第3作『アバター ファイア・アンド・アッシュ』あらすじ・キャストを解説!息子ロアクを主人公に「火」がテーマの作品!?

2009年に公開され、世界歴代興行収入1位を記録している『アバター』。続編の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続き、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(「アバター3」)が2025年12月19日に公開予定です。 この記事では「アバター3」のあらすじやキャストなどの最新情報を紹介します。一部ネタバレありで前作のストーリーや今後の展開の考察もお届けします。
第3作『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』作品情報
「アバター」シリーズ第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は2025年12月19日に公開されます。 上映時間は不明ですが、キャメロン監督によると、2作目『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の3時間12分よりも長くなるとのことです。
第2作の1〜2週間後『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』あらすじ

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、サム・ワーシントン演じるジェイク・サリーに代わり、ジェイクの息子ロアクの視点から描かれる作品であることをキャメロン監督が明らかにしました。 2作目の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は舞台を森から「海」に移し、家族に焦点を当てたストーリーとなっていましたが、3作目では「アッシュ・ピープル」と呼ばれる「火」の要素を含む「灰の民」が、悪役として登場することも判明しています。 物語は「ウェイ・オブ・ウォーター」で描かれた出来事のわずか1〜2週間後から始まり、長男ネテヤムを失ったジェイクとネティエリが悲しみにくれるなか、妹のトゥクを守ろうとするロアクを中心とした深みを増した家族のドラマが展開されるようです。
映画『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』キャスト一覧・登場人物解説
ジェイク・サリー役 | サム・ワーシントン |
---|---|
ネイティリ役 | ゾーイ・サルダナ |
グレース・オーガスティン博士役 | シガニー・ウィーバー |
ロアク役 | ブリテン・ダルトン |
ヴァラン役 | ウーナ・チャップリン |
ロナル役 | ケイト・ウィンスレット |
マイルズ・クオリッチ大佐役 | スティーヴン・ラング |
[フランシス・アードモア将軍役}(#1941285) | イーディ・ファルコ |
トノワリ | クリフ・カーティス |
マイルズ・“スパイダー”・ソコロ | ジャック・チャンピオン |
ノーム・スペルマン博士 | ジョエル・デヴィッド・ムーア |
マックス・パテル博士 | ディリープ・ラオ |
タクティレイ(トゥク) | トリニティ・ジョリー・ブリス |
ジェイク・サリー役/サム・ワーシントン
戦争で下半身不随になり、アバターの世界に飛び込んで自由に動き回る喜びを感じるジェイク。ナヴィの人々に感銘を受けネイティリと恋に落ち、そして自分もナヴィとして生きていくことを決意します。 ジェイクを演じるのはサム・ワーシントンで、『アバター』で主演を演じ、一躍有名俳優になりました。イギリス生まれ、オーストラリア出身で、ピアース・ブロスナンの後任のジェームズ・ボンドの最終候補になったこともあります。
ネイティリ役/ゾーイ・サルダナ
ナヴィの族長の娘で、勇敢で強い戦士でもあるネイティリ。ジェイクの命を救うも、最初は敵意を抱いていました。しかしナヴィの人々の生き方に敬意を払い、ナヴィの人々を大切にするジェイクの姿を見ているうちに惹かれあい、恋に落ちます。 ネイティリを演じるゾーイ・サルダナは『アバター』でヒロインを演じて世界から注目を浴び、その後『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』等のヒット作に出演し、人気女優の座を獲得しました。
グレース・オーガスティン博士役/シガニー・ウィーバー
グレース博士はアバタープログラムの責任者であり、ナヴィからも信頼されている植物学者です。軍人に偏見を持ち、ジェイクに対しても初めは良い印象を持っていませんでしたが、ジェイクのナヴィとの交流を見て徐々に信頼を置くようになります。1作目ではクオリッチが放った銃弾に倒れ、最後にはエイワと一体化します。 圧倒的な存在感のシガニ―・ウィーバーは、続編では姿を変えて登場すると彼女自身が語っています。
ロアク役/ブリテン・ダルトン
ジェイクとネイティリの次男であるロアク。「アバター2」では、優れた戦士であると同時に、父に認められたいという想いと反発心の間で揺れ動く様子が印象的でした。「アバター3」では、彼を中心を物語が展開されるようです。 演じるのは、ブリテン・ダルトン。テレビシリーズ『弁護士ビリー・マクブライド』(2016年〜2021年)などへの出演で知られる彼は、前作で一気に知名度を上げました。
ヴァラン役/ウーナ・チャップリン
ヴァランは火を操る「アッシュ族」のリーダーで、「アバター3」での悪役です。これまでは「アバター=善、人間=悪」として描かれてきた「アバター」シリーズですが、今回はアバターの悪役が登場するということで、注目が集まっています。 演じるウーナ・チャップリンはイギリス出身で、『007 慰めの報酬』(2008年)や『デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-』(2011年)などに出演しています。
ロナル役/ケイト・ウィンスレット
ロナルは海の部族「メトカイナ族」のリーダー、トノワリの妻です。「アバター3」では、ロナルら夫婦とサリー夫婦の間で起こる出来事が鍵になるといわれています。 ロナルを演じるのは、前作のケイト・ウィンスレットが続投します。
マイルズ・クオリッチ大佐役/スティーヴン・ラング
RDA社の傭兵部隊を率いる大佐、マイルズ・クオリッチ。ジェイクにナヴィのスパイを命じます。根っからの軍人気質でナヴィの文化や生き方に対するリスペクトが欠如しており、ジェイクとも徐々に対立します。そして、1作目のラストにはネイティリの手によって倒されます。 1作目で死んだと思われていたマイルズ大佐の続編での復活に、「とてもワクワクして、嬉しかった」とスティーヴン・ラング自身がコメントしました。
フランシス・アードモア将軍役/イーディ・ファルコ
フランシス・アードモア将軍は、RDAのセキュリティ作戦部隊長兼合同遠征起動団指揮官です。前作では、別機体「ドラゴン・フライ」で直接パンドラに乗り込みました。 演じるイーディ・ファルコは、テレビシリーズ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』(1999年〜2007年)や『ナース・ジャッキー』(2009年〜2015年)などで活躍しています。
監督と脚本を務めるのはジェームズ・キャメロン!

1作目同様「アバター3」も監督・脚本はジェームズ・キャメロンです。 アバターシリーズは5部作と発表されていますが、彼は既にすべての続編の脚本を書き終えているんだとか。 『アバター』が歴代興行収入1位になるまでは、彼自身の代表作でもある『タイタニック』が歴代興行収入1位でした。圧倒的なヒットメーカー、ジェームズ・キャメロン。今後はどんな映像とストーリーで世界を魅了するのか、目が離せません。
「アバター」シリーズのネタバレあらすじ
第1作では地球から遠く離れた惑星に、アバターという形で没入するというプログラム。車いす生活をしていたジェイクはそこで自由に動き回ることができる事に喜びを感じ、ナヴィに出会い、彼らの生き方を学び、深く感銘を受け、ネイティリと恋に落ち、様々な葛藤を越えた後に、自身もナヴィとして生きていくことを決意します。 第2作では、ジェイクとナヴィの間に生まれた子供たちや家族に焦点を当てたストーリーになっており、舞台も自然豊かな森から、水中や水上と言った海の世界に移っています。「家族のために何ができるのか」というテーマも含まれており、1作目同様、決して映像美だけではなく、考えさせられる内容です。
『アバター』(2009年)の感想・評価
![『アバター』[IMAX 3D版]](https://images.ciatr.jp/2025/10/w_828/lBa2jfzQ2ECZoPZZV4gHxKQq3n7NbSpUxZMUkq1i.jpg)
最新のテクノロジーで生み出される映像は本当に素晴らしく、見る者を圧倒します。またとてもリアルな没入感で、観客もまるでその世界に入ったかのような感覚になりました。ジェームズ・キャメロンだからこそ作れた映画なのかもしれません。
壮大なスケールで描かれる映像はまさに大スクリーンで見るにふさわしく、一度見てもまた映画館に足を運びたくなります。生きることについて、地球について、自然について、愛について、家族について、考えさせられるストーリーが、この映画を何度も見てしまう理由の一つです。
『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』は2025年12月19日公開

「アバター3」は2025年12月19日に公開、4作目は2029年、5作目は2031年公開を予定しています。 ジェイク・サリーから息子のロアクを主人公に「火」をテーマにしたストーリー。今後の続編もどんな映像で、どんな内容になるのか、目が離せません!