2024年3月12日更新

『彼女たちの犯罪』最終回ネタバレ・全話あらすじ!相関図や犯人の正体を考察

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『彼女たちの犯罪』のあらすじ

日村繭美(深川麻衣)は大手アパレル企業の広報担当で、仕事面では充実した生活を送っていました。現在は恋人がなく、恋愛面では焦りを感じる日々。そんなある日、大学の先輩だった神野智明に声をかけられます。 神野由香里(前田敦子)は、総合病院の次期院長候補である医師の智明と結婚8年目の専業主婦。夫には使用人扱いされ、不妊にも悩んでいます。一方、新人刑事の熊沢理子(石井杏奈)は、聞き込み中に通りがかった由香里を意味深に見つめていました。 その数カ月後、静岡県の沖合で女性の遺体が発見され、3人の人生は思わぬ方向へ進んでいくのでした。

1話のあらすじ・ネタバレ

日村繭美は容姿端麗で優れたセンスを持ち、大手アパレル企業の広報として活躍する32歳。彼女はある日、医師で大学時代の先輩・神野智明と再会し、男女の仲になっていきます。 一方、エリート医師の妻となった神野由香里は、使用人扱いされる日々に孤独を感じていました。そんな時、婦人会の用事で訪ねた玉名翠という人物が、夫・智明の旧友だと判明。翠の家から帰る由香里の姿を、捜査中の新人刑事・熊沢理子が見つめていて……。 数ヶ月後、由香里には行方不明届が出されており、静岡県の沖合で彼女と同じブレスレットを身に着けた女性の遺体が発見されました。

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2話のあらすじ・ネタバレ

理子と先輩刑事の上原武治は自殺の線で捜査を進め、夫の智明に身元確認を依頼しました。遺体は激しく損傷していましたが、遺留品の中に「ごめんなさい」と記された智明の名刺が……。 葬儀の日、上原は智明と同じ病院に勤める女性2人が気になり話を聞くと、「(遺影の女性が)以前会った奥さんと違う」との証言が飛び出します。 2ヶ月前、智明の忘れ物と弁当を届けに病院を訪ねたことで、彼が既婚者だと知った繭美。妻の姿を一目見ようと自宅前まで行き、そこで偶然由香里と出会っていました。由香里もこの時に夫の浮気を確信し、翠から離婚に関する助言を受けていたのでした。

3話のあらすじ・ネタバレ

繭美は事情を聞いた由香里から、「浮気の証拠を掴むために関係を続けて欲しい」と言われます。智明の本心を問いただしてみると、「ずっと好きだった」と想いを伝えられました。由香里との夫婦関係を精算するよう求め、それまでは距離を置くことにします。 しかし、連絡先を交換していた由香里に証拠が得られないと相談され、彼女への協力を決意しました。 一方、由香里は酒浸りになった翠の様子から自殺願望を感じ取り、繭美に相談して一緒に警察署へ。そこで、繭美は学生時代に智明に想いを寄せていた後輩・理子と再会するのでした。

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4話のあらすじ・ネタバレ

「現時点では警察は対応できない」と言われ、由香里を思い出の公園に案内する翠。彼女は両親の死や、結婚・離婚に関する悲しい過去を語り始めました。 義母・素子からのプレッシャーに辟易した由香里は、本格的に離婚に向けて行動を起こすことに。繭美と協力して、2人がホテルに入った証拠写真の撮影に成功しました。しかし、智明も素子も「離婚は認めない」と言い、由香里と繭美は口論になります。 それを目撃した理子が提案したのは、由香里と繭美、翠を巻き込んだ「席替え」。自殺した翠の遺体を由香里のものに偽装して、繭美が智明の後妻になる計画でした。

5話のあらすじ・ネタバレ

由香里と繭美は自殺ほう助罪になると指摘し、理子の提案への協力を拒否。由香里は翠を説得しますが、彼女の意思は固く、逆に「自由に生きて欲しい」と告げられます。 同じ頃、繭美は「世間体のために離婚できない。妻が死んだらすぐにでも結婚する」という智明の言葉を信じ、計画への参加を決めていました。そして2023年7月、理子の指示に沿って翠が自殺し、由香里と繭美、理子は祝杯を挙げたのです。 しかし後日、現場に残された万年筆から智明の指紋が検出され、彼に逮捕状が出されました。さらに、繭美は血が付着した服を自宅に隠し持っているようで……。

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6話のあらすじ・ネタバレ

智明は警察による取り調べで無罪を主張したものの、弁護士・佐々岡からの助言で「妻は離婚を巡る口論の末、自ら飛び降りた」と証言しました。 その頃、繭美は自宅で理子と落ち合い、万年筆を現場に置いたのは自分だと告白。警察の目を逸らすための行動であり、2人で証拠品の処分について話し合うことになります。そこへ突然、上原がやって来てしまい、理子が何とか先回りして証拠を処理しました。 上原は理子に疑いの目を向けつつも、「偽装自殺の可能性がある」と彼女に話し、遺体が損傷した原因と思われる漁船のスクリューを調べようと考えます。

7話のあらすじ・ネタバレ

DNA型鑑定の結果、静岡県で発見された遺体は神野由香里のものではなかったと発覚!混乱した様子の智明に、理子は「まだ思い出しませんか?私のこと」と意味深に告げます。 繭美は智明から「理子を信用するな」と忠告を受け、彼女には“個人的な目的”があると察しました。 翠になり代わった由香里は話を聞いて海外逃亡を企てるも、失敗して理子に危機を救われます。その後、繭美は智明が学生時代、理子と体の関係を持っていた事実を知ることに。改めて遺体のDNA型鑑定が行われ、由香里でも、さらには翠でもないと確認されたのでした。

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8話のあらすじ・ネタバレ

神野由香里として自殺したはずだった翠は、理子の家で彼女の息子・大輔と暮らしていました。 警察は複数の人間が絡んでいると推理し、翠名義のカードの使用履歴をもとに捜査を開始。繭美がとある女の血が付着した服を処分しようとすると、そこへ由香里が姿を現します。このとある女こそ遺体の正体であり、事件の日、トラブルになった繭美に殺された女性でした。 由香里は証拠品を燃やし始めた繭美に対し、「私の名前はアイ。本当の由香里は死んだ女」と、衝撃の告白をします。 その頃、上原は由香里(アイ)の実家を訪れており、アイの母から一連の経緯が語られました。

9話のあらすじ・ネタバレ

母親から認知されなかったため戸籍がなく、認知症の祖母のもとで育てられたアイ。18歳から3年間、不良少女の遠藤由香里になり代わって生活し、最終的に彼女から戸籍を買いました。しかし、由香里はアイが医師の妻になったと知り、金銭を要求してくるようになったのです。 その後、繭美は理子と落ち合い、もう一度智明を犯人に仕立て上げられないかと相談します。 そして、理子は「末期がんを患い余命も短く、今回の件は智明への復讐が目的だった」と告白。実は理子の息子・大輔の父親は智明であり、学生時代にレイプされて妊娠したのでした。

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10話のあらすじ・ネタバレ

事件現場で由香里の血痕が発見され、近くの防犯カメラの映像などから、アイ、繭美、理子は指名手配されることになりました。 アイは神野家の義両親を騙していたと謝罪しますが、彼らに娘だと認められて涙を流します。 理子は繭美を呼び出し、罪は自分が1人で背負うことや、学生時代に本当に愛していた相手は繭美だったと告げるのでした。アイ、そして智明も合流し、真実を知った智明が逆上して理子の首を締めようとしたところへ、警察が到着しました。 アイと繭美、理子は逮捕され、署へ連行される前に理子は大輔との面会を許されます。それから9ヶ月後、翠は施設に預けられた大輔の里親に名乗り出るのでした。

『彼女たちの犯罪』の結末をネタバレ

神野由香里の悩み

裕福な神野家に嫁いだ神野由香里は専業主婦で、何不自由ない暮らしをしていました。夫の智明は総合病院の医者であり、ゆくゆくは院長の座も約束されています。しかし夫は彼女を使用人扱いし、姑からは孫の顔が見たいと催促される日々。 しかも夫は不倫をしているようで、不妊にも悩む由香里は誰にも相談できない孤独な想いを抱えていました。そんな時、同じ桜木に住む玉名翠と友人になりますが、翠から「不倫の証拠をつかんで、慰謝料を取って離婚してはどうか」と提案されます。

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日村繭美の憎しみ

大手アパレル企業の広報担当を務める日村繭美は、大学の先輩である神野智明と再会します。そして智明が既婚者であることを知らずに付き合い始め、騙されたと気付いた時には後戻りできなくなっていました。 実は大学時代、智明は繭美の後輩のA子を酔った勢いで襲い、その後A子は大学を去っていました。そんな過去を持つ男となぜ寝てしまったのか。智明は言葉巧みに弁明し、結婚を焦っていた繭美はつい誘いに乗ってしまったのです。 この関係を終わらせたくない、その一心で繭美は妻の由香里のことを調べ始めます。

遺体の発見

繭美が由香里を調べ始めてから半年近くの12月、静岡県の沖合から由香里の遺体が発見されます。由香里は失踪していて、捜索願が届けられていましたが、遺体で見つかる前の一週間ほど伊東市の旅館に宿泊していました。 伊東には自殺者が多数出ている崖があり、崖の上には女物の靴が残されており、由香里の遺書らしき絵葉書も見つかっています。状況的には自殺であり、智明も遺体を確認して、由香里の死は自殺で処理されました。 しかし由香里の葬儀の後、自殺が「事件」として展開し始めます。由香里が自殺した日、男と一緒に食事している姿が目撃されていました。世田谷署の刑事・上原武治と熊沢理子は伊東署の脇谷翔太と連携して捜査を始めます。

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犯人候補と疑惑

神野智明の不倫とその相手である日村繭美の存在はすぐに判明。しかし繭美にはアリバイがありました。目撃証言を元に作成された似顔絵から、由香里と一緒にいた男が智明であることがわかります。 しかし智明は由香里から電話を受けて伊東に行ったことは認めましたが、食事をした後は由香里を旅館まで送って東京に戻ったと釈明しました。ところが繭美によれば、智明は由香里から離婚で法外な慰謝料を迫られており、訴訟も避けようとしていたといいます。 智明が由香里を殺害する動機は十分です。さらに地元の目撃証言で彼の愛車ポルシェが事件の夜に崖近くに停まっていたことも判明。上原と脇谷は智明に任意同行を求めました。

彼女たちの嘘

赤坂の一流ホテルのセミスイートルームに、繭美は呼び出されていました。出迎えたのはなんと、死んだはずの神野由香里。 計画では伊東の旅館に泊った後、海岸にパンプスを残して失踪するという筋書でしたが、予想外の出来事「由香里の遺体の発見」が起きたため、繭美は不安を感じていました。 早く事情を説明してほしいと思っていましたが、連絡が来たのは昨日のこと。繭美を呼び出したもう1人の人物が部屋に入ってくるなり彼女を「先輩」と呼びます。その人物とは、この事件を捜査する刑事・熊沢理子でした。 熊沢理子こそ一連の計画の首謀者であり、繭美の大学の後輩A子だったのです。理子はこれから智明が出頭してくることを彼女たちに告げます。

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彼女たちの復讐

『彼女たちの犯罪は』

熊沢理子は両親が離婚する前の名字が赤尾、つまり「A子」。妻と愛人と被害者、三者三様の思惑と利害関係で結ばれた「彼女たちの犯罪」は、智明を中心に計画されていたのです。 由香里は智明と有利に離婚すること、繭美は智明と結婚して医者の妻の座を得ること、そして理子は智明への復讐。最初のイタズラ程度の軽い計画から、殺人が絡むものに変更されたのは10月のことでした。 最初の計画をある人物に聞かれた恐れがあったため、その人物を計画に引きずり込んでいました。その人物とは、玉名翠。海から引き揚げられた遺体は翠で、由香里は翠になり代わって生きること、理子は智明に妻殺害の容疑を着せることが変更された計画だったのです。

『彼女たちの犯罪』の相関図

『彼女たちの犯罪』の相関図

『彼女たちの犯罪』のキャスト

日村繭美役/深川麻衣

深川麻衣 PRTIMES
  

日村繭美は大手アパレル企業の広報担当。おしゃれでセンスも良く、大学時代はチア部で活躍していました。男性にはよく言い寄られていましたが現在は恋人もなく、“普通の”結婚ができないことに焦りを感じています。 演じるのは、乃木坂46の元メンバーの深川麻衣。2016年に乃木坂46を卒業した後は女優に転向し、2018年に映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で初主演を飾りました。

神野由香里/前田敦子

前田敦子

神野由香里は裕福な神野家に嫁いだ元看護師。何不自由ない暮らしを送っていますが、子どもができないことと夫からの使用人扱いに悩んでいます。周囲に頼れる人もなく、普通の“幸せ”に憧れつつ常に孤独を抱えていました。 演じるのは、AKB48の元メンバーの前田敦子。2012年のAKB48卒業後は、女優として活躍しています。2023年はWOWOWドラマ『ウツボラ』で一人二役で主演を務めました。

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熊沢理子役/石井杏奈

熊沢理子は桜木警察署に勤める新人刑事。交番勤務を経て刑事課に配属されたばかりで、経験は浅いものの人一倍のやる気と正義感を持ち合わせています。実は人知れず苦悩を抱え、“普通の幸せ”を切望していました。 演じるのは、E-girlsの元メンバーの石井杏奈。2020年にE-girlsが解散した後は女優業に専念し、2023年は配信ドラマ『悪魔はそこに居る』で主演を務めています。

『彼女たちの犯罪』最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで

3人の女性をめぐるサスペンスドラマ『彼女たちの犯罪』は、2023年7月から日本テレビ系の深夜ドラマ枠「木曜ドラマ」で放送されました! 衝撃の展開に話題沸騰の本作、各配信サービスで見放題や見逃し配信もされていますので、ぜひ今からでも追っかけ視聴してみてはいかがでしょうか?