2023年3月10日更新

ドラマ「ラブジェネレーション(ラブジェネ)」の全話あらすじ・ネタバレ!【キムタク×松たか子】

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1997年10月期にフジテレビの月9枠で放送されたドラマ『ラブジェネレーション』。「ラブジェネ」の愛称で親しまれ、木村拓哉と松たか子は『ロングバケーション』(1996年)以来の共演となったことでも話題になりました。 この記事では、『ラブジェネレーション』の全話あらすじ・ネタバレを詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

広告代理店のクリエイティブ課で働く片桐哲平(木村拓哉)は、目の前に来た車から男性に無理やり降ろされる女性に目を奪われます。 その女性は、上杉理子(松たか子)。哲平は理子に煙草を勧め、2人はカラオケができるホテルに行くことに。哲平が手を出そうとした時、理子は大いびきをかいて寝始めたのでした。 翌日、哲平は営業部へと異動を命じられます。すると営業部には、理子の姿が……。理子は、まだ異動の現実を受け止められない哲平をサポートすることになりました。その後哲平は、高校時代の彼女・水原さなえ(純名梨沙)と再会を果たします。 しかしさなえは、哲平の兄・荘一郎(内野聖陽)と交際しているというのです。ショックを受ける哲平を見た理子は、「私があなたの未練を断ち切ってあげる」と、哲平の髪を短く切ったのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

哲平と理子は、展示会先で偶然さなえと出会います。理子は哲平の様子から、すぐにさなえが哲平の好きな人であると悟りました。 その後哲平は、上司の黒崎(平田満)からコンペの仕切りを任されることに。哲平は久しぶりに仕事へのやる気を感じます。 しかし哲平は、気合いが入りすぎてしまったようで……。今は営業部なのに広告のことにまで口を出してしまい、哲平は社内から反感を買ってしまいます。 さらに哲平は荘一郎の家で、家事をするさなえの姿を目撃。荘一郎は東大在学中に司法試験に合格し、そんな荘一郎を哲平は尊敬していました。しかしどこか劣等感を抱えていて……。 そしてまだ自分はさなえに未練があることが分かり、哲平は複雑な気持ちになったのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

哲平、理子、黒崎たちは、得意先で行われる運動会に参加することに。理子は気合を入れて、早起きをしておにぎりを作りました。 理子は「哲平に食べてほしい」と思って頑張って作ったのですが、哲平はおにぎりを黒崎にあげてしまい……。理子はそれを見て、怒ってしまいます。 理子は哲平に、フランス料理をおごらせるという約束を取り付けました。しかし哲平はその約束を破って、理子をインド料理屋に連れて行ったのです。さらにインド料理屋には、哲平の友人である吉本(川端竜太)がやってきました。 実は哲平は、吉本が理子のことが好きなことを知っていたのです。哲平は吉本のために、理子と吉本を2人きりに。しかしその行動に、さらに理子は複雑な気持ちを抱えてしまったのでした。

第4話のあらすじ・ネタバレ

翌日、理子は風邪をひいて会社を休んでしまいます。哲平はさすがに、昨夜理子のことを傷つけてしまったと反省していました。 そこで哲平は、理子にサボテンを持って行きます。そして「サボってんな」と言い、理子に渡したのでした。 理子は哲平が家に来てくれたことを喜び、なかなか哲平を帰そうとしません。そこでしぶしぶ、哲平は理子におかゆを作ってあげたのでした。 そんな哲平は、荘一郎とさなえの結婚準備が進み、なんだかやりきれない様子。ある日理子と哲平はゴルフ練習に行ったのですが、そこで理子は元彼と再会してしまいます。理子は元彼の今の彼女から罵倒され、それを見た哲平は「来月こいつと式あげるんで」と咄嗟に理子をフォローしました。 しかし理子はその後、吉本と一夜を共にしてしまい……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

哲平は、理子が吉本と一夜を共にしたことを知り、理子に怒りをぶつけます。それ以降、理子も哲平に腹を立てて会社でも哲平を無視し続けるように……。 しかしその後、哲平はあの日の夜理子が熱を出してしまい、寝込んでいたことを知ります。吉本とは何もなかったと分かり、哲平は安心しました。 哲平は急いで、理子との待ち合わせ場所に向かいます。そこで哲平は理子に、「あ、時間だ」と言いました。「何の?」と聞く理子に、哲平は「俺たちがキスする時間」と言い……。こうして2人はお互いの気持ちを伝えあい、キスをしました。 そして理子の目の前のスクリーンには、「理子、俺も好きだ」の文字が書かれています。打ち上げ花火も上がり、2人にとって最高の夜になったのでした。

第6話のあらすじ・ネタバレ

ついに結ばれた哲平と理子は、朝まで過ごしたあと一緒に会社に出勤します。哲平は社内恋愛がバレたくないようですが、理子は気にしていない様子で……。皆に公表しない哲平を見た理子は、頭にきて哲平を社員旅行の幹事にしてしまったのです。 その頃さなえは、荘一郎と荘一郎の元カノ・奈美(森口瑤子)のことを気にしています。その後哲平と理子は、社員旅行へ。2人は一緒に流れ星を見て、理子は「ずっと哲平といられますように」とお願いしました。 翌日哲平は朝の会議の前に、「実は俺、上杉と付き合ってます」と会社で報告しました。しかし皆は既にに知っていたようで……。理子は家にあるサボテンを見ながら、幸せをかみしめていたのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

さなえの元に、奈美から電話がかかってきます。「夕べ、あの人は私と一緒に居たのよ」と言われたさなえは、涙を流していたのでした。一方哲平はコンペを任され、理子は哲平に「何でも手伝うから」と寄り添います。 さなえは荘一郎に、奈美から連絡があったことを打ち明けます。後日荘一郎は「君とはもう会えない」と奈美に告げますが、奈美は「取り調べの時に荘一郎に乱暴されと訴える」と言い返し……。しかし荘一郎はさなえを選び、奈美は荘一郎のシャツに口紅で「さようなら」と書いて去っていきます。 さなえは哲平に、荘一郎ともう一度やり直すと決意を伝えました。一方理子はこのところ、哲平の心が離れているのではと不安になっていて……。すると哲平は、理子に「お前が好きだよ!」と何度も伝えたのでした。

第8話のあらすじ・ネタバレ

荘一郎とさなえは、結婚式の衣装合わせをしています。しかしさなえは、どこか浮かない表情で……。 理子は気を利かせて、哲平とさなえが2人で話せるよう時間を作りました。哲平も、さなえに「いくらでも愚痴聞くよ」と寄り添います。 実はさなえは、かつて荘一郎が自分の保身のために奈美のことを捨てていたという事実を知ったのです。奈美の家族には犯罪者がおり、奈美はそのせいで荘一郎に振られたことを恨んでいました。事実を知ったさなえは逃げ出してしまい、哲平はコンペの真っ只中でもさなえの話を聞くように。 迎えた荘一郎とさなえの婚約パーティーの日。さなえは哲平への想いを断ち切るため、写真を燃やします。荘一郎もさなえの哲平への想いを確信し、荘一郎はパーティー会場で「さなえとの婚約解消」を宣言。しかし哲平は、涙ぐむさなえにキスをしてしまい……。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

哲平とさなえのキスを目撃してしまった理子は、長野の実家に帰ってしまいます。哲平は理子の元に行き、「俺が好きなのは理子だ」と自分の気持ちを伝えました。理子は自分だけを見てほしいと言うも、哲平は即答できずにいて……。 一方荘一郎は、哲平に「さなえとどうするつもりだ」と問います。逆に哲平は荘一郎に、「なぜちゃんと捕まえとかなかったんだよ……」と言い返しました。 哲平はさなえに、キスしてしまったことを謝ります。そして哲平は理子に、「もう1人にはしないから」と決意を伝えました。しかし理子は「優しくされればされるほど、寂しかった。もう疲れた……」と言い、「理子!」と叫ぶ哲平の声にも振り向かず去ってしまい……。

第10話のあらすじ・ネタバレ

理子は、哲平とさなえが一夜を共にしたと思い込んでいました。理子は哲平と別れて長野に帰ることを決め、会社に辞表を出してしまったのです。 哲平は理子と別れたくないと、必死に理子を引き留めました。哲平も理子も目に涙を浮かべますが、理子の決意は固く……。 そんな中、さなえが理子のアパートにやってきます。さなえは哲平とのことを謝りつつ、「私振られたんです」と告白。「俺が好きなのは理子だって、はっきり言われました」とさなえは伝えました。 理子の送別会も終わり、哲平と理子は最後のデートをすることに。夜、哲平は「お前が好きだから、結局さなえに何もしてやれなかった。もう一度やり直そう」と伝えます。しかし理子は「でももう遅いの」と、哲平に別れのキスをしたのでした。

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最終話のあらすじ・ネタバレ

理子は東京を去り、哲平への思いを断ち切るように実家のペンションの仕事に打ち込みます。ペンションに遊びに来たエリカ(藤原紀香)は、哲平とヨリを戻してあげようと、あえて哲平の話をしました。しかし理子は、気にしない素振りを見せて……。 一方の哲平は仕事に追われる日々を送りますが、理子のことが忘れられません。哲平はやはりもう一度理子と話がしたいと、長野に向かうことに。哲平と理子は数週間ぶりの再会を果たしますが、またもや些細なことで喧嘩をしてしまいました。 哲平が東京に戻る日、2人は真っ白な雪のゲレンデへと向かいます。そこは理子が言っていた、10秒に1回は流れ星が見られる場所。哲平ははにかみながら「俺がジジイになんの見ててくれよ。俺も見てるから。おまえがババアになってくの」と理子に言い、「次の土曜日にまたここに来る。理子が来なければ諦める」と決意を伝えました。 理子は実家を後にし、哲平の元に向かいます。その後哲平と理子はタキシードとウエディングドレスを身にまとい、カメラの前でポーズを撮っていたのでした。

「ラブジェネ」といえば「ちょ待てよ!」

「ラブジェネ」のセリフには、木村拓哉の名言が数々登場していましたね。「ちょ待てよ!」や「俺たちがキスする時間」など、今でも語り継がれるほどの名言がとても印象に残っています。 その中でも「ちょ待てよ!」は、モノマネ芸人が木村拓哉の真似をする時に欠かせない言葉ですね。この言葉は「ラブジェネ」の第5話、理子が「さよなら」と言って電話を切ろうとしたシーンで哲平が「ちょ待てよ!」と言ったことがきっかけとなっています。 しかし木村拓哉は「ラブジェネ」以降のドラマでも度々「ちょ待てよ!」というセリフを発しています。この「ラブジェネ」がきっかけで、この名言が生まれたといえるでしょう。

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『ラブジェネレーション』のあらすじ・ネタバレを全話紹介

『ラブジェネレーション』の全話あらすじ・ネタバレを紹介しました。何十年経っても名作であり、平均視聴率30.8%を記録した大ヒットドラマとして、これからも後世に語り継がれる作品となるでしょう。 キュンキュンするラブストーリーが見たくなった方は、ぜひチェックしてみてください。