『コタツがない家』のキャスト相関図・出演者一覧！小池栄子主演のホームコメディ

主人公のカリスマウエディングプランナー・深堀万里江を演じるのは、小池栄子です。万里江は仕事はバリバリで、皆が憧れる全てを持っている女性。しかし現実は、夫、息子、父というダメ男3人に囲まれ悪戦苦闘する日々を送っています。 小池栄子は、本作が地上波の民放GP帯の連続ドラマ初主演。元々はタレントとしてバラエティ番組で活躍していましたが、1999年頃から女優活動を開始。 2012年には映画『ペンギン夫婦の作りかた』で主演を務めるなど、女優として目覚ましい活躍を続けています。

万里江の夫で、廃業寸前の漫画家・深堀悠作を演じるのは、吉岡秀隆です。昔は売れっ子として活躍していたのですが、最近は仕事がなくほぼニート状態。ダメ男の1人として、万里江に養ってもらっています。 吉岡は意外にも、本作が日本テレビ連続ドラマ初出演。子役時代から「北の国から」シリーズ(1981年～)に出演し、「Dr.コトー診療所」シリーズ(2003年～)などにも出演。ホームドラマの原点回帰として、ダメ夫を熱演します。

万里江の息子で、私立高校3年生の深堀順基を演じるのは、「HiHi Jets」の作間龍斗です。順基はアイドルを目指していましたが、オーディションに落ちてしまい挫折。進路に迷いながら、母である万里江を頼っています。 作間はジャニーズJr.のグループ「HiHi Jets」に所属。本作が民放GP帯連続ドラマの初出演となります。2023年には、大河ドラマ『どうする家康』で豊臣秀頼役としての出演が決定しています。

万里江の父親・山神達男を演じるのは小林薫です。達男は一流商社を定年退職した後、なんと熟年離婚。独り身になったことに絶望し、警察に保護されるなど荒れ始めてしまいます。厄介なお父さんとして、深堀家をかき荒らす存在に。 小林は「深夜食堂」シリーズ(2009年～)など、多数の映画やドラマに出演。『Dr.コトー診療所』では、吉岡とも共演しています。本作を「非常に身近なホームドラマ」と表現しており、厄介な父親役への熱演に期待です。

八塚志織は結婚式場「フェリシュラン」で働く33歳のウェディングプランナーです。社長の万里江に信頼され、私生活も順調かと思いきや、自分の結婚に悩んでいるようで……。 志織を演じるホラン千秋は、2005年に『魔法戦隊マジレンジャー』のナイ役で女優デビュー。その後、タレントやニュースキャスターなどマルチに活躍しています。

「フェリシュラン」のウェディングプランナー・師島澄彦を演じるのは、河野真也です。 河野は北海道を拠点とするお笑いコンビ「オクラホマ」のツッコミ担当。ローカルタレントとして、『おにぎりあたためますか』(2003年～)などにも出演しました。2012年に俳優デビューし、本作で連続ドラマ初レギュラー出演を果たします。

首藤凛奈は「フェリシュラン」で働くアシスタント。男に振り回される万里江を見ながら、自分はこんな人生は送らないと決意しています。 演じる石川萌香は、2017年の全国国民的美少女コンテストをきっかけに芸能界へ。2020年に『姉ちゃんの恋人』で女優デビューしました。『競争の番人』(2022年)で「月9」初出演を果たし、今後の活躍が期待されています。

結婚式を控える新婦・酒井ひかるを演じるのは富田望生です。ひかるはカリスマ的存在の万里江に憧れ、彼女に式を依頼すると決めていました。 富田は映画『ソロモンの偽証』(2015年)が転機となり、2019年の「3年A組」でブレイク。2023年放送の『ブギウギ』にて、『なつぞら』(2019年)以来2度目の朝ドラ出演が決定しました。

原木田れいらは私立元本牧高等学校の3年生。万里江の息子・順基とはクラスメイトで、陽気な性格をしたイマドキの女の子です。 演じる平澤宏々路は、当時2歳の2009年に芸能界デビュー。映画『貞子3D2』(2013年)など話題作に次々と出演しました。ジブリ映画『アーヤと魔女』(2020年)では主人公・アーヤの声優を務めています。

徳丸康彦は志織と同棲中の恋人。フリーターをしながら建築の勉強をする優しい青年です。実際はほぼ志織のヒモ状態で、結婚観もはっきりとしていません。 演じる中川大輔は、2016年に『MEN'S NON-NO』の専属モデルとしてデビュー。俳優としては、ドラマ『仮面ライダーゼロワン』(2019年)の迅/仮面ライダー迅役で知名度が上昇しました。

霞田和恵はキッチンカー「ブロンソン」の店主で、万里江の心の拠り所となる関西人主婦です。彼女なりに不安や苦労を抱えつつ、強く逞しく日々を生きています。 和恵を演じるのは、芸人からバラエティ番組などの放送作家へ転身した野々村友紀子。今回がドラマ初出演ですが、大阪府出身の彼女にピッタリの役柄と言えるでしょう。

貝田清美は万里江の母親。長年連れ添った達男と熟年離婚し、荒れに荒れて娘に迷惑をかける元夫とは対照的に、久々の独身生活を謳歌中です。 演じるのはベテラン女優の高橋惠子。名作『太陽にほえろ!』(1972年～1986年)でヒロインの1人を演じ、一気に人気女優へと駆け上がりました。本作ではナレーション(語り)も兼任します。

土門幸平は売れっ子時代から悠作を担当する編集者。ニート状態の悠作を見捨てることなく、一緒にもう一花咲かせたいと思っています。 演じる北村一輝は、1996年に映画『LUNATIC』で本格的に俳優デビュー。主な出演作には、「ガリレオ」シリーズ(2007年～)や朝ドラ『スカーレット』(2019年)などがあります。

深堀万里江(小池栄子)、44歳。仕事はカリスマウエディングプランナーで、会社も経営し絶好調。恋に仕事に子供に、欲しいものは全て手に入れた人生を送っています。 しかし、気づいたら売れない漫画家の夫、アイドルという夢に破れた息子、離婚した父という3人のダメ男に囲まれることになり……。万里江は自分が稼ぐ！と意気込んだものの、毎日毎日問題ばかり起こす3人のダメ男に、呆れるばかり。 そんな万里江が一家の大黒柱として、家族のために奮闘していく姿を描いたホームコメディドラマです。

『コタツがない家』の主題歌は、石川さゆりが歌う「ダメ男数え唄」です。『コタツがない家』のために脚本家の金子茂樹が書き下ろした曲で、歌詞を見るとドラマにぴったりになっているのがわかるでしょう。 万里江の心情を歌った歌で、1番は夫、2番は息子、3番は父に向けた歌詞となっています。 万里江のように家族を背負っていなくても「ひとりじゃなんにもできねぇくせに、ふたことめにはご飯はまだか」の歌詞に共感できる人は多いでしょう。アップテンポで楽しい曲調となっています。

『コタツがない家』の見どころは、万里江の奮闘っぷりです。男性だけが稼ぐ時代でなくなったとはいえ、万里江の置かれた境遇は悲惨なもの。 売れない漫画家の夫、人間不信の息子、熟年離婚された父親……。3人のダメ男を養うことになってしまった万里江ですが、悲壮感はまったくありません。 どんな状況になっても明るく前向きに「私が食わせるから心配するな！」と言い切ってくれる万里江の爽快さは観ていて気分がよくなるでしょう。てんやわんやな日々を乗り切る万里江の強さを楽しめるドラマです。

本作の脚本は、金子茂樹が担当します。金子は小池も出演したドラマ『俺の話は長い』(2019年)の脚本も担当。小池との久しぶりのタッグ、また再びホームコメディドラマを共に作り上げるということで、期待が集まっています。 プロデューサーは、日本テレビの櫨山裕子、大護彰子、市山竜次の3人が担当。櫨山は金子と小池と『世界一難しい恋』(2016年)で一緒に仕事をし、「早く小池が主演の連続ドラマが見たい！」と強く訴えていたそう。自ら金子と小池に声をかけ、このドラマの制作にたどり着きました。 演出は、中島悟、丸谷俊平が担当。中島、丸谷共に『俺の話は長い』の演出を担当しており、『俺の話は長い』のスタッフ陣が集結していることが分かりますね！

『コタツがない家』は、これから万里江の夫、息子、父役のキャストが発表される予定です。気になるキャストですが、個性豊かな意外性のある方々がキャスティングされているとか。 この記事では、随時キャスト情報を更新していく予定です！