漫画『ブルータル 殺人警察官の告白』全話ネタバレあらすじ&最終回予想！全巻無料で読めるかの調査も

本作は、錦戸亮主演でTVドラマ化され、大ヒットした『トレース 科捜研法医研究員の追想』に登場する、壇浩輝を主人公としたスピンオフ作品です。 元警視総監の父を持ち、キャリア組のエリート街道を走る警察官の壇浩輝。そんな彼の裏の顔は、趣味で悪人を裁くシリアルキラーです。つまり私刑で死刑を行なっているのです。 法で裁けない100人を超える極悪人を殺してきた彼にスポットを当てた純黒のサスペンスストーリー。 また設定では、『ブルータル 殺人警察官の告白』の12,3年後の世界が『トレース 科捜研法医研究員の追想』となっています。

父親は元警視総監で、自身も警察官として高い能力を持っているエリートです。品行方正で普段はタワーマンションに住み、窯がある別荘も持っています。 ただ美的センスは皆無で、彼の作ったマグカップは花瓶にしか見えません。 そんな彼の裏の顔は、法で裁けない悪人を趣味で殺すシリアルキラーです。その根底には「絶望した顔が見たい」という、異常性癖があります。 つまり悪人を裁くのは、彼なりの正義があるわけでなく、ただ快楽のためなのです。作中1番の悪人はこいつかもしれません。

主人公・壇浩輝に憧れを抱いている警察官の女性。 壇と同じ警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係に所属しており、優れた能力を持つ壇を非常に頼りにしています。 悪事には毅然とした態度で立ち向かう強い正義感の持ち主です。

16歳の時に、3歳と4歳の少女を殺害した殺人犯。 18年の懲役を終えて出所し、事件の真相を語った著作の出版を発表。反省している様子を見せますが、実はそれは演技でした。 殺人宅配便と呼ばれるほどの残忍な手口で罪を犯し、出所しても反省を見せない姿を見た壇は……。

エリート警察官である壇浩輝は、法では裁けない悪人を殺すシリアルキラーです。 1巻に登場する悪人の1人目は、出所後マスコミに反省するパフォーマンスを行っていた殺人犯・財前。彼は、10代の頃に3歳と4歳の幼い少女を殺害していました。事件の真相を本にするとして反省する姿を見せていたものの、裏では出版社との打ち合わせで豪華な食事を楽しむなどやりたい放題。 そんな彼を、壇はスタンガンを持って懲らしめるのでした。 もう1人は、女子大学生を酔わして強姦したサークルリーダーの池脇です。彼は「法で裁けない」悪そのものでしょう。父親が有名企業のトップで、弁護士すらも彼の仲間でした。 弁護士を使い被害者女性に、証拠映像がある事を使って被害届を取り下げる要求をしたのです。 そんな法が触れられない悪は、壇の大好物だったのです。今まで女性に行ってきたのと、同じ目に遭わされ命を失うのは痛快でしたね……。 とてつもなくグロいのですが、なぜかスカッとするそんな中毒性があります。

2巻に登場するのは、「法で裁けない悪を裁く」と信じ、取材を行う鬼塚雅春です。 彼は自分のジャーナリズムは正義だと思い込んでいます。しかしやっていることは殺人を犯した犯人の家族を、自殺まで追い込む執拗な取材です。 ある時彼は自分の娘に手を上げた教師を追い込み、一家無理心中させます。そして教師が手を上げた理由が娘と知ると、今度は娘までも執拗に追い込むのです。 自身を正義と信じて加害者家族を追い込む姿は、社会の縮図の様な男です。当然そんな悪人は、壇の大好物。最後は壇に濃硫酸を飲まされ、死亡しました。 もう1人の悪人は、弱い立場の女性に対してセクハラ行為や暴言を吐いて、自身のストレスを解消している男鹿田雄大です。 雄大は、満員電車で泣いている赤ん坊を抱きかかえた母親に苛立ちを覚え、赤ん坊を落下させようと考えます。幸い赤ん坊は無事に済みましたが、母親は赤ん坊をかばって、その拍子で倒れて意識を失ってしまうのでした。 反省もせずほくそえんで立ち去ろうとする雄大を、偶然、電車に乗り合わせていた壇が追いかけて行って……。

3巻の1人目の悪人は動画の視聴数を伸ばす為、狂ったこともする動画配信者の上井直樹。現実でもYouTuberの過激なネタ作りが、度々ニュースになります。そこにあるのは自己顕示、お金、名誉への欲でしょう。勿論それらの欲が悪いとは言いません。 しかし欲のために人を巻き込み、命を奪うことに繋がればそれは悪人なのです。視聴者を獲得するために過激になった直樹は、痴漢を捏造。捏造されて加害者に仕立て上げられた男性は、ホームから転落し、電車に轢かれ命を落としてしまうのでした。もちろんそんな奴を、壇は許さず私刑で裁きます。 後半に登場する悪人は、ホームレス相手に犯罪を行い、無茶苦茶をやる草野、大林、原田の3人組。彼らが河川敷の花火が禁止されている場所で花火をしていると、ホームレスの男性から注意を受けます。 逆上した3人は、翌日、ホームレスの男性たちが住んでいるダンボールハウスに火をつけ、最初に注意をしてきた男性をリンチにして殺害するのでした。その後に壇による私刑が待っているとも知らずに……。 勿論壇も悪人で、やっていることは悪なのに、どうしてこうもスカッとするのでしょう？

今回の巻ではイケメンコメンテーターである不破倫太郎の、裏の顔が描かれます。しかし名前が不破倫太郎とは、中々安直なネーミングですね。 それもそのはず、彼はワイドショーで世間の父親達に対し、意見するイクメンなのです。しかし彼も、裏では女性マネージャーと不倫しています。 表でいい顔するイケメンは、やはり信用なりませんね。ベストファーザー賞とか貰ってる人が、数年後離婚なんてよく見ます。 そしてそんなイクメンさんは、不幸にも壇と出会ってしまいます。そんな彼の運命は……言わなくても分かりますよね？ もう1組の悪人は、壇たちの慰安旅行先で訪れた温泉宿で遭遇します。壇たちが夕食で盛り上がっているととなりの広間から大きな笑い声が聞こえてきました。そこでは、慰安旅行に来ていた株式会社パワフルコミュニケーションズによる悪質なパワハラが行われており……。

本巻では、イケメン超お金持ちの御曹司な教師が登場します。その優しさも相まって、女子生徒には大人気です。皆さんの学校にもいませんでした？女子にめちゃくちゃ人気の教師とか、本気で好きになってる生徒とか。 このお話の主要人物は、そんな危ない教師に恋する地味めな七海という少女です。周りに優しくされないことや、先生が自分にだけ特別優しくしてくれることが、彼女の恋心に火をつけたのです。 しかし仮に真剣に愛しあっていたとしても、在学中の生徒に淫らなことを要求する奴は総じてヤバいです。当然彼はクズで、七海のことはゲテモノ枠扱いしていたのでした。七海は自殺を図りますが、彼女を救ったのが壇です！ ここから壇による、教師との特別授業が始まります。 もう1人の悪人は、シングルマザーの母親と付き合い始めた樅木斗司。彼は子供たちを虐待していると噂されていました。間宮たちが樅木の件を担当者に話した帰路で、壇はいつの間にか姿を消しており……。

主人公・壇浩輝は、本作の12,3年後の世界である『トレース 科捜研法医研究員の追想』にも登場するため、最終回で命を落とすという展開ないでしょう。 『トレース 科捜研法医研究員の追想』の主人公・真野の兄・義一に対して歪んだ愛情を抱いていた壇が、本作の中でも義一について思い返す場面がたびたび描かれています。 そんな義一がキーマンとなりながら、壇はエリートシリアルキラーとして、最終回まで悪人を裁き続けていく事でしょう。

『ブルータル 殺人警察官の告白』に登場する悪人は、どこにでもいるような悪人ではなく、残忍な手口で罪を犯したものばかり。被害者や被害者の家族からすると死刑ですら生ぬるいと感じるほどでしょう。 年齢や権力を盾にして、罪から逃れてしまう展開に、読者のイライラも最高潮に。そんな気持ちをスカッとさせてくれるのが主人公による私刑です。 極悪人自らが犯した罪以上の苦痛を与えられる制裁の場面に、多くの読者からストレスが解消されたとの声が集まっています。 日々の生活にストレスを抱えている人は、『ブルータル 殺人警察官の告白』を読めばスカッとして気分がよくなること間違いなしです。

元警視総監を父に持ち、警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係に所属する主人公は、一見、品行方正に任務についています。警察官として優れた能力を持ち、同僚からも憧れるような存在。 そんな彼が極悪人の前では豹変し、相手が絶望する姿をポラロイドカメラで撮影してコレクションするなど、常軌を逸した姿を見せます。 愛する人と天国で再会するための善行だと自分を肯定する姿には、恐怖を感じる読者もいるでしょう。 主人公の行動は善なのか、悪なのか、読み進めながら自分の価値観とも向き合える奥深い作品です。

『ブルータル 殺人警察官の告白』は、コミックシーモアやまんが王国など複数のサービスで配信されています。 コミックシーモアでは、初回登録時にかならずもらえる70%オフクーポンを配布しています。無料会員登録するだけで獲得できるため、お得に漫画を読むことができますよ。

ここまで『ブルータル 殺人警察官の告白』のネタバレ解説しました！なんだかんだ言っても、やはり胸糞悪い悪人が裁かれるのは、スカッとしますね。また本作が無料で読めるかの調査も行いました。 その快感を感じる自分と、壇のやることはよくないと思う自分が揺らいで、とても危ない感覚が味わえます。 また「正義と悪」についても、改めて感じさせられる作品でもあります。メッセージ性も含めて、胸を張ってお勧めしたい作品です。かなりグロテスクな描写もあるので、苦手な方は注意ですが……。 本記事を参考に、お得に読めるコミックシーモアで本作品を楽しんでください。