうして俊平、礼はにじやで暮らすことを決意したのでした。 俊平は1人でマンションに戻り、みどりが「おかえり」という姿を思い出します。俊平はみどりの写った写真を抱きしめ、1人部屋で泣きじゃくったのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

みどり(山本美月)がいなくなって100日と3週間。俊平(重岡大毅)と礼(木村文乃)は徐々ににじやに引っ越し、めいく(岸井ゆきの)はデリバリーの仕事を始め新たなスタートを切ります。俊平は、自分がみどりのヨーロッパ行きを後押ししたことを思い返していました。 蒼介(仲野太賀)はにじやを改装し、週末のにじや祭りに向け張り切ります。俊平はみどりの父と母ににじやで暮らし始めたことを報告。陽(佐藤遙灯)のことを考えての決断だと伝えました。 一方で礼は夫の芳樹(橋本淳)ににじやのことを話すも、「家族なら俺がいるじゃん。家族募集しますなんてお気楽な人たち」と言われてしまいます。 にじやではお風呂の順番を決めるなど、和気あいあいな雰囲気。俊平の会社では、三鈴(丸山礼)が「独身の集まりだから恋愛に発展するかも?」と期待します。しかし俊平は「それはないない。みどりに怒られる」ときっぱり否定しました。 そんな中、家族募集の投稿を見た黒崎(橋本じゅん)と娘のいつき(板垣樹)がにじやにやってきます。黒崎はシングルになって3ヶ月。いつきは8歳。いつきがにじやの投稿を見つけ、ここに行きたいと訴えたとのこと。黒崎は「今日から泊まる」と言い出すも、空いている部屋がありません。

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ネタバレ

するといつきは、「私だけ泊まることはできませんか?」と言います。蒼介や俊平がはっきり断れない中、礼は「ここは託児所ではありません」ときっぱり。黒崎親子は帰っていきました。 俊平と蒼介は申し訳ない気持ちを抱える中、礼は「私が間違ってたの?」とギクシャクしてしまいます。雫(宮崎莉里沙)にも「ママ怖い顔してる」と言われた礼は、しばらく1人にしてほしいと屋上へ。しかしそれを押し切って、俊平は礼に話しかけにいったのです。 俊平は礼に話を聞いてもらって助けられたことを打ち明けます。そして礼は、まだ旦那と離婚していないことを報告。 「ずっと迷っていて面倒くさいよね」と嘆く礼に俊平は、「面倒くさいです。でも面倒くさいどおしてシェアしていけば、スッピンの礼さんでいてください」と伝えました。2人が笑っている姿を見て、蒼介とめいくは驚きます。 翌日、俊平はマンションに戻り残りの荷物を運びました。みどりの机の引き出しを開け、「みどりからの新しい宿題を見つけた」とみどりのスケッチブックを開いたのです。 そんな中、にじやにいつきが1人でやってきます。そして「家出してきました。私をこのうちの家族にしてください」と言い出したのです。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

いつき(板垣樹)が家出をしたとにじやにやってきて、蒼介(仲野太賀)は俊平(重岡大毅)を呼び出します。彼は黒崎(橋本じゅん)の帰りがいつも遅く、家にいたくないという理由で家出をしました。 俊平は一晩だけいつきを預かりたいと、黒崎の職場に向かいます。黒崎は5年前に離婚し、いつきは元妻と暮らしていました。 しかし元妻が海外のコンサートツアーに行くということで、今だけいつきと暮らしているとのこと。5年間ほとんど会っていなかった娘と、どう接していいか分からないと黒崎はこぼしたのでした。 黒崎はいつきを一晩泊めることを了承し、いつきはにじやへ。いつきは「お父さんの笑った顔見たことない」と言い、翌日のにじやフェスに俊平は何かを思いつきました。

ネタバレ

翌日、トリプルファイブのお面をかぶってにじやフェスに意気込む俊平たち。そこに黒崎がやってきて、トリプルブラックのお面をかぶることに。俊平は黒崎といつきに、ビラ配りや風船配りの仕事を頼みます。 そんな中、礼(木村文乃)の夫・芳樹(橋本淳)もにじやフェスにやってきて、仕事を手伝うことになりました。 黒崎は笑う気配がなく、いつきは黒崎と小さい頃に公園に行ったことも覚えていないと言います。めいく(岸井ゆきの)は俊平に「礼さんの元旦那のことどう思ってるの?」と問いました。俊平は「いい人そうだけど」と言ったものの、めいくは「それだけ?」とにやついています。 そしてにじやフェスは無事終了し、皆で蒼介が撮った写真を見ることに。すると1枚だけ、黒崎が笑っている写真がありました。黒崎がいつきを遠くから見つめた写真で、黒崎はいつきに「ごめん」と謝ります。いつきも「私もごめん、お父さんだけ悪者にして」と言いました。 俊平は「一緒に暮らせないけど、家族として繋がりませんか?」と提案。こうして黒崎たちも家族の一員となり、2人は家に帰っていったのでした。 礼は改めて自分のキャパが狭かったと反省し、芳樹と話し合うことを決意。翌日、礼は芳樹に父親像を押し付けていたことを謝罪。そして「私たち、離婚しましょう」と切り出しました。 しかし芳樹は礼の考えが理解できないと、反発します。 その頃俊平と陽(佐藤遙灯)はみどり(山本美月)の実家へ。俊平はみどりのスーツケースを開き、みどりが録音していたボイスメモを聞きます。「こういう体験ができて、本当に来てよかった」と言うみどりの声を聞き、俊平は涙を流したのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

俊平(重岡大毅)は、みどり(山本美月)の残したボイスメモを何度も聞きなおします。「私たちにお別れ言ってるみたい」というみどりの父母ですが、俊平は次につくる絵本の台詞のアイデアだろうと考えていました。 そしてにじやでは、礼(木村文乃)が離婚を伝えたとスッキリして帰宅します。めいく(岸井ゆきの)は礼を見て、「私ももう誰を好きになってもいいんだよね」と、恋愛に意欲を示しはじめました。 翌日から雫(宮崎莉里沙)が陽(佐藤遙灯)と同じ保育園に通うことになり、めいくはデリバリーのバイトで餃子屋へ。するとそこで働くナオト(井口理)と再会し、その日に再びめいくはナオトに会いました。 1日に2度も会ったことに運命を感じ、しかもナオトはめいくに餃子をプレゼント。その夜、にじやには黒崎(橋本じゅん)といつき(板垣樹)もやってきて、めいくは「恋しちゃいました」とナオトの事を話しました。 めいくは大地(三浦綺羅)に、「ママが新しいパパを連れてきたら?」と聞きます。元気のない大地は「ママがいいならそれでいい」と答え、塞ぎこんでいたのでした。 その時、芳樹(橋本淳)がにじやにやってきます。礼に離婚届を渡し、にじやの皆に「2人をよろしく」と去っていきました。銀治(石橋蓮司)は「いい男だ」と芳樹のことを褒め、礼に渡した離婚届の封筒には「礼の人生を目一杯たのしんで」と書かれていました。 その夜、めいくはナオトをにじやに連れてきます。ナオトへの質問コーナーで蒼介(仲野太賀)は「うちの妹をどう思ってるんだ?」と聞き、堅苦しい雰囲気になってしまいます。

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ネタバレ

1階に移動したナオトは、銀治、蒼介、黒崎からあらゆる質問を受けます。戸惑うナオトをよそに、銀治は「お前はどうなんだ?どこまで本気なんだ?」と蒼介を問い詰めました。 「お前には本気でやるべきことあるんじゃないのか?写真はいいのか?」と言う銀治に、蒼介は「本気でやれないから辞めた」とにじやを継ぐ決意を伝えます。 一方で礼はめいくに、「どこまで本気なの?」と聞きました。すると大地が「ママがいるからパパはいらない。ここにはみんながいるから!」と本音を言い、めいくは今の幸せを改めて痛感。 ナオトはなぜ自分が呼ばれたのか分からず、「これから本気で音楽をやろう!」とめいくに言われ、帰っていったのでした。 俊平は会社で、枕崎(小松和重)にみどりの絵本を作ろうと告げられます。みどりの残したスケッチブックとボイスメモは絵本を作る資料だということで、俊平はみどりの絵本を作ることを決意。 そしてみどりと暮らしたマンションの片付けを終え、俊平と陽は家に別れを告げます。こうして2人は新たな一歩を踏み出したのでした。

第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

俊平(重岡大毅)はみどり(山本美月)の音声を聴きながら、新たに絵本の製作に取り組みます。 なかなかいい案が思いつかない中、俊平は黒崎(橋本じゅん)の一言から蒼介(仲野太賀)が元カメラマンであることを知りました。 黒崎が皆で旅行に行こうと提案。しかし蒼介は仕事、めいく(岸井ゆきの)はお金がないからと断ります。するといつき(板垣樹)は「、2人で行きたい」と黒崎に伝えました。 こうして黒崎といつきは親子2人旅、俊平(重岡大毅)と礼(木村文乃)は陽(佐藤遙灯)と雫(宮崎莉里沙)を連れて4人で海に行くことになったのです。

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ネタバレ

俊平は宿を探しますが、1部屋しか取れず礼と同じ部屋に泊まることに。そして海に向かい、偶然黒崎親子と会います。 実は黒崎は俊平たちがどこに泊まるのか聞いていて、同じ場所に来ていたのです。海で皆で遊びながら、俊平は黒崎から「子供のころ、お城が飛び出す絵本を買ってもらった」という話を聞きました。この話から、俊平は「飛び出す絵本!」と何かを閃いた様子。 その頃にじやでは、大地(三浦綺羅)が銀治(石橋蓮司)を2階に連れて行きます。この2階は、かつて銀治が家族で過ごしていた場所です。しみじみしながら、めいくの歌を聞きその動画を俊平たちに送ったのでした。 俊平と礼は、浜辺でみどりの声を聴きます。礼はみどりについて、「ただいまって帰る場所がある。だから自由になれたんじゃないかな」と話しました。俊平はみどりを思い出し、涙をこらえます。 そして2人は陽と雫の描いた絵日記を見て、「来年も来れるといいな」と言葉を交わしました。 一方にじやでは、大地が銀治を誘って屋上へ。めいくと蒼介は気晴らしにカラオケに行きました。大地は銀治にキャッチボールをしてもらい、楽しみます。しかしいきなり、銀治が倒れてしまったのです。大地は海に来ている俊平に電話をし、「銀じいちゃんが……!」と涙ながらに伝えたのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

俊平(重岡大毅)は大地(三浦綺羅)からの連絡を受け、銀治(石橋蓮司)が倒れてしまったことを知ります。大地は必死に銀治に声をかけ、俊平と礼(木村文乃)が救急車を呼びました。そして出かけていた蒼介(仲野太賀)とめいく(岸井ゆきの)がにじやに戻ると、そこには救急車が……。 俊平と礼は陽(佐藤遙灯)と雫(宮崎莉里沙)を連れて電車に乗り、俊平は黒崎(橋本じゅん)にも連絡し皆が東京に戻りました。 病院でにじやの家族は集合し、銀治は一命を取り留めICUに入ります。黒崎は何かあった時のために、銀治の本当の家族に連絡を入れるべきと言いました。しかし蒼介は家族の連絡先を知りません。 翌朝銀治のお見舞いに行き、銀治は大地に「命の恩人だ」と感謝を伝えます。蒼介は家族の連絡先を聞いたのですが、銀治は「あいつらの世話にはならん」と答えようとしません。 にじやに戻ると、SNSでにじやを知ったお客さんで行列ができていました。俊平や礼、黒崎も店を手伝い、店を終えた後蒼介は銀治の家族を探すことを決めます。 銀治の部屋から手がかりを探そうとすると、そこには蒼介が昔撮ったにじやの写真がありました。蒼介は俊平に過去を話し始めます。 蒼介は母親がいなくなったあと、祖父母の家出暮らしました。しかし18歳で1人になり、家族の写真が撮りたいとカメラマンの弟子に。そこでにじやを撮影し、その写真が評価を受けました。 しかしいい写真が撮れなくなり、カメラマンを辞めることに。蒼介はそれ以降写真を辞め、にじやをやっていくことを決意。そしてSNSで、銀治の家族を探し始めました。 俊平はアイデアを思いつくと、スケッチブックに絵を描き始めます。海でつくった砂の城を描き、枕崎(小松和重)に飛び出すを作りたいと進言。枕崎は「制作費はかかるが、何とかする」と俊平を応援しました。 その時蒼介が店に1人でいると、「野田銀治の家族の者です」と銀治の息子・達也(宇野祥平)の妻、久美子(ヒコロヒー)がやってきたのです。

ネタバレ

6年前から銀治と達也は絶縁状態となっていました。達也に「大阪で店をやらないか」という話しがあったのですが、銀治は「俺1代で終わらせる。誰も継ぐ必要はない」と達也に告げ大喧嘩に。 久美子は2階に誰が住んでいるのかと問い、蒼介は「僕の家族が……」と返答。久美子は「それじゃあ無理ですね」と、帰っていったのでした。 蒼介は銀治の家族が来たことを秘密にし、店を開けます。しかし銀治の家族写真を見て呟いた久美子の、「本当はこんな風にまた暮らせたらな。叶わないことかもしれないけど」という言葉がひっかかっていました。久美子は銀治の病室に行きますが、銀治は眠っています。 一方いつき(板垣樹)の元に、母の倫子(平原綾香)から「明日帰る」と連絡が入りました。蒼介はキャベツを刻みながら、久美子の言葉を思い出し涙を流し始めます。俊平は「蒼ちゃん……?」と声をかけますが、黙々とキャベツを刻んでいたのでした。

第9話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

涙を流す蒼介(仲野太賀)を見た俊平(重岡大毅)は、「いつでも話聞くよ」と寄り添います。 翌日銀治(石橋蓮司)の病院に行った蒼介と俊平は、久美子(ヒコロヒー)と話す銀治を発見。久美子は達也(宇野祥平)の現状を伝え、達也がいつか店を開こうと思っていることを報告。 さらに久美子は、達也にはにじやで再スタートを切ってほしいと言い、蒼介も俊平に銀治の家族がにじやに住みたがっていることを打ち明けます。そして達也がにじやに向かっているということで、蒼介と俊平はにじやに戻ることに。 蒼介は礼(木村文乃)とめいく(岸井ゆきの)に事情を話し、そこに達也と久美子がやってきます。すると突然いつき(板垣樹)の母・倫子(平原綾香)もにじやにやってきました。厨房には黒崎(橋本じゅん)がいて、倫子はなぜ黒崎が厨房にいるのかと不思議がります。 ひとまず倫子は2階で話すことにし、倫子は黒崎が笑顔で娘と向き合っていることに驚きました。そして海外で歌手として活躍する倫子に、めいくは歌を聞いてもらうことに。倫子は歌の感想を、めいくだけにこっそり伝えたのでした。 1階では蒼介が達也と向き合います。そこに銀治が外出許可を取り帰宅してきました。 一方いつきは倫子と家に帰ることになり、黒崎は涙を流すいつきに「一緒に暮らしてなくても、お父さんもここにいる。みんなもずっと家族だ」と伝えます。 帰り道、倫子はめいくに「あなたの想いはちゃんと全部届いた、ありがとう」と伝えていたことを明かし、いつきと倫子は一緒に歌を歌いました。黒崎はその様子を動画に撮り、涙を浮かべたのです。 にじやの閉店後、銀治は達也にお好み焼きを焼くよう指示します。2階では俊平たちが話し合いをし、誰もがにじやに銀治の家族が戻ってくるのが1番だと考えていました。 めいくは「私が出ていく」、礼も「私が出ていく」と言い、4人は気持ちを固めます。銀治は達也の腕が落ちていないことを確認し、4人は銀治に自分たちの気持ちを伝えました。

ネタバレ

こうして引っ越しが決まり、屋上で俊平と蒼介はキャッチボールをします。皆でお互いに「ありがとう」と伝えあい、笑顔で別れを迎えたのでした。俊平はみどり(山本美月)に、「そこからずっと見ていてね。俺達家族のことを」と思い空を見上げます。 こうして蒼介はカメラマンに復帰。にじやには達也夫婦が戻って来て、めいくは歌手としてレコーディングに望んでいました。 俊平は飛び出す絵本を作り上げ、無事本屋に並びました。そこにはみどりの姿もあり、陽(佐藤遙灯)に本を読んであげます。そこに礼がやってきて、「おめでとうございます」と伝えました。 こうしてみどりの姿は消え、俊平は「ぼくはみんなのおうち。みんなの帰りを待っている」と、絵本を読み上げたのでした。

赤城俊平役/重岡大毅(ジャニーズWEST)

本作の主人公・赤城俊平(あかぎ しゅんぺい)を演じるのは、ジャニーズWESTの重岡大毅です。彼はこれまでに『ごめんね青春!』(2014年)をはじめ、『これは経費で落ちません!』(2019年)、『知らなくていいコト』(2020年)など数多くのドラマ・映画に出演してきました。 今回、やってみたかったという父親役に初挑戦ということで「僕自身も子どもが好きですし、撮影の合間もたくさんコミュニケーションを取って、早く距離を縮めていきたいと思っています。」という重岡。 本作について「このドラマは、助け合って生きていこうとする登場人物たちを応援したくなる、温かい作品だと思っています。見てくださる方にもそう思っていただけるような、心温まるホームドラマをお届けします。」と意気込みを語っています。

桃田礼役/木村文乃

映画『ザ・ファブル』やドラマ『サギデカ』(ともに2019年)、『七人の秘書』(2020年)など、近年数多くの作品で活躍している木村文乃が演じるのは、ヒロインで小学校教師のシングルマザー・桃田礼(ももた れい)。 「(脚本の)マギーさんが紡ぎだすお話がとても好きなので、いつか作品に出演させていただきたいと思っていました。まさかこんなに早くその願いが叶うとは思っていなかったので、とてもうれしく思っています。」とコメントしています。 また「毎週皆さんに温かい“おかえり”と“ただいま”を届けられるよう、素敵な作品にしていければと思っていますので応援よろしくお願いします。」と語りました。

小山内蒼介役/仲野太賀

主人公・俊平の幼なじみで「#家族募集します」とSNSに投稿し、物語の発端となる小山内蒼介(おさない そうすけ)を演じるのは、「今日から俺は!!」シリーズやドラマ『この恋あたためますか』(2020年)、映画『あの頃。』(2021年)などへの出演で、近年大活躍中の仲野太賀です。 彼は今回演じる蒼介について「僕が演じる役は、ひょんな事からシェアハウスを始める男です。なんの計画性もなく、勢いと優しさだけが取り柄のような男です。しかし、そんな無邪気さが今とても輝いて見えて、是非演じたいと思いました。」と語っています。 また本作について「ひとつ屋根の下で同じような悩みを抱え、全然違うカタチをしている家族が助け合うこのドラマで、すぐそばに誰かがいる希望を感じていただければと思います! 」と意気込みを語りました。

横井めいく役/岸井ゆきの

夢を追いつづけるシンガーソングライターでシングルマザーの横瀬めいく(よこせ めいく)を演じるのは、映画『ここは退屈迎えに来て』(2018年)や『愛がなんだ』(2019年)、ドラマ『私たちはどうかしている』 (2020年)など、多数の映画・ドラマで活躍する岸井ゆきの。 今回、自身初のシングルマザー役、またシンガーソングライター役ということで歌唱シーンにも注目が集まります。 本作については、「偶然に集まった3組の親子が、“ただいま”と“おかえり”を繰り返すことで、自分の居場所を見つけ、安心して“行ってきます”が言えるような家族を、視聴者の皆さまとも一緒に育めたらうれしいです。」とコメントしています。

脚本を務めたのは『山田太郎ものがたり』のマギー

『#家族募集します』は、ドラマ『山田太郎ものがたり』(2007年)や『カンナさーん』(2017年)で脚本を担当してきたマギーによるオリジナル脚本です。 7人が一風変わった共同生活を通して、「ただいま」と「おかえり」をくり返すうち、家族になっていく姿が描かれるという本作。“家族とは何か”、“家族といる時間の大切さ”を視聴者に感じさせてくれる作品になりそうです。

ドラマ『#家族募集します』のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介

家族のあり方も多様化していく現在、新たな生き方を提示してくれたドラマ『#家族募集します』。 ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となった重岡大毅の演技も注目です!そのほか実力派キャストが演じる、一風変わった家族の心温まるホームドラマをぜひ観てみてくださいね。