漫画『め組の大吾　救国のオレンジ』全話ネタバレあらすじ＆感想！大ヒット漫画「め組」の続編登場

2023年9月30日よりアニメが放送開始となる『め組の大吾　救国のオレンジ』。前作から時代が進み、新たな消防官・十朱大吾と斧田駿、そして中村雪をメインに描かれます。3人がレスキュー訓練から現場を経験して様々な苦難を乗り越えていく成長物語です。さらに前作で活躍したあの人物も登場して……。 この記事では『め組の大吾　救国のオレンジ』最新話までネタバレありで解説していきます！

レスキュー選抜試験を突破した斧田駿 は同級生の中村雪に「消防士になったら付き合って」と言ってしまい不純な理由で入隊しました。しかし雪も消防士となり訓練では駿に引けを取らない候補生となります。 さらにライバル・十朱大吾との出会いも。耐火建物対応訓練では2人がバディーになります。大吾に負けないという気持ちでダミー人形の救助に成功しました。大吾が先に救助隊に入り駿も半年後、大吾と同じ不破消防署特別救助隊に配属されたのです。 場面が代わり「ホテルニュースナイシス火災」という大事故の追悼式。中村雪は事故の生存者だったのです。火災から救ったのは前作の主人公・朝比奈大吾でした。彼女は消防監・甘粕士郎からハイパーレスキュー隊「め組」へ勧誘されますが……。

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暴風雨災害では火災現場で使う「空気呼吸器」が水害でも使えるという駿の機転と大吾の活躍によって救助に成功しました。 そんな大吾は「ホテルニューナイシス」社長の息子だと判明します。消防設備の不備により140人が亡くなった事故で犯罪者の息子と言われた大吾に対して朝比奈大吾は「140人以上を救い出せ」と鼓舞、大吾はレスキュー隊となったのです。 夜中の出動命令によって向かったのは道路陥没現場。下には1台の車と2人の要救助者がいました。1人の救助に成功したもののもう1人の要救助者は亡くなってしまいます。涙ながらに救助を続行し、落ち込む駿に対して大吾は「これから死ぬかもしれないひとを救うことが出来るだろう」と伝えました。

生姜谷救助のライバル・纏(まとい)隊員が登場。纏と相対し初めて救助者を亡くした大吾は全員を救うと気持ちを再確認しました。 大吾、駿、雪の3人は「全国救助技術大会」に出場。大吾はガス抜きを軽視するのは「人間を理解っていない馬鹿だ」と話し大会に臨みます。しかし途中で火災発生が伝えられ不破と生姜谷は合同で現場へと向かいました。 ビル火災は難航を極め救助は絶望的……かと思われたその時「め組」の雪が登場します。さらに纏を始めとした生姜谷隊の高い技術力も相まって状況は一転、要救助者全員の命を救ったのです。 若き才能が協力しあい救助に成功した現場を見た甘粕は朝比奈に電話をかけます。そして「そろそろ現場に戻らないか？」と伝えますが……。

大吾と駿が不破救助で技術を磨く中、雪と豊は「め組」の一員として一体感を高めていました。さらに纏と橘高は、大吾たちと同じ戦場で戦っていました。大吾たちをはじめとする精鋭たちがメキメキと頭角を現していく中で、ある日大吾と駿に大きな転機が訪れます。 不破救助で働き始めてから１年が経過したある日、駿は自身の救助隊としての日々が山上隊長の導きによって始まったことを思い出していました。そんな駿にとって特別な存在である山上隊長が、ついに不破救助を離れることに。彼の最後の出勤日に、なんと不破救助への特命出場がかかります。

1995年から1999年まで連載された『め組の大吾』。その続編として2020年に連載開始したのが『め組の大吾　救国のオレンジ』です。「前作読んでないけど大丈夫？」という疑問もあるかと思いますが問題ありません！ 確かに前作に登場した朝比奈や甘粕が再登場しますが、メインは新主人公の大吾や駿、雪といった若者たちです。前作では朝比奈大吾の「スタンドプレー」が目立つ内容でしたが、時代が変わり1人1人が協力するチームプレーが重視された内容になっています。

名作漫画『め組の大吾』の後継作となる本作に付け足された「救国のオレンジ」という言葉。この「オレンジ」は大吾たちも所属する「特別救助隊」を指していると思われます。特別救助隊はオレンジ色の制服を着ており、一部では「オレンジ」という通称で呼ばれているのです。 そして気になるのは「救国」という言葉。もしかしたら大吾たちは国を襲う未曽有の大災害のなかで、数多くの人々を救う救助隊員になるのかもしれません。

『め組の大吾　救国のオレンジ』は前作の『め組の大吾』と同じ世界を舞台にしていると思われます。その証拠に前作の主要キャラである甘粕士郎が「救国のオレンジ」にも登場しており、回想シーンでは前作主人公の朝比奈大吾も登場。 消防士とレスキュー隊員。描かれる立場は違えども、2つの作品はしっかりとリンクしているようです。

2023年9月30日から『め組の大吾　救国のオレンジ』のテレビアニメ放送開始が決定しました！読売テレビ・日本テレビ系全国ネットにて夕方5時30分よりスタートします。 声優も発表され、主人公・十朱大吾には『呪術廻戦』の虎杖悠仁役を演じる榎木淳弥、斧田駿には『チェンソーマン』の荒井ヒロカズを演じる八代拓、そして中村雪には『五等分の花嫁』の中野四葉を演じる佐倉綾音といった豪華声優陣が揃いました。 ティザービジュアルでは3人の躍動する姿も確認できファンからは「作画良さそう！めっちゃ注目してる」「救国が成功したら前作もアニメ化希望」といった期待の声が寄せられています。

本作のオープニング主題歌は人気アイドルグループ・関ジャニ∞の『アンスロポス』に決定しています。 こちらのタイトルはギリシャ語で「見上げる人」を意味しており、歌詞のなかには高い目標を目指す大吾たちの熱い思いが込められているようです。

本作の主人公である十朱大吾。特別救助隊員として活躍しますが、ひとを助けるためには自己犠牲をいとわない危うい一面もあります。 彼の声を担当するのは榎木淳弥。『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のパンナコッタ・フーゴや『呪術廻戦』の虎杖悠仁など、人気作の主要キャラを数多く担当しています。

大吾のよきライバルとして作中でも活躍する斧田駿。 彼の声を担当するのは八代拓です。2023年には『ポケットモンスター』のフリード役や『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の相楽左之助役に抜擢され、その注目度がさらに上昇しています。

斧田の同級生であり、東京消防庁初の女性特別救助隊員資格取得者となった中村雪。 彼女の声を担当するのは佐倉綾音です。「僕のヒーローアカデミア」シリーズの麗日お茶子や『五等分の花嫁』の中野四葉など、様々な作品で主要キャラを演じています。

大吾たちが所属する不破消防署のライバル的存在、生姜谷消防署の特別救助隊員である纏定家。 彼の声を担当するのは中村悠一です。『マクロスF』の主人公・早乙女アルト役で大ブレイクを果たし、以降は様々な人気作に引っ張りだこ。昨今では『呪術廻戦』の人気キャラ、五条悟を担当し大きな注目を集めました。