2022年3月22日更新

『ドクターホワイト』最終回まであらすじを紹介!小説「神の診断」のネタバレも

カンテレ・フジテレビ系の2022年1月期「月10」ドラマとして、浜辺美波主演の『ドクターホワイト』が放送されました。新感覚の医療ミステリードラマで、浜辺美波にとっては初の医療ドラマとなります。 この記事では、『ドクターホワイト』のあらすじ・キャストなどの情報に加え、原作のネタバレを紹介していきます。 ※本記事ではドラマ『ドクターホワイト』原作小説のネタバレを紹介しています。未読の方はご注意ください。

ドラマ『ドクターホワイト』のあらすじは?

浜辺美波が演じるのは、早朝の公園に倒れていた正体不明の女性・雪村白夜(ゆきむらびゃくや)。透き通るような白い素肌に、白衣だけをまとった姿で発見された彼女は「白夜」とだけ名乗り、これまでの記憶を失っていました。 どういうわけか、社会的な一般常識も持ち合わせていない「無垢」な白夜は、ベテラン医師さえも舌を巻くような驚異的な医学知識と、天才的な診断能力を発揮。医師ではない彼女が、わずかな情報から様々な病気を見抜いていきます。 医師たちの診断を「それ、誤診です!!」と覆し、患者たちの命を救っていく白夜とは、一体何者なのか……。彼女を取り巻く謎は明かされていくのでしょうか?

【毎週更新】ドラマ『ドクターホワイト』の全話あらすじ

第1話:「それ誤診です」……突如現れた謎の美女は病院の救世主?!

医療ジャーナリスト・狩岡将貴(柄本佑)は朝の日課であるランニング中、公園で女性(浜辺美波)が倒れるところに遭遇します。白い肌と美しい顔立ちが印象的な彼女は、白衣以外は何も身につけていませんでした。 将貴は内科医である幼なじみ・高森麻里亜(瀧本美織)を頼って、女性を高森総合病院へと運びこみます。やがて目を覚ました彼女は記憶を失っているようで、「白夜」という下の名前以外は何も覚えていませんでした。 しかし、白夜はなぜか豊富な医療知識を持っていて、将貴がピロリ菌保持者であることを一目で見抜いたり、医師の診断が間違っていることを指摘したりします。 行くあてのない白夜を自宅に連れ帰ることになった将貴。彼と2人で暮らす妹・晴汝(岡崎紗絵)は突如現れた白夜を歓迎し、あれこれと世話を焼き始めます。一方、将貴は白夜の白衣に入れられていたGPS発信機に気づき、友人の刑事・奥村淳平(宮田俊哉)に彼女の素性を調べてもらうことにしました。

翌日、晴汝と白夜は2人でショッピングに出かけます。白夜は目に映るあらゆるものに興味をしめし、晴汝と一緒にプリクラを撮ったり、クレープを食べたり、はじめての経験を楽しんでいるようでした。 そんな中、晴汝が突如として倒れてしまいます。彼女は病院に搬送後、もともと持っていた脳動脈瘤が破裂した可能性が高いという診断を下されました。 主治医・仙道直樹(高橋努)の判断により、成功率が20%にも満たない手術を受けることになった晴汝。しかし白夜は、晴汝が倒れた原因を「ビタミンB12欠乏症による悪性貧血」だったことを突き止め、すんでのところでオペを中止させます。こうして、晴汝は命を落とさずに済んだのでした。 一連の出来事を知った高森院長(石坂浩二)は、総合診断協議チーム・CDTを新たに作り、白夜もメンバーに加えることに。 そんな中、白夜の白衣に入っていたGPSの契約者が、麻里亜の失踪中の兄・勇気(毎熊克哉)だと発覚し……。

第2話:新チーム・CDT発足!しかしメンバー集めの時点で難航……?

院長(石坂浩二)の提案により、高森総合病院に新たなチーム・CDT(総合診断協議チーム)が発足。麻里亜(瀧本美織)はリーダーに任命され、医師免許を持っていない白夜(浜辺美波)も、医療補助スタッフという体でメンバーのひとりに選ばれます。さらに将貴(柄本佑)までもが、白夜のサポート役としてチームに加わることに。 しかしそれ以外のメンバーはなかなか集まらず、ようやく志願したのは精神科医の西島(片桐仁)だけ。麻里亜は早速人手不足という壁にぶつかりますが、西島のアドバイスを受け、皮膚科医の夏樹(勝地涼)をスカウトすることにします。 夏樹は外科医として働いていた経験もある優秀な人物。しかしプライドが非常に高く、より多くの患者をさばくことを重視する厄介な一面もあります。 麻里亜たちが夏樹のもとを訪れたとき、彼はちょうど村木健哉という患者を診察中でした。彼の足が腫れているのを見た夏樹は、触診すらせずに細菌による感染症と診断しました。 そんな中、白夜は村木のようすを見て診断が間違っているのではないかと疑い、あろうことか夏樹本人に「誤診です」と指摘。当然夏樹は怒り出し、麻里亜は人の心を理解しない白夜と一緒に働くのは無理があるのではないかと考え始めます。

しかしその後、村木が足の激痛を訴え救急搬送されてきました。白夜はとある仮説を立て、もし正しければ患者の命が危ないと訴えます。 そこで村木の婚約者に話を聞くと、村木は3日前に家に帰ってこなかったことがあったという事実が判明。検査の結果、感染症ではなかったことも明らかになり、白夜は「エコノミー症候群」という診断を下します。 村木は3日前仕事で徹夜をし、一晩中座りっぱなしで水分もとらずにいたことで、足に血栓ができてしまっていたのでした。血栓が肺動脈に移り、かなり危険な状態にあった村木ですが、なんとか手術が間に合い命拾いします。 一件落着した後、夏樹のほかに外科医の仙道(高橋努)と研修医の佐久間(高橋文哉)もCDTに加わることに。 一方、何者かが病院から出る白夜の姿をカメラにおさめていて……?!

第3話:CDTがついに始動!はじめての患者は気難しい少年?!

ついに本格始動することになったCDT。早速定例カンファレンスを開きますが、対象患者がひとりもいないため、事務的な内容を話し合うにとどまりました。 しかしそんな折、白夜(浜辺美波)と麻里亜(瀧本美織)は、小児科の検査入院患者・岡本優馬(森島律斗)が倒れたところに居合わせます。 優馬は公園で遊んでいるとき、遊具から落下して頭を打ちましたが、検査の結果異常は見られなかったとのこと。このまま何もなければ退院する予定でしたが、CDTで彼の倒れた原因を探ることになります。 優馬はなかなか打ち解けない性格で、医師たちの言うことも聞こうとしません。しかし、白夜が優馬のおもちゃに興味をしめしたことで、彼女を「家来」扱いして親しげに接するようになります。 そんな中、病院に白夜の保護者だという女性がやってきました。彼女と一緒にやってきた警官によれば、捜索願も出されていたとのことでーー。

しかし白夜は、女性のことなど知らないといいます。不審に思った将貴(柄本佑)が刑事である友人・奥村(宮田俊哉)に連絡すると、捜索願の管理番号を聞いてみるよう指示されます。 将貴が確認しようとすると、女性と警察官は白夜を置いたまま、姿を消してしまっていました。調べてみた結果、女性から手渡された名刺は偽造されていたほか、警察官は本日付で退職していたことが明らかに。彼らの接触により、何か大きな組織が白夜を狙っているという可能性が浮上します。 そんな中、優馬が激しい痛みを訴え、悪性の腎腫瘍と診断されました。助かるためには腎臓を摘出する必要がありますが、彼は生まれつき腎臓がひとつしかなく、母親から移植を受けなければなりません。 移植の話を聞いた優馬は、絶対に嫌だと拒否。実は優馬は父親を亡くして以来、絶対に「お母さんを困らせない」と思い詰めていたのでした。母親自身は優馬の想いに気づいておらず、彼が移植を拒否するのは自分が嫌われているからだと思いこんでいます。 白夜は優馬と仲良くなり、いろいろ話していたからこそ、彼の本当の気持ちに気づくことができました。そして彼にCDTのメンバーがいかに素晴らしいかを伝え、手術を受けるよう励まします。 すべてを知った母親は、「ずっとそばにいて」という自分の想いを優馬に伝えました。こうして親子のわだかまりはとけ、優馬は手術を受けることになります。 その夜、将貴のもとに失踪中の勇気から電話がかかってきました。彼は将貴に対し、あまり白夜に踏み込みすぎないようにと忠告してきて……。

第4話:佐久間の恩師が余命わずか……?CDTは彼を救えるのか

将貴(柄本佑)が書いた記事の影響もあり、CDTは少しずつ院内で認められるようになっていきます。しかし真壁(小手伸也)をはじめとした外科チームは、いまだ彼らに対する不信感を持ったまま。リーダーである麻里亜(瀧本美織)は、真壁たちを味方につけるにはどうしたらいいか頭を悩ませています。 そんな中、外科に配属された研修医・佐久間(高橋文哉)は、高校生のときにお世話になった恩師・鳥羽泰三(橋爪淳)と再会。合唱部の顧問である鳥羽は、大切な大会を間近に控えていました。 鳥羽は肝臓血管腫と診断され、真壁による手術を受けるといいます。真壁は彼の腫瘍を良性と見なしましたが、白夜(浜辺美波)がそれに反論。検査が不十分であるといって誤診を指摘するのでした。しかし当然、真壁は彼女の言うことをまともに聞こうとしません。

鳥羽から歌を教わる白夜。そんな中、鳥羽が頭をひんぱんに触ることが気になり、鳥羽の頭皮を検査することに。すると検査の結果、頭皮に腫瘍ができており、肝臓はそれが転移したものだったと判明します。さらに腫瘍は肺にも転移していました。 真壁は手術を諦め、鳥羽本人の意思にしたがって放射線・抗がん剤治療あるいは緩和ケアに移ることにします。 佐久間は恩師をなんとしても救いたいと思い、あらゆる方法を探し始めます。いろいろと調べるうち、彼は新たな抗がん剤があることを知りますが、それを伝える頃には鳥羽は亡くなってしまっていました。 その後、白夜は鳥羽がいなくなった病室で、彼から教わった歌を歌い、「悲しみ」という感情をはじめて理解します。 一方、将貴は以前やってきた「自称・白夜の保護者」の正体を探ろうとしていました。そんな中、失踪中の勇気が横領の罪で指名手配されて……?!

第5話:CDTとAIが診断対決?!果たして勝利の行方は……

ある日高森総合病院に、グラビアモデルとして活躍する日比谷カンナ(水崎綾女)が運ばれてきます。彼女は撮影中に突然錯乱し、失神してしまったというのです。早速カンナの診断にとりかかるCDTのメンバーですが、そんな彼らの前に真壁仁(小手伸也)が立ちはだかります。 真壁は医療に特化した経営コンサル・JMAと手を組み、AIを活用した「総合診断科」を作ろうとしていました。なんとしてもCDTをつぶそうという考えから、彼はCDTとJMAによる診断対決を提案します。

JMAはカンナに「ヘルペス脳炎」という診断を下しますが、白夜(浜辺美波)は彼らの誤診を指摘しました。彼女が出した結論は、なんと「狂犬病」。 実はカンナは海外で、狂犬病にかかったコウモリに噛まれていました。狂犬病の代表的な症状である「恐水」が出ていたこと、光に対して過敏になっていたことから、白夜はこの結論にたどりついたのです。 狂犬病は治る可能性がゼロに近い病気でしたが、白夜は少ない可能性に賭け、「ミルウォーキー・プロトコル」という治療法を提案します。それは患者を麻酔で1週間眠らせ、抗ウイルス薬を投与するというものでした。 成功率の低い治療法ではあったものの、カンナは奇跡的に生還。白夜は目覚めたカンナにお礼を言われます。 その後、白夜は将貴(柄本佑)に対し自分のことを打ち明けました。彼女はどこかの施設で育てられ、白い空間のなかずっと1人ぼっちでいたというのです。元の場所には戻りたくないという白夜。将貴はそんな彼女に、必ず守ってみせると約束をします。 同じ頃、麻里亜は父・巌高(石坂浩二)と失踪中の兄・勇気(毎熊克哉)がこっそり会っているところを目撃して……。

第6話:CDTに最大のピンチ?!幼い子どもの命を救え

狂犬病を見つけた1件でニュースにもなったCDT。しかし真壁はまだ彼らの解散を諦めていません。前回敗北したJMAの代表・藤島は、新たな作戦としてCDTを内部分裂させることを企みます。 藤島からJMAへの移籍を持ちかけられた白夜は、将貴と晴汝とともに藤島の自宅へ訪れることに。しかし話の途中、藤島の息子・誠が階段から落ちて意識を失い、病院に搬送されました。 目を覚ました誠は、なぜか頭痛ではなく腹痛を訴えます。CDTが診察にあたろうとするものの、藤島はこれを拒否。JMAが誠を担当することになりました。白夜も検査に加わりますが、医師免許を持っていないせいで邪魔者扱いされてしまいます。 一方、CDTのメンバーもただ黙っていることはできず、誠の診断協議を始めました。しかしそうこうしているうちに、誠の症状はどんどん悪化し……。

その後白夜は、「誠は階段から落ちる前にてんとう虫を追いかけていた」と聞いて仮説を立て、実際に藤島の家で捜索をしたことで、1つの結論にたどり着きます。 それは、誠がてんとう虫によく似た毒グモ・ジュウサンボシゲグモに刺されたというものでした。ジュウサンボシゲグモは本来日本には生息しませんが、藤島が購入した海外の家具についていたのです。 誠を救うためには、血清を投与する必要がありました。血清は往復2時間もかかる病院にしか置いておらず、今から取りに行っていては間に合いません。 しかし偶然にも、西島がその病院の中途採用面接を受けていました。彼は面接をあきらめて急いで血清を持ち帰り、おかげで誠は一命を取り留めます。 一件落着した後、白夜は晴汝とともに将貴の誕生日をお祝いしていました。お返しのためにと誕生日をたずねる将貴に対し、白夜は自分が次の誕生日まで生きられないことを明かして……?!

第7話:次第に明かされる白夜の過去!将貴との関係にも変化が?

白夜(浜辺美波)は将貴(柄本佑)に対し、「次の誕生日までは生きられない」という事実に続けてこれまでの記憶を語り始めます。彼女は何にもない白い空間のなか、外界とほとんど接することなく生きてきたというのです。孤独な彼女に与えられたのは、膨大な医療知識だけでした。 一方、麻里亜(瀧本美織)は元恋人の伊勢崎隼人(時任勇気)と偶然の再会を果たします。彼は付き合っている頃、仕事をせず浮気ばかり繰り返し、挙句の果てにはモラハラをするという、どうしようもない人間でした。しかし彼は今すっかり改心して、投資会社のCEOとして活躍しています。 別人のように紳士的になった隼人を目の前にして、ときめきを感じる麻里亜。彼女に想いを寄せている将貴は、焦りといら立ちをおぼえます。 実は隼人はここしばらく調子が悪く、原因不明の症状に悩んでいました。CDTの面々は精神的な問題を疑い、西島(片桐仁)によるカウンセリングを受けてもらうことにします。

やがて隼人の症状は悪化。白夜たちによる詳しい診断の結果、彼は真菌による感染症「クリプトコッカス症」にかかっていたことが明らかになります。彼は公園によく行っていて、鳩のフンに含まれていた菌を吸入してしまっていたのです。 治療の結果病気が治ると、隼人は本来の性格に戻ってしまいました。麻里亜はそんな隼人の姿を見て、一瞬でも運命を期待したことを後悔します。 そんな中、巌(石坂浩二)がステルス胃がんの末期だということが明らかに。父の病状にショックを受ける麻里亜を、将貴はやさしく抱きしめます。その光景を目の当たりにした白夜は、ひそかに胸の痛みをおぼえるのでした。 その後、将貴は勇気に接触し、「最後の鍵」として「Rh null」というメモを渡されます。どうやらそれは、「黄金の血」と呼ばれる希少な血液型を意味するようでーー。

第8話:命を救うため奔走する白夜!黒幕の存在も浮上……?

勇気(毎熊克哉)から「Rh null」と書かれたメモを渡された将貴(柄本佑)。Rh nullとはどんな血液型にも輸血ができる類まれな血液型のことで、世界には50人、日本には5、6人しかいないとされています。 将貴は白夜(浜辺美波)もこの血液型の持ち主なのではないかと疑い、該当者のリストと照合すれば彼女の正体にたどりつけると考えました。しかしリストは国によって管理されていて、確認することは簡単ではありません。 一方、白夜は巌(石坂浩二)を救うためにガンの免疫療法について来る日も来る日も調べ続けていました。やがて彼女は、遺伝子検査と投薬治療を活用した治療法にたどりつきます。 巌の場合、腫瘍がかなり癒着しているため、執刀医を頼めるのは高い技術を持つ真壁(小手伸也)しかいません。しかし真壁はあまりにもリスクが高いといって手術を断ります。

そんな中、とある妊婦の子宮内から胎児が消えるという不可解な事態が発生。検査の結果、彼女が妊娠と同時に卵巣ガンを発症していたことが明らかになります。 真壁は母体の命を最優先に考え、卵巣と子宮の摘出をすると判断。しかし白夜は、患者の子どもを産みたいという願いに心を動かされ、母親も子どもも救ってほしいと必死で訴えました。 一方、将貴はRh nullの該当者リストを手に入れようと奔走するうち、全国医療連盟の理事・海江田(石橋凌)が裏でかかわっているらしいという事実にたどりつきます。 やがて真壁は患者を母子ともに救ってみせると決意します。その後、無事に手術を終えた彼は、巌の腫瘍切除手術も行うと宣言。しかし時すでに遅し、すでに巌は息を引き取った後でした。彼は娘の麻里亜(瀧本美織)や将貴、白夜たちに囲まれ、満足げにこの世を去ったのです。 後日、真壁が救った胎児の画像を見て、白夜は命の尊さを感じて涙を流します。

第9話:ついに最終章突入……真実を知るための戦いが始まる

将貴(柄本佑)は白夜(浜辺美波)を狙っているらしい実業家・海江田(石橋凌)について調べようとします。しかしそんな矢先、奥村(宮田俊哉)が異動を命じられ、晴汝(岡崎紗絵)も何者かによって連れ去られかけます。 一連の出来事の後ろでは何か大きな力が動いているようです。晴汝はなんとか間一髪のところで助かったものの、将貴は怒りを隠せません。 何もかもが自分のせいだと考えた白夜は、これ以上迷惑をかけないためにと施設に戻ろうとします。これがきっかけで晴汝と白夜ははじめてケンカをすることに。将貴はそんな2人の姿を見て、彼女たちを守ろうという決意をさらに固めます。 彼は海江田の弱みを握るため、彼の家族について徹底的に調べようとするのでした。 そんななか、晴汝が突如倒れてしまいます。病院に搬送された彼女は、脳動脈瘤が破れかなり危険な状態にありました。

白夜は晴汝を救うため、「コイル塞栓術」という手術方法を思いつきます。ただしこれは難しい方法で、思いつく範囲で執刀ができるのは勇気(毎熊克哉)だけでした。しかし彼は指名手配中の身であるため、連絡すらとれません。晴汝はこれも自分の運命だと受け入れようとしますが……。 一方、奥村は海江田に沢木朝絵という娘がいることを突き止めます。彼女は難病を患っていて、しかも白夜と同じく希少な血液型・Rh nullの持ち主でした。2人のあいだにはつながりがあるようですが、それが何かはまだわかりません。 そうこうしているうちにも、晴汝の容体は悪化。しかし勇気と連絡がとれて、彼が病院内に潜入して手術をおこなうことになります。 晴汝の手術がはじまる一方で、将貴は真実を知るため海江田のもとへ行くことに。果たして、晴汝は無事生き延びることができるのでしょうか?そして白夜の知られざる秘密とは……。

第10話 最終回:すべての秘密が明らかに!白夜の運命とは一体?!

晴汝(岡崎紗絵)の手術がはじまるなか、将貴(柄本佑)と白夜(浜辺美波)は海江田(石橋凌)に立ち向かうことを決意しました。将貴は海江田の娘・朝絵がいる施設で、白夜を監禁していた件について海江田を追求。難病の朝絵を助けるため、彼女と同じRh nullの持ち主・白夜をドナーとして利用しようとしたのだろうと推理します。 勇気(毎熊克哉)は手術を頼まれたものの白夜を逃がし、そのせいで横領の濡れ衣を着せられていたというのが、将貴の推測です。しかし海江田は突きつけられた事実を認めようとしません。

そのとき話を聞いていた白夜は、海江田が自分を見ようとしないことを指摘し、「お父さん」と呼びます。白夜は自分が、朝絵を救うためだけに生まれた彼女の妹なのではないかと推測していたのでした。彼女は海江田が朝絵を想う心に胸を打たれ、自分の命を朝絵のために使いたいとまで言います。 しかし「お父さん」と呼びかける白夜を、海江田は「おまえはただの創造物だ」と突き放しました。耐えきれなくなった将貴は、白夜を自由にしてほしいと懇願し、海江田に土下座します。 そのときどこからかやり取りを聞いていたらしい朝絵が、白夜に会わせてほしいと海江田にお願いしました。 朝絵がいる部屋に案内された将貴と白夜。ベッドにその身を横たえていたのはなんと、白夜とまったく同じ顔をした女性でした。実は白夜は人間としてではなく、朝絵を救うためのクローンとして生まれた存在だったのです。感情も知識も与えられなかった彼女ですが、身近な存在であった医療に興味を持ち、まるで何かを埋めるように、むさぼるように知識を吸収していきました。 白夜は海江田に対し、自分の命を捧げるのではなく、医師となって自分の力で朝絵を救うことを約束します。彼女の姿を朝絵と重ねた海江田は、目に涙を浮かべ「白夜」とようやく口にするのでした。 その後晴汝の手術は成功し、勇気の横領疑惑も晴れてハッピーエンドに。白夜はついに将貴に告白し、自分の気持ちに気づいていなかった彼は鈍感だと言って笑顔を見せます。 やがて白夜は医大を受験するために高卒認定試験を受けることに。しかし現代文や社会などの一般教科は苦手なようで、まだまだ先行きは不透明です。 白夜がCDTのメンバーと勉強をしているところに、急患の連絡が入ってきます。さっそく駆け付ける一同。そして患者を急性胃炎と診断する医師に対し、白夜は「それ、誤診です」と告げるのでした。

原作は樹林伸による小説「千里眼のカルテ」「神の診断」【ネタバレ注意】

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原作は、「金田一少年の事件簿」シリーズや『神の雫』などの漫画原作者として知られる樹林伸の小説「ドクター・ホワイト」シリーズ。1作目「千里眼のカルテ」と2作目「神の診断」を基に、1話完結の形でドラマ化されます。 「千里眼のカルテ」は、白夜が白衣のみをまとった姿で早朝の公園に現れ、それを編集者の狩岡将貴が発見するところから始まります。狩岡の胃痛の原因を言い当て、彼が連れて行く高森総合病院では驚異的な診断能力を発揮し、次々と誤診を指摘していきます。 原作は複雑化する現代の病因を鮮やかに解決していくという、画期的な医療小説。痛快でドラマチックかつコミカルに映像化されるとのことで、その爽快感がドラマでも味わえるのではないでしょうか? なお、作者の樹林伸はさまざまな名義を使い分けることでも知られていて、「金田一少年の事件簿」シリーズでは天樹征丸、『神の雫』では亜樹直というペンネームを使用しています。

白夜の正体は?小説「神の診断」ラストをネタバレ解説

小説2作目の「神の診断」では、謎に包まれた白夜の過去が明らかになります。

実は彼女はとあるALS患者を救うために作られたクローンで、研究施設で育てられていました。彼女が豊富な医療知識を持っていたのは、そこでおこなわれている研究に役立てるため、徹底的な教育を受けていたからだったのです。 また、高森総合病院院長の息子で優秀な医師である高森勇気は、白夜のいた研究施設で働いていたことが判明。彼が突如として失踪した背景には、施設での非人道的な研究に反対し白夜を逃がしたという理由が隠されていました。 ちなみに白夜は正式な医師になることを目指し、医大に入学して勉強することになります。第2作で物語は一段落するものの、まだまだ残された謎は多く、続きを匂わせるような終わり方です。続編である第3作「心の臨床」では引き続き、研修医として病院に帰ってきた白夜の活躍が描かれます。

ドラマ『ドクターホワイト』の見どころは?

謎多き主人公・白夜の底知れない魅力から目が離せない

素肌に白衣をまとった主人公・白夜の登場からして、おそらく衝撃的なスタートになりそうな『ドクターホワイト』。記憶喪失の上、社会性皆無という謎多き白夜というキャラクターに釘付けになりそう。しかも白夜を演じるのが、白い肌と透明感を誇る浜辺美波とくれば、期待値も爆上がりするというもの! そんな彼女が医師も驚く医療知識と診断能力で次々と誤診を暴き、病因を解明していく展開は、ギャップに萌える可能性も大です。

「総合診断協議チーム」の仲間たちにも期待!

原作では、白夜が高森総合病院の総合診断協議チーム「DCT」の一員に抜擢される展開が待っています。DCTは患者の症状を総合的に診断し、正しい病名をチーム内の協議で判別するという「診断専門チーム」。 原因不明の症状を診断したり、各科の診断にも協力していくDCTには、院内のはみ出し者が集まるよう。キャストには柄本佑や瀧本美織、勝地涼などが抜擢されました。

ドラマ『ドクターホワイト』のキャスト一覧

雪村白夜浜辺美波
狩岡将貴柄本佑
高森麻里亜瀧本美織
狩岡晴汝岡崎紗絵
西島耕助片桐仁
仙道直樹高橋努
佐久間新平高橋文哉

ドラマ『ドクターホワイト』の主演は浜辺美波!

本作が初の医療ドラマであり、フジテレビ系で主演を務めるのも初めてとなる浜辺美波。医師を凌駕する医療知識を持ちながら、記憶喪失で社会性も皆無という、ミステリアスな女性・白夜を演じます。 2021年はドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で菅野美穂と親子役で共演し、主演作『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が公開。2022年は『ドクターホワイト』の他、岸井ゆきのと共演する映画『やがて海へと届く』も公開予定です。また、『シン・仮面ライダー』のヒロイン・緑川ルリ子役にも抜擢されています。 自身も医療ドラマが特に好きなジャンルだと語っており、初めて医療ドラマに挑戦することが楽しみだとか。演じる白夜については、「不思議な魅力やかっこよさ」があるとコメントしています。

ドラマ『ドクターホワイト』の全話ネタバレあらすじを紹介

浜辺美波がフジテレビ系ドラマ初主演を飾る医療ミステリー『ドクターホワイト』。特異なキャラクター設定や爽快な展開、現代の医療事情など見どころ盛りだくさんの作品です。 見逃してしまった人は、全話配信中の動画配信サービスを利用して一気見するのも良いかもしれませんね!