2022年9月15日更新

【最終回までネタバレ】ドラマ『テッパチ!』全話あらすじ&キャストを紹介!

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『テッパチ!』は町田啓太主演の2022年7月期ドラマです。ひょんなことから自衛官候補生となった主人公が、仲間とともに奮闘する姿が描かれます。 本記事ではドラマ『テッパチ!』の1話から最終回までのあらすじネタバレやキャスト情報を紹介します。

ドラマ『テッパチ!』の最終回の視聴率は?

ドラマ『テッパチ!』最終回の視聴率は、4.8%でした。

どんな内容なの?

原作なしのオリジナル脚本で描かれる本作の舞台は陸上自衛隊!若者たちが日々現実の壁にぶつかりながらも前に進んでいく熱い青春物語です。防衛省全面協力のもと撮影されており、リアリティ溢れる映像が楽しめます!

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ドラマ『テッパチ!』のあらすじ

国生宙は高校時代、全国でも注目を集めるラグビー選手でした。部のエースでもあった彼ですが、あるとき独りよがりなプレーをしたことでケガを負ってしまいます。その後はずっと部内で孤立したまま、あっけなく引退のときを迎えました。 卒業後は就職することなく、自由で気ままなフリーター生活を送っていた宙。しかしある日ケンカがきっかけで職を失い、家賃滞納で住む場所まで失ってしまいました。 途方に暮れる宙の前にひとりの男が現れ、彼に「ピッタリな仕事」として陸上自衛隊の仕事を紹介してきます。あとがないため“なんとなく”候補生になった宙を待ち受けていたのは、想像を絶する過酷な訓練でした。 やがて個性豊かな仲間と出会い友情を育むうちに、宙は少しずつ成長していきます。

第1話:ヤケっぱち主人公が自衛隊訓練生に!?新たな仲間との出会い!

宙(町田啓太)は高校時代、ラグビー部のエースでしたが怪我によって引退。卒業後は定職に就かず、ある日街中での喧嘩が原因で警察沙汰となり仕事もクビに。 家まで追い出された宙は、突然陸上自衛隊の八女(北村一輝)に「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声をかけられます。宙は給料が出るならと話を受けると、それは陸上自衛隊の自衛官候補生。宙は第一班に所属となり、エリート教官の冬美(白石麻衣)の美しさに見とれてしまったのでした。 そして自衛隊の音楽隊に憧れる馬場(佐野勇斗)、ガンマニアの丸山(時任勇気)、暗い過去を持つ武藤(一ノ瀬颯)など、同室の仲間に出会います。その中には、なんと宙が警察沙汰になった時の喧嘩相手、元ヤンキーの荒井(佐藤寛太)の姿もあったのでした。 宙(町田啓太)たち訓練生は、これから3か月間の訓練を経て配属となります。自衛隊の正規ではないレプリカのヘルメットは「ウソっぱち」、正規の鉄帽は「テッパチ」と呼ばれていました。 こうして訓練に入り、宙は馬場とバディを組むことに。バディはお互いの命を預け、亡くなったときは報告しなければなりません。宙は認識票を受け取り、1枚は戦死報告用に、もう1枚は遺体確認用に使用すると伝えられます。 すると荒井が荒井建設の息子であることが分かり、宙は再び荒井と取っ組み合いに。止めに入った冬美を庇った宙は肩を怪我しますが、冬美に「ここには仲間と争う人間はいらない」と切り捨てられました。 宙は母の再婚で1人になったことや、ラグビーで居場所がなくなったことを思い返し訓練も辞めようか悩みます。しかし八女の「俺はお前みたいなやつも見限ったりしない」いう言葉で、訓練に戻ることを決めたのでした。

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第2話:体力測定で真剣勝負!負けたほうが辞める!?

八女(北村一輝)に「決着をつけたいのならケンカではなく訓練で決着をつけろ」と言われた宙(町田啓太)は、後日行われる体力検定の話をされます。八女はこの体力検定で勝負することを提案。宙は引くことができず、同じ第一班の馬場(佐野勇斗)に立会人を頼んで荒井と勝負をすることにしました。 しかし荒井は勝負を受けただけでなく、「負けた方がここを辞める」と条件を出してきたのです。それから宙と荒井は、掃除や自由時間などの訓練以外の時間でも張り合うようになったのでした。 さらに同部屋の丸山(時任勇気)たちは、宙と荒井がどちらが勝つか賭けようと盛り上がるように。しかし事情を知っている馬場だけは、この状況を1人心配していたのでした。 迎えた体力測定の日。腕立ては荒井の勝利、腹筋は宙の勝利、そして迎えた最終種目の持久走。2人はずっと互角に走っていたのですが、ゴール直前で宙が転倒してしまいます。荒井がゴールし、宙は体力測定で荒井に負けてしまいました。 宙が部屋で落ち込んでいると、馬場が自分の靴を磨き始めます。そして「どんなに辛くても投げ出したりしない、自分で決めた道だから」と言い、自分にはもう自衛隊しか残っていないことを伝えました。 喫煙所では、荒井が宙の元にやってきます。荒井はお金持ちの家に生まれましたが、愛人との子供であり家に居場所がなく非行に走り、八女にスカウトされて自衛隊に入った過去を明かしました。 宙自身も再婚した母と離れて暮らすようになり、2人は同じ状況であることを確認。荒井は宙から煙草をもらい、「これでチャラにしてやるよ」と告げたのでした。 宙は馬場、荒井だけでなく丸山(時任勇気)、渡辺(坂口涼太郎)、小倉(池田永吉)、西(藤岡真威人)たちもいろいろ抱え、八女に誘われて自衛隊に入ったことを知ります。冬美(白石麻衣)にも「悔しいなら仲間と家族のようになり一人前になれ」と言われた宙は、訓練に戻ることを決意しました。 こうして宙たちは、隊員クラブで久しぶりのお酒を堪能。するとその席で、「武藤(一ノ瀬颯)は父親をナイフで殺した殺人犯」という噂を耳にしたのでした。

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第3話:武藤は殺人犯!?過去のトラウマに仲間と立ち向かう!

武藤(一ノ瀬颯)が父親を殺害して少年刑務所に入っていたことを知り、荒井(佐藤寛太)や丸山(時任勇気)たちは「あいつならやりかねない」と恐怖心を感じるようになります。しかし宙(町田啓太)は、ただの噂話だから気にする必要はないと、周りに伝えました。 そんな中、宙たち自衛官候補生は新たな訓練がスタートすることに。新しい訓練の教官は冬美(白石麻衣)であることが発覚し、渡辺(坂口涼太郎)や小倉(池田永吉)、西(藤岡真威人)たちは大盛り上がりとなります。 その頃武藤だけは、男性教官から叱責されながら指導を受けていました。しかしそんな武藤の様子が、おかしくなっていたのです。 武藤は幼い頃に父親から虐待を受けており、それを思い出して暴れ出します。宙と馬場(佐野勇斗)は八女(北村一輝)に、武藤のことを知りたいと申し出ました。武藤と母は父から暴力を受けていましたが母は武藤を置いて家出。児童福祉施設に入所し18歳で仕事をするも、うまくいかず自衛隊へ。 八女は武藤が、「親を殺しそうになった自分でも、誰かの役に立ってみたい」と伝えて入所したことを明かしたのです。 武藤は宙たちに、父を刺そうとしたが逆に父に刺されたことを打ち明けました。武藤は、殺人を犯していなかったのです。 それを知った宙たちは武藤のトラウマ克服のために、剣道場で武藤に1時間罵声を浴びせました。武藤が訓練中に叱咤されても自分を見失わないようにするためで、武藤は見事1時間耐え抜くことに成功。武藤は自然と、笑顔になったのです。 八女に娯楽室に来るように指示された宙たちは、怒られることを覚悟します。しかし八女は、20歳の誕生日を迎えた武藤にケーキを用意していました。武藤は初めてのお祝いに涙を流し、初めての仲間ができたのでした。

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第4話:過去のトラウマとの戦い!卒業まで俺と勝負しろ!

宙(町田啓太)たちは陸上自衛隊クイズ大会を開いたりと、それなりに楽しく日々を過ごしています。そんな時、ミリタリー通の丸山(時任勇気)は射撃の予習訓練でその姿勢の良さを評価されました。 一方宙は訓練中も、冬美(白石麻衣)に目を奪われて集中できずにいます。そんな宙を見た冬美は「丸山のようになりたければ体幹を鍛えろ」と指示し、宙は夜1人でトレーニングを開始しました。 そしていよいよ実弾を使った射撃訓練が始まり、丸山は再びいい結果を出します。しかし宙は丸山を上回る結果を出し、丸山はショックを受けました。そんな丸山は会社員時代に上司から「お前の代わりなんていくらでもいる」と言われたことを思い出し、落ち込むようになってしまったのです。 丸山は、前の会社の同僚に呼び出されます。SE仲間を集めて起業すると言い、丸山も仲間にならないかと誘われました。 その頃荒井(佐藤寛太)の元には父がやってきて、長男に社長を継がせるため荒井の所有している株を渡してほしいと頼みます。しかし盗み聞きしていた小倉(池田永吉)は、荒井に社長を継がせようと父が迎えに来たと勘違い。宙たちも皆、荒井が辞めてしまうのではと思い始めたのです。 丸山は自衛隊を辞める決意をしましたが、同僚に金目当てで騙されていたことが発覚。丸山は八女(北村一輝)の前で涙を流し、「宙に勝ちたい」とトレーニングを始めます。迎えた実弾訓練の日、丸山は見事的の真ん中に的中。自衛隊を続ける決意を固めました。 宙は荒井が辞めてしまうのではないかと、「どっちが主席で卒業できるか、卒業まで俺と勝負しろ!」と食ってかかります。荒井も勝負を受け、自分は会社を継がないことと仲間に伝えました。 その後ランニングをしていた宙は、再び冬美とぶつかります。冬美に手を差し伸べた宙ですが、そこに車が……。宙はすぐに、冬美を抱き寄せたのでした。

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第5話:女性自衛官の妊娠……初恋との別れ!

宙(町田啓太)たちは、女性自衛官と別合同訓練を受けることになります。小倉(池田永吉)は、その中にいた奈央(坂東希)のことが気になる様子。そんな中、特別講師としてやってきた入山1尉(柏原収史)の講義を聞いた宙たち。自衛官たちの被災した町で救助活動に尽力する活動を目の当たりにし、宙は感動したのでした。 渡辺(坂口涼太郎)や西(藤岡真威人)は小倉の恋を応援しようと、小倉の小説をネタに連絡先を交換しようとするも失敗。小倉はそれでも、もう少し頑張ってみようと決意しました。しかし、そんな奈央は妊娠しているという秘密を抱えていたのです……。 奈央の妊娠の相手は、入隊前に付き合っていた彼氏で入隊と同時に別れていました。小倉は「おめでたいこと」とつい無神経に言ってしまい、奈央はその言葉に怒ってしまいます。冬美(白石麻衣)は、訓練生でも産休が取れることをアドバイス。奈央はどうするか、迷い始めました。 そんな時、奈央が貧血でバランスを崩し冬美が助けようとします。すると冬美が階段から落ちそうになり、宙は冬美を咄嗟に庇います。奈央は宙に謝り、悩んだ末自衛隊を辞めることに。小倉は「未来のお母さんがんばれ!初恋でした!」と奈央に別れを告げたのでした。 休日、宙は馬場(佐野勇斗)の家へ。馬場の母に自分の母を重ねた宙は、帰りに母に会いに行くことに。しかし母は新しい家族といて、母に「どうしてここに?」と驚かれそのまま帰ってしまいます。 そんな宙を、馬場は途中で待っていました。宙は馬場が待っていたことに嬉しさを感じながら、一緒に訓練へと戻ったのです。

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第6話:第一部最終回!無事に全員卒業できるのか……!?

宙(町田啓太)たちの訓練も残り僅かとなり、自候生たちはそれぞれ希望職種を提出します。しかし宙は、第一志望から第五志望まですべて普通科と書いて提出。そこには「肉体的精神的に強くなりたい!!」と、決意を露わにしていたのでした。 前期教育の総仕上げである2日間の総合訓練。実際の戦場を想定した戦闘訓練と徒歩行進訓練を行います。八女(北村一輝)は、3ヶ月間学んできたものを全て出し切るよう喝を入れました。果たして宙たちは、この最終訓練を乗り越えて無事に卒業することができるのか……。 そんな時、宙の母・早苗(山口香織里)が事故にあったと宙に連絡が入ります。しかし宙は訓練をやり遂げたいと、病院には行きませんでした。 いよいよ総合訓練が始まるも、宙に早苗が危篤になったと連絡が……。宙はそれでも、「最後までやり遂げるって決めたんだよ!」と、泥だらけになりながら決意を新たにしたのでした。 2日目の訓練では、西(藤岡真威人)が足を怪我してしまい、丸山(時任勇気)もや山道で足を踏み外してしまいます。しかし宙たちは肩を貸し、8人全員で何とかゴールへ。そしてゴールした直後、宙は母のいる病院へと走り出しました。 早苗は意識を取り戻し、宙が自衛隊で訓練を受けていることを知ります。そして宙に、「1人にしてごめんね」と謝罪しました。宙は「1人じゃねえよ、仲間がいる」と涙ぐみながら答えます。 こうして1班は全員修了式を迎えます。宙は馬場(佐野勇斗)とともに、南関東中東地に配属に。すると昇進した冬美(白石麻衣)も同じ駐屯地で働くことになり、「あなたたちの上司よ。覚悟しなさい」と2人に伝えたのでした。

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第7話:第二部開幕!初めての任務に大ピンチ……命を守ることの意味!

宙(町田啓太)と馬場(佐野勇斗)は、班長で1曹の大木(久保田悠来)、バツイチで大木の次に古株の金子(桐山漣)たちと知り合います。手荒い歓迎を受けつつ、宙たちは雑用をこなしながら日々の厳しい訓練を受けていました。 そこで、宙と馬場の歓迎会が開かれることに。宙は自衛隊にも、ラグビー部があることを知りました。 そんな時、災害派遣要請を受けた冬美や大木班は、現地に向かうことになります。そこには、避難していた一般人のオリンピック候補生・芝山(水沢林太郎)の姿があったのでした。 宙が住民を誘導していると、住民たちに忘れ物を取りに行きたいとせがまれます。宙が代わりに取ってきた時、宙がトラックからの誘導中に持ち場を離れたせいで芝山がトラックから転落。冬美(白石麻衣)は「自分勝手な行動をとるな!」と、宙を叱責しました。 芝山はスケートボードの強化選手でしたが、この怪我でオリンピックへの出場は絶望的に。駐屯地に来ていた八女(北村一輝)と冬美の会話でその事実を知った宙は、芝山の入院する病院へ向かったのです。 宙は芝山に謝罪しますが、「早く消えてくれ!」と言われる始末。そんな宙に八女は、「何よりも大事なものは命だろ。俺たちはそれを守るためにいるんだ」と伝えました。 大木班の先輩たちは、宙と馬場を居酒屋に誘います。これまで大木たちは、わざとムチャブリや悪戯を仕掛け、宙たちに適応能力をつけてもらおうとしていました。先輩たちも最初の任務は上手くいかなかったと寄り添い、宙たちは改めて先輩の偉大さに気づきます。 先輩ガチャに失敗したわけではないと分かり、宙と馬場は先輩たちに頭を下げたのでした。

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第8話:試験に受からないとクビ!?家族と仲間のために奮闘する!

宙(町田啓太)と馬場(佐野勇斗)は、南関東駐屯地祭りがあることを知ります。しかし、今年の駐屯地祭りは中止に。 お祭りだったはずの休日に宙と馬場は、部屋でたこ焼きを作ります。そんな時、金子(桐山漣)の元妻・理恵(三倉茉奈)が、7歳になる娘の花音(宮地美然)を連れて駐屯地にやってきました。金子は娘との再会を喜び、その姿を見た宙たちは復縁の可能性で盛り上がります。 一方副連隊長の神宮寺(緋田康人)は、35歳でいまだ士長の金子を見て次の昇任試験の結果次第では指導が必要と考えます。それはつまり、リストラ。金子は冬美(白石麻衣)から、ラストチャンスだと通告を受けてしまったのでした。 そんな中、宙も冬美から模擬試験として昇進試験を受けるよう告げられます。馬場は野村(結木滉星)から宙だけが昇進試験を受けることを聞き、焦りを感じました。そんな馬場に八女(北村一輝)は、「お前の強みは人を思いやる優しい心だ」と励ましのメールを送ったのです。 勉強がうまく進まない金子を見て、宙は馬場に金子に勉強を教えるよう頼みます。しかし馬場は10歳も下の馬場に教えてもらうことに怒り、宙と乱闘騒ぎに。すると大木(久保田悠来)は場を収め、班全体で金子をバックアップしていくことになりました。 金子は仲間、そして家族のためにギャンブルを辞めて勉強に集中します。試験に合格して、理恵との復縁を期待していました。そして金子は見事合格。理恵と花音に合格を報告すると、理恵は「これで安心して再婚できる」と言いました。 金子はショックを受けますが、「花音のためにカッコイイ自衛官でいてほしい」と言われこれからも頑張る決意を固めたのです。 宙も試験に合格しましたが、冬美に「決定的な欠点がある」と告げられます。それは、熱くなると周りが見えなくなること。冬美は「これは自衛官として大きすぎる欠点よ」と厳しく伝えたのでした。

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第9話:風間の秘密が明らかに……あの人は終わっている!?

宙(町田啓太)と馬場(佐野勇斗)は風間(工藤阿須加)に合コンに誘われ、エステティシャンと合コンをすることに。風間はそこでもモテモテで、女性が苦手な大木(久保田悠来)をネタに盛り上がりました。 後日大木は、風間が宙たちに「あの人は終わっている」と話しているところを聞いてしまいます。大木は、班1人1人と面接をすることにしました。野村(結木滉星)はそこで、風間が警務隊に出入りしているという噂を大木に伝えたのです。 大木は風間との面接で、休日の度に女性と遊んでいることを注意します。しかし風間は「僕が羨ましいんですか?」と言い部屋を出て行ってしまいました。 そんな中宙は、冬美(白石麻衣)に呼び出されある提案をされます。その頃馬場も、八女(北村一輝)に呼び出されてある提案を受けていたのでした。 宙は冬美と、ラグビー部の見学に行くことに。宙は私服姿の冬美を見て、ドキドキします。一方馬場は、八女から紹介された音楽隊のトランベット奏者に会います。馬場は音大ではなく部活出身者でも入隊できるということを知り、音楽隊という夢をより強く持つようになりました。 大木は風間が警務隊に出入りしているという噂を聞き、休日に尾行することに。すると風間は、柔道着を着て稽古していました。風間は女遊びではなく、ずっと隠れて稽古をしていたのです。 風間は大木に、「特別儀仗隊陸上自衛隊第302保安警務中隊」に異動したいから警務隊に出入りしていることを明かします。風間はずっとお世話になっていた大木に、なかなか言い出せずにいました。 しかし大木は「お前なら入れる!」と太鼓判を押します。後輩たちもそんな大木を「かっこいいっす……」と慕い、大木は涙を流したのでした。

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第10話:馬場がいなくなった……!?バディのピンチに立ち向かう!

宙(町田啓太)たちは、広報の一環としてテレビのお見合い番組に出演することに。馬場は、清楚な雰囲気の葵(矢作穂香)と良い雰囲気になり、宙もギャル系の女性と麻雀話で盛り上がります。そんな姿を見ていた冬美(白石麻衣)は、複雑な気持ちを抱きました。 片付けで2人きりになった宙と冬美は、気まずい雰囲気に。すると宙は、「音楽隊を目指している馬場を本気で応援している」と伝え立ち去ります。 冬美はその言葉を聞き、馬場が音楽隊のオーディションを受けられるように手配。絶対に合格すると意気込む馬場を、宙は応援するのですが……。

馬場は猛練習をして、音楽隊オーディションの日を迎えます。しかしいざ本番という時、葵から電話がかかってきました。馬場は電話口で葵に「死にたい」と言われ、いてもたってもいられず葵の元へ向かいます。 その頃宙は、芝山(水沢林太郎)の元へ。しかし芝山は「こうなったのは全部お前のせいだ」と怒り、まだ宙を受け入れられない様子。 帰宅すると、宙は馬場がオーディションを受けなかったことを知りました。連絡も取れず、宙は馬場の実家に向かいます。 その途中、宙は葵と連絡を取り、葵が馬場を騙していたことが発覚。葵は仲間たちと、「馬場に死にたいと言ったら来るか」という賭けをしていました。馬場は実家で自殺未遂をしており、すぐに病院へ。馬場は処置が早かったため、一命は取り留めました。 しかし馬場は、応援してくれた人に合わせる顔がないと涙を流します。「もう自衛隊にはいられない……」と言い、馬場は冬美に退職届を郵送したのでした。

最終回:バディは戻ってくる!?それぞれの新たな道へ……!

馬場(佐野勇斗)が退職届を出したことで、宙(町田啓太)は馬場に何ができるのかと苦悩します。八女(北村一輝)は、そんな馬場が今も病気休暇中になっていることを冬美(白石麻衣)から聞きました。 宙はまだ馬場が病気休暇扱いになってると知り、八女にも励まされ元気を取り戻します。 後日、宙は芝山(水沢林太郎)の元に行くも、また門前払い。するとそこに風間(工藤阿須加)がやってきて、「宙の話を聞いてほしい」と頭を下げたのです。しかし宙は芝山に、「あんたが死ぬ気で何かやってみろ」と言われてしまいました。 そんな中、宙たちは大雨の影響で発生した土砂災害の現場に行くことに。宙は、初めての土砂撤去作業に挑んだのです。

宙たちが撤去作業をしていると、「HARUKA」と書かれた名前プレートが見つかります。これは宙が芝山の病院に行った時、「しらいはるか」と名乗る女の子に宙がプレゼントしたもの。その時、宙はホイッスルもはるかにプレゼントしていました。 宙たちが懸命に捜索するも、はるかは見つかりません。冬美は上から活動終了を言い渡されますが、宙は強く反発。さらにかすかにホイッスルの音が聞こえたことから、冬美も「これより救出活動を継続する!」と決意しました。 その頃八女(北村一輝)は、馬場の家に行き宙たちの現状を伝えます。そして馬場は、宙たちの現場に合流。皆で懸命にはるかを捜し、ホイッスルの音で救出することに成功しました。 後日、ニュースで宙の活躍を見た芝山は、もう一度オリンピックを目指すことを決意。馬場は音楽隊、宙もラグビーにもう一度挑戦することを決め、前を向きました。 冬美は、アメリカの陸軍学校に1年間赴任することになります。冬美は宙に「ありがとう」と伝え、宙を引き寄せてキス。 そして成長した宙を見た八女は、「1人前のテッパチだぁ」と呟いたのでした。

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メインキャスト

主人公・国生宙(こくしょうひろし)役/町田啓太

『テッパチ!』で主演を務めるのは劇団EXILEに所属する俳優・町田啓太です。NHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)や「HiGH&LOW」シリーズで注目を集め、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)で大ブレイクを果たしました。 これまではクールな役柄や正統派イケメンを多く演じてきた彼ですが、今回の役どころはヤンチャな肉体派男子。日体大の出身で運動神経抜群とのことで、過酷だという訓練シーンもきっと見事にこなしてくれるでしょう!

国生宙(こくしょうひろし)

主人公の国生宙は運動神経抜群で体力自慢の青年。高校時代はラグビー部で大活躍していましたが、強引なプレーのせいでケガをしてしまいました。その後部内で孤立したまま引退を迎え、卒業してからはフラフラと安定しない生活を送り続けています。 自衛官候補生になることを決めたのも、「訓練生でも給料が出るならとりあえず受けてやるか」というなんともいい加減な理由からです。しかしはじめはやけっパチだった彼も、仲間との出会いを通し人間的に成長していくことになります。

自衛官候補生の仲間・馬場良成役/佐野勇斗

馬場良成は宙とともに日々奮闘する自衛官候補生です。学生時代には吹奏楽部でトランペットを担当していて、自衛隊音楽隊への憧れからこの道を選びました。真面目で心優しい性格で、アクが強い仲間たちとも仲良くやっていきます。 そんな馬場を演じるのはフジテレビ系の連ドラ初出演となる俳優・佐野勇斗。映画『ちはやふる-結び-』(2018年)での演技が高く評価されて以来、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)や『真犯人フラグ』などのヒット作で活躍してきました。 今回自衛官候補生を演じるにあたって体重を10キロ以上増やしたというエピソードからは、作品に対する熱意がうかがえます。主演の町田啓太とは初共演とのことで、2人のコンビネーションにもぜひ注目してほしいところです!

桜間冬美役/白石麻衣

桜間冬美(さくらまふゆみ)は陸上自衛隊のマドンナ的存在。防衛大学校卒のエリートで幹部たちの指導係です。美しい容姿でクールな教官の冬美と、やんちゃな候補生の主人公・宙。立場が違う2人ですが、果たして陸上自衛隊内で恋は起こるのでしょうか? 紅一点の女性陸上自衛隊員を演じるのは、乃木坂46の元メンバー白石麻衣です。アイドル卒業後もモデル活動などで人気を集めていましたが、月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』では犬堂愛珠役も演じており、民放連続ドラマでの活躍も目立ってきています。

八女純一役/北村一輝

八女純一は陸上自衛隊の教官。優秀なだけでなく後進の育成にも熱心で、候補生たちに愛情深く接します。宙をスカウトした張本人でもあります。 そんな八女を演じるのは、映画「テルマエ・ロマエ」シリーズや『沈黙のパレード』(2022年)で知られる北村一輝です。教官役には初挑戦とのことですが、「アニキ的存在でいれるような人物像にしたいと思っています」と意気込みを語っています。どんな熱血ぶりを見せつけてくれるのか期待大です!

荒井竜次役/佐藤寛太

元ヤンキーの候補生・荒井竜次を演じるのは、劇団EXILEに所属する佐藤寛太です。ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)や『あせとせっけん』(2022年)といった話題作に出演し、今注目を集めています。

丸山栄一役/時任勇気

ガンマニアの候補生・丸山栄一を演じるのは、俳優の時任勇気です。最近では、ドラマ『ドクターホワイト』(2022年)やNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年)の演技で話題を呼びました。

武藤一哉役/一ノ瀬颯

暗い過去を抱える候補生・武藤一哉を演じるのは、俳優の一ノ瀬颯。『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年)で華々しくデビューした期待の新星です。最近の出演作には『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(2022年)などがあります。

渡辺淳史役/坂口涼太郎

元芸人志望の候補生・渡辺淳史を演じるのは、俳優の坂口涼太郎です。連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)をはじめとした数多くの作品で、バイプレイヤーとして異彩を放ってきました。個性的な演技を持ち味としています。

小倉靖男役/池田永吉

小説家を目指す候補生・小倉靖男を演じるのは、俳優の池田永吉です。出演作には、映画『サマーフィルムにのって』(2021年)やドラマ『消えた初恋』(2021年)などがあります。

西健太役/藤岡真威人

最年少の候補生・西健太を演じるのは、俳優の藤岡真威人です。 『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(2021年)では、父である藤岡弘、がかつて演じた仮面ライダー1号役を務めました。これからの活躍に期待が寄せられています。

2部からは工藤阿須加らイケメンも加入!

第2部からは最強イケメン俳優が続々と登場します。まずクール系イケメン・風間速人を演じるのは俳優の工藤阿須加。彼はドラマ「教場」シリーズや映画『ハケンアニメ!』(2022年)など、幅広い作品で活躍してきた彼の、新たな一面にもぜひ注目して観てください。 またギャンブルをこよなく愛する金子慎也を演じるのは、演技派俳優として知られる桐山漣です。彼は『仮面ライダーW』(2009-10年)で菅田将暉とW主演を務め、その後も数多くの作品で“濃い”演技を披露してきました。 そのほか久保田悠来や結木滉星、水沢林太郎といった個性豊かなイケメンが勢ぞろいです。イケメン数値爆上がり間違いなしの第2部を、ぜひお楽しみに!

原作なしの完全オリジナル脚本

『テッパチ!』に原作はなく、完全オリジナルのストーリーとなっています。 本作の企画・プロデュースを務めるのは、ドラマ『人にやさしく』(2022年)や映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』といった話題作を世に出してきた栗原美和子。さらに演出は、「リーガル・ハイ」シリーズの石川淳一と「アンフェア」シリーズの根本和政が担当します。 栗原美和子は番組プロデュースにあたって、「目指すは、明るくて楽しくて熱い、イケメン熱血青春ドラマです!」との意気込みを語っています。スタッフ陣にも実力、実績ともに申し分のないメンバーが揃っているとあって、ますます期待大です!

水10ドラマ2作目の舞台は陸上自衛隊

『テッパチ!』はフジテレビの新たなドラマ枠・水10ドラマで放送されます。2022年4月から始まったこの枠は「ニューヒーロー」をコンセプトとしていて、男性俳優を主演とした作品がラインアップされていく予定です。 なお水10の記念すべき第1作目は、間宮祥太郎主演の『ナンバMG5』。「逆高校デビュー」をしたヤンキーが主人公の新感覚青春ドラマで話題を集めました。 第2作である『テッパチ!』の主人公・宙もヤンチャかつ破天荒で、なかなか一筋縄ではいかないキャラクターです。一体彼がどんなヒーロー像を確立していくのか、ワクワクドキドキしてしまいますね!

【ネタバレあり】ドラマ『テッパチ!』あらすじやキャスト情報まとめ

今回の記事では、2022年夏ドラマ『テッパチ!』のあらすじやキャスト情報について紹介してきました。イケメンが勢ぞろいの熱い青春ドラマを楽しみましょう!