漫画『幼なじみバーテンダーと始める快感レッスン』を全巻無料で読めるサービスを調査！胸キュン開発ラブコメ

不感症のヒロインはエッチが大の苦手です。このまま何も感じられず終わるのかと思っていたら、幼馴染とエッチなレッスンをすることになりーー！作者「高篠らみ」が描くTL漫画作品です。 この記事では、漫画『幼なじみバーテンダーと始める快感レッスン』のネタバレや感想を紹介します。また、作品をよりお得に読める方法もあわせて解説していくので、本作に興味がある人はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

木嶋佳奈は、「エッチは気持ち良くて幸せなこと」なんだとずっと思っていました。ところがいざ彼氏ができてみると、エッチが毎回痛くて全く気持ちよくありません。痛がる佳奈を見て、付き合った彼氏たちはみんな離れていってしまいました。 再び彼氏にフラれた佳奈は、幼なじみの大迫衛が勤めるバーでひとしきり愚痴った後、衛の家で飲みなおすことに。気持ちいいエッチがしてみたいと言う佳奈に、衛は練習相手になると申し出てきてーー。

ヒロインの木嶋佳奈。彼女は彼氏にことごとく振られる日々を過ごしていました。原因は「不感症」。どうしてもセックスで感じることができないのです。案の定、今回もまたそれが原因で恋人と破局してしまった佳奈。 彼女は幼馴染であり、バーテンダーをしている大迫衛(おおさこまもる)に、自分が不感症であり、それが原因でまた振られてしまったことを愚痴ります。 衛と佳奈は同い年であり、家が隣同士。ずっと2人は一緒でした。親同士まで仲がいいので、まるで兄弟のように育ってきた仲なのです。そんな2人なので、バーで散々愚痴った佳奈は、そのまま衛の家へ遊びに行くことになります。 しかし事態はとんでもない方向へと流れていきます。またしても不感症のことで愚痴り始めた佳奈に、自分が手伝おうかと持ちかけた衛……。実際に触られると、佳奈は驚くほど濡れていてーー。

衛と不思議な関係を持ってしまってから、早くも1週間が過ぎようとしていました。佳奈は仕事が忙しいことで、彼と連絡を取ることもままならない状態でした。しかしそのあいだも、なんで自分があんなに衛から触られたことで感じてしまったのかと考えていました。 ふざけあった2人は、あのとき彼にくすぐられたことを思い出し、あれが原因だったのかとも考えます。とにかくなんで不感症のはずの自分があんなことになったのか、悩む佳奈。 そんなとき衛から突然、飲みに来ないかという連絡が入ります。これは2回目の誘いなのかとまたしても悩む佳奈。とりあえず男性をセックスで喜ばせる方法を調べる佳奈。 その日の仕事終わりに、早速衛がいるバーへと立ち寄る彼女は、マスターからお土産のワインをもらいます。その場でワインを飲み干し、相当ご機嫌になった佳奈。しかしひょんなことから2人はラブホテルへ行くことになりますーー。

前回、自分の不感症の悩みを解消してくれた衛にお礼がしたくて、男性をどうにか喜ばせる方法を調べてきた佳奈。早速フェラで衛を喜ばせようとします。そこでちゃんとイってくれた彼を見てホッとした佳奈ですが、しかし彼はいまイったにも関わらず、佳奈とエッチなことをしようとしてきます。 彼女にとっては、1回イっても衰えない男性は衛が初めて。彼の絶倫ぶりに驚きを隠せません。 そんな佳奈の驚きなど知る由もなく、衛は気にせずことに及ぼうとしてきます。そして彼は、もっと佳奈を喜ばせるために、いろいろと調べてきたから試したいと言ってくれます。その言葉があまりにも嬉しくて、佳奈は感激してしまいます。思わず笑顔になってしまう彼女。 衛はそんな可愛い佳奈を見つめながら、早速アレコレと試して、彼女をトロトロに溶かすのです。

ラブホテルでの佳奈と衛のエッチな体験。そこで彼女は、生まれて初めてイくという経験をします。不感症だった自分がこんなことになるなんて……。驚くと同時に、佳奈は衛のことを異性としてしっかりと意識するようになったのです。 2人はなんとこの時点で、まだ挿入はしていないのです。だからこそ、今の関係のその先へ進みたいと、お互いが思い始めてきます。しかし2人とも、実際にセックスをしてしまったことで、用が終わったとしてあっさりと関係がなくなってしまうのではないかと恐れているのです。 佳奈は特に衛との関係をこのまま終わらせてしまいたくないと強く感じ始めていました。だから余計にこの先に進みたくても進むのが怖かったのです。 そんなとき、バーで彼女の元カレと出くわします。元カレは佳奈のことを不感症の元カノと友人たちに暴露しますーー。

ひどい言葉で元カレに傷つけられた佳奈。衛の顔を見た途端、涙がとめどなく溢れて止まらなくなってしまいます。突然のことで驚く衛ですが、彼はとっさに佳奈を抱きしめます。 この出来事がきっかけで、佳奈は自分が衛のことを異性として好きなんだとハッキリ自覚します。しかし彼が同じ気持ちなのかはわかりません。だからこそ佳奈は自分のこの気持ちを押し込めてしまうことに決めます。 励ましてくれたことに感謝をした佳奈。自分たちは元の幼馴染に戻ろうと彼に伝えます。そう伝えられた衛は、彼女を応援したいと思いつつ、何も返すことができません。 とうとう衛は自分の気持ちを隠し通すことができず、佳奈に告白します。衛が自分のことを想っていてくれていたこと、そして自分が彼の気持ちに全く気づいていなかったことに感謝と謝罪をします。 そして佳奈も自分も衛のことが好きだと告げるのですーー。

とうとう幼馴染だった衛と佳奈は恋人という新しい関係性をスタートさせます。早速今まで押さえていた感情を爆発させるように、セックスをすることに。2人で衛の家に行きます。 衛に背後から抱きしめられ、愛撫をさせる佳奈。それだけでもう彼女は、不感症だった頃の自分が考えられないほどに濡れてしまうのです。 衛に指を入れられ痛がるそぶりを見せたことで、彼はドキッとして慌てて指を抜きます。しかし佳奈は、今までセックスは痛くて怖いものでしかなかったのに、衛だと嬉しいと彼に伝えるのです。 それを聞いた護は思わず感激してしまいます。ずっと大好きだった佳奈の大事な存在になれたのですから。 護は大事に佳奈の体に愛部をしていき、ようやく挿入します。そこで彼は佳奈にありがとうと伝えます。衛の気持ちを知った佳奈は感動で大泣きしてしまいます。

ようやく結ばれた2人。優しく、そしてときには激しくベッドの上で乱れる佳奈と衛。 衛の想いはようやく19年ぶりに実ったのです。5歳の頃から佳奈を想い、いまこうしていられることが嬉しくないはずはありません。眠ってしまった彼女から離れ、洗面所へ向かう衛。幸せをひしひしと感じるのと同時に、ここから飽きてしまわれないかという不安も頭をもたげてきます……。 悩む彼の背中を突然、佳奈が優しく抱きしめてきます。ドギマギとしながらも、これから2人でいろんな経験がしたいということを伝えてみる衛。佳奈は素直に喜びます。そんな彼女を見て、可愛いと感じてしまう彼。 その後、眠る佳奈の寝顔を見ながら、まだ発散し足りない護は悶々としてしまいます。そこで親友の浩史のスポーツジムに行き、彼にも佳奈と付き合うことを報告。佳奈も親友に衛とのことを報告します。

早朝から佳奈と衛は2人でホームセンターへ出かけます。そこで衛の私生活について聞かされた佳奈。彼の家にきていたのは、もっぱら浩史と佳奈だけだと聞かされます。ふと疑問に思う彼女。衛は今まで彼女を家に連れてきたことはなかったのかと……。 幼馴染の時には、普通にこんなことを聞けたのに、恋人になってしまったらなぜかどう聞いたらいいものかわからなくなってしまったのです。しかしどうしても気になる彼女は、歯切れが悪くもそれとなく聞いてみます。 わかったのは、衛が佳奈以外の女性を家にあげたことがないという驚きの事実でした。これを聞いた佳奈は思わず嬉しくなってしまいます。車に戻ると上機嫌な彼女に思わずキスをする衛。いちいち彼の行動にドキドキさせられる佳奈。 その日の夜、浩史と佳奈の親友・皐月も合流してみんなで飲むことになります。

バーで、浩史と皐月も交えて飲んでいる4人。そこで2人から佳奈と衛が付き合うきっかけはなんなのかと聞かれます。しかし原因が佳奈のこれまでの不感症だと言うわけにはいきません。なんとなくお茶を濁す佳奈と衛。 結局衛が、自分から我慢できなくなって佳奈に告白したと伝えます。しかし、護はたとえ佳奈が結婚しても幼馴染としているということを聞いていた浩史は、どこか衛の言い分に納得できない気持ちです。 しかも佳奈の方は、衛の気持ちにずっと気づいていなかったのです。どこか怪しいと感じてしまう皐月と浩史。 時間は過ぎてお開きになる頃。浩史たちを送る衛が、佳奈に先に帰っていて良いと鍵を渡しています。そんな光景を見た浩史は、ついニヤニヤして彼らを見守るのでした。

親友の浩史から言われたのが、もしかしたら佳奈は衛のことをヤリチンだと思っているのではということ。確かに過去の恋愛のことを、佳奈にぼんやりとしか語っていなかった衛。そんなこと彼女が思っているわけないとは思いつつ、浩史から言われたことも気になります。 一方佳奈は、最近ニコニコしているねと、職場で指摘されます。こうも順調にことが進んでいいものかと不安にもなりますが、衛との関係を思い出してはニヤニヤが止まらないのです。少し前までは、自分にはちゃんとした彼氏なんてできないと思っていたのに……。 衛だからこそ、自分が自分としていられるのかもしれないとも思い、心が温かくなる佳奈。 仕事が終わって待ち合わせをする2人。佳奈は職場で感じた温かい気持ちを抱えて待ち合わせに向かいます。しかし衛の方は、日中浩史に言われたヤリチン説をいまだに引きずっておりーー。

夜に2人でおしゃれなバールで食事をともにする幸せを佳奈は噛み締めていました。食事も美味しく、お酒も進みます。 そこで突然、衛から佳奈へプレゼントが……。突然のプレゼントにビックリとドキドキが止まらない彼女。中身は衛が持っているものと色違いのキーケース。 護は仕事柄アクセサリーは身につけられません。本当は指輪を送りたいけど、そうなったら彼女だけが身につけて自分はつけられない……。だからこそ護は毎日使うキーケースを佳奈に送ったのです。 衛の気持ちを聞いて幸せが止まらない佳奈。嬉しそうに笑います。しかし本命はこちらではなかったのです。衛から渡されたのは、彼の家の鍵。彼はキーケースと合鍵をセットで渡したかったのです。 そして告げます。あと半年で今の家の契約が切れます。これを機に、一緒に暮らしたいということをーー。

不感症体質で、性交が苦手。気持ちいいエッチがしたくて、様々な自己開発やストレッチを試みるも効果はなく、いつも体の相性が原因で彼氏にフラれてしまいます。実家が隣同士だった衛とは、友達以上家族未満の関係。一人暮らしとなった今でも、会いたくなる度に衛の勤めるバーに通っては、彼氏との関係について愚痴っていました。

佳奈の幼馴染で、バーテンダーをしています。職業柄、社会性の塊のような性格をしていますが、オフの日はジムに行くかお酒を飲むしかしないので、そのギャップのせいで女の子が離れていくのだとか。佳奈に対して密かに恋心を抱いていて、カクテル言葉が「振り向いて」のアプリコットフィズを作りづづけている健気な一面もあります。

『幼なじみバーテンダーと始める快感レッスン』の魅力は、ヒロインの木嶋佳奈と相手役の大迫衛の関係性にあります。2人は幼馴染で、これまでどんなことも気軽に相談し合ってきた仲として描かれています。 幼なじみだと、何でも気軽に意見を言える反面、一番大切な気持ちはなかなか言い出せなかったりもしますよね。本作には、そんな2人の関係性による雰囲気が色濃く反映されています。 ラブシーンでも、ただイチャイチャするだけでなくギャグも盛り込まれているなど、読んでいて楽しい気持ちになる工夫がされていました。また、近い距離にいるからこそ伝えきれない気持ちもあり、もどかしさで胸がいっぱいになります。