『ディア・シスター』の全話ネタバレあらすじを結末まで!妊娠したのは誰の子?
2014年10月から12月にかけて、フジテレビ木曜劇場枠で放送されたテレビドラマ『ディア・シスター』。主演は、石原さとみと松下奈緒が務めています。生き方も性格も正反対な姉妹が、傷つけあいながらもお互いに支え合っていく切ないラブコメディー作品です。 今回はドラマ『ディア・シスター』の全話あらすじ、ネタバレを紹介。姉妹が繰り広げる恋の展開や姉妹愛にも注目してください。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
第1話のあらすじ・ネタバレ
ある日深沢葉月(松下奈緒)がマンションに帰宅すると玄関に見知らぬ靴が。部屋へ進むと異様に散らかっており、様子がおかしいことに気づきます。寝室で誰かの気配を感じてドアを開ける葉月。するとそこには6年間音信不通だった妹の美咲(石原さとみ)が知らない男性とベッドの中にいました。 美咲はその後、葉月と一緒に住むことを勝手に決めますが葉月は断固拒否。しかし抵抗もむなしく美咲は居座ります。その間、葉月は勤務先に差出人不明の謎の怪文書が送られてきたりと散々な毎日を過ごすことに。 ある日、ランチに出かけた葉月と達也。葉月はそれとなく結婚の話をしますが達也はのってきません。そんな2人を見ているのは、ランチにきたカフェ「APPLESEED」の店長・萩原陽平(平山浩行)。陽平は葉月のことがずっと好きでした。 葉月の家から出て行ったと思われた美咲ですがまた家に男性を連れ込んでいました。その男性は葉月の婚約者・吉村達也(平岡祐太)であることに葉月は気づいてしまいます。 後日、職場で達也に話しかけられる葉月。達也は美咲とベッドにいたことを弁明しますが、葉月は達也が先輩の平安尚子(MEGUMI)と浮気していることを知っていたので呆れ顔。このことがきっかけで達也と葉月は婚約解消に。 一方、美咲は妊娠していることを周りに隠していました。そして葉月や自身に関する計10項目の「死ぬまでにやりたい事」を手帳に書き込み実行していきます。葉月と美咲は毎日喧嘩を繰り返しますが、やがて葉月は美咲の行動がすべて自分のためだったということに気づいていくのです。
第2話のあらすじ・ネタバレ
姉妹の2人暮らしが始まった頃、葉月に転機が訪れます。葉月は自身の務める区役所で櫻庭宗一郎(田辺誠一)と再会。宗一郎は葉月の高校時代の恩師、そして憧れの人でした。 一方、美咲はキャバクラで働くことに。持ち前の愛されキャラですぐに人気者になりますが、他のキャバクラ嬢は面白くないようです。 美咲も高校生時代、教師である宗一郎のことが好きでした。しかし、当時美咲と宗一郎が外泊したことが問題になり2人は疎遠に。そのことが原因で宗一郎は教師をやめて離婚をしていました。 美咲が家に帰ると宗一郎の姿があり美咲は驚きを隠せません。実は2人は2ヵ月前に再会をしており、関係を持っていたのです。 美咲は、葉月を宗一郎から引き離すために葉月のことが好きな陽平を近づけようとします。美咲が立ち眩みで倒れてしまったことがきっかけで妊娠のことを陽平に知られてしまいますが、葉月のことが好きなら言わないほうがいいと口止めをします。 葉月が好きだと知られていることに驚く陽平でしたが、葉月以外の店の客はみんな知っていることでした。 ある日、家族との距離を感じた美咲は宗一郎の弟であり自身の親友である永人(岩田剛典)のところへ行きます。帰ろうとしたとき、首に赤い湿疹が出ていることに気づく美咲。葉月が心配するからしばらく永人の家においてほしいとお願いします。
第3話のあらすじ・ネタバレ
永人の家で暮らす美咲。美咲は永人をゲイだと思っていましたが、永人は本当は美咲のことが好きでした。婚約破棄で職場に居づらくなった葉月。職場に届く怪文書のことも解決せず、美咲に「職場に居づらいならやめて夢だったデザイナーをやれば?」と言われてしまいます。 怪文書の犯人が見つからないままだった葉月でしたが、ある日真犯人が美咲であると判明。しかしそんなとき、葉月の描いたウエディングドレスのデザイン画がコンテストの一次審査に通ります。美咲が「死ぬまでにやりたいこと」をやりとげるため勝手に応募していたのでした。 コンテスト入賞がきっかけで職場を退職することにした葉月。その頃美咲はキャバクラで売り上げNo.1に。次の達成するべき目標に向けて着実に進んでいました。
第4話のあらすじ・ネタバレ
美咲の次の目標は「貯金2400万円」でした。お金を早く貯めるため、一緒に暮らしている葉月にも節約するよう言います。 美咲の言うとおり節約をするため、現在の銀行をネット銀行に変更しようと行動。しかし登録したあと口座の残高を見ると100万円が引き出されていました。 美咲の仕業だと思った葉月ですがどうやら違う様子。犯人は母・七重(片平なぎさ)で、婚約者の渋川真司(渡辺裕之)にお金を持ち逃げされたというのです。 美咲は後日、常連客の清水にアフターの申し出をされます。そのときここで会員制の高級クラブを開いてほしいと空き店舗をプレゼントされますが、美咲は拒否。激怒する清水でしたが美咲の後をつけていた永人により助けられます。しかし、永人はその喧嘩で大けがを負ってしまいました。 その頃、葉月は宗一郎を家に招いて料理をふるまいます。しかし、偶然落ちていた母子手帳を拾った宗一郎はそれが美咲のものだと気づいてしまうのです。
第5話のあらすじ・ネタバレ
母子手帳をなくしたことに気づいて慌てる美咲のもとに宗一郎が現れます。「誰の子なんだ」と問い詰める宗一郎に、美咲は永人との子どもで自分たちは付き合っているのだと嘘をつくのです。永人は美咲は宗一郎のことが好きだと知っていたため複雑な気持ちでした。 永人がスケートボードの大会へ出場する日、永人は宗一郎から美咲のお腹に子どもがいることを聞かされ動揺。気持ちを立て直すことができず大会をリタイアしてしまいます。 落ち込む永人に声をかける美咲。しかしゲイだと思っていた永人に気持ちを打ち明けられ、驚きのあまりその場から逃げ出してしまいます。 美咲は宗一郎からも告白されますが、卒業式の日に連絡をしてくれなかったことを根に持って応じません。連絡したという宗一郎に美咲はメールを削除したのが葉月であると気づいてしまいました。「私と宗一郎さんの人生をめちゃくちゃにした」と葉月と喧嘩。行く当てのない美咲は永人のもとへ行きます。 妊娠していることや父親は宗一郎であること、産むと決めていることを話して永人に協力してほしいと頼むのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
美咲は妊娠のことや子どもの父親のことなどをすべてを永人に打ち明けます。そして誰にも言っていない病気のことも話すのです。 美咲は20歳の頃にSLE(全身性エリテマトーデス)を患い完治しないとまで言われていました。美咲に頼まれた永人は産婦人科の両親学級に参加し、2人はまるで夫婦のような時間を過ごします。 葉月と美咲の父親の命日に永人と陽平を誘い、母の七重も含めて5人で温泉に行くことに。父親の話になったとき「お父さんは死にたくて死んだんじゃない」と今まで溜めていた不満をぶちまける葉月。しかし葉月は父親の死の原因は七重だと思っていましたが、実は自分だったことを聞かされます。 「ごめんなさい」今まで心に溜めていたことをすべて吹っ切るように葉月は謝り、七重と仲直りをしたのでした。葉月と七重を本当の意味で仲直りさせるのは美咲にとって「死ぬまでにやりたいこと」でした。
第7話のあらすじ・ネタバレ
美咲は宗一郎に「子どものDNA鑑定をしてくれ、自分の子なら一緒に育てたい」と言われたことが頭から離れません。そのことを相談できるのは永人ただ1人だけです。 その頃、陽平にプロポーズされた葉月は返事に悩んでいました。その理由のひとつは前に妊娠しにくい体質だと言われたから。美咲はそんな葉月を見て、妊娠しにくい身体を改善するため葉月の生活習慣を変えていきます。 ある日、美咲が家に帰るとそこには宗一郎の姿が。宗一郎は葉月に美咲の妊娠の話をしてしまっていたのです。怒られると思っていましたが「おめでとう」と祝福され美咲は素直に喜びます。 葉月と陽平に結婚してほしい美咲は実験をすることに。葉月に陽平が大やけどをしたと嘘の電話をします。しかし、葉月が店に行くといつもと変わらない陽平が。陽平はこれが美咲の実験だったと気づきますが、駆け付けてくれた葉月の行動に喜びプロポーズは忘れてくれと言います。 「ごめんなさい」と素直な気持ちを伝える葉月。それに対し陽平は「いつまでも待つよ」と葉月を抱きしめます。その様子を見ていた美咲は喜びつつも寂しさを感じていました。このとき初めて今まで葉月の恋愛の邪魔をしてきたのは「お姉ちゃんを取られたくなかったから」と気づいたのです。
第8話のあらすじ・ネタバレ
病状が悪化し倒れてしまった美咲は、葉月に心配かけないため再び永人のもとで暮らすように。葉月と離れて最初に行ったことは宗一郎に会うこと。お腹の子は宗一郎の子、でも一緒に育てるつもりはないと伝えます。 一方、葉月はドレス工房で働き始めることに。しかし些細なことで店主の逆鱗に触れてしまい、クビにされてしまいます。 葉月と陽平の結婚を勝手に進め式場まで予約した美咲。しかし葉月が陽平のプロポーズを断っていたことを初めて知ります。美咲は葉月を責めますが、逆に「なぜそんなに結婚させたいの?」と聞かれ黙り込んでしまいました。 心配になった葉月は永人のもとへ美咲を探しに行きます。そこで美咲のカバンを見つけますが、同時に今までのことが書かれたノートも見つけてしまうのです。美咲が帰ってきて「私の人生を裏で操ってたってこと?」と責める葉月。 葉月は怒りの感情のまま陽平のもとへ。そこで美咲から贈られたDVDを見つけ、葉月と陽平は観ることにします。DVDでは「死ぬまでにしたい10の事」について語られていました。 それを観た葉月は、幼い頃美咲と2人で書いた「死ぬまでにしたい10の事」を実家近くの公園に埋めたことを思い出します。掘り出して中身を見ると、美咲のやりたいことの最後には「お姉ちゃんを幸せにすること」と書いてありました。
第9話のあらすじ・ネタバレ
葉月がクビになったドレス工房から展示会の招待状が届いていました。会場へ行くと一番目立つ場所に葉月がデザインをしたドレスが。店主から才能を認められ、葉月は再び工房へ戻ることになります。 一方美咲は永人のスケートボードの大会の応援に。しかし、そこで宗一郎と元妻の貴子と偶然会ってしまいます。2人が別れた原因は美咲だったため貴子は美咲を罵倒。貴子をこんなにも追い詰めていたことを知り美咲は倒れてしまいました。 病院に駆け付けた葉月と七重はそこで初めて美咲の病気のことを知ります。目を覚ました美咲はお腹の子が無事だと知り一安心。美咲を心配した葉月は「本当に産むの?」と聞きますが、美咲の決意は固いです。 美咲は「死ぬまでにしたい10の事」を書き始めた理由を伝えます。美咲は葉月の人生を変えてきたつもりでいましたが、葉月自らが自分の人生を変えたと言うのでした。 永人は美咲にプロポーズ。そして葉月と陽平は結婚することに。かつて2人で作った「死ぬまでにやりたい10の事」の最後には、赤字で「妹を絶対死なせない」と書かれていました。
最終回のあらすじ・ネタバレ
永人のプロポーズを断る美咲。しかし葉月には美咲の本当の気持ちが分かっていたため、永人の父のもとへ結婚を許してもらうようお願いに行きます。 葉月たちが帰った後お酒をかわす宗一郎と父。「自分には誰かを幸せにする資格がないから、永人を好きにさせてやって」と宗一郎は頼むのでした。 そして葉月と陽平の結婚式当日。美咲は喜びますが、葉月と陽平の結婚式ではなく実は自分と永人の結婚式であることを知ります。改めて「結婚しよう」とプロポーズする永人に美咲は素直に「はい」と返事をするのでした。 その夜、葉月と美咲はこれまでの誤解を解くように2人で語り合います。美咲の今までの行動は葉月を失いたくなかったからこその行動だったと葉月は理解したのでした。 その後、美咲は腹痛を訴え病院に。急遽帝王切開の手術を受けることになりました。手術を乗り切った美咲は無事元気な女の子を出産。安心した葉月は美咲のおかげで前より強くなれた、自分が好きになったと感謝の気持ちを伝えるのでした。 数年後、海近くの広場で葉月ら夫婦と美咲の子ども・ハナの姿が。そこへ美咲と永人も現れ、幸せな時間を過ごすのでした。
『ディア・シスター』のあらすじネタバレ!最終回の結末に涙
2014年10月から12月まで放送されたドラマ『ディア・シスター』。本作の結末は涙なしでは見られません!ちょっぴり泣ける切ないラブストーリーが観たいときにおすすめの作品です。