2023年12月6日更新

ドラマ『オールドルーキー』最終回ネタバレ・全話あらすじ!海外移籍やドーピング問題の結末は?

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2022年6月からスタートした日曜劇場『オールドルーキー』。サッカーの元日本代表選手役として綾野剛が主演を務めます。スポーツ選手のセカンドキャリアが描かれる本作のあらすじをネタバレありで毎週更新します! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】『オールドルーキー』のあらすじ

スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に入社した新町亮太郎。彼の前職はサッカー元日本代表の選手でした。引退後のセカンドキャリアとして現役のスポーツ選手を支える「スポーツマネジメント」という仕事に就くことを決意したのです。 37歳にして新たなスタートを切るべく前向きに進んでいきますが、一方で引退という現実を受け入れられないジレンマも。 しかし引退したという事実を娘に自信をもって伝えるため、諦めずに自分の人生を切り開いていきます。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

元サッカー日本代表の亮太郎(綾野剛)は、J3の「ジェンマ八王子」でプレーしています。しかし突然チームが解散し、亮太郎は移籍先が見つからず引退を余儀なくされました。 亮太郎には妻・果奈子(榮倉奈々)がおり、まだ幼い2人の娘・泉実(稲垣来泉)と明紗(泉谷星奈)もいますが、ハローワークに通って一般の仕事をするも上手くいきません。 そんな亮太郎は、移籍先交渉でお世話になった「ビクトリー」の社長・高柳(反町隆史)と偶然再会。交通整理の仕事をする亮太郎を見た高柳は、一緒にビクトリーで働かないかと声をかけたのです。 亮太郎は、若くて優秀な塔子(芳根京子)と組んで仕事をすることに。その仕事とは、ドイツで活躍するサッカー選手・矢崎(横浜流星)の日本滞在中のサポートでした。実は亮太郎は矢崎の高校の先輩。ところが矢崎は、塔子と亮太郎にギャラ5,000万円のCMの話を持ってくるよう無理難題を押し付けました。 しかしCM企業は見つからず、矢崎はビクトリーとの契約を断ります。高柳はそんな亮太郎を見て、「オールドルーキーは役に立たない」と呟きました。

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ネタバレ

亮太郎は次に、元プロ野球選手の佐々木主浩が経営する焼肉店の手伝いをすることに。そこで客としてやってきた矢崎と焼肉を食べることになり、矢崎は今お金とプライドのためにサッカーをしていると本音を吐露。 そこで亮太郎は矢崎のドイツでの試合を一晩で全て見て、矢崎のプレーでの不安を察知します。高柳にもう1度矢崎にプレゼンしたいと頭を下げ、亮太郎は矢崎に最適な練習相手とトレーナー、そして5,000万には届かないもののイメージアップになる企業のCMを提案したのです。こうして矢崎は、ビクトリーと契約を交わしたのでした。 亮太郎は果奈子に支えられ、家族のために前向きにビクトリーの仕事を続けることを決意。そして矢崎の練習を見ながら、亮太郎は脚ではなくスローインでボールをパス。 こうして契約社員として、亮太郎のビクトリーでの第2の人生がスタートしたのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮太郎(綾野剛)は高柳(反町隆史)に、塔子(芳根京子)と一緒に9歳のスケートボード選手・ひかり(佐竹晃)の獲得を指示されます。ひかりは全国大会で優勝しており、今のうちに獲得しておきたいというのが高柳の狙いでした。 亮太郎と塔子は早速ひかりの父親でコーチの悠一(桂宮治)に話をしますが、悠一は全く興味を示しません。さらに世界最大手のスポーツマネージメント会社「VPM」も動き出しており、亮太郎たちは苦戦を強いられたのです。 亮太郎と塔子はスケートボードのショップで、ひかりが親に言われて頑張っているだけでボードと友達になれていないという現状を知ります。 悠一はスケボーの経験がないのに自分でひかりを育てたいという気持ちがあり、塔子は「指導には一切口出ししません」と悠一に伝えました。悠一はその言葉に興味を示しますが、亮太郎は1人ひかりに話を聞きます。 その後亮太郎は、泉実(稲垣来泉)が少年サッカーを見学している姿を目撃。さらに明紗(泉谷星奈)も両親に気を使って「誕生日プレゼントはいらない」と言い、まだサッカー選手を辞めた父を受け入れられない様子でした。

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ネタバレ

亮太郎は再びひかりに会い、「スケボーの楽しさは友達ができること」と知ります。亮太郎はひかりの本心を聞き、いよいよ契約の時。悠一が判を押そうとした瞬間、亮太郎は「ひかりの気持ち」を話すよう促します。 ひかりはアメリカへ渡りプロのコーチに教えてもらいたい、学校にも通いたいと告白。亮太郎は実はVPMに話を聞きに行っており、VPMならひかりの願いが叶えられると気付いたのです。塔子は怒りますが、VPMと共同でひかりをマネージメントすることを思いつきました。 こうして国内での活動はビクトリーがマネジメントをするという契約を成立させ、高柳に報告。プロになる保証はなく高柳は不満を持ちますが、ひかりと悠一は新たな道を踏み出しました。その後ひかりはロサンゼルスの大会で優勝します。 一方亮太郎は、明紗におもちゃ、泉実にサッカーボールをプレゼント。そして日本の国際マラソンに出場する秀島(田中樹)の会見を、塔子とともに見ていました。

第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

塔子(芳根京子)が担当するマラソン界のエース・秀島(田中樹)は、優勝を宣言したレースでまさかの惨敗。世間から厳しい声を浴びせられ、秀島は担当を塔子から亮太郎(綾野剛)に変えてほしいと言い出しました。 亮太郎は高柳(反町隆史)に、秀島のサポートができたら正社員にすると言われ果奈子(榮倉奈々)に報告。しかし心の中ではまだ、サッカーに未練を感じていたのです。 塔子は入社からずっと秀島の担当をしており、ショックを受けます。そんな時、秀島は練習中にチンピラに絡まれ、つい「金のために走って何が悪い」と発言。それがSNSに投稿され、再び炎上してしまったのです。 秀島とは音信不通になり、亮太郎は秀島を探します。亮太郎は仲間や果奈子がいたから現役中も頑張れたことを思い出し、秀島にとってそれは誰だろうと考え始めました。

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ネタバレ

塔子は亮太郎に、秀島は軽井沢のコテージにいるだろうと伝えます。塔子の予想通り秀島はコテージにいて、亮太郎は秀島には塔子が必要だと説得。 塔子は前回のレースを「調子が良すぎたからペースを上げすぎて負けてしまった」と理解しており、秀島の復活を信じていました。 秀島も改めて塔子の存在を感じ、担当を塔子に戻してほしいと言います。しかし塔子は、「アスリートの気持ちはアスリートにしか分からない」と断ってしまったのでした。 日曜日に亮太郎は塔子を誘って泉実(稲垣来泉)のサッカーの練習を見学。亮太郎は塔子の気持ちもアスリートにぶつけるべきだと語り、塔子は2ヶ月後のマラソンには絶対出ないでほしいと秀島に伝えます。 秀島はリベンジに燃えていましたが、塔子はこれまで秀島が勝ったレースは全て半年以上の準備があったことを熱弁。秀島も塔子が自分をどれだけ思ってくれているかを認識し、塔子は再び秀島の担当になったのでした。 亮太郎は正社員になれず、果奈子は自分のインスタのフォロワーが増えたからと亮太郎に現役復帰を勧めます。しかし亮太郎は「諦めたから」と言うも、それを聞いていた泉実は複雑な表情……。その夜、亮太郎はなかなか眠ることができませんでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮太郎(綾野剛)は、現役への未練が捨てられずランニングをする毎日。その頃梅屋敷(増田貴久)は横浜DeNAベイスターズ2軍選手の北芝(板垣瑞生)に、もうすぐマネジメント契約を終了すると告げます。 北芝は今季限りでの戦力外通告が見込まれ、梅屋敷はあっさり契約終了を伝えました。しかし亮太郎は、北芝の最後のマネジメントをしたいと名乗り出たのです。 その頃果奈子(榮倉奈々)は雑誌に掲載され、ビクトリーでは亮太郎の妻が果奈子だと分かり大騒ぎに。特に高柳(反町隆史)は果奈子の大ファンで、会社に連れてきてほしいと亮太郎に頼みます。 そんな時、亮太郎の加入テストをしてくれるというサッカーチームが見つかりました。亮太郎は高柳にテストを受けさせてほしいと頼み、果奈子や泉実(稲垣来泉)にも状況を説明し加入テストに挑戦することにしたのです。

ネタバレ

しかし結果は不合格。亮太郎は突然現役を引退させられ、北芝のようにやり切って終わることができないと嘆きます。それを見た果奈子は、ビクトリーを訪れた際高柳たちにある頼みごとをしました。 それは亮太郎の引退試合。塔子(芳根京子)たちも協力して亮太郎の引退試合をセッティングしますが、いきなり引退試合の話を聞いた亮太郎は戸惑ってしまいます。 しかし亮太郎は前を向く決意を固め、引退試合に臨みます。そこにはかつてのファンやビクトリーの社員たちもいて、試合がスタート。最初は険しい顔をしていた泉実も徐々に亮太郎を応援するようになり、最後は笑顔で抱き合ったのです。 亮太郎は「もうサッカーに未練はありません」とすっきりした様子。「次は泉実の番だよ」と、ずっと足につけていたミサンガを泉実にプレゼントしたのでした。 その後、亮太郎の元にFC東京の伊垣(神尾楓珠)から「新町さん、僕を助けてください」と連絡が入ってきてーー。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

城(中川大志)は、無名のフェンシング選手・三咲(當真あみ)にスター性を感じてビクトリーにスカウトします。しかし三咲は人見知りで、テレビ出演やグラビア撮影を拒否。城と亮太郎(綾野剛)は、うまく三咲のマネジメントができずにいました。 そんな時、ナチュラ化粧品が三咲をイメージキャラクターにしたいと提案してきます。高柳(反町隆史)も同席し、三咲を説得しながら打ち合わせをしました。しかし三咲は、撮影を頑なに拒否し続けたのです。 高柳は、三咲をマネジメントとできないと城に告げます。城は何とか説得しようとするも、高柳には逆らえないと契約終了を三咲に伝えました。しかし亮太郎はビクトリーのやり方は理解できないと反発し、城と意見が衝突してしまったのです。

ネタバレ

そんな中、亮太郎は伊垣(神尾楓珠)から相談を受けました。以前マネジメントしてもらっていた人に騙され、金銭も被害を受けたとのこと。伊垣は亮太郎にマネジメントを頼み、高柳も承諾。しかしサッカー選手の海外移籍に携わるには資格が必要で、亮太郎はその勉強もすることになりました。 亮太郎は、不審者に追いかけられた三咲を救います。三咲も競技に集中したい気持ちと、メディアに出てフェンシングを知ってもらう必要性で葛藤していました。亮太郎は城と「アスリートをリスペクトする」と気持ちを確認し合い、もう一度三咲のマネジメントをすることに。 そして三咲に対して、フェンシング対決で1ポイントでも取ったらナチュラ化粧品の依頼を譲歩して受けてほしいと頼んだのです。 しかし亮太郎は1ポイントも取れず、今度は城が「僕がやります」と宣言。見かねた三咲は「私の負けです」と折れ、ナチュラ化粧品の提案を受け入れます。こうして三咲はイメージキャラクターとなったのですが、高柳は「順番が違う」と怒りました。 しかし城と亮太郎は高柳を説得し、三咲は無事ビクトリーの所属となったのです。 さらに三咲が会見でビクトリーの名前を出したことで、ビクトリーには取材依頼が……。高柳は、亮太郎を正社員に昇格させたのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮太郎(綾野剛)は正社員になって、初めてバスケットボール選手の新垣(浅利陽介)を担当することに。 新垣はベテランで、Bリーグの千葉ジェッツから琉球ゴールデンキングスへの移籍を希望中。妻は妊娠中で、移籍はほぼ確実と言われていました。しかし新垣は練習中、前十字靭帯断裂という大けがを負ってしまったのです。 新垣のキングスとの交渉がストップし、亮太郎はジェッツに戻ることを提案。しかし葛飾(高橋克実)の担当する新人選手がジェッツに所属となり、新垣の戻るポジションはありません。亮太郎は新垣に何とかチームを見つけると約束するも、なかなか思うようにチームが見つかりませんでした。

ネタバレ

新垣は焦りから、怪我が治っていないのに練習を再開。そんな新垣に亮太郎は自らの経験を語ります。 亮太郎には、怪我が治りきる前に試合に出て再び負傷をした過去がありました。そしてその時、マネジメントしてくれる人がいれば無理をしなかったと後悔を明かすのでした。それを聞いた新垣は、亮太郎を信じて怪我を治すことに専念します。 亮太郎は塔子(芳根京子)の言葉をヒントに、前十字靭帯断裂からカムバックしたアスリートをリストアップ。しかし思うように進められず、亮太郎は塔子たち仲間に助けを求めました。 こうして徹夜で資料を揃え、亮太郎はキングスと再び交渉。すると、キングスは新垣と契約を交わし、まずは怪我を治すことに専念してほしいとまで言ってくれたのでした。 またようやく、果奈子(榮倉奈々)のお弁当レシピ本も完成します。その頃亮太郎は伊垣(神尾楓珠)に会い、海外移籍したいという伊垣に対して「その夢、一緒に叶えようぜ」と告げたのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

車いすテニス選手の吉木(福山翔大)が、ビクトリーにやってきます。吉木はスポンサーを探したいと、ビクトリーにマネジメントをしてほしいとのこと。ビクトリーはパラアスリートをマネジメントした経験はありませんが、吉木の練習を見た亮太郎(綾野剛)たちは吉木の迫力に圧倒されます。 梅屋敷(増田貴久)は、パラアスリートと契約する意義について高柳(反町隆史)に熱く語ります。こうして吉木と契約をしたのですが、なかなかスポンサーが見つからず苦戦……。 そんな時、吉木は競技用の車いすを無償提供しているOXエンジニアリングから、ツバメ技研の車椅子に乗り換えたいと言い出したのです。

ネタバレ

梅屋敷がこれほど熱くなっていたのには、理由がありました。梅屋敷の姪の桜(池端杏慈)は、車椅子生活を送っています。それまではテニスに打ち込んでいました。梅屋敷は桜を吉木の練習見学に誘いますが、桜は「私には無理」と帰ってしまったのです。 なかなかスポンサーが見つからない亮太郎たちは、「パラアスリートという概念は捨てろ」という高柳の言葉を胸にスポンサー探しを続けます。すると、熱意の伝わった企業が支援をしてくれることに。 吉木は車椅子を乗り換えましたが、やはりOXエンジニアリングのものに戻したいと悩んでいました。亮太郎は吉木とともに、OXエンジニアリングに頭を下げます。吉木をずっと担当してきた矢部(津田健次郎)は、再び吉木のために車椅子を直してくれました。 こうして吉木は日本オープンに出場し、見事準優勝。試合を見ていた桜は、梅屋敷に「つまらなかったから車椅子買って」と、車いすテニスを始めることになったのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

塔子(芳根京子)が担当するバレーボール選手・舞(田辺桃子)に、イタリアの強豪チームのトリエステから声がかかります。舞は最初は喜んだものの、すぐに移籍を断ると言い出しました。高柳(反町隆史)は何としても舞を説得するよう塔子に伝え、高柳はかほり(岡崎紗絵)も担当につけて説得させることに。 舞はコーチの宮野(大谷亮平)からも個人練を受けており、練習熱心。そんな舞は、「時間をください」と言うばかりで移籍を断る理由を言いませんでした。 一方亮太郎(綾野剛)は、水泳のオリンピック候補・麻生(渡辺翔太)を担当することに。麻生はプロになりたいと言い、早速亮太郎は麻生のスポンサーを探すことにします。

ネタバレ

しかし高柳はなんと、トリエステのスカウト担当者わざわざイタリアから呼び寄せます。いきなり舞の前に担当者が現れ、舞は動揺しました。担当者は3日間の間に返事が欲しいと告げ、塔子は高柳が強引な手段を取ったことを謝罪しました。 これを見た亮太郎は、高柳に意見します。しかし「君はアスリートに寄り添いすぎている」と高柳に言われてしまいました。亮太郎は「寄り添いすぎたらだめなんですか?」と反論します。高柳は、かほりに亮太郎も見張るよう指示したのでした。 舞はトルコリーグで実力が出せなかったため、移籍を迷っていると塔子に打ち明けます。宮野はそんな舞に、「イタリアに行くべきだ」と告げました。すると舞は「失恋した」と涙を流します。舞は宮野に恋愛感情を持っていたのでした。 亮太郎は塔子に、もっとアスリートに踏み込むようアドバイス。こうして塔子は、舞と宮野を2人きりにしました。宮野はリーグ優勝したらイタリアに行くと言い、「ずっとお前を支えていきたい」と伝えました。 こうして舞は、トリエステへの移籍を決めました。亮太郎はサッカーエージェントの試験に合格。そんな時、亮太郎は麻生から「ドーピング検査で違反通知が来た」と連絡を受けたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮太郎(綾野剛)は、担当する水泳選手・麻生(渡辺翔太)からドーピング検査に引っ掛かったと連絡を受けます。麻生は4年間の資格停止処分となるも、麻生は身に覚えがないとのこと。しかし麻生のドーピング違反は瞬く間に拡散され、ビクトリーも批判対象となってしまったのです。 亮太郎は麻生を信じ、麻生の飲んでいるサプリメントや食事内容を調べ始めます。しかし高柳(反町隆史)は、会社のために麻生との契約を切ると言い出しました。ビクトリーだけでなく、亮太郎、さらに果奈子(榮倉奈々)への批判も高まり、泉実(稲垣来泉)まで学校で悪く言われてしまいます。

ネタバレ

亮太郎は家族に謝罪。すると泉実は「パパは何も悪くない」と励まし、亮太郎は元気を取り戻します。塔子(芳根京子)は悩んでいる亮太郎を見かねて、ドーピング問題に詳しい弁護士・風間(山村紅葉)を探し出して亮太郎に紹介。高柳に隠れて、塔子や城(中川大志)たちは違法薬物の出所を必死に探しました。 すると、麻生の飲んでいたサプリメントが薬物汚染されていたことが発覚。風間は麻生に非はないと訴え、麻生の資格停止は4ヶ月まで軽減されたのです。 亮太郎たちは喜びますが、高柳は弁護士費用や申し立て金など、ビクトリーがかなりの損害を被ったことを亮太郎に伝えました。そして高柳は、麻生はもうビクトリーには戻さないと宣言したのです。 麻生と風間は、記者会見を開き世間に事情を説明します。これはビクトリーは関係なく、亮太郎が勝手に関わっていました。それを知った高柳は、亮太郎に「クビだ」と宣告したのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

亮太郎(綾野剛)はビクトリーを解雇され、高柳(反町隆史)と今後スポーツマネジメントに関わらないことを約束します。 そんな中、Jリーガーの伊垣(神尾楓珠)は海外チームへの移籍交渉がうまくいかず、伊垣は亮太郎がビクトリーを辞めたことにも不満を持ちました。凄腕の代理人・光岡(勝村政信)が伊垣を担当するもうまくいかず、伊垣はビクトリーを離れる決意をします。 塔子(芳根京子)と城(中川大志)は亮太郎が辞めたこと、さらに伊垣の件もありビクトリーに不信感を持つように。塔子と城は「私たちはアスリートのために働いているんです!」と、ビクトリーを辞めてしまいました。 2人は亮太郎を説得し、3人で伊垣の海外移籍を実現させようと動きます。亮太郎は高柳に、最後の仕事として伊垣の代理人をやらせてほしいと頭を下げました。

ネタバレ

こうして3人は海外リーグへ打診しますが、なかなかいい返事をもらえません、すると日本に戻っていた矢崎(横浜流星)が、亮太郎に連絡。 矢崎が所属するドイツ1部のラインハルトのGM・オリバーが日本代表の試合を見に来日するというのです。矢崎は伊垣のことをオリバーに推しており、伊垣はより日本代表戦に気合を入れました。 こうして日本代表戦がスタート。しかし伊垣は自分らしいプレーができず、なかなかゴールを決められません。見ていた亮太郎は、「自分を見失うな!」と伊垣に声をかけます。深呼吸した伊垣は、その後2ゴールを決めました。オリバーは伊垣に「ラインハルトに来てほしい」と言い、見事移籍が決まったのです。 実は高柳はオリバーと知り合いで、伊垣のことを推薦していました。亮太郎はスポーツマネジメントに関われたことを高柳に感謝し、立ち去ります。 すると高柳は、スポーツマネジメントを辞めるかビクトリーに戻るかという選択肢を亮太郎に与えました。亮太郎は涙を流しながら、塔子と城とともにビクトリーに戻ると決めたのです。 こうして亮太郎は、「全てのアスリートにリスペクトを」を胸に、今日もビクトリーで働き続けるのでした。

スポーツ選手のセカンドキャリアが描かれる

ドラマ『オールドルーキー』では、スポーツ選手のセカンドキャリアが描かれます。本作の主人公はサッカーの元日本代表選手。決定的なゴールを決めるなど活躍するも、怪我で低迷し引退することになります。 現役を引退した主人公・新町亮太郎(しんまちりょうたろう)が選んだ次の舞台は「スポーツマネジメント」。現役の選手を支える「裏方」の仕事に就くことにしました。サッカーを愛するが故選んだ仕事ではあったものの、心のどこかではまだ現実を受け入れられない自分もいてーー。 彼はサッカー選手を引退したことをまだ娘にも言えていない状況。自信をもって娘に報告ができるよう持ち前の明るさでセカンドキャリアを突き進んでいきます。

笑って泣けるヒューマンドラマ

サッカーひと筋で生きてきて現在37歳。引退しサッカー選手ではなくなり人生どん底に追い込まれます。人生は思い通りには行かないことも多く、その葛藤や困難を乗り越え明るい未来に向かい歩き出す姿が見どころです。 どん底から這い上がるというと少し暗めな内容を想像しますが、本作は「笑って泣けるヒューマンドラマ」となっています。綾野剛演じる主人公・新町亮太郎は明るい性格でポジティブ思考の持ち主!そしてサッカーで鍛えた直感力を武器に新しい道を歩き出します。

主演は綾野剛!サッカー元日本代表選手に

主演を務めるの俳優の綾野剛。学生時代は陸上選手として活躍し運動神経は抜群です。そんな彼が撮影でサッカーをするのは初めて!彼のサッカーをプレーする姿にも注目です。 本作への意気込みとして「やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます。」とコメントしています。