『サヨナラまでの30分』の動画を配信中のサブスクはここ！【北村匠海×新田真剣佑】

映画『サヨナラまでの30分』は、死んだミュージシャンとひょんなことから彼に身体を貸すことになった大学生を主人公とする青春映画です。北村匠海と新田真剣佑の演技が素晴らしく、涙なしには観られません！

メジャーデビューまであと少しというところで解散してしまったバンド「ECHOLL」。ある日、彼らの前に大学生の颯太が現れ、なぜかバンドを再結成するよう迫ってきます。メンバーたちは戸惑いつつも、天性の歌声を持つ颯太によって心動かされることに。 実は颯太のなかには、1年前に事故で命を落としたECHOLLのボーカル・アキがいました。颯太はあるとき、不思議なカセットテープを拾ったことがきっかけで、死んだアキの幽霊と遭遇。カセットテープを流す30分のあいだだけ、彼に身体を貸すことができるようになったのです。 2人は何度も入れ替わりを繰り返しながら、ECHOLLのために奔走し続けます。やがて努力の甲斐あってバンドは復活しますが、アキの恋人であるカナだけは戻ってこようとしなくて……。

宮田アキはECHOLLのボーカル。音楽と仲間を愛す超ポジティブな人物で、すばらしい歌声で多くの人を惹きつけていました。1年前に事故で亡くなりますが、ひょんなことから幽霊として戻ってきて颯太の身体を借りることに。 そんなアキ役を演じたのは、俳優の新田真剣佑です。アメリカのロサンゼルス出身で、2014年から日本で芸能活動を始めるようになりました。おもな代表作は、映画『ちはやふる』3部作、『名も無き世界のエンドロール』(2021年)などです。 2021年からは海外での活動を優先させるため、国内での活動を休止すると発表しています。

窪田颯太は就活中の大学生。人付き合いがあまり得意ではないタイプで、ひとりで作曲をすることが趣味です。ある日カセットテープを拾ったことで、まるで正反対のアキと奇妙な「同居生活」をはじめることになります。 そんな颯太役を演じたのは、俳優で歌手の北村匠海です。ダンスロックバンド・DISH//のボーカルとギターを担当する人物で、本作でも見事な歌声を披露しました。俳優としての主な代表作には、映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)、『東京リベンジャーズ』(2021年)などがあります。

村瀬カナはECHOLLのピアノ担当で、アキの恋人でもありました。アキがいなくなったことがあまりにショックで、音楽自体をやめてしまいます。 そんなカナ役を演じたのは、女優の久保田紗友です。彼女は小学生の頃から子役として活動しており、2015年に上京して本格的な芸能活動を開始しました。おもな代表作としては、映画『僕は友達が少ない』(2014年)、『ホリミヤ』(2021年)などが挙げられます。

切ないストーリーと心揺さぶる音楽が見どころの『サヨナラまでの30分』。特に、死んだアキの、仲間や恋人に対する想いや音楽を愛する心には思わず号泣してしまうこと間違いなしです。 また本作には、気弱で人付き合いが苦手だった颯太の成長物語としての側面もあります。彼がアキを通じて新たな世界と出会い、人間として変わっていく姿には、きっと勇気と感動をもらえるはずです。 全編を通して、人は死んでもなお消えることなく誰かの心に残り続けるのだ、という強いメッセージも感じられます。

本作の音楽プロデューサーを務めているのは、若者を中心に愛されているロックバンド・andropの内澤崇仁です。さらに楽曲提供には雨のパレードやGhost like girlfriendといったアーティストが計6組参加していて、それぞれの魅力的な音楽がストーリーに華を添えています。 また、新田真剣佑と北村匠海の力強い歌声にもぜひ注目してほしいところ。特にクライマックスのシーンはまさに鳥肌物です！2人がとにかく歌が上手いおかげで、ただでさえ感動的な楽曲がますます素晴らしいものになっています。ぜひ、本編とあわせてじっくり堪能してみてください。

『サヨナラまでの30分』には、 side：ECHOLL、side：颯太という2つの小説版が存在します。ストーリーとしては共通していますが、映画版では描かれなかった部分も描かれているので、すでに作品を視聴した人にとっても見どころたっぷりです。 ぜひ視聴前や視聴後にチェックして、作品の予習をしたり、作品の魅力を深堀りしたりしてみてください！