『ユニコーンに乗って』最終回ネタバレ・全話あらすじ!佐奈の恋の結末や小島の秘密は?
【ネタバレなし】『ユニコーンに乗って』のあらすじ
成川佐奈は貧しい家庭環境で育ちながらも、独学で会社を立ち上げCEOとして活躍している努力家です。彼女は23歳のときに起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」を、ユニコーン会社――つまり巨額の利益をもたらすと評価されるほどの会社に育て上げるため、日々奮闘し続けています。 しかし設立から3年が経った今、会社はなかなか新しいサービスを展開できず停滞気味の状況にありました。そんなある日、中年サラリーマン・小鳥智志の入社をきっかけに、佐奈の日常は少しずつ変わっていくことに。 佐奈とは一回りも年が離れていて、会社の雰囲気ともまったく合わない智志。一体彼はどのようにして、佐奈や会社を取り巻く環境を変化させていくのでしょうか。
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
佐奈(永野芽郁)は貧しい環境で育ち、母と小さな妹と3人で暮らしていました。 ある日雑誌で、「時給800円のショップ店員から総額10億ドル企業のCEO」になった早智(広末涼子)を知った佐奈。佐奈は大学には進学できず、ある大学の講義に潜り込んで早智の特別講義を聞いていました。 佐奈は「すべての人が平等に学べる場所を作る」という夢を持ち、3年前に「ドリームポニー」を起業。ビジネスパートナーの功(杉野遥亮)と共に、経営に奮闘していたのです。 しかしこのところ業績が伸び悩み、功は現状を変えるため即戦力の人材を募集しようと提案。自走する力、新しさ、素直さがある人材を入れるべく、佐奈たちは面接を行います。 そこにやってきたのは、元銀行マンの小鳥(西島秀俊)と大学生の森本(坂東龍太)。小鳥は48歳でITは素人でしたが、素直さはあります。 一方森本は高いプログラミング能力はありますが、コミュニケーションに難あり。佐奈たちは小鳥を不採用、森本を採用としたのです。
ネタバレ
そんな時、早智が優秀な企業を10社選抜し、1億ずつ無償出資する「ユニコーン創出プロジェクト」と立ち上げると発表します。 しかし佐奈は書類審査で落ちてしまい、早智に落とされた理由を直接問いました。すると「成長していないCEOの会社に未来はない」と切り捨てられてしまったのです。 佐奈は涙を浮かべながら図書館を歩いていると、偶然小鳥と遭遇。小鳥は佐奈の理念に共感したと言い、「社長はCEOとして1番大切な、昔抱いた夢を今も持ち続けている」ことを伝えました。 佐奈は小鳥の言葉に勇気づけられ、誰でも無料で好きな時間に好きなことを学べるバーチャル学校を発案。さらに理念に共感してくれたことから小鳥も新入社員として会社に加わり、「社内恋愛禁止」など会社のルールを伝えます。 そして皆で楽しく新メンバーのプロフィール写真を撮る中、功は不安げに佐奈を見つめていたのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
佐奈(永野芽郁)は新たに「スタポニU」というバーチャルスクールを開始し、ユーザー数アップを目指します。その頃、小鳥(西島秀俊)はIT用語に悪戦苦闘。 そして恵実(青山テルマ)の提案で、新規ユーザー獲得のために人気インフルエンサーに宣伝してもらうことに。その候補となった凛花(石川恋)は功(杉野遥亮)の元カノでしたが、功は会社のために凜花に会うことを決めます。 一方アナログな小鳥は、体験会を開くことを皆に提案しました。功は凜花に宣伝の話をしますが、その時偶然店に佐奈と妹の依里(瑠香)がやってきます。 凜花は佐奈をチラっと見たあと、「また付き合ってくれるなら宣伝する」と告げます。実は凜花が功にフラれた時、凜花は佐奈に「あなたが壊したの。功の前から消えてよ!」と伝えた過去がありました。 しかし凜花は帰り道にプライドを持って仕事をしているからと功の申し出を断ったのです。そんな凜花に功は、「30までは恋愛しないって決めてるから」と、覚悟を伝えました。
ネタバレ
その頃小鳥はバードウォッチングをしていて、息子と2人で来ていた早智(広末涼子)と出会います。早智は小鳥が佐奈の会社で働いていると知り、「やっぱりあの子は面白いわ」と微笑みました。その後早智の息子が小鳥の双眼鏡を壊してしまい、早智と小鳥は連絡先を交換します。 佐奈は数々のインフルエンサーに宣伝を頼みますが、いい返事がもらえずにいました。 一方小鳥はショッピングモールでの体験会を成功させ、それを見た佐奈は人気のカフェでの体験会を閃きます。宣伝をお願いするのではなく、発信力のある人が集まる場所で自然に伝えてもらおうというのが狙い。体験会は盛況で成功を収めました。 体験会のあと、小鳥と森本(坂東龍太)の歓迎会が行われます。森本は以前、小鳥が勤務中にお店で試食する姿を見て、サボっていると皆に言いふらしていました。しかし実際は会社に届いたお歳暮のお返しを選んでいただけで、お歳暮の片付けまで小鳥はこなしていたのです。 さらにドリンクをこぼした佐奈に、小鳥は咄嗟にシミ取りを差し出しました。そのやり取りを見て複雑な気持ちになった功は苦手なアルコールを間違えて飲んでしまい、気が付くと小鳥とソファで一緒に眠っていたのでした。
第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
酔いつぶれた功(杉野遥亮)は、おぼろげに誰かとキスをした記憶がありました。佐奈(永野芽郁)もよそよそしい態度を取り、功は戸惑います。そんな時、小鳥(西島秀俊)が慶成大学のクイズ研究会「クイズマップ」とスタポニUのコラボを提案。 その後佐奈は功を呼び出し、今のオフィスの所有者が功の実家である須崎不動産グループに変わり、賃料を値上げしてきたことを伝えたのです。 慶成大学は功と栗木(前原滉)の母校で、佐奈と出会った場所。久しぶりに慶成大学に行った功は、小鳥に佐奈との出会いを話し始めます。 佐奈は起業するために慶成大学に忍び込み、早智(広末涼子)の特別講習で功と出会いました。佐奈はプログラミングが得意な功にパートナーになってほしいと頼むも、功は凛花(石川恋)と交際し親の会社を継ぐことを決められていたのです。
ネタバレ
しかし功は、佐奈との出会いによりアプリ開発に夢中になります。栗木も加わり3人で夢を追いかけるようになるも、凜花はそんな佐奈を疎ましく思うように。 3人は現役大学生のビジネスコンテストに出て、優勝したら一緒に起業しようと約束。しかし凜花が功の父に起業を告げ口し、功は家を追い出されてしまったのです。 コンテストでは見事優勝。凜花は「あなたのせいで功がおかしくなった」と佐奈を責めます。佐奈は「自分の人生を決めるのは功だから」と反論するも、「そんなのは人の恋愛感情に付け込んでるだけ。冷めた瞬間終わるから」と凜花に突き返されてしまいました。 夜、佐奈と功はラウンジで祝杯。功は佐奈に告白しようとしますが、佐奈は功が恋愛感情なしで仕事をやりたいと思っているのかを確認。功は「一時の感情じゃない、この仕事をやりたい」と思いを打ち明けます。 功の意思を改めて確認した佐奈は「私たち、最高のビジネスパートナーになろう」と言い、功は何も言えなくなったのでした。功は寝ている佐奈に、「お互い30になって相手がいなかったら結婚するのもアリだよな」とこぼします。 そして現在、昨晩キスをしたのが栗木だと分かり功は安心。その時佐奈のスマホが鳴り、なんと佐奈はマッチングアプリで48歳の男性と会うことになったと喜んでいたのでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
佐奈(永野芽郁)は、投資家と起業家を繋ぐマッチングアプリで出会った高山(飯田基祐)と会うことに。高山は前向きに投資を検討すると言い、今度佐奈と2人で食事がしたいと言い出します。 その日、功(杉野遥亮)は父の征一(利重剛)と賃料の件で会う約束をしていました。小鳥(西島秀俊)も早智(広末涼子)から、自宅に招待されていたのです。 功はスーツを着て実家に帰りますが、征一は門前払い。その頃佐奈は、高山と高級レストランで食事をしていました。小鳥は早智の自宅に招かれ、ちょうど投資の話をします。 すると早智に「夜に2人での食事に誘ってくるような人は要注意」と言われ、小鳥は佐奈のことが気になり始めました。
ネタバレ
佐奈の携帯が繋がらず、焦った小鳥は功に連絡。功から店の場所を聞き、走って佐奈の元に向かいます。功も走りだした頃、佐奈は高山にワインを飲まされ腕を掴まれました。 無理やりタクシーに乗せられそうになった佐奈は、つい高山を殴ろうとします。すると小鳥が現れ、佐奈を止めたのでした。投資の目途がなくなり、功は課金制を考えるように。 しかし佐奈は「功にはわからない」と反対し、小鳥も会社の理念にそぐわないと課金制に難色を示します。佐奈と功が気まずくなる中、佐奈と小鳥は目障りな広告を無くして広告料をもらうアイデアを提案。早速皆で動き始めることにします。 功は小鳥も貧しい家で育ったことを知り、佐奈に「功にはわからない」と言われた意味を理解。手土産の酒を持って再び父に会い、「苦労したい」と征一を説得します。翌日佐奈は征一から賃料は今まで通りでいいと言われ、功に感謝しました。 そんな時スタートアップ企業を対象とした賞金1000万のビジネスコンテストを発見!やるしかないと、佐奈と小鳥は初めてハイタッチをしたのでした。
第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
佐奈(永野芽郁)たちは、賞金1000万円のビジネスコンテストに応募します。無事書類審査が通り、2次審査へ。 佐奈と小鳥(西島秀俊)は、アプリ内でコラボをしてくれるアパレル企業を巡ります。実績がなく最初は乗り気でなかった企業も、小鳥のデータマーケティングの提案で徐々に話を聞いてくれるようになりました。 そして佐奈は、小鳥の靴を壊してしまった責任から小鳥に靴をプレゼント。しかしなかなか履いてくれず、もやもやしていました。 その頃、偶然小鳥のパソコンに早智(広末涼子)から送られてきたメールが皆に見られてしまい、佐奈たちは先日の小鳥のデート相手が早智であることに驚きます。
ネタバレ
いよいよ2次審査の日。佐奈は審査員長が早智であることに緊張するも、小鳥は早智とは友達であることを皆に説明しました。佐奈は素晴らしいピッチを披露し、見事2次審査を突破しました。 森本(坂東龍太)は張り切ってデモ審査に向け、アプリ開発を進めます。しかし審査前日、アプリがスマホの性能によって不具合が生じることが発覚。 功は改良しようと言うも、森本は怒って帰ってしまいました。小鳥はそんな森本に寄り添い、「私の自慢の同期です」と声をかけます。森本は会社に戻り、朝までに無事改良したのでした。 迎えた最終審査。ドリームポニーは見事優勝を果たします。小鳥は、「決勝に履こうと決めていた」と佐奈からもらった靴を履いていました。功と佐奈は夜、会社でプチ打ち上げをすることに。 佐奈は、前日の夜なのにアプリを改良しようと言ってくれた功に感謝を伝えます。すると功は、「好きだ。俺は佐奈が好きだ」とついに告白をしたのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
功(杉野遥亮)が佐奈(永野芽郁)に告白したことで、2人は気まずい雰囲気になってしまいます。 そんな中、早智(広末涼子)はドリームポニーに3億円投資すると佐奈に伝えました。そして早智は、「チームビルディング」をしっかりすることを佐奈にアドバイスしたのです。 佐奈たちの留守中、恵美(青山テルマ)は森本(坂東龍太)が功のパソコンを開いているのを目撃します。そして佐奈は、母の美佳子(奥貫薫)が仕事をクビになったことを依里(竹山瑠香)から聞かされました。 美佳子は夫が起業し失敗したことから、佐奈の起業を快く思っていません。美佳子は佐奈に頼らないよう、就職活動を始めていました。
ネタバレ
その頃功は、ビジコンの審査員をしていたゲームアカデミアの永瀬(松尾貴史)に呼び出されます。永瀬は功に引き抜きを話を持ちかけました。 その後功は、佐奈と食事に行き引き抜きの話を明かします。功は「断った」と言い、「やっぱり佐奈と仕事がしたい。最高のビジネスパートナーでいよう」と2人は無事仲直りをしたのでした。 小鳥(西島秀俊)のアイデアで、チームビルディングのため会社でファミリーデーを開催することになります。社員の家族が集まる中、美佳子は欠席……。 すると小鳥は、美佳子にファミリーデーの様子の動画を送りました。佐奈の様子を見た美佳子は、会社にやってきて改めて佐奈の活躍を知ります。 佐奈と美佳子は気持ちを伝えあい、佐奈は美佳子の仕事探しを手伝うことに。こうして美佳子は無事、家事代行サービスの会社に就職したのでした。 ある日、功がスタポニキャンパスの特許がすでに他から申請されていると慌てて会社にやってきます。先に申請したのはゲームアカデミア。セキュリティ面から、誰かが情報を流したのではと大騒ぎになったのです。
第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
スタポニの特許がゲームアカデミアに先に申請されてしまい、会社は大騒ぎとなります。森本(坂東龍太)がゲームアカデミアに情報を流したことが分かり、森本はドリームポニーを辞めることに。 佐奈(永野芽郁)と功(杉野遥亮)は、早智(広末涼子)に謝罪し弁護士を紹介してほしいと相談。すると早智は弁護士を紹介するだけでなく、保養施設でのリフレッシュ合宿を提案してきたのです。 ショックを受ける社員たちを小鳥(西島秀俊)が説得し、皆でリフレッシュ合宿に行くことに。その頃森本は、ゲームアカデミアに就職していました。 今回の合宿は、スマホやPCに触れないデジタルデトックス合宿。その合宿中、佐奈たちは近くの中学生が落とした財布を、中学校まで届けることになりました。
ネタバレ
そこは生徒数の少ない中学校でしたが、まだタブレットが生徒たちに支給されていませんでした。ネットの授業に抵抗があるようで、佐奈はこの中学校で体験会を開く事を思いつきます。 その夜佐奈は皆が寝てしまったため、1人で花火をすることに。そこに小鳥がやってきて、佐奈はつい「小鳥さんといると安心する」と呟いたのでした。 翌日体験会が開かれ、生徒や先生はスタポニのモニターになってくれることに。帰り道、功は寝ている佐奈が小鳥の肩にもたれかかるところを見て、複雑な気持ちを抱きました。 東京に戻り、佐奈たちは新しいエンジニアを募集します。功はいつもコードを参考にしている「ミン・ソヌ」という人物が気になり、このミン・ソヌは今度e-sportsの大会に出場するとのこと。佐奈たちも出場することを決めますが、昨年の優勝チームはなんとゲームアカデミアでした。 一方永瀬(松尾貴史)は社員に、「特許のことはもういい。1番ほしいものは手に入った」と話していたのです。
第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ミン・ソヌをスカウトすべく、ドリームポニーはeスポーツ大会の練習を開始。しかし初戦でゲームアカデミアと当たってしまい、初戦敗退。そしてミン・ソヌはゲームアカデミアにも勝ち、優勝を果たしたのでした。 そんな中、小鳥(西島秀俊)は電話に出た後慌てて会社を早退します。老人ホームにいる父親が骨折し、しばらく自宅で面倒を見ることになったとのこと。佐奈(永野芽郁)は小鳥のプライベートを垣間見ることができ、少し嬉しくなります。 佐奈は、どうして森本(坂東龍太)がドリームポニーの面接に来たのかを考えます。すると、昔からアプリに匿名で意見をくれていたアカウントが森本であることを突き止めました。
ネタバレ
そこに早智(広末涼子)がやってきます。早智はスタポニの特許の件で、永瀬(松尾貴史)があっさりと手を引いたのが気になると言います。 他に目的があったのでは?と言われ、佐奈は永瀬の目的が森本であったと感じました。永瀬に直談判すると、永瀬は森本が技術の流出をしていないことをあっさり認めたのです。 佐奈たちは森本がいつもいる居酒屋で、森本に頭を下げます。しかし森本は、「今更仲間面とかありえません」と帰ってしまいました。 新しいエンジニアと面接をする佐奈は、ゲームアカデミアからの転職希望者が多いことに気づきます。そしてゲームアカデミアでの仕事環境が最悪なものであることが判明しました。 佐奈と功(杉野遥亮)は再びゲームアカデミアへ。佐奈が永瀬に、「森本海斗は心を持った人です。あなたの駒なんかじゃありません」と言ったところを森本は偶然聞いていました。 後日、ドリームポニーのエンジニア面接に「ミン・ソヌ」がやってきます。 ミン・ソヌの正体は、森本だったのです。 森本は周りと馴染めず不登校でしたが、佐奈の記事でスタポニを知り外に出られたと言います。その後、再びドリームポニーで働くことになり、皆で涙を流して喜びました。 小鳥の父は、施設に戻ることに。そんな中、早智は佐奈に対して「ドリームポニーを買収したい」と言い出します。そして功は凛花(石川恋)から、「功のパパの会社が大変なことになる」と言われたのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
佐奈(永野芽郁)は早智(広末涼子)にドリームポニーを買収したいと言われ、動揺します。 功(杉野遥亮)も会社を手放すことはできないと反対し、買収は断るという結論になりました。しかし佐奈が早智に断りを入れると、早智は「あなたはもっと視野の広いCEOかと思った」と言われてしまいます。 一方功の父・征一(利重剛)の会社、須崎不動産が不正アクセスを受け、個人情報が流出してしまいます。会社を1番いい状態で功に譲ろうと考えていた征一は、功に「すまない」と謝りました。 そして功は後輩から、あるスタートアップ企業のセキュリティーシステムを征一にプレゼンしてほしいと頼まれます。しかし征一は、実績のない無名の企業のものは信用できないと、すぐに断りました。
ネタバレ
一方スタポニは外国人ユーザーも増え、海外展開を始めることに。しかし今のままいくとあと数十年はかかる計算で、佐奈はもどかしさを感じます。 佐奈はM&Aの勉強を始め、功は征一にドリームポニーを案内。スタートアップ企業の内情を知った征一は、提案されたセキュリティーシステムの資料をパソコンに送るよう、功に頼んだのでした。 そして佐奈は、早智のM&Aを検討したいとメンバーに伝えます。会社が吞み込まれるのではなく、現状を維持出来るよう交渉し、世界中に誰もが学べる場所を作りたいと説明。こうして早智と佐奈は共同会見を行い、手を取り合ったのです。 そんな時、功は佐奈と次郎(前原滉)に、ドリームポニーを辞めると宣言しました。功は「父の会社で大企業とスタートアップ企業をつなぐ架け橋なりたい」という夢を見つけたのです。2人は功の夢を応援することを決めますが、佐奈はどこか寂しそうな表情を浮かべたのでした。
最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
功(杉野遥亮)がドリームポニーを去り、佐奈(永野芽郁)は功の分も一生懸命に働きます。しかし、仕事でいいことがあっても素直に喜ぶことができません。さらに佐奈は忙しすぎて頭痛に襲われるようになり、それを見た小鳥(西島秀俊)は心配します。 小鳥は佐奈に「自分の気持ちに素直になっていい」と伝え、佐奈は決意します。佐奈は功が出張で向かっているというバスターミナルに行くも、ギリギリのところでバスは出発。佐奈は功に、あるメールを送りました。 数日後、佐奈は慶成大学で講演をすることに。ここは、早智(広末涼子)の講演を聞くために潜りこみ、功と出会った場所。講演には、なんと功が来ていました。
ネタバレ
大学のラウンジで久しぶりに再会した2人。佐奈は「好き」と正直に功に伝え、功も「ここで初めて会った時から好きだった」と告白。こうして2人は付き合うことになり、ずっと2人を見てきた次郎(前原滉)も大喜びしました。 そんな中、小鳥はサイバーモバイル社のプロジェクトに応募するか迷っていました。それは社員を小学校に派遣するというもので、決まれば1年間山形で暮らすことになります。小鳥はまだここで働きたいから応募しないと言うも、佐奈は「挑戦してほしい」と小鳥を後押ししました。 こうして小鳥はプロジェクトメンバーに選ばれ、山形へ。ドリームポニーでは社内恋愛禁止が撤廃され、次郎と恵美(青山テルマ)も付き合うことに。佐奈は功と道を歩きながら、昔のように仕事のアイデアを出しながら手を繋いでいたのでした。
『ユニコーンに乗って』のメインキャスト
成川佐奈役/永野芽郁
『ユニコーンに乗って』の主人公である成川佐奈を演じるのは、女優の永野芽郁です。小学生のときに子役デビューし、以来女優やモデルとして活躍してきた彼女ですが、TBSドラマで主演を務めるのは今回が初となります。 過去には『半分、青い。』(2018年)の元気系ヒロインや『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(2021年)の図太い女性警察官など、幅広い役柄をこなしてきました。CEO役には初挑戦とのことですが、これまでの経験を活かして素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。 佐奈というキャラクターを「エネルギッシュな人」と評し、「佐奈という役にパワーを貰いながらこの夏を一緒に過ごしたい」とのコメントを発表しています。
小鳥智志役/西島秀俊
小鳥智志はドリームポニーに転職してくるおじさんサラリーマンです。地方銀行に約25年務めてきたという経歴の持ち主で、どう考えても会社の雰囲気とはまったく合いません。本人もはじめは周りとのギャップに戸惑っていたものの、いつしか仕事にやりがいを感じるようになっていきます。 そんな智志を演じるのは俳優の西島秀俊。数々の映画やドラマで活躍してきた彼ですが、最近では主演映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年)が国内外で高く評価されました。 出演にあたっては、「世代や価値観の違う者同士がゆっくりと歩み寄り、やがて尊敬し合う。難しいことだからこそドラマで丁寧に演じたいと思います」との意気込みを語っています。
須崎功役/杉野遥亮
須崎功は佐奈と一緒にドリームポニーを起業した人物です。優秀なエンジニアで、佐奈をビジネスパートナーとして支え続けてきました。彼女に想いを寄せているものの、なかなか関係が進展しません。 そんな功を演じるのは俳優の杉野遥亮。『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)での演技が話題を呼んだほか、2023年NHK大河ドラマへの出演が決定するなど、今勢いに乗っている期待の新人です! 永野芽郁や西島秀俊と一体どんな掛け合いを見せてくれるのか、ファンのあいだではすでに期待の声が寄せられています。
森本海斗役/坂東龍汰
森本海斗は、西島秀俊演じるおじさんサラリーマン・小鳥智志と同じ日に面接を受けて採用された現役大学生。高いプログラミング能力を持ちながら、人とのコミュニケーションにはやや難ありな不思議な青年です。 演じるのは、人気急上昇中の若手俳優・坂東龍汰(ばんどうりょうた)です。2019年の映画『十二人の死にたい子どもたち』で注目を集め、最近は人気ドラマ『真犯人フラグ』や『この初恋はフィクションです』などに出演しています。
栗木次郎役/前原滉
栗木次郎(くりきじろう)は、「ドリームポニー」を立ち上げた創業メンバーの1人。杉野遥亮演じる須崎と同じ大学の同級生で、のほほんとした性格をしています。 演じるのは、名バイプレイヤーとして知られる前原滉(まえはらこう)。NHK連続テレビ小説『まんぷく』や『あなたの番です』といった話題作に多数出演し、強い存在感を示す演技派俳優です。
夏井恵実役/青山テルマ
夏井恵実は、父親がアメリカ人で帰国子女のプログラマーです。マイペースな性格で、「ドリームポニー」のムードメーカーでもあります。 演じるのは、連続ドラマのレギュラー出演は初めての人気歌手・青山テルマ。祖父がトリニダード・トバゴ人のクォーターで、アメリカで暮らしたこともあり英語はネイティブレベルと、役にピッタリですが、本格的な演技は初挑戦となります!
倉田凛花役/石川恋
倉田凛花は若者を中心に人気を集める美容系インフルエンサーです。須崎の幼なじみで、高校時代の元カノでもあります。 演じるのは、『CanCam』を中心にさまざまな雑誌で活躍するモデル・石川恋。女優としても活躍中の彼女の演技に期待が高まります!
白金貴史役/山口貴也
白金貴史はドリームポニーに出資する投資会社の社員です。少し頼りない一方で、佐奈たちが困っているときには力になってもくれます。 演じるのは、恋愛リアリティ番組出身の俳優・山口貴也。『仮面ライダーセイバー』の新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ役で知られています。
成川依里役/武山瑠香
成川依里は佐奈の9歳下の妹で、現役女子高生です。自分の面倒を見てくれた姉のことを慕っています。 演じるのは、TBSのスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」で2位に輝いた武山瑠香。彼女のフレッシュな演技にもぜひ注目してみてください!
羽田早智役/広末涼子
大手通信会社「サイバーモバイル」のCEOを務める羽田早智。アパレルのスタッフだった彼女が立ち上げたファッションECサイトが成功し、ユニコーン企業の先駆け的存在です。主人公・佐奈は高校生の頃から彼女に憧れを抱いています。 演じるのは、女優の広末涼子。3児の母である彼女は2022年に「第14回ベストマザー賞」も受賞しています。「夢のある女性像をしっかり演じきれたら!と奮起しております。」とコメントしています。
大人の青春ドラマ!恋に仕事に打ち込む等身大の26歳
『ユニコーンに乗って』は、仕事に恋に一生懸命な26歳を描く“大人の青春”ドラマです。CEOと聞くとどうしても近寄りがたいイメージがありますが、主人公の佐奈はあくまでも等身大の人物。人一倍に頑張る努力家ではありますが、感情豊かで親しみやすい一面もあります。 そんな佐奈が仲間とともに夢を追いかける姿を見ていると、前向きな気持ちになれること間違いなし。もちろん恋愛要素も含まれているので、胸キュンを味わいたい人にもおすすめです。7月から始まる放送をチェックして、ひたむきに頑張る佐奈から笑顔とパワーをもらいましょう!
ネタバレが気になる!原作なしの完全オリジナル作品
『ユニコーンに乗って』に原作はなく、完全オリジナルのストーリーが展開されます。脚本を担当するのはドラマ「ラジエーションハウス」シリーズや『ナイト・ドクター』(2021年)などで知られる大北はるかです。これまでに何度か月9の脚本を担当していることから、実力のある脚本家だといえるでしょう。 作品については「佐奈の夢を支えようと集まった仲間たちとの絆や複雑な恋模様も描いていきます」とコメントしています。作中には勇気と癒しはもちろん、胸キュンも盛り込んでいくとのこと。仕事に恋に一生懸命頑張る佐奈たちの行く末を、ぜひ一緒に見届けましょう!
『ユニコーンに乗って』の最終回ネタバレ・全話あらすじを紹介
本記事では永野芽郁主演のドラマ『ユニコーンに乗って』のあらすじやキャストなどについて紹介してきました。 エネルギッシュで観るだけで前向きになれる作品です。ぜひ観てみてくださいね!