漫画『義家族に執着されています』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！義家族に溺愛されるヒロインは復讐を完遂できるのか？！

LINEマンガで人気連載中の、回帰したヒロインが義家族に溺愛されるようになるまでを描いた韓国漫画『義家族に執着されています』。 初めは恐怖すら感じていた義家族の面々から愛されまくるようになるヒロインの様子と、彼女が果たそうとしている復讐のギャップがクセになる作品でもあります。 この記事では最新話までのネタバレを一挙に紹介していきますが、もし記事を読んで面白そうだと思ったら本編も読んでみて下さいね。

早くに両親を亡くし、「この世界で唯一の家族」だと信じていた婚約者家族に呪い殺されたペレシャティですが、気づけば事件が起こるおよそ2ヶ月前まで時が戻っていたのです。 自分の身に起こったことが信じられないまま、彼女は自分の身を護るためにテルデオ・ラピリオン大公に結婚を申し込むのでした。 かつての戦争で「殺戮マニア」と呼ばれ恐れられた大公は、なかなか主人公の言うことに耳を傾けてくれません。しかし毒性のある自身の血液を口に含んだ彼女が息を吹き返したのを見て気が変わります。 実はラピリオン家一族の身体に流れる血液には「口にしたものは必ず死ぬ」という呪いがかかっていました。そして、大公の血液を誤って口にしてしまったペレシャティは、回帰する前と同じ感覚に襲われたことが気になって……。

大公家の呪いについて色々なことを知ったペレシャティは、離婚した後で困らないようにとラピリオン家の実務を学ぶことにします。 そんな中、ラピリオン邸を訪ねてきたかつての義母・リリアンと義妹のレイナ。「おそらく財産が目的だろう」と思った彼女はその場を後にしようとしますが、自分に謝罪しながら涙をこぼすリリアンの姿を見て「おかしいのは自分の方なのでは？」と自身の記憶に疑いを持ち始めます。 しかし何とか気を取り直し、改めて呪いについて調べようと図書館へ向かった彼女。帰りにある親子を助けようと道路に飛び出した義姉のセルシアを間一髪で助けるのでした。 その後ばらまかれた自身を中傷するビラを見た彼女は、リリアンとレイナ、そしてシーフに受けた仕打ちを思い出して拳を握るのですが……。

今まで元気だったセルフィウスが吐血してしまい、義姉のセルシアが語った彼女の凄惨な過去を聞いたペレシャティは考えを改めます。一方、自分のパレードを見にこなかった事で元婚約者のシーフは彼女に対して苛立ちを覚えていました。 セルフィウスの容態が回復したので侍女のレベッカと祭典に出かけたペレシャティでしたが、出かけた先で元婚約者のシーフに誘拐されてしまいます。 危ないところをテルデオに救出され、「必ず君を護る」と誓う彼。その後、パレードでペレシャティを襲撃しようとした盗賊がかつてのペレシャティと同じ死に方をします。この事で、彼女は「やはりラピリオン家の血が流出しているのでは？」という疑念を濃くするのでした。

襲撃犯の死にラピリオン家の何者かが関係していると考えたペレシャティでしたが、彼女の考えはテルデオや先代大公婦人のグローリアを怒らせてしまう事に。 しかし、事態は思わぬ方向に進みます。その後独自に捜査を進めていたテルデオが血の流出元を突き止め、血を抜き取られていた少女をラピリオン邸でかくまっていると言うのです。 次第にセルフィウスやペレシャティに気を許すようになった少女は、ようやく“アイレット”と自分の名前を名乗るのでした。 アイレットに辛い思いをさせてしまった事を詫びたグローリアは、彼女を自身の籍に迎え入れることに。これで一件落着かと思いきや、アイレットもペレシャティと同じ回帰者であることが判明します。 「これ以上は隠しておけない」と判断したペレシャティは、自身とアイレットの秘密をラピリオン家の面々に打ち明けるのですが……。

自身が回帰者であることや、1年後にはラピリオン家から身を引くつもりでいることを告白したペレシャティでしたが、彼女がこの家から出て行ってしまうという言葉に誰もが押し黙ってしまいます。 一番ショックを受けたのはセルフィウスで、友人として優しくしてくれた彼女が家から出て行くという事実を受け入れられずにいました。 元気をなくした彼を心配したペレシャティは、アカデミーでセルフィウスがどんなふうに過ごしているのか見に行きます。 しかし、そこで彼女はアカデミーで彼がどんな人間関係に苛まれているのかも目撃してしまうのでした。セルフィウスへのいじめをやめさせようと保護者を呼び出したペレシャティは、離婚後に報復が待っていることを知りながらも甥っ子を守ろうと奮闘するのでした。

セルフィウスのためにいじめっ子たちの保護者と話をつけようとするペレシャティでしたが、いじめの事を知ったテルデオが血相を変えて保護者に詰め寄ります。 自分のために怒りを露わにする叔父を初めて見たセルフィウスは、「この人を信用しても良いのかもしれない」と思うように。 しかしテルデオが実験のために自身の血を何度もペレシャティに飲ませていたことが明らかになり、再び彼らの仲はこじれてしまうのでした。 一方、ラピリオン家の血を購入した人間のリストでリリアンの名を見つけたペレシャティは泣き崩れて冷静さを失います。 しかしテルデオから「これはもう君だけの問題ではない」と諭され、共に戦う決意をする彼女。その後とうとうリリアンの罪を問う裁判が始まるのでした。

裁判はペレシャティが勝訴する形で終わったものの、彼女の心はすでに限界でした。「もうラピリオン家がどうなろうと構わない」と暗く落ち込んでいた彼女でしたが、セルフィウスの優しさによって正気を取り戻します。 その後侍女のレベッカが考えた弾丸旅行に連れ出され、すっかり元気を取り戻したペレシャティ。しかし、その頃ラピリオン邸ではテルデオが意識を失うほどの発作で苦しんでいました。 彼が眠っている間、皇居に長くとどまると具合が悪くなるというテルデオの体質について聞かされたペレシャティ。さらに彼が女性恐怖症でもあると聞いた彼女は、以前の婚約者との間によほどひどいことがあったのだろうと推察するのでした。 それからしばらくして目を覚ましたテルデオに、ペレシャティは自身の率直な想いを伝えるのですが……。

ある日、屋敷にいたペレシャティのもとにフィニアスが訪ねてきます。「他人には聞かれたくない話がしたい」というので客間に彼を案内すると、彼が口にしたのは驚くべき事実でした。 ペルシャティが回帰のことについて話した際には半信半疑だったものの、傍系の家で雇われていた清掃係が回帰した者だったという話を聞き付け、信じざるを得なくなったという彼。 その清掃係は突如「煙突掃除がしたい」と言いはじめ、彼と交代で清掃係になった使用人が事故でラピリオン家の血に触れて亡くなったという事故が記録に残っていたのです。 この事を知って「ラピリオン家の呪いは疾患の類ではなく本物の呪いなのではないか」と考えたフィニアスは、より深く呪いについて調べてみようと思っているのだとか。 一方、元義妹のレイナは「ペレシャティだけを殺すつもりだったのに、どうしてこんなことになっているの！」と収監されたリリアンに詰め寄るのでした。

あらゆるトラブルを速攻で解決していくペレシャティの頭のよさや度胸の良さ魅力的に描いたストーリーは、心に溜まったモヤモヤを吹っ飛ばしてくれそうな爽快感があります。 そんな彼女にテルデオが惹かれていくのも当然なのですが、後半には冷徹だった彼が熱い視線をペレシャティに送っているという少女漫画のような展開にも注目ですよ。 シーズン1のラストでは驚愕の事実が次々に明らかとなり、間もなく始まるシーズン2からも目が離せません！

本記事で紹介したシーズン1の続編ですが、現在は休載期間中なのでまだ連載はされていません。ですが、2023年10月から連載が再開するとのこと。どうしてもラストが知りたいという読者には、無料で連載されていた原作小説を読むという手もありますよ。

原作の最終回ですが、なんとタイトルが「ハッピーウェディング」。これだけで何が起こったのかは明白ですが、ペレシャティとテルデオが結ばれる最高のエンディングが待っています。 さらにペレシャティがなぜ回帰したのか、なぜ彼女は皆に愛されたのか。元婚約者のシーフ・元義妹のレイナが辿った顛末などが描かれていますよ。 様々な困難を乗り越え、はじめはお互いの利害で契約結婚した彼らが想いを通わせて本物の夫婦になる姿をぜひ見届けてくださいね。

伏線が張られ、緊張感が高まると同時に甘いラブラブ展開も予想されるシーズン1のストーリーをネタバレ解説しました。まだまだ目が離せない展開が続きそうですので、近々公開予定のシーズン2を楽しむためにもストーリーを復習しておきましょう！