韓国ドラマ『火の女神ジョンイ』の全話あらすじ・ネタバレ!実在した陶工の半生を描く
16世紀後半、朝鮮一の女性陶工ユ・ジョンの波瀾万丈な朝鮮での半生を描いたドラマティック史劇『火の女神ジョンイ』。 ここからはそんな本作の各話あらすじ・ネタバレや、モデルとなった人物を紹介していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
タップできる目次
- 『火の女神ジョンイ』の基本情報
- 1〜3話のあらすじ・ネタバレ
- 4〜6話のあらすじ・ネタバレ
- 7〜9話のあらすじ・ネタバレ
- 10〜12話のあらすじ・ネタバレ
- 13〜15話のあらすじ・ネタバレ
- 16〜18話のあらすじ・ネタバレ
- 19〜21話のあらすじ・ネタバレ
- 22〜24話のあらすじ・ネタバレ
- 25〜27話のあらすじ・ネタバレ
- 28〜30話のあらすじ・ネタバレ
- 31〜33話のあらすじ・ネタバレ
- 34〜36話のあらすじ・ネタバレ
- 37〜39話のあらすじ・ネタバレ
- 40〜42話のあらすじ・ネタバレ
- 43〜45話のあらすじ・ネタバレ
- 46話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
- 『火の女神ジョンイ』のモデルは百婆仙
- 『火の女神ジョンイ』のキャスト
- 『火の女神ジョンイ』の全話あらすじ・ネタバレ
『火の女神ジョンイ』の基本情報
原題 | 『불의 여신 정이』 |
---|---|
放送年 | 2013年 |
話数 | 全46話 |
放送局 | MBC |
ジャンル | 史劇 , ラブコメディ |
平均視聴率 | 9.2% |
最高視聴率 | 12.0% |
監督 | パク・ソンス |
脚本 | クァン・スンギュ |
『火の女神ジョンイ』の口コミ・感想
王子が想い人に意地悪な態度を取ってみたり、現代っぽい恋愛の感じがあったりしてキュンキュンしまくった!とはいえ恋愛に重きを置いてるわけではなく、史劇としての学びもあったな。世界観が素晴らしくて、第1話から一気に引き込まれる。
テド兄がとにかく格好良かった!キム・ボムはイケメン役がホントにお似合いですよね……。それと王様役のチョン・ボソクも圧がすごかった。大物俳優の存在感が作品をより面白くしていて、46話すべてのエピソードが面白い!
1〜3話のあらすじ・ネタバレ
朝鮮第14代王・宣祖の命令によって、陶芸家としての最高職の座へ就く勝負をすることになったユ・ウルタムとイ・ガンチョン。しかしイ・ガンチョンのことがお気に入りの側室によって、ユ・ウルタムは叛逆罪の疑いをかけられて投獄されます。 牢獄生活から数日、宣祖に光海君という息子が生まれたことで恩赦となりました。一方イ・ガンチョンは最高職の座に就き、何不自由ない充実した生活を送っています。 そんなある日、ヨノクという女性がユ・ウルタムのもとを訪れ、娘を育てるようお願いしてきました。その直後ヨノクは亡くなり、ユ・ジョンと名付けられた女児を預かることに。 大きく育ったユ・ジョンは、幼馴染のキム・テドとともに狩りへ出かけていました。そこで動物用の罠に引っかかっている光海君を発見。しかし王子だとわかったユ・ジョンは、咄嗟に彼を気絶させてしまいます。 光海君は無事に王宮へ帰還しますが、そこでユ・ジョンがユ・ウルタムの娘であることを知るのでした。
4〜6話のあらすじ・ネタバレ
帰宅途中のユ・ジョンは、光海君が持っていた壺を自分が割ってしまったと勘違いします。そこで壺の修復を申し出ますが、そのことを知ったユ・ウルタムは落ち着きがない様子。その後ユ・ジョンを師匠であるムン・サスンのもとへ連れていき、身の安全を考えるのでした。 実は壺を直す行為は罪に当たるのです。イ・ガンチョンは壺の修復をユ・ウルタムに任せることで、陥れようと画策していました。そしてユ・ウルタムは大逆罪として、再び投獄されてしまいます。 育ての親を助けるために、ユ・ジョンは宣祖のもとを訪れていました。そこでユ・ウルタムは事件に無関係だと証明しますが、宣祖は受け入れません。しかしこの世で美しい器を作るという命令を実行できた場合、ユ・ウルタムを無罪放免にすると言われます。 無事宣祖の所望通りの器を作ることができ、ユ・ウルタムは釈放されました。しかしイ・ガンチョンはそれを良く思わず、刺客を送り込んでユ・ジョンの目の前でユ・ウルタムを殺します。
7〜9話のあらすじ・ネタバレ
父親を殺した人物に復讐するために、朝鮮一の沙器匠になることを決意するユ・ジョン。その後キム・テドに自分は死んだことにしてほしいと頼み、行方をくらします。 ユ・ジョンはムン・サスンのもとで厳しい修業をしていました。数年後、ムン・サスンが作った器を売るために都へ向かいます。そこで成長した光海君と再会を果たしますが、盗人によって大切な玉帯が盗まれてしまいました。 王宮へ戻った光海君は宣祖に玉帯が盗まれてことを報告すると、罰として異母弟の信城君に使えることになります。一方ユ・ジョンは都でごろつきに絡まれて、持ち物をすべて奪われてしまいました。しかしそんな彼女をキム・テドが救い、護身術を教え込みます。 名も性別も偽って挑む工抄軍の試験の日。ユ・ジョンは王室の森に入ってしまい、投獄されます。しかしイ・ガンチョンの息子であるイ・ユクトの助けもあって再試験に挑戦し、無事に分院の工抄軍となるのでした。
10〜12話のあらすじ・ネタバレ
分院の工抄軍となったユ・ジョンは、毎日忙しく働いていました。そんなある日、明の使臣が王宮へやってきて宣祖に対して急いで世継ぎを決めるよう急かします。 そして宣祖の長男である臨海君を光海君だと勘違いしているユ・ジョンは、倉庫から壺を取り出している場面をイ・ガンチョンに見られてしまいました。さらにイ・ガンチョンは、この出来事をきっかけに臨海君と光海君を陥れようと画策します。 臨海君は仁嬪キム氏から、「明の使臣は器を買い取ろうとしていて光海君が取り入ろうとしている」という話を聞き、宣祖に訴えかけていました。しかしすべてはイ・ガンチョンたちの罠で、仁嬪キム氏の裏切りによって光海君と臨海君は捕らえられてしまいます。 情報を受け取ったユ・ジョンはすぐさま王宮へ向かいますが、役人に捕まってしまいました。一方宣祖は、明の使臣から青磁の茶器を作るよう命じられます。 責任重大な仕事に沙器匠たちは逃げ出しますが、唯一ユ・ジョンだけは命懸けで茶器を作っていました。
13〜15話のあらすじ・ネタバレ
必死に青磁の茶器を作り上げようとするユ・ジョンでしたが、必要な素材がなくなってしまいます。そこでユ・ジョンは、光海君とともにムン・サスンのもとへ素材を調達しに行くことを決意。しかしその途中で事故に遭い、光海君はユ・ジョンが女性であることを知ってしまいます。 動揺が隠せない光海君でしたが、この罪は必ず償うと話すユ・ジョンの目を見て、彼女が茶器を完成させる期間まで待つことを決めるのでした。 しかし王宮に戻った際、ヨノクの同僚であるオ・グッピを助けるためにユ・ジョンは自らの性別を明らかにします。その結果役人に捕らえられますが、キム・テドによって助け出されました。 数日後、ついに明が決めた茶器完成の期限を迎えます。イ・ガンチョンはほぼ完成形の茶器を渡し、使臣を騙すために光海君の巧みな話術で難を逃れました。しかしプライドを傷つけられた使臣は、なんと茶器を作った沙器匠を殺そうとします。 そのことを知ったイ・ガンチョンは、茶器を作ったのはユ・ジョンだと偽り……。
16〜18話のあらすじ・ネタバレ
褒美を与えるために明の使臣がユ・ジョンを探していることを知ったキム・ファリョン。しかしある違和感を覚えたためイ・ユクトに調べさせると、使臣たちはユ・ジョンを殺すために行方を追っていることを知ります。 その後キム・ファリョンから事情を聞いたキム・テドは、光海君とともにユ・ジョンを探しに向かいますが、すでに身柄を拘束されていました。光海君が囮となりひとまずユ・ジョンを解放するキム・テド。 一方王宮内では、宣祖派と仁嬪キム氏派の動きが活発化していました。そして宣祖は大役に臨海君を任命することを決めます。 その頃分院では、土練りを課題とした工抄軍試験が行われていました。しかしそこにユ・ジョンの姿はなく、試験が始まったときに到着します。遅刻したことで課題に必要な素材がもらえずに悩むユ・ジョン。そのときユ・ウルタムが陶石で土を練って磁器を作っていたことを思い出します。 そして上手く土を練り、無事試験に合格するのでした。
19〜21話のあらすじ・ネタバレ
イ・ガンチョンはユ・ジョンがユ・ウルタムの娘ではないかと疑い始めます。しかしすでに死んでいるという情報があったため、これ以上追及することはありませんでした。 そんな中、光海君のもとに役人が仁嬪キム氏から賄賂として水滴を受け取ったという報告が入ります。ユ・ジョンとムン・サスンの鑑定の結果、分院の倉庫にあったものと判明。 一方イ・ガンチョンは、賄賂の件がバレたことですでに手を打っていました。ユ・ジョンは出し抜かれたことで窮地に立たされますが、光海君が現れたことで難を逃れます。しかしムン・サスンはイ・ユクトと茶器作りの対決を申し込まれ、負けた方が分院を去るという条件を提示されてしまいました。 ユ・ジョンはムン・サスンのサポートに徹します。イ・ガンチョンの手によって窯焚きは失敗しますが、機転を利かせて新たな杯を作り上げました。 その頃イ・ガンチョンは、ユ・ジョンの荷物からユ・ウルタムの器を発見し……。
22〜24話のあらすじ・ネタバレ
イ・ガンチョンは勝負に確実に勝つために、杯を乗せた荷台をごろつきに襲わせる作戦を実行します。しかし光海君の予想の範疇だったため、何事もなく会場へ運搬することができました。 勝負の結果はムン・サスンが勝利を収めますが、宣祖に対してイ・ユクトを追放しないように頼み込みます。自身の不甲斐なさに打ちひしがれるイ・ユクトは、キム・ファリョンの支えもあり少しずつ前を向き始めます。さらにイ・ガンチョンに対して、二度と失態は犯さないことを誓うのでした。 そんな中、キム・ファリョンのもとにユ・ジョンとキム・テドが婚約するという情報が入ってきます。嫉妬に狂ったキム・ファリョンはイ・ガンチョンに、ユ・ジョンがユ・ウルタムの娘であることを明かしてしまうのでした。 その後イ・ガンチョンは火薬入りの薪を用意して、ユ・ジョンを襲います。間一髪で重傷を負わずに済んだユ・ジョンでしたが、光海君は大激怒。事件に関わった者全員に処罰を下すと役人に言い放つのでした。
25〜27話のあらすじ・ネタバレ
ユ・ジョンの行方を追っていた光海君は、山奥の寺に訪れていました。そこには爆発の影響で視力を失ったユ・ジョンの姿が……。彼女は王宮に戻ることを願っていましたが、キム・テドが安全のために阻止していたのです。 しかし光海君はユ・ジョンの思いを理解し、彼女の願い通り王宮へと帰還するのでした。その後仁嬪キム氏から依頼されていた花瓶作りに勤しむユ・ジョン。実は視力を失ったことで表現力に更なる磨きがかかっていました。 その結果模様がない真っ白で美しい花瓶を完成させ、仁嬪キム氏へ贈ります。しかし仁嬪キム氏は、素晴らしい花瓶だと思う内心を隠し、気に入らないと言い放つのでした。数日後、ユ・ジョンは王宮を追い出され、自暴自棄になってしまいます。 しかし夢に母親が出てきたことで、改めて陶芸家の道を進むと誓うユ・ジョン。目を覚ますと視力が完全に回復していました。 その後、陶器に付着したカビによって病人が溢れていた村を訪れ、陶器を提供します。
28〜30話のあらすじ・ネタバレ
ユ・ジョンのおかげで、村人たちは腹痛に苦しむことがなくなりました。 一方王宮では、宣祖が王子たちに村人たちが腹痛で苦しんでいる原因を調査するよう命令を出します。村へ調査へ出かけた光海君は、陶器を売るユ・ジョンと再会を果たしました。そしてユ・ジョンが問題を解決させていることを知った光海君は、彼女を王宮へ連れ戻します。 その後ユ・ジョン製の陶器を提供すると、問題も解決していきました。村ではユ・ジョンを称える声が多く上がりますが、もちろん仁嬪キム氏はこれを良く思いません。宣祖に悪い噂を吹き込み、光海君を警戒させるのでした。 数日後、キム・テドからユ・ウルタム暗殺の黒幕はイ・ガンチョンであることを知らされるユ・ジョン。復讐を果たすことを誓った彼女は、イ・ガンチョンに宣戦布告するのでした。 その頃仁嬪キム氏は、光海君に反逆の罪を着せようと画策。そしてユ・ジョンをイ・ガンチョンの使いで王宮外へ向かわせます。
31〜33話のあらすじ・ネタバレ
ユ・ジョンを王宮外へ向かわせたのは、仁嬪キム氏の罠でした。ユ・ジョンの身の安全を案じた光海君は、すぐさま捜索へ向かいます。その隙に仁嬪キム氏が宣祖に書簡を渡し、光海君が反乱を起こそうとしていることを吹き込むのでした。 その結果、軍は光海君捕縛のためにユ・ジョンのもとへ向かいます。一方光海君はユ・ジョンは再会しており、彼女への想いを明かしていました。しかしユ・ジョンは、光海君が王子だからという理由で応えをはぐらかしてしまいます。 2人のもとへ軍がやってくると光海君は捕まり、王宮へ連れ戻されました。宣祖の前に立つ光海君でしたが、国を案じて解決策を練っていたことを伝え、ひとまず謹慎処分で済みます。 光海君が生まれたことがきっかけでユ・ウルタムが釈放されたことを知るユ・ジョン。さらにオ・グッピからユ・ジョンが視力を失った場所で、ヨノクが亡くなったことを知らされます。そしてすべての事件にイ・ガンチョンが関わっているのではないかと考え……。
34〜36話のあらすじ・ネタバレ
今まで手を組んでいた仁嬪キム氏とイ・ガンチョンでしたが、突然対立関係になります。そのきっかけとなったのが、イ・ガンチョンの裏切り行為。なんとイ・ガンチョンはすでに倭国と協力関係を築いており、東人派の権力者にこびへつらっていたのです。 そのことを知ったユ・ジョンは王宮内で発見した帳簿を持ち出し、仁嬪キム氏を上手く取り入れるのでした。さらに信城君の湯薬の器作りを依頼され、早速取り掛かります。 しかしイ・ガンチョンによって、ユ・ジョンとイ・ユクトの器作り対決が行われることに。ユ・ジョンが勝った場合は沙器匠に昇格、イ・ユクトが勝った場合は彼を郎庁に任命することを約束します。一方仁嬪キム氏は、イ・ガンチョンの身勝手な行動に怒りを覚えますが、結局対決は行われました。 宣祖の許可のもと、信城君が勝敗を決めることを条件に開催日が決定します。ユ・ジョンはキム・ファリョンに干潟の土の確保を依頼しますが、残念ながら手に入りませんでした。
37〜39話のあらすじ・ネタバレ
ユ・ジョンとイ・ユクトはそれぞれ湯薬の器を完成させ、信城君のもとへ届けます。そしてイ・ユクトが作った器で湯薬を飲んだ瞬間、信城君は突然苦しみ始めました。なんと信城君は海藻アレルギーであることが判明し、イ・ユクトの器には干潟の土が使われていたのです。 この出来事がきっかけで仁嬪キム氏は怒り、イ・ユクトの死刑を要求します。一方息子の身を守るために、イ・ガンチョンは事件の経緯を整理していました。 しかしイ・ユクトが、ユ・ジョンが使おうとしていた素材を横取りしたことを知ります。どうすることもできないと理解したイ・ガンチョンはユ・ジョンに土下座し、助けを請うのでした。 ユ・ジョンは、ユ・ウルタムの死に関するすべての情報を開示するよう求めます。しかしイ・ガンチョンは嘘をつき、金で解決しようと企みます。もちろんユ・ジョンはお見通しで、イ・ガンチョンを見捨てることを決めるのでした。 数日後、ついにイ・ユクトの死刑が執行されます。
40〜42話のあらすじ・ネタバレ
イ・ユクトの首に剣が振りかざされようとしたそのとき、役人が刑の執行を取りやめるよう介入してきます。なんとユ・ジョンが宣祖に対して器の素材は自分のものであったことを明かし、刑の取り下げを申し出たのです。 数日後、分院の郎庁の座にはキム・サスンが就きます。さらにユ・ジョンは、朝鮮初の女沙器匠に任命されるのでした。そして光海君からユ・ジョンへ、ユ・ウルタムが使用していた工房をプレゼントされます。 イ・ガンチョンとイ・ユクトはキム・サスンに許しを請い、王宮内に留まることに成功していました。しかし2人はまったく懲りておらず、むしろ復讐の機会を窺っていたのです。 数日後、明から磁器の作成を依頼されたキム・サスンたち。イ・ガンチョンはさまざまな作戦で邪魔をしますがすべて回避され、ついにユ・ジョンの暗殺を実行します。 しかし光海君とキム・テドは刺客であるマプンを捕縛し、彼の自白を試みていました。
43〜45話のあらすじ・ネタバレ
イ・ガンチョンは、ユ・ウルタムの墓へ行って謝罪することをユ・ジョンに誓います。しかしこれはすべてユ・ジョンを陥れるための罠。イ・ガンチョンは墓の前でユ・ジョンの到着を待ちますが、光海君によって捕らえられます。 イ・ガンチョンのもとへ向かったキム・サスンは、「ユ・ジョンはお前の娘だ」と伝えるのでした。その瞬間、イ・ガンチョンは今までの行いを後悔して涙を流します。 一方光海君たちが墓へ向かうと、ユ・ジョンはすでに倭国の使臣であるケンゾウに攫われていました。そして光海君は急いで港を閉鎖しようとしますが、キム・ファリョンによって船が出国してしまいます。 そんな絶体絶命のユ・ジョンを助けたのは、キム・テドでした。しかし倭国の者たちによって重傷を負い、そのまま亡くなってしまいます。 命からがら王宮へ逃げてきたユ・ジョンでしたが、翌日には街に倭国の軍が侵攻してきました。さらにイ・ガンチョンの裏切りによって王宮は倭国のものになってしまい……。
46話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
光海君のもとに向かうため王宮を抜け出そうとするユ・ジョンでしたが、イ・ガンチョンによって捕らえられてしまいます。しかしムン・サスンから、ユ・ジョンは血が繋がっていない妹であることを明かされ、イ・ユクトは彼女を解放するのでした。 王宮内の状況を光海君に伝え、再び帰還するユ・ジョン。しかしケンゾウが振るった剣がイ・ガンチョンを貫き、そのまま息を引き取ります。 このままでは国が滅びると確信したユ・ジョンは、倭国へ向かうことをケンゾウに伝えました。その後世話になった人たちに挨拶を済ませ、倭国へと向かうのでした……。
『火の女神ジョンイ』のモデルは百婆仙
16世紀後半の朝鮮を舞台に、ユ・ジョンの波乱万丈な人生を描いた『火の女神ジョンイ』。そんな本作の主人公ユ・ジョンは、実はモデルとなった人物が存在するのです。その女性は、実在した陶工で「有田焼の母」とも呼ばれる百婆仙。 彼女は慶長の役の際に挑戦から日本へ連れてこられました。百婆仙を連行したのは、肥前国の戦国大名・龍造寺隆信の三男である後藤家信です。 渡来以降は、九州で100人以上の陶工を指導し多くの人から敬愛されていました。その後有田へ移住したことをきっかけに、職人が多く集まって焼き物の大量生産地となったのです。
『火の女神ジョンイ』のキャスト
ユ・ジョン役/ムン・グニョン
分院の工抄軍。何者かによって殺された陶芸家の父ユ・ウルタムの死の真相を突き止めるために、朝鮮一の沙器匠になることを夢見ています。しかし女性は沙器匠になれないため、男装しており……。
光海君役/イ・サンユン
朝鮮王朝第14代王・宣祖の次男。王となる人物にふさわしい才能と性格の持ち主ですが、次男坊であるがゆえに王位継承権は兄の臨海君にあります。国を案じ苦悩する王子です。
キム・テド役/キム・ボム
ユ・ジョンの実の兄のような存在。両親の酒場を手伝いながら武芸を学んでおり、才能はピカイチです。強さと優しさを兼ね備えた男性で、密かにユ・ウルタムの死の真相を追っています。
シム・ファリョン役/ソ・ヒョンジン
ユ・ジョンとキム・テドの幼馴染の女性。昔からキム・テドのことが大好きで、大人になっても片想いをしています。父親の借金を返済するために、イ・ガンチョンの息子イ・ユクトを懐柔します。
『火の女神ジョンイ』の全話あらすじ・ネタバレ
朝鮮一の女性陶工ユ・ジョンの波瀾万丈な半生を描いたドラマティック史劇『火の女神ジョンイ』。 父親の死の真相を知るために男装して王宮へ入り込み、器のために生きた彼女の生き様やラブロマンス、権力争いなど目が離せない要素が盛りだくさんです!