2023年5月28日更新

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』実写映画と原作漫画の比較!未読・既読者どちらも楽しめるサスペンス・ミステリー

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』のスピンオフ漫画を原作とし、これまでに3期まで実写ドラマが製作された『岸辺露伴は動かない』。2023年5月29日に、本シリーズの長編作品を実写映画化した『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開されました。 原作のファンが気になるのは、この実写映画と原作はどのような違いがあるのか、ということ。実は映画版は原作との違いがいくつかありますが、どれも違和感なく、映像作品としてのクオリティを高めているものばかり。 本記事では、原作と異なるポイントの紹介、そして実際に観た筆者の感想を交えつつ、映画版の魅力を紐解いていきます!

実写ドラマを

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基本的には原作に忠実!盛り込まれたオリジナル要素も絶妙◎

実写映画版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、基本的に原作漫画を忠実に再現しつつ、オリジナル要素がいくつか追加されています。細かい設定や場面追加だけでなく、ストーリーそのものに関しても、原作の展開とオリジナル要素が絶妙に組み合わせられているのが印象的でした。 以下の見出しでは、実写映画版で追加されたオリジナル要素について詳しく紹介していきます!

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ストーリーにも追加要素があって、原作ファンでも新鮮な気持ちで楽しめた!

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脚本のおかげでストーリーの流れがよりわかりやすくなっていると感じた。

物語の導入部分など、実写映画版のオリジナルシーンが多数追加

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

本作は、露伴は骨董品屋を訪れ、そこで「黒い絵」の複製らしき作品の存在を知るシーンから始まります。その後、作品を手に入れるため泉とオークションに参加し……と、黒い絵の真相にだんだんと近づいていく流れが自然に描かれています。これはいずれも原作にはないシーン。そのほか、ルーヴルに行ってからの物語の展開や、後日談にも実写映画版にしかない新たな場面が追加されています。 ただ、色々とシーン追加されているものの、原作のストーリーの良さを削いでしまう邪魔な新要素追加はなく、人気漫画の実写版としての面白さと、一つの映像作品としての完成度の高さのバランスが良い!原作ファンも、ミステリー映画好きも、どちらも楽しめる一作です。

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冒頭の骨董品屋のシーンは、露伴の職業や「ヘブンズ・ドアー」のことがさっくりわかる作りになっていてよかった!

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高橋一生の幅広い演技が楽しめて大満足!ラストの隠し要素には驚いた

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原作に登場しないキャラクター、泉京香&辰巳隆之が大活躍!

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

映画版に、原作では登場しない泉京香や映画オリジナルキャラクターでルーヴル美術館のコレクションの調査員の辰巳隆之が登場することは、公式サイトの情報や予告編の時点で明らかになっていました。 本編で泉は、オークション~ルーヴルでの取材までずっと露伴に付き添い、彼と相変わらず愉快なやりとりを繰り広げています。ホラー要素もありなんとなく暗い雰囲気が漂う本作ですが、彼女の存在のおかげでほっと一息つけるような場面も多かった! そして、オリジナルキャラクターの辰巳は、予想以上に物語に深く食い込んでくることに。彼が一体どんな動きを見せるのかにも注目。

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泉がめっちゃよかったー。間の抜けた発言もかわいいしほっこりする!

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辰巳のストーリーの絡み方にびっくり!いいキャラしてた……。

実写映画にうまく落とし込まれたキャラの魅力

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

実写ドラマ版から、露伴役の高橋一生と泉役の飯豊まりえは、原作の良さも活かしつつ、「実写」という形でも違和感のないようにうまくキャラの魅力を表現していました。それは今回の実写映画版でも同じで、相変わらずの安定感、キャラの解像度ともに抜群の演技を披露しています。 そして、本作でひときわ存在感を放っていたのは、奈々瀬役を演じた木村文乃。儚げな表情や声の出し方で、どこか浮世離れしていてミステリアスな奈々瀬というキャラクターを見事に表現していました。

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メインキャラはもちろんのこと、奈々瀬がすごく良かった。引き込まれる演技。

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奈々瀬が原作とちがって黒いワンピース着てるの素敵だった。雰囲気出てる!

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生のルーブル、リアルな美術品、フランスの街並み!実写ならではの迫力

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

実写映画版の大きな見どころの一つが、パリのルーヴル美術館や、本物の美術品の数々が作品に登場すること。原作漫画でもルーヴルの風景などは描かれていましたが、実物の美術品の数々が作品に登場するというのは、実写版だけの魅力といえるでしょう。特に、きらびやかな美術館内が臨場感たっぷりに映し出されるシーンは圧巻!これだけの大規模なロケが実現できたことにも感動です。 本作に登場するのはルーヴル美術館だけでなく、パリと聞いたら誰もがイメージするであろうエトワール凱旋門、パリでも最も美しい通りとされているシャンゼリゼ通りなど、フランスの様々な名所が登場。 また、ルーヴルに行く前に露伴と泉がパリの街をバスで移動するシーンが追加されたことにより、パリの街並みを堪能することができるようになっています。

原作漫画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』とは

原作漫画を

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、フランスのルーヴル美術館と出版社・フュチュロポリス社によるプロジェクトの一環として発表されました。 そのため作中に出てくるポーズがルーヴル美術館の所蔵作品のオマージュになっていたり、ルーヴル美術館の裏側が描かれていたりと、ストーリーそのもの以外の見どころもたっぷり盛り込まれています! 本作はもともと愛蔵版でしたが、2023年4月には単行本版も発売されました。価格が比較的お手頃になっているので、愛蔵版は高くて手が出せなかったという人もこれを機にチェックしてみては?

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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』原作ファンも映画ファンも、一見の価値アリ!

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

本記事では2023年5月公開の実写映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』について、実写映画ならではのオリジナル要素を中心に紹介してきました。 原作への強いリスペクトを感じさせる再現度の高さ。そして、映像作品として追加されたオリジナル要素のバランス良さ。一本の映画として満足度の高い一作です。原作ファンも、映画好きも、ぜひネタバレを踏まずに、大画面でその世界観を体感してみて!

ドラマ『岸辺露伴は動かない』が気になる方はこちら