2023年3月10日更新

漫画「それでも好きだからいいよ」最終回まで全巻ネタバレあらすじ&感想!切ない三角関係の結末は?

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全7巻で完結済みの恋愛漫画『それでも好きだから、いいよ』。彼氏の兄を好きになってしまった主人公の切ない恋が描かれています。 本記事ではそんな『それでも好きだから、いいよ』のストーリーを最終回まで紹介。ネタバレや感想も交えながら解説しているので、作品について詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。

1巻ネタバレ感想

恋とは無縁の人生を送ってきた女子高生・咲希は、ある日別の高校に通う洸星に告白され、付き合うことになりました。 しかし洸星の兄で同じ高校の先輩・奏もなぜか彼女を気に入り、ことあるごとにちょっかいをかけてきます。 洸星と奏は血のつながらない兄弟で、何か因縁があるのかあまり仲が良くありません。優しくて素直な洸星とちょっとひねくれている奏、正反対な性格ゆえに気が合わないのも無理はないでしょう。 洸星は咲希に「アイツには近づかないで!」と言ってきますが、なんと奏は仮病を使って咲希を家に呼び出した挙句キスをしてきます!

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意地悪で優しくてというギャップにあふれた奏。咲希は今のところ洸星と付き合っていますが、最終的には奏とくっつきそうな予感がします。洸星がちょっとかわいそうです。

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2巻ネタバレ感想

ファーストキスを奪われてショックを受ける咲希。奏は無理やりキスしたうえ、咲希が怒っても不敵な笑みを浮かべるばかりです。そこにタイミング悪く洸星が帰宅し、キスの件には気づいていないものの奏に食って掛かります。 洸星は過去に奏の彼女を奪ったことがあるそうで、もしかしたら奏は咲希を利用してそのときの復讐をしようとしているのかもしれません。 しかし近付いたことを「嫌がらせ」と言ったかと思えば、純粋にやさしくするときもあり、咲希は奏のことがよくわからなくなってしまいます。そして思いつめたすえ、彼にその真意を問うのですが……。

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奏の件がきっかけで咲希と友達の関係がこじれてしまうのがしんどかったです。洸星も今のところキスのことを知りませんが、知ったらたいへんなことになりそう。

3巻ネタバレ感想

奏は咲希の問いに対し、「洸星の彼女じゃなかったらアンタには全然興味ねーし」と返します。この言葉にひどくショックを受けた咲希は、いつの間にか彼のことばかり考えるようになるのでした。 悶々とするうち、自分が奏を好きになっていると気づいてしまった咲希。その気持ちを抑えきれなくなった彼女は、ついに洸星に別れを切り出すのでした。 人づてでふたりが別れたと聞いた友達は、咲希を非難し無視するように。最初は仲のいいようすが描かれていただけに、なんとも複雑な気持ちになってしまいますね。

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やはり咲希は奏のことを好きになりました。誰を好きになるか個人の自由だとはいえ、どうしても洸星に同情してしまいますね。いくらなんでもクリスマスを目前に控えたタイミングにとは……。

4巻ネタバレ感想

ついに洸星が、咲希の好きな人が奏だという事実を知ってしまいます。彼はショックを受けて怒るというより、逆に奏が相手なのであれば奪われてなるものかと奮起。咲希にもそう宣言しますが、彼女の心はもうすっかり奏に向いています。 しかもちょっとした会話の流れから、奏は咲希に「付き合う?」と提案。いつものように冗談交じりではありますが、咲希さえ受け入れれば一応は交際がスタートしそうです。 途中では奏と洸星の元カノも登場し、波乱の予感がします。美人ですが見たところ悪女っぽい雰囲気があり、要注意ですね。

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奏から「付き合う?」発言が飛び出すという急展開に驚きでした。奏はまだ咲希のことをからかっているようですが、いつか彼が本気になるときは来るのでしょうか。

5巻ネタバレ感想

お付き合いを始めることになり、早速動物園デートに出かけた咲希と奏。奏は動物を見ながら思いきり笑ったり、エサやりが売り切れだとわかって残念がったりと、意外にも子どものような表情を見せます。不意打ちのキスもあり、こうして見ているとなんだか普通に幸せなカップルみたいです。 しかし楽しいデートの途中、元カノが乱入するという事件が。奏は完全無視を決め込んでいましたが、もちろん咲希は複雑な気持ちになってしまいます。 やがてやってきたバレンタインの日。咲希はチョコを渡すため奏の部屋に行き、彼となんだかいい雰囲気になりますが……。

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元カノ、さすがにデートの途中で挨拶もなしに割り込んでくるのはヤバすぎます。動物園デートをするふたりがとても楽しそうだっただけに、イラっとさせられました。

6巻ネタバレ感想

奏はついに今まで隠してきた「本当の自分」について語り始めます。 奏は幼い頃、自分の父親と洸星の母親が不倫をしていたというウワサを親戚がしているのを聞いてしまいました。しかも親戚たちが言うには、奏の母親はそれを苦に自殺したのかもしれないという話。母親の死後にふたりが出会い再婚したと思っていた奏はショックを受け、以来家族を恨むようになりました。 この話を聞いた咲希は複雑な気持ちに。そのうえたまたま洸星と会ったところを元カノに撮られ、奏に誤解されてしまいます。

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ようやく奏の抱えているものが明らかになりました。もっと早く話し合いをできていれば、というより親戚が下衆なウワサ話に花を咲かせていなければ、ここまでこじれることはなかったでしょうね……。やるせないです。

7巻ネタバレ感想

奏は家に会いに来た咲希に怒りをぶつけ、騒ぎを聞きつけ止めに入った母親にも暴言を吐きます。そんな中母親が倒れてしまいますが、奏が救急車を呼んだおかげで大事には至りませんでした。 この件がきっかけで一家の問題は解決……とはいきませんが、奏もある程度落としどころが見つけられたようです。すると彼は咲希に対し、自分たちの関係は終わりだと突き放し「巻き込んで悪かった…」と謝ります。 そのときのつらそうなようすを見て一度は別れを受け入れた咲希ですが、なんと洸星から「奏には咲希ちゃんが必要だ」と言われ、もう一度奏に想いを伝えてみることに。奏もそれを受け入れ、ふたりは今度こそちゃんと結ばれるのでした。

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途中まではどうなることやらと思っていましたが、最後ちゃんとハッピーエンドを迎えられてよかったです!素晴らしい当て馬となってしまった洸星にも幸せになってほしい。

『それでも好きだから、いいよ』あらすじをネタバレ解説しました

この記事では『それでも好きだから、いいよ』のあらすじを第1巻から最終巻までネタバレ解説してきました。 主人公と一緒になって奏のギャップに翻弄されてしまう本作。それほど長い物語ではありませんが、胸キュンや切なさが詰まっていて見ごたえたっぷりです!