『私の百合はお仕事です！』最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！癒し系百合漫画と思いきや……？

『私の百合はお仕事です！』は、百合の専門誌として知られる「コミック百合姫」で連載中の作品。癒し系の作品と思いきやストーリーは思いのほかドロドロしていて、そのギャップがまた魅力的です。 本記事ではそんな『私の百合はお仕事です！』のあらすじを最新巻までネタバレ解説していきます！

愛されキャラとして生きるため、完璧な「ソトヅラ」を作り上げている女子高生・白木陽芽。 彼女はある日ちょっとしたアクシデントのせいで、お嬢様学園をコンセプトにした「カフェ・リーベ女学園」で働くことに。そこでは店員同士が「女学院の生徒」という設定でキャラを演じ、給仕をおこなっています。 やがて陽芽は美月という店員と「姉妹(シュヴェスター)」という関係になりますが、実はその正体は、喧嘩別れしてしまったかつての友人でした。ふたりはお互いを意識し合い、距離を縮めていきますが、陽芽を追いかけてカフェで働き始めたクラスメイト・果乃子はそれが気に入らないようで……。

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果乃子は陽芽に特別な感情を抱いており、自分と彼女の関係を邪魔する者を嫌っていました。そんな姿を見た先輩店員・純加は、店の平和を守るためにもその想いを諦めるよう伝えますが……。 そんな中、ちょっとしたトラブルが積み重なり、陽芽と美月もすれ違ってしまいます。しかし風邪を引いた美月のお見舞いに陽芽が行ったとき、本音をぶつけ合ったことで無事に仲直り……と思いきや、そうはいきませんでした。 美月が陽芽にキスをしたのをきっかけに、なんと陽芽はリーベを辞めるという考えにまで至ってしまったのです！

陽芽は美月を振りますが、彼女のことを特別な存在に思っているのは変わりありませんでした。だからこそこれ以上彼女を傷つけることのないよう、リーベを辞める決意を固めたのです。 その後、お互い敵視していたはずの美月と果乃子は、なんとかして陽芽を連れ戻そうと協力し合うことに。たとえ傷ついても陽芽と一緒にいたいという美月の覚悟の強さもあって、陽芽は本音を打ち明けます。 陽芽と美月が再び歩み寄る一方で、純加の果乃子に対する感情にも変化が見られ……。

昔リーベで働いていて純加と因縁がある葉子が再登場したことで、一波乱起きます。純加はかつての「妹」である寧々のことが心配でならず、そのせいで現在の妹である果乃子との関係をぎくしゃくさせてしまいました。 そんな中、陽芽のことが好きなはずの果乃子が、なぜか純加と付き合い始めるという衝撃の展開に。いまいち真意が読めない葉子の存在もあって、事態はどんどんややこしくなっていくのでした。一体果乃子は何を考えているのでしょうか……？

『私の百合はお仕事です！』はアニメ化もされており、2023年4月6日から放送開始されました。 陽芽役を演じるのは小倉唯、美月役を演じるのは上坂すみれです。アニメ制作は『ひぐらしのなく頃に業』で知られるパッショーネと、数々の作品の制作に協力してきたスタジオリングスが共同でおこなっています。 基本的に原作に忠実に作られており、原作ファンも新規の視聴者も楽しめる作品となっています！

主人公の陽芽をはじめとして、複雑な感情に振り回されるキャラたちの姿をリアルに描いた『私の百合はお仕事です！』。 最新巻ではますます先が気になる展開が繰り広げられていて、続きを読むのが楽しみになります。ぜひアニメもあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。