漫画『犬と屑』結末までネタバレあらすじ＆無料で読む方法を解説！打ち切り理由って？ドラマを観るには？

思わず息が詰まるようなスリリングな展開が魅力的な、ラブ・サスペンス漫画『犬と屑』は実写ドラマが放送されたことで、ますます注目度が高まっている作品です！ この記事では本作のあらすじを全話紹介していきます。感想やネタバレも含むので、どんな作品か詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね！

完璧な幼馴染・修司にコンプレックスを抱いていた主人公・陽真（はるま）。ある日彼は修司の妻で、学生時代に思いを寄せていた麗華と再会。そこで彼は修司がすでに亡くなっていることや、彼女のお腹に子供がいることを知ります。 お腹の子の父親は？修司はなぜ死んだのか？そして、主人公はいったいなぜ修司が死んだことを覚えていないのか……。これらの謎が徐々に明らかになっていき、陽真が下した決断とは……。

冴えないサラリーマンの桜庭陽真は、会社でも家でも自尊心をゴリゴリ削られる日々を送っています。これは、幼い頃からよくできる幼馴染と比べられてきたことが原因。 隣の家に住んでいた犬飼秀司は、勉強もスポーツも友達付き合いもうまくこなす人気者。彼女もとっかえひっかえしていた秀司でしたが、高校で出会った鷲見麗香とは唯一長く付き合っています。 高校卒業後、一緒に東京で暮らすことにした秀司と麗香とはしばらく連絡が途絶えていた陽真でしたが、ある日1人で帰省していた麗香と偶然再会します。秀司とうまくいっていない様子の麗香に、「北海道に帰ってきたら？」と言う陽真。 しかし、麗香のお腹には赤ちゃんがいてーー。

一緒に暮らすことになった陽真と麗香。陽真は、ずっと好きだった麗香から頼られることが嬉しくて仕方がありません。しかし一方で、自己肯定感の低さから、自分が麗香の支えになれるのだろうかと不安にもなっています。 そんな時、麗香と陽真の後輩である白兎未夢と糸魚川海が麗香に会いに来ます。そこで明らかになる秀司の死。陽真は、秀司が死んだことだけが記憶から消えているようで、なぜかずっと連絡がつかないと思い込んいたのです。 秀司が死んだときに一緒にいたのは麗香と陽真でした。どうやら秀司の死にはまだ明かされていない謎がありそうです……。そして麗香のお腹にいる子供の父親が秀司ではないことが匂わせられます。

何か隠し事がある様子の麗香ですが、3巻ではもっと気になる人物が動き始めます。それは、陽真の転職先の同僚・鴨下。実は鴨下は、かつて秀司と同じ会社で働いていました。そして、秀司にねじれた執着心を持っていたのです。 秀司への想いと共に麗香への憎しみを募らせていた鴨下は、秀司を殺したのは麗香だと思い込んでいます。そして麗香との間に子供ができないことで悩んでいた秀司のことを捨て、新しい男と子供を作った麗香に罰を与えなければと動き出すのです……。 包丁で麗香のお腹から子供を取り出し、自分が育てればいいんだと思いついた鴨下は、実行に移すことに。とんでもない修羅場の幕開けです。 一方、秀司のクズ男っぷりも明かされていきーー。

麗香と鴨下のバチバチの戦いは、麗香が「お腹の子の父親は秀司じゃない」と言ったことで鴨下が戦意喪失して終幕を迎えました。 そしてお腹の子の父親と思われる新たな人物が登場します。有名画家の蛯原匠の個展で麗香そっくりの絵を見つけた陽真。その絵を見て麗香は蛯原の子を妊娠しているのではないかと勘繰るようになります。 しかし、麗香と蛯原との会話から察するに、蛯原では時期が合わないようです。麗香は不妊治療の一貫で蛯原から精子提供を受けていましたが、妊娠には至りませんでした。 そして話は過去に飛び、ついに秀司の死の真相が明らかになります。秀司の死には、陽真が深くかかわっていたのです。そしてそれに責任を感じた陽真は自ら死を選ぼうとしてーー。

秀司の死に責任を感じて死を選ぼうとした陽真を引き留めたのは麗香でした。2人は秀司がいなくなった穴を埋めるかのようにお互いの体を求めあいます。 お腹の子の父親が陽真であることを明らかにした麗香でしたが、陽真にだけは秀司の子だと言い続けていました。それは、すべての記憶を無くしてしまった陽真を守るため……。しかし、この秘密を1人で守り続けていくことの重さは計り知れません。 そして、ついに陽真の記憶が戻る時がやってきました。秀司の死を受け入れ、前を向くことができた陽真は、これまでの麗香の気持ちに初めて気づきます。 お腹の子と3人で生きていくことを決めた陽真と麗香が築いた温かな家庭が描写される最終回でした。

『犬と屑』は人気のわりには早い段階で最終回を迎えたのもあって読者から「打ち切りになったのでは？」と密かに噂されていました。しかし、実際のところは打ち切りではなく作者の想定通りのストーリーと長さで完結しているようです。 最終巻が5巻の全41話という短編作品の『犬と屑』。巻数が少ない場合、物語の伏線を回収しきれないまま終わってしまう作品が多い中、本作品は伏線を全て拾いきった上で読者も納得の最終話を迎えています。 作者のSNS上でも、お話を中だるみをさせたくなかったことや5巻程度で終わるのを想定して物語を書いていたことが明かされました。『犬と屑』は打ち切りで短編になったのではなく最初から短編のストーリーだったということですね。

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漫画『犬と屑』は2023年6月8日深夜0時59分よりMBSドラマ特区枠にて放送が開始され、現在も放映中です。MBS動画イズムやTverでは毎話放送終了後に見逃し配信がされ、HuluやU-nextでも見放題配信がされています。 原作同様、散りばめられた伏線や人間関係がどのようなに回収されていくのか楽しみですね！

主人公・桜庭陽真は地味で目立たないサラリーマン。優秀な幼馴染の犬飼秀司と幼い頃から比較されてきたためか、秀司に対しては大人になった今でも消えない程のコンプレックスを抱いています。秀司の妻・犬飼麗香には高校時代憧れの気持ちがありました。 そんな桜庭陽真を演じるのは、俳優の倉悠貴。2019年にドラマ『トレース〜科捜研の男〜』で俳優デビューして以降、映画やドラマに引っ張りだこの大人気な倉悠貴ですが、地上波ドラマにおける単独主演は今回が初となります。

犬飼麗香は桜庭陽真の高校時代の同級生であり、万人が認める程の美女です。陽真の幼馴染である犬飼秀司と高校生の頃から付き合っており、秀司と同じ大学へ進学した後結婚しました。ある日、偶然か意図的か陽真と再会することになります。 そんな絶世の美女・犬飼麗香を演じるのはモデル兼女優の三原羽衣。現在は登録者数210万人を超える人気チャンネル「ういちゃんねる。」を運営し、YouTuberとしても活躍しています。

桜庭陽真の幼馴染・犬飼秀司は成績優秀、眉目秀麗ですべてにおいて完璧ともいえる青年。陽真とは小学校から高校までをともに過ごしてきました。やや浮気性な一面が唯一の欠点。大手企業に就職した後、高校時代から付き合っていた麗香と結婚しています。 イケメン幼馴染の犬飼秀司を演じるのは、7 MEN 侍(ジャニーズJr.)のメンバーである中村嶺亜。グループでセンターを担当する中村嶺亜は、ドラマやバラエティ番組への出演も増えており、現在人気上昇中のアイドル兼俳優です。

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