「無職転生」ルーデウスの結婚相手は?死亡説や左手の怪我まで徹底解説!
「無職転生」ルーデウスのプロフィール
ルーデウス・グレイラットは、本作の主人公です。前世は引きこもりのオタクで、トラックから学生を庇い34歳で亡くなってしまいます。その後、「六面世界」に転生してルーデウス・グレイラットとしての人生を歩みました。 ルーデウスの前世は努力を怠ったことで人生が転落していったため、今世では努力を怠らず、真面目に礼儀正しく過ごしています。また、前世の経験から弱者に優しく、他人を助けることも。その姿からロキシーやクリフなど、高慢だった人が改心していきます。 しかし、前世からの女好きは今世でも健在で、女性関係は誰からも信用されていません。気を抜くと前世のオタクぶりが出てしまうこともあります。
ルーデウスの成長と該当巻を紹介
幼年期 | 1巻 |
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少年期 | 2巻~6巻 |
青少年期 | 7巻~12巻 |
青年期 | 13〜26巻 |
ルーデウスの家族構成
父 | パウロ・グレイラット |
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母 | ゼニス・グレイラット |
妹 | ノルン・グレイラット |
侍女 | リーリャ・グレイラット |
異母妹 | アイシャ・グレイラット |
前世はどんな人物?
ルーデウスの前世は引きこもりの男性だったと明かされていますが、名前をはじめとした詳細情報はほとんど明かされていません。作中ではボサボサにのびた髪に無精ひげ、さらに太り気味な体型とお世辞にもかっこいいとは言えない姿で描写されています。 彼は年中部屋のなかに引きこもっているニートでしたが、両親の葬式にすら出席しなかったことで叱責され家を追い出されることに。そしてあてもなく街をさまようなかで、居眠り運転するトラックから高校生を庇い轢かれてしまいます。 そして彼は前世の記憶を残したまま転生。かつての自堕落な自分を払拭しまっとうな人生を送るため、彼はルーデウス・グレイラットとして本気で生きてみようと決意したのでした。
ルディの結婚相手は誰?
1人目 | シルフィ(シルフィエット) |
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2人目 | ロキシー |
3人目 | エリス |
前世の教訓を生かし、人と関わりを持つようになったルーデウスは、さまざまな女性キャラクターと交流を持ちます。「無職転生」の世界では一夫多妻制なのもあり、ルーデウスも複数の妻を迎えることとなりました。ルーデウスは誰を嫁に迎えたのでしょうか。 かずかずの出会いと別れを繰り返し、ルーデウスが嫁に選んだのは、魔法大学で再会した幼馴染みのシルフィエット、ルーデウスに外の世界を見せてくれたロキシー、名門貴族の令嬢エリスの3人です。
ルーデウスの嫁①:シルフィ
1人目の嫁は、ルーデウスの幼なじみのシルフィエット、通称シルフィです。ルーデウスは幼少期にシルフィと出会い、混血を理由にいじめられていたシルフィを助けて仲良くなりました。2人は親友になるも、依存関係に危機感を抱いたルーデウスの父によって離れ離れになってしまいます。 しかし、ラノア魔法大学で2人は再会を果たしました。2人はおたがいの気持ちを伝え合い、結婚をします。その後は子どもにも恵まれ、シルフィはルーデウスが亡くなるまで添い遂げるのでした。
ルーデウスの嫁②:ロキシー
2人目の嫁は、ルーデウスの幼少期に家庭教師として登場したミグルド族のロキシーです。トラウマにより敷地から出られないルーデウスをロキシーは外の世界に連れ出してくれました。 ルーデウスが最終試験に合格したことにより、ロキシーが旅に出て2人はしばらく別れることになります。しかし、その後にロキシーは青年となったルーデウスに助けられ恋心を抱くようになりました。 ロキシーは、パウロの戦死やゼニスの悲惨な状態に落ち込むルーデウスを慰め、自分の想いを伝えます。ルーデウスもその想いを受け入れ、2人目の嫁として迎えました。
ルーデウスの嫁③:エリス
3人目の嫁は、ルーデウスの再従姉で名門貴族の令嬢エリスです。エリスは「狂犬」と呼ばれるほど凶暴な性格しており、かずかずの暴力事件をおこして貴族学校を退学になります。そんななか、ルーデウスが家庭教師をすることになりました。 エリスはルーデウスと関わっていくうちに、ルーデウスを信頼をするようになります。2人は深い関係になるも、すれ違って破局してしまいました。しかし、その後にルーデウスはエリスの真意を聞くことになり2人は和解。エリスを3人目の嫁として向かい入れます。
6人の子宝に恵まれる
ルーデウスは3人の妻それぞれと2人ずつ子を成し、6人の子宝に恵まれています。以下は、ルーデウスの子供をまとめた表です。カッコの中には誰の子供か書いてあるので合わせてチェックしてみてくださいね。
長女 | ルーシー・グレイラット(シルフィ) |
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次女 | ララ・グレイラット(ロキシー) |
長男 | アルス・グレイラット(エリス) |
次男 | ジークハルト・サラディン・グレイラット(シルフィ) |
三女 | リリ・グレイラット(ロキシー) |
四女 | クリスティーナ・グレイラット(エリス) |
ルーデウスの左手の欠損や死亡危機を解説!
北神流の誘拐犯からの攻撃により殺されかける
ルーデウスは幼少期に死の危機に瀕しています。彼は誘拐犯からエリスを救出するために戦ったのですが、逃亡を図ろうとしたときに敵が剣を投擲してきたのです。まったく予想していない攻撃で虚を突かれたルーデウスはその攻撃を避けられませんでした……が、そこにギレーヌが登場し間一髪セーフ! タイミングよく援護が来たため助かりましたが、少しでも遅れていればルーデウスはここで死んでいたと思われます。
初戦:龍神オルステッドに死亡寸前まで追い込まれる
実はルーデウスには2度戦ってどちらも負けている宿敵とも呼ぶべき存在がいます。その相手こそが龍神オルステッドです。オルステッドは物語の舞台となる六面世界で最強レベルの強さを誇っていますが、その性格は極めて温厚。 しかしオルステッドはヒトガミに並々ならぬ憎悪を抱いているため、ルーデウスが「ヒトガミ」と言った途端に攻撃を仕掛けてきます。まったく抵抗できないままルーデウスは胸を貫かれますが、ナナホシの進言によりオルステッドが治癒をおこない何とか一命を取り留めるのでした。
魔石多頭竜(マナタイトヒュドラ)との戦闘で左手を失う
母・ゼニスを救うため転移の迷宮へ向かったルーデウスは、そこで魔石多頭竜(マタナイトヒュドラ)と交戦します。魔術を無効化する鱗や再生機能まで持っているマタナイトヒュドラに大きく苦戦するルーデウス。 彼は窮地に立たされてしまいますが、ロキシーをはじめとする仲間たちと協力し何とか勝利をつかみ取ります。しかしその代償はあまりに大きく、ルーデウスは自身の左手と、大切な父・パウロを失ってしまうのでした。
再戦:龍神オルステッドに殺されかける
ヒトガミにより家族を人質にとられたルーデウスは再びオルステッドと戦います。ルーデウスは準備を整えたうえで戦いに挑んだため、1戦目とは比べ物にならないほど善戦しました。しかしながらそれでもオルステッドには届かず敗北を喫してしまいます。 そこでルーデウスはトドメを刺されかけますが、ギリギリのところでエリスの援護が入り生き延びることに。その後ルーデウスはオルステッドの軍門に降ることが決まり、彼に失った左手を再生してもらうのでした。
剣神・北神により両腕を切断され死亡しかける
ルーデウスは剣神ガル・ファリオンと北神アレクサンダー・C・ライバックに襲撃され、瞬く間に両腕を斬り落とされてしまいます。相手は作中トップクラスの戦力を誇る七大列強2人。さすがのルーデウスも抵抗できず、なんとそのまま谷底へと落とされてしまうことに……。 そこには数多くの地竜がはびこっており万事休すか……と思われましたが、ギリギリのところでドーガに助けられ命を救われます。ルーデウスは何度も何度も死の危機に瀕し、そのたびに死線をくぐり抜けているのです。
ルーデウスは最終的に死亡する?最後について解説
最後は老衰(寿命)により死亡
数々の戦いで功績を残してきたルーデウスも、最後には74歳で老衰しました。ヒトガミの思惑に踊らされてきたルーデウスでしたが、出会った妻達と成した子供が自分の死後も活躍してくれることを信じ、穏やかに眠りについたようです。 ルーデウスの葬儀には、彼と激しい戦いを繰り広げた龍神オルステッドを含め、5000人もの参列者が訪れたと言います。生前の彼がいかに人から慕われる人物であったかが分かりますね。
ルーデウス死後のヒトガミ
ルーデウスとヒトガミの戦いは、ルーデウスが生きている間に決着がつきません。ルーデウスの死後、ヒトガミとの戦いがどうなったかは、ヒトガミが34歳のルーデウスに見せた未来視で判明します。 ヒトガミが見せた未来視では、オルステッドとルーデウスの子孫たちがヒトガミをバラバラにし、その四肢を魔法陣により封印していました。ヒトガミはその能力を封じられたうえで拘束され、身動きできない状態にされていたのです。 そしてルーデウスが天に召されるとき、彼は不思議な部屋でヒトガミと対面します。ルーデウスは「敵であるヒトガミがいたからこそ頑張れた」と感謝を告げましたが、ヒトガミは何も答えません。しかしルーデウスが消えゆく姿を、最後まで見届けていました。
ルーデウスの母親「ゼニス」って?
ゼニスはブエナ村を統治する下級貴族・グレイラット家で、夫のパウロとともに生活しています。2人はかつて冒険者として活動しており、「黒狼の牙」というパーティーに所属していました。このとき彼女は魔術師として活躍し、主に治癒魔術や解毒魔術で仲間たちをサポートしています。 しかしゼニスの妊娠をきっかけに2人は冒険者を引退し、ブエナ村に居を構えることに。ちなみにゼニスは初登場時17歳。彼女はこの若さでルーデウスを出産し、そののち23歳でノルンを出産しています。子どもをもうけてからは子煩悩な母として、常にルーデウスたちの味方でいてくれました。
ルーデウスの強さ・能力は?
まずはルーデウスの能力について解説していきます。 前世の後悔から努力の大切さを身にしみて知っていたルーデウスは、転生後は幼少期から様々な分野の勉強に励んできました。彼が属する人間語以外にも言語を習得したり、剣術や魔術の修行に励んで中級以上の能力を手に入れたりと、多彩な才能を見せつけています。 物語の中では、後に1秒先の未来を見れる「予見眼」や遠距離を見通せる「千里眼」を手に入れたことも。成長に合わせて数々の能力を習得しています。
剣術
下級貴族のグレイラット家の長男として転生したルーデウスは、剣術の3大流派全てを習得した優秀な剣士である父パウロから「剣神流」という剣術を学びました。幼い頃から培った剣術の腕前は中級以上にまで達していますが、後に剣王ギレーヌからその流派の才能が無いことを見抜かれています。
魔術
岩砲弾(ストーンキャノン)
岩砲弾は土系統の中級魔術で、ルーデウスが得意とする魔術のひとつです。岩の砲弾を射出して攻撃します。 こらしめる時に威力を弱くして使用することもありますが、改良を加えて威力を上げた岩砲弾は、頑丈の体を持った魔王バーディガーディの体を爆散させるほど。最終的には帝級並みの威力に達したといわれています。
泥沼(ドロヌマ)
泥沼は水系統と土系統を混ぜた混合魔術。岩砲弾と同様にルーデウスが得意とする技のひとつです。 ルーデウスの二つ名「泥沼」の元となった魔術で、ルーデウスは誰よりも早く使えます。主に、相手の足元に沼をつくり、動きを封じる目的で使用することが多いです。基本的には小さな沼を作るだけの魔術ですが、ルーデウスがその気になれば一帯を沼に変えられます。
豪雷積層雲(キュムロニンバス)
水聖級魔術で広範囲に強烈な大雨と雷を落とせます。ロキシーがルーデウスとシルフィの2人に教えました。 作り出した雲に魔力を注ぎ動かすことで雷雲を発生させます。熟練者になれば、自然の雨雲を動かして晴天に変えることも可能です。この魔法を一点に集中すると、雷を落とす水王級魔術の雷光(ライトニング)になります。
ヒーリング
初級治癒魔術で血しぶきが上がる傷や筋肉痛なども治療できるほか、船酔いも緩和できます。シルフィは無詠唱で使用することができますが、ルーデウスは詠唱しなければ使用できません。 作中では、痛めつけられたエリスの傷を治す際にルーデウスが使用していました。治療魔術は魔力を込めれば効果が上がるわけではないようです。
ED回復?原因は?
様々な女性から好意を寄せられるモテモテなルーデウスですが、なんと彼は作中でEDを発症、男性としての性機能に障害をきたしてしまいます。かつてルーデウスはエリスと初めての夜をともにしたのですが、翌朝なんと彼女は書置きを残し出て行ってしまったのです。 これを受けてルーデウスは「エリスに見捨てられた」と思い込み、その精神的ショックでEDを発症してしまいます。ルーデウスはEDが原因で別キャラと破局するなど、辛い人生を送っていくことに……。 しかしこのピンチをシルフィが解決します。彼女は片思い相手のルーデウスに強力な媚薬を飲ませ、見事EDを完治させてしまうのです。そして2人は付き合い始め、最終的に結婚までしてしまうのでした。
アニメで声優をを担当したのは内山夕実(うちやまゆみ)
アニメ版『無職転生』でルーデウス・グレイラットを演じるのは、声優の内山夕実(うちやまゆみ)。10代の少年ルーデウスらしい若々しい演技が印象的でした。 内山夕実が出演したこれまでの主な作品には、『Re:ゼロから始める異世界生活』パック役や『きんいろモザイク』猪熊陽子役、『はたらく細胞BLACK』白血球役、『魔法科高校の劣等生』千葉エリカ役、『オーバーロード』マーレ・ベロ・フィオーレ役などがあります。
「無職転生」ルーデウスの転生後の生き方がかっこいい
『無職転生』の主人公ルーデウス・グレイラットは、引きこもりのまま34歳で死亡した前世の後悔を糧に、六面世界で新たな人生を歩んだ人物。努力を惜しまず剣術や魔術に秀でた彼は、龍神オルステッドとの壮絶な戦いやヒトガミとの因縁を経ながら、3人の妻や6人もの子宝に恵まれました。 そんな魅力溢れるルーデウスが活躍する『無職転生』は、原作完結後の今なおアニメや漫画などメディア展開を続けています。まだ読んだことが無い人はぜひこの機会に手に取ってみてくださいね。