漫画『LILIーMEN』(リリーメン)最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！無料で読む方法はある？人間と殖魔の間で揺れるダークヒーロー爆誕！

人間と人間を糧に生きる化け物・殖魔の抗争、そして共存への道のりを描いた少年漫画『LILIーMEN』(リリーメン)。 この記事では話題沸騰中の本作のストーリーを、最新3巻までネタバレ込みで紹介していきます。作品の見どころや浮上しているパクリ疑惑についても併せて解説しているので、どんな作品か知りたい人はぜひチェックしてみてください！

とある療養施設で生まれ育った少年・ニトは、いつか外の世界に出ることを夢見て鍛錬と検査の日々を過ごしていました。しかし仲間の卒業とともに、この施設に隠された恐ろしい真実を知ることに。この施設は「殖魔(サキュバス)」という化け物が苗床となる人間を育てる飼育場だったのです。 秘密を知ったニトは管理者によって身体を引き裂かれてしまいます。そして死の間際、仲間たちを糧に強靭な肉体と力をもった殖魔として復活。施設に潜入していた公安殖魔対策局、通称マルサの職員・ヒイロに身柄を確保されます。 そして人間と罪のない殖魔が共存して暮らせる世界を実現するため、マルサへの協力を決めるのでした。

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マルサの任務で苗床の密売をする殖魔組織と交戦することになったニト。戦いの最中、頭を吹き飛ばされ、別の人格に身体を乗っ取られてしまいます。 組織のボス、彫刻家ことシオンによれば彼こそが殖魔の王。頭を失ったニトはとてつもない力と攻撃性でマルサ局員たちを圧倒し、ついには局員の1人に致命傷を与えてしまいます。 その後シオンと交戦したニトは自我を取り戻すも、今度は援軍としてやってきたマルサの隊長を相手にすることに。 マルサのターゲットであるシオンは死亡。ニトも隊長の繰り出す血戦術の圧倒的な力の前になすすべもなく、仲間を手にかけた罪で捕らえられてしまうのでした。

黒金班長の口添えにより死刑を免れたニトは、隊長直下特別攻撃隊・通称トッコーへの異動を命じられます。 その後致死率の高い危険な任務ばかりが課せられるトッコーで何とか生き残り、スペシャリスト認定を受けたニト。そして女隊長・山田の指揮のもと、ヒイロたちとともに住民が全員失踪した団地へ向かいました。 団地に足を踏み入れた一同は、そこの実態が生まれた子を苗床にするため、多くの妊婦が集められ監禁されている苗床団地だということを知ります。 そして生きた人間を囮にした殖魔たちの非道なトラップに苦戦しながらも、ニトは組織の親玉であるビッグダディの元へとたどり着くのでした。

殖魔という新鮮な設定に加え、圧巻のアクションが目を引く本作。中でも殖魔の血を用いて繰り出される血戦術には、少年漫画好きにはたまらない魅力があります。 術者によって攻撃の方法は様々。ただ血を固めて武器として扱うだけでなく、帯電させたりドレスのように纏ったりとにかくカッコいいんです！ もちろん隊長クラスともなればその強さも相当なもの。まだ明かされていない隊長たちの本気が見れるのが楽しみです！

ネットでの「リリーメン」の評価を調査すると、「面白い！」という声が多い一方で、『チェンソーマン』や『東京喰種』に似ているという声もちらほら見かけます。 確かに主人公が人間から人ならざる者へ変貌する展開や、普通の暮らしを求める少年という点は『チェンソーマン』のデンジによく似ています。また公安という組織に身を置き、スーツ姿で戦闘を行うあたりも類似性が見て取れるポイント。 それに加え人間と殖魔の共存というテーマは、『東京喰種』の人間と喰種の関係性にも似ています。これらの点から一部の読者の間ではパクリ疑惑が浮上しているようです。 とはいえ殖魔の繁殖方法や、人間との融合など独自性の高さもしっかり感じられます。ストーリーが進むにつれて、ますます両作品とは違ったオリジナリティが確立されていくでしょう。

以上、漫画『LILIーMEN』(リリーメン)の最新巻までのネタバレ解説でした！マルサでの活動が本格化し、ますます目が離せなくなるニトの成長。迫力満点のバトルシーンを、ぜひその目で確かめてみてください！