｢ドクターストーン｣スイカは7年後成長して大人に！なぜ顔を隠しているのかも解説

「ドクターストーン」に登場するスイカを被った少女スイカを100億％徹底解説！その正体や活躍、7年後の成長した大人の姿まで、スイカの秘密をまるっと暴くんだよ。 ※この記事は「ドクターストーン」の重要なネタバレを含みます。

スイカは3巻17話で登場する石神村の少女です。登場時は桃太郎の桃のように川を流れて、主人公・石神千空(いしがみせんくう)の前に現れました。 大きなスイカをくり抜いたものを被って顔を隠しているのが特徴。当初は遠慮しがちでおとなしい印象の子でした。 顔を隠していることから、性別がどちらか分からないという声が多いですが、アニメでは可愛らしい声をしており、成長した姿はまさに美少女。性別は女で間違いないでしょう！

スイカは被り物や後述するモヤモヤ病のせいで村ではあまり手伝えることがなく、だからこそ何かで人の役に立ちたいという気持ちが強い子です。 「スイカだってお役に立つんだよ」と小柄な体型や土地勘をいかした索敵や隠密行動が得意で科学王国に貢献。「～なんだよ」というかわいらしい語尾もスイカの特徴の1つです。

次の見出しからは22巻以降での活躍を紹介。ネタバレしたくない人は注意して読み進めてください。 22巻196話、物語は7年後となり16歳となったスイカが登場します。タレ目な瞳にウェーブがかった髪、体型も大人っぽくなり女の子から一気に美少女になりました。

月を目指す科学王国はDr.ゼノ率いるアメリカチームと南米で対峙します。科学王国は石化装置による自爆作戦を準備するも、敵のスタンリー軍の襲撃で壊滅状態に。 その頃、北米のコーンシティチームが石化装置の再起動に成功。それを使って、千空は全人類を石化させる作戦を思いつきます。もとの自爆作戦で復活役を担う予定だったスイカは、とっさの判断で唯一残る復活液を千空たちのもとへ届けました。 仲間は傷つき、その時点で動けるのはすでにスイカのみ。復活液が降り注ぐ仕掛けが施された塔の下にスイカがたどり着くと同時に、全人類が石化してしまいます。 数カ月後、頭上から降り注いだ復活液によってスイカだけが復活するのでした。 詳しい展開に関しては以下の見出しで解説！

千空たちはスタンリー率いるアメリカ軍とアラシャの地で決戦になります。 しかし、圧倒的な武力を誇るアメリカ軍には歯が立ちません。勝つためには、人類を再び石化させるしかないと千空は考えていました。

石化装置を修理しようとしますが作業が難航しうまくいきません。その間に、次々と味方がアメリカ軍に敗れていきます。 しかし、コーンシティにいたジョエルが石化装置を完成させ発動させました。再び世界が石化光線に包まれます。

再び石化した人類を助けるには誰かが石化から復活しないといけません。復活液を準備したタワーまで行かなければなりませんが、千空をはじめほとんどの人が満身創痍です。 タワーまで行ける人物はスイカだけでした。千空たちはスイカに後を託します。

数か月後、復活液を浴びてスイカは石化から復活しました。スイカは残された復活液を探しますが、復活液は見つかりません。もうこの世に復活液は残されていませんでした。 しかし、スイカは千空のポケットに復活液のレシピが入っていることに気づきます。

復活液のレシピをもとにスイカは復活液を作り出します。レシピには3通りの方法が記載されていましたが、スイカにできるのは1番時間がかかる方法でした。 それでもスイカは諦めず、7年の年月をかけて復活液を開発。千空を復活させ仲間と再会を果たしました。

たった1人の人類となったスイカは千空の残したメモを頼りに、千空いわくアホほど時間のかかる工程で復活液を作り遂げます。このときすでに7年が経っていました。 スイカはまず千空を復活させます。スイカは感極まって千空に抱きつきますが、その姿はもう子どもではなく立派な女性、しかも美少女でした。この姿を観ると、やはり彼女の祖先はリリアンで間違いなさそう。 そこから千空は爆速で復活液を量産、スイカは大好きなコハクたちとも再会します。スイカだけが7年分の歳を重ねたので、見た目的にはコハクと同い年くらいになっていました。 最終話ではスイカは千空とともにタイムマシンを開発する科学チームの一員となっています。

スイカは死亡したという説がありますが、死亡していません。 スイカ死亡説が流れた理由は、おそらくスイカが作中で2回石化しているからでしょう。1回目は宝島編でイバラによって石化されました。2回目は南米編で千空たちの作戦で石化しています。 しかし、いずれもちゃんと復活を遂げ、最終回まで生存していました。

スイカはモヤモヤ病を患っていますが、その正体は近眼です。彼女が被り物をしていた理由もこの近眼にあります。近眼のせいで顔をしかめて目を細めている姿を、人に見せたくなかったのです。素顔は将来有望な整った顔立ちをしています。 千空はスイカが近眼だと見抜き、彼女用のレンズをクラフト。スイカは近視を克服しますが、名前の通りスイカを被っているほうがしっくりくるという理由から、以降もスイカを被り続けます。

石神村は石化時に宇宙にいた6人の宇宙飛行士たちの子孫の村です。スイカの容姿から祖先は宇宙飛行士の一員だったリリアン・ワインバーグでしょう。 村人は鉱物など科学に関連する名前を持つのが特徴です。クロムいわくスイカはあだ名だそうですが、本編では最後まで本名は明かされませんでした。 鉱石のなかには、スイカ風配色のウォーターメロントルマリンと呼ばれるものがあるので、もしかしたらトルマリンというのが彼女の本名かもしれません。

スイカの特技は索敵と隠密行動。千空からは「名探偵スイカ」として重宝されています。 千空が鉄作りのマンパワーを欲した際は、スイカが村に転がるスイカになりすまして情報収集。それをヒントに千空がラーメンを作り、村人懐柔の第一歩となりました。 村の御前試合では金狼がボヤボヤ病だと見破り、機転を利かせて自身のレンズ入りスイカマスクを彼に投げます。そのおかげで金狼は試合に勝てました。 司帝国との全面戦争前には、あさぎりゲンが山道に残したヒントを辿って、無事に千空からの差し入れを届けることに成功したスイカ。機転の速さや観察力の高さが随所にうかがえます。

2期でもスイカは得意の隠密行動で大活躍。司帝国との戦いで仲間のクロムは捕らえられてしまいます。千空たちは助けに向かいますが、肝心のクロムの居場所がわかりません。 そんななか、スイカが擬態をしながら司帝国に潜入。見事クロムが捕らえられている場所を発見し、千空たちにクロムの情報を伝えたのです。

スイカを演じているのは、偶然にもスイカと同じ9月9日生まれの声優の高橋花林(たかはしかりん)です。 なぜか声優が途中で変わったという噂がネット上に出回りましたが、1期から継続して彼女がスイカを演じています。 『チェンソーマン』のコベニ役や「アイマス」シリーズの森久保乃々役などが有名です。

『Dr.STONE』の隠れ美少女スイカについて紹介しました。かわいらしいマスコットキャラクター的存在から、終盤では一気にヒロイン枠にまで駆け上ったスイカの活躍は、ぜひ完結済みの漫画で一気読みして確かめてみてください！