漫画『ミオの名のもとに』最終話まで全話ネタバレあらすじ&感想!人魚姫×王子様のファンタジー作品
人間主義の国に人魚の姫が生まれてしまった『ミオの名のもとに』。恋愛漫画ではありますが、特別な能力を持った能力者への差別や偏見なども描かれている奥が深い作品です。本作はコミックシーモア主催の「電子コミック大賞2023」にもエントリー作品として選ばれました。 本記事では、そんな『ミオの名のもとに』を最終話までネタバレ込みであらすじを紹介します。人間主義の国に生まれた人魚の行く末をチェックしてください。
1巻・2巻ネタバレ感想
世界には人間と特別な力を持った能力者がいます。人魚のミオは人間主義国「ブログニグ」の姫として生まれ、その存在を秘匿されていました。そんなミオは隣国のチカ王子と婚約を結ぶことになり、父親からの命令で人間になる治療を続けています。 そんななか、教育係のユウリと出会いました。ユウリは人魚としてのミオを肯定してくれて、ミオは人魚として生きたいと思うようになります。その思いを父へ告げるとユウリが地下海牢へ投獄され、ミオは救出に向かいました。そして、2人は波に流されてしまいます。 2人がたどり着いたのはミリィカフスという街です。ここではドクターダンシャンと妖精のポリッシュに出会いました。ミオはこの街で出会ったジュライから人魚が三大能力者という特別な能力者だと聞きます。
こんな可愛くて優しいミオを怖がるなんて理解できない!どう見てもいい子なのに……。
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3巻・4巻ネタバレ感想
ミオはユウリとはぐれてしまい彼を探します。そんなミオに協力してくれたのが、ミリィカフスで観光業を担当しているカルーナです。ミオはカルーナの部下からユウリがジュライに連れ去られたと聞きました。ミオはカルーナに案内してもらい、ジュライの元へ行きます。 再びミオはジュライに会い彼の過去を知り、その傷に寄り添いました。そして、ジュライも旅の仲間に加わります。ユウリとも無事に合流し、3人はチカ王子に会うためトットドット国へ密入国しました。そこでダイブ王子の力を借りクルマ王国を目指しますが、トットドット国の国家警備隊が現れます。 ミオは国家警備隊に連れ去られ、イズ国王の命令で闇オークションに出品させられました。さらに、トットドット国の実情を知ったミオは、国家警備隊隊長のルゥの処刑を止め、自身がブログニグの姫であることを明かすのです。
ジュライの過去が悲惨だな……。そりゃあ人間と関わるのが嫌になるよね。
5巻・6巻ネタバレ感想
ミオの思いが届きトットドット国は能力者を物のように扱わなくなりました。その姿を見届けクルマ王国へ向けて出発します。クルマ王国まではルゥが送ってくれることになりました。クルマ王国へ入国する際の通過儀礼をうけ一行はクルマ王国へ入国し、その後はアクアティアに辿り着きます。 ミオはアクアティアでユウリの過去を知り、ユウリがチカ王子だったと知りました。また、ユウリの目的が婚約破棄であることも聞かされます。そして、アクアティアの女王ポメリが婚約破棄を宣言しますが、なんとユウリは婚約続行を宣言。婚約披露を目前に控え、大円団を迎えたように思えました。 しかし、ヤーエン国の王でありながら三代能力者の1人、クーヤが現れミオとジュライを攫ってしまいます。そして、クーヤのせいでジュライの様子がおかしくなり──。
ようやくミオとユウリが幸せになれると思ったのに!これからどうなっちゃうの!?
7巻(最終回)ネタバレ感想
ジュライはクーヤが仕込んだ蝶の鱗粉によって気持ちを抑えられなくなり、ミオに「好きだ」と伝えてしまいました。ジュライの気持ちを知ったミオは、アクアティアへ帰ってユウリと婚約したらジュライが傷つくのではと悩んでしまいます。 そんななか、ヤーエンで能力者から迫害を受けていた人たちが反乱を起こしました。能力者と人間の争いが勃発します。そして、ミオとジュライを救出しにユウリやルゥ、ダイブらがヤーエンに駆けつけました。ユウリは胸を貫かれる重傷を負うも、ミオやジュライを救出します。 アクアティアへ戻った2人は婚約披露の日を迎えました。ミオとユウリはおたがいの出会いに感謝しながら国民の前に姿を現します。能力者と人間の2人が婚約を披露し、ミオは自身の名のもとに祖国「ブログニグ」の人間主義の廃止を宣言しました。
大円団を迎えてよかった〜!最後のタイトル回収がアツいね!
『ミオの名のもとに』の見どころ
差別や偏見に立ち向かう主人公
本作では能力者が特別な力や人間と違った容姿をしていることから、差別や偏見の対象になっています。序盤のミオの姿はまさにそうです。存在を秘匿されただけでなく、人魚であることを否定され人間になる治療を強制されます。しかも、医者たちはミオに触れようともしません。 そんなミオは国を出てから持ち前の優しさで各国の差別や偏見を解決していきます。特に、トットドット国では能力者が道具のように扱われていましたが、ミオの思いが通じて改善されました。差別や偏見に立ち向かうミオの姿には、読んでいて勇気を与えられます。
『ミオの名のもとに』あらすじをネタバレ解説しました!
人魚と人間の王子の恋愛模様を描いた『ミオの名のもとに』。恋愛だけでなく、差別や偏見という重いテーマを扱いながらも、全7巻という程よい長さで読める作品です。作り込まれた世界観やストーリーを手軽に味わいたい方は、ぜひコミックシーモアで読んでみてください。