漫画『私たち、離婚します』結末ネタバレあらすじ＆感想！とある夫婦の感動ラブストーリー

『私たち、離婚します』はとある夫婦をめぐる感動の物語。1巻完結の作品なのでサクッと読めるのも魅力のひとつです。 この記事ではそんな『私たち、離婚します』のあらすじや結末をネタバレ解説！起承転結で分けて紹介していくので、どんなストーリーか詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。

一臣と早夜はもうすぐ結婚3周年を迎える仲良し夫婦。しかしどんな記念日にしようかとウキウキしている一臣に、なんと早夜は“結婚記念日に離婚したい”といって離婚届を突きつけてきます。 早夜は離婚したい理由も教えてくれず、さらに一臣のことをいい旦那とまで言っており、何を考えているのかまるでわかりません。しかし彼女の意志は固く、一臣はなんともいえない複雑な気持ちになってしまいます。 一臣は突然離婚を切り出された理由をあれこれ考えますが、最終的には彼女がそう言うなら離婚するしかないというやけくそな気持ちになるのでした。

漫画『私たち、離婚します』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70％オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『私たち、離婚します』を一気読みしてくださいね！

その夜、一臣がひとりでベッドに入ると、早夜は隣にやってきてキスをしてきました。離婚の話をしたばかりなのになぜ？と戸惑う一臣ですが、早夜はあいまいな言葉でごまかすのでした……。 一臣はもちろん早夜のことがまだ大好きなので、最後に抱きたいという想いを伝えます。こうしてふたりは身体を重ね、最後の甘い夜を過ごすことに。激しく愛し合った後、一臣は妻に対する想いをよりいっそう募らせますが、早夜はぽつりと意味深な言葉をつぶやきます。

早夜の言動に違和感をおぼえた一臣は、彼女が離婚を考えた原因を探ります。そしてついに妻が隠していた事実を知ることになるのです。 実は彼女は認知症を患っており、夫に迷惑をかけたくないがために離婚を切り出しました。一臣はすべてを知った瞬間、「なんで俺がこんな目に」と思い、そんな風に思った自分を激しく嫌悪します。その結果、自分に夫としての資格はないと思いつめ離婚届にサインをしてしまうのでした。

しかし早夜の顔を見ると、一臣は我慢しきれず自分の想いをあふれださせてしまいます。そんな彼に対し、早夜は自分の病気のことや一臣への愛を語り、別の人と幸せになってほしいとまで言うのです。 お互いの気持ちを再確認した一臣が出した答えは、これからも夫婦として一緒に暮らしていくというものでした。彼はたとえどんな困難が待ち受けていようと、愛する人とともに生きる道を選んだのです。 早夜がたくさんの記憶を失っても、ふたりは夫婦としてしあわせに生きています。そしてプロポーズの思い出すらなくしてしまった早夜に、一臣は2度目のプロポーズをするのでした。

妻から“結婚記念日に離婚しよう”と切り出される夫、というなかなか衝撃的なシーンから始まる作品です。しかし妻も夫が嫌いで離婚したいというわけではないらしく、その真意が知りたくてどんどん読み進めてしまいました。 妻の抱える秘密が明かされたときには、切ないやらつらいやらで感情がぐちゃぐちゃに。ラストシーンにたどり着くまでの一連の流れがとても良かったです。1巻完結でコンパクトな作品ですが、夫婦の関係がていねいに描かれていて読みごたえがありました。

本記事では『私たち、離婚します』のあらすじを起承転結に分けてネタバレ解説してきました。 とある夫婦の切なくもあたたかい関係を描く本作。泣ける感動作を読みたい気分のときは、ぜひ一度手にとってみてください。