『クローズ』キャラ強さランキングTOP10!『WORST』のメンバーも含めた最強は誰?
喧嘩最強キャラは?『クローズ』の強さランキングTOP10!
謎の男、坊屋春道(ぼうやはるみち)が不良の巣窟である「鈴蘭男子高等学校(通称カラスの学校)」に、転校してくる場面から始まる不良漫画『クローズ』。1990年から連載を開始し絶大な人気を誇った本作の物語は、舞台や登場人物の一部を引き継ぎ『WORST』へ続きました。 そこで今回は作中のエピソードをもとに、登場キャラクターの強さを編集部が独自でランキングを付け。本記事では『クローズ』『WORST』の、最強キャラランキングを紹介します! ※本記事は『クローズ』『WORST』のネタバレを含みます。読み進める際は十分注意して下さい。
10位:古川修
■登場作品:『クローズ』 ■所属:黒焚連合 強さランキング第10位に輝いたのは、黒焚連合の初代総長である「ブル」こと古川修(ふるかわおさむ)です。坊主頭とゴツい体格が特徴的で、当初は黒咲工業の頭であるマルケン、カクケンのライバルとして登場した彼。喧嘩の強さはもちろん、ブルの1番の魅力はそのおおらかな性格と男としての器の大きさです。 もともとは焚八商業高校の頭だった彼ですが、物語が進むと6校が集う大組織の頂点に君臨し街の「四天王」に名を連ねます。そしてチームのトップに座りリーダーとしての素質を開花させた彼は、気迫で後輩を圧倒するまでに成長しました。 相談を受けたり人を和ませるのも得意で、作中では春道の親友的立ち位置です。
9位:九能龍信
■登場作品:『クローズ』 ■所属:武装戦線 三代目武装戦線副頭にして、四代目頭の九能龍信(くのうりゅうしん)。サングラスとライダースーツを常に身につけており、両肩には刺青を掘っています。 彼はボクシングの使い手で、喧嘩にもその技術を遺憾なく発揮していました。登場当初は兄である秀臣(ひでおみ)の懐刀として暗躍していた彼。しかし三代目が崩壊すると武装戦線を離れていたメンバーが龍信のもとに集ったりと、兄とは異なり人望もあります。 物語中盤から「四天王」の1人に数えられるようになり、後には上京しプロボクサーとなりました。
8位:美藤竜也
■登場作品:『クローズ』 ■所属:鳳仙学園 美藤竜也(びとうたつや)は当時の鳳仙で最強の座に位置した男です。空手の経験があり、蹴り技を得意としていました。弟と共に兄の仇である鈴蘭に戦いを挑み、一瞬でヒロミと坂東をボコボコにしています。その後も雑魚であれば圧倒し、敵幹部レベルであってもしっかりと勝利を収める姿を見せていました。 作中では龍信と肩を並べて扱われることが多いため、2人の喧嘩の実力はほぼ互角であると思われます。しかし一方的な喧嘩で龍信から勝利している過去もあり、彼よりも上の順位としました。 上記した過去もあり、竜也は常に龍信とは険悪です。しかし不良界の一線を退いてからは龍信と同じボクシングジムに通っており、関係も改善していました!
7位:木津京介
■登場作品:『クローズ』 ■所属:県南の五人組 7位にランクインしたのは、本編には名前でしか登場しない木津京介(きずきょうすけ)です。作中で春道達の街にやってきて、大暴れしたテル、キーコ、パルコの3人。その3人の仲間であり、その中で1番喧嘩が強いと語られたのが京介でした。 本編では少年刑務所に収監されており未登場の彼ですが、『続・クローズ外伝』では主人公として登場します。ウェーブがかかった髪型をしており、バカでアホでスケベだと紹介された京介。しかし過去にはパルコとのタイマンに短期間で4戦4勝した実績もあり、その強さは本物です。 また彼の只者ではない雰囲気や性格を、パルコやタヤスは「春道と似ている」と話していました!
6位:蛭子幸一(ビスコ)
■登場作品:『WORST』 ■所属:萬侍帝國 第6位は『WORST』に登場する、萬侍帝國の幹部「萬侍七人会」の1人である蛭子幸一(通称ビスコ)です。萬侍帝國は日本最強と言われる不良集団で、彼はその幹部の筆頭に位置しています。大柄な体格を生かした喧嘩の強さは最強レベルで、彼を日本不良界最強の男と考える人物も少なくありません。 萬侍七人会と戸亜留市連合とのタイマン7番勝負では、6番手で村田将五(むらたしょうご)と拳を交わした彼。七代目武装戦線の頭を張る将五に圧勝し、読者にその実力を見せつけました。 また卒業直前には花にタイマンを挑むため単身戸亜留市を訪れ、彼にも勝利しています。
5位:月島花
■登場作品:『WORST』 ■所属:鈴蘭男子高等学校 第5位は『WORST』の主人公である、月島花(つきしまはな)です。坊主頭に覇気のない顔立ちで、一見猛者には見えない彼。しかし一年戦争に勝利したりと、入学早々からその強さを見せていました。 彼の強さの源は、異常な身体能力です。花は電波の届かない圏外からやってきました。学校へは山を越えて登校するのが当たり前で、常人では里帰りも一苦労。そんな環境が花を強くさせたのです。 1年生の頃から鈴蘭の番長になると豪語していた花は、3年時に九里虎とタイマンを張り敗北。しかし九里虎が彼を認めたことで、鈴蘭史上初の番長の座に座りました。 ビスコにもタイマンでは敗北していますが、その人柄や偉業を考慮して5位としています!
4位:花木九里虎(グリコ)
■登場作品:『WORST』 ■所属:鈴蘭男子高等学校 花木九里虎(はなきぐりこ)は『WORST』の作中に登場する、最強最悪の人物です。パーマヘアにサングラスが特徴的で、転校早々当時の鈴蘭最強であったゼットンを倒しその名を轟かせました。超がつくほどの女好きに加え極めて傍若無人な性格で、街中では天災のような扱われ方をしています。 得意技はハイキックで、軌道が見えないケリは「消えるケリ」と呼ばれるほど。しかし本人は決して戦闘狂というわけではなく、基本的に絡まれない限り自分から喧嘩は売りません。 2回目の3年生となった際は鈴蘭の空き部屋を自室として使用し、2人の下級生を手下のように使役していました。
3位:九頭神竜男
■登場作品:『クローズ』 ■所属:萬侍帝国 ベスト3入りを果たしたのは、『クローズ』に登場する萬侍帝国九頭竜會頭の九頭神竜男(くずがみたつお)です。 萬侍帝国初代総長である九頭神虎男の実弟である竜男は、2代目総長が自分ではなかった事実に腹を立て東京を出ます。そして金で雇われゼットンたち強者を軒並みボコボコにし、最後は春道と相対しました。 日本不良界最強の男と噂されていた彼。その噂の通り春道にも、「リンダマンの次に強かった」と言わせるほどの猛者でした。春道と戦う以前は腕っぷしが強いだけの未熟者でしたが、その後は人間性が変化した様子が描かれています。 春道に敗北してからは舎弟のトシオと2人で「九頭神會」を結成し、一からやり直していました。
2位:坊屋春道
■登場作品:『クローズ』 ■所属:鈴蘭男子高等学校 第2位は『クローズ』の主人公である坊屋春道です。お調子者でスケベな彼ですが、喧嘩の強さはピカイチ。作中でのタイマン勝率も異常に高く、ここぞというときは決めてくれるカッコいい主人公でした。龍信達と並び「四天王」に名を連ねていますが、ブルは春道をこの街最強だと語っています。 日本不良界最強の男と語られる九頭神竜男と拳を交えた際は、後輩のゼットンに「日本不良界最高の男」と評された彼。人望も厚く普段は楽しげな様子を見せていますが、中学時代のある事件がきっかけで時折物憂げな表情も見せていました。 同期が卒業していく中春道のみ3年生を留年し、笑顔で学校を辞めた後に何をしているのかは謎に包まれています。
1位:林田恵(リンダマン)
■登場作品:『クローズ』 ■所属:鈴蘭男子高等学校 『クローズ』最強ランキング1位に輝いたのは、リンダマンこと林田恵(はやしだめぐみ)です。彼は非常に大柄な体格に茶髪のパーマヘアが特徴的で、鈴蘭史上最強の男と語られています。 高校にはほとんど顔を出さずバイトに励んでおり、鈴蘭では「人を殺したことがある」と畏怖されていました。しかし噂の原因は悲惨な事故で、本来の彼は噂ほど凶暴な性格はしていません。 リンダマンは春道と2度タイマンをしています。1度は両者ノックアウトで引き分けとなりましたが、2度目は彼が勝利を収めました。 作中で春道に勝った人物はリンダマンのみなので、1位は彼以外いないでしょう!
最強の不良が『クローズ』に勢揃い!強さランキングは今後も見逃せない
今回は『クローズ』の最強キャラランキングTOP10を紹介してきました。ランキングTOP5が5人中4人鈴蘭であるところを見ると、「カラスの学校」の実力が改めてうかがえます……! 20年以上前に連載が終了しているものの、いまなお不良漫画の代表として語られる『クローズ』。本記事で懐かしくなった人は、ぜひ春道達の活躍をもう1度楽しんでみてください!