漫画『お嬢と番犬くん』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！年上ヤクザからの溺愛が止まらない！

年上のヤクザと組長の孫娘の恋愛を描いた『お嬢と番犬くん』。ヤクザが孫娘を溺愛する姿には見ているこちらがキュンキュンしてしまう作品です。本作は2023年10月からテレビアニメの放送が決定しています。 本記事では、そんな『お嬢と番犬くん』を最新話までネタバレ込みであらすじを紹介！2人の恋の行方がどうなるのか、ぜひチェックしてください。

主人公の瀬名垣一咲(せながきいさく)は両親を失くし、ヤクザの組長である祖父に育てられました。そんな一咲は若頭の宇藤啓弥(うとうけいや)に片思いしています。しかし、ヤクザに片思いしても明るい未来はないと思い、高校では普通の恋愛をしようと考えていたのです。 高校初日、なんと26歳の啓弥が新入生として入学していました。啓弥は一咲に「恋愛なんて早い」と言い、周りの男子を牽制します。その一方で、啓弥は一咲が困っていると助けてくれて、一咲がやりたかった学級委員を一緒にやってくれるのです。 学校では球技大会へ向けて練習が始まりました。一咲はバレーの練習をしますが、うまくいきません。自主練に励む一咲ですが、チームのメンバーがそのことを知り一致団結しました。中学では怖がられて友達ができなかった一咲ですが、周りと打ち解けていきます。

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今まで勉強をしたことがない啓弥はテストで0点をとってしまいました。追試に合格したら一咲からご褒美がもらえると言われ、啓弥は追試に合格します。そして、ご褒美にキスをねだりますが、動揺する一咲を見て啓弥はご褒美を変更して2人は動物園に行きました。 そこで「本当は啓弥とキスするのは嫌じゃない」と漏らしてしまう一咲ですが、啓弥に迫られ逃げてしまいます。啓弥が一咲を追いかけようとすると、突如男が襲ってきました。重症ではないもののケガをした啓弥は病院へ行き、改めて一咲は啓弥がヤクザだと実感して距離を置きます。 そんななか、学校では臨海学校が始まりました。その日の夜、一咲は先日のことで「啓弥がいついなくなるか怖い」と本音を漏らします。啓弥は「ずっとそばにいる」と伝えますが、一咲は受け流しました。翌日、一咲が謎の男に連れ去られてしまい──。

啓弥は誘拐犯を追いかけ相手の車に飛び乗ります。気を取られたドライバーは目前の海に気づかず、全員海の中へ。一咲は啓弥に救出されましたが、この件で再び「啓弥を失うのでは」と考えてしまいます。そんな一咲に啓弥は危ないことはしないと約束するのでした。 学校が夏休みに入り、一咲と啓弥は地元の夏祭りへ出かけます。一咲は中学の同級生に会い家業の悪口を言われますが、啓弥が恋人のフリをして手を繋ぎかばってくれました。トキめく一咲ですが、さらに射的で啓弥に似た人形をとってもらいご満悦。一方、啓弥は人形に嫉妬していました。 付き合っていないのにラブラブな2人の前に、祖父の兄弟分である田貫の孫、田貫幹男(たぬきみきお)が現れます。幹男は一咲を気に入ったようでちょっかいを出してきました。恋のライバルの登場でしょうか……？

放課後、幹男に鉢合わせて啓弥が高校に通っているのがバレてしまいます。すると、なんと幹男が転入してきました。一咲は幹男と仲良くなるのを条件に、啓弥の正体や家業のことを学校の人たちに黙ってもらう約束をします。 HRでは文化祭の出し物を決めていました。一咲の友人の安藤と勝木が一咲と啓弥をくっつけるため、ロミオとジュリエットの演劇を提案し、それぞれの役に一咲と啓弥の名前を挙げます。しかし、幹男がロミオに立候補してきました。じゃんけんの結果、ロミオを演じるのは幹男に決定します。 演劇の練習ではおたがいの役から距離が近くなる一咲と幹男。もちろん、啓弥は邪魔をします。そんなある日、練習を終えて3人で帰っていると、幹男が一咲の首元へナイフを向けてきました。啓弥も幹男の額に銃を向けますが、幹男の狙いとは……？

幹男は一咲と啓弥を拉致します。その目的は、啓弥の殺意のこもった目が忘れられず、もう一度その目を向けてもらうこと。幹男は一咲を襲いますが啓弥が阻止し、2人はその場から無事に脱出しました。 迎えた文化祭当日、なんとサプライズで啓弥がロミオをやることに。一咲は思わずニヤけつつも、演劇は大盛況で終わりました。文化祭二日目は一咲と啓弥の2人で楽しみます。そんななか、大人っぽい女性が啓弥を呼び止めました。 女性は香織という名前で、クラブのママだそうです。2人のただならぬ関係に嫉妬する一咲は、啓弥に香織が恋人か確認します。そんな一咲をかわいいと言い啓弥は迫りますが、一咲はいまいち分かっていません。 しかし、時間をおいて啓弥が自分を好きなのかもと思った一咲は、誤って香織に相談のメールを送ってしまいます。

香織と待ち合わせをして相談をすることになった一咲。一咲は香織から啓弥と体の関係があったことを聞きつつも、香織に背中を押してもらいます。そして一咲は遠回しですが啓弥に自分の思いを伝えました。 その思いを聞き啓弥は一咲を押し倒します。性急な展開に驚く一咲は、啓弥の気持ちを確認しました。啓弥も一咲のことを大切に思っているようですが、行為を進めようとする啓弥の姿に、一咲は2人の気持ちが違うと思い行為を止めます。 一夜明け、不安な一咲。そんななか、フった女子にキスを求められ了承する啓弥を目撃しました。一咲は「大嫌い」と告げ、啓弥に冷たく当たります。啓弥は何が悪かったのか安藤と勝木に相談をし、改めて一咲に自分の想いを伝えました。そして、ついに2人は恋人同士になったのです。 想いが通じ合った2人は家でキスをしていると、2人の側にとある人物が……。

家でイチャイチャする2人を見ていたのは祖父でした。昔から2人を見ていた祖父は2人の気持ちにとっくに気づいており、交際を認めてくれます。 晴れて家族公認の付き合いになった一咲と啓弥。そんなある日、学校から帰ってくると頬に傷のある怖い男性がいました。男は四道國孝(しどうくにたか)といい、分家した羆組に所属する人物です。四道は一咲と啓弥が交際しているのを知ると反対してきました。 実は、四道は一咲の母の翠の元恋人でした。四道は赤ちゃんの一咲にも会ったことがあるそうです。四道は翠から「一咲には普通の道を歩んでほしい」と聞いていて、ヤクザである啓弥との交際に反対していました。 一咲は四道の話を聞き、啓弥と一緒に過ごすことが自分の願いだと伝えます。

一咲と啓弥は誕生日が2日違いです。そのため、ちょうど間の日におたがいの誕生日を祝っていました。今年も同じようにお祝いをします。啓弥は誕生日の石が入ったペアリングをプレゼントし、一咲はパスケースとキスをプレゼントしました。 そんな平和な日常も束の間、啓弥を嫌っている喉黒組の若頭の鰍義之(かじかよしゆき)が、学校の近くで啓弥に声をかけます。そんな鰍に二度と現れるなと啓弥は警告しました。 学校の近くに鰍が現れたことで啓弥の正体がバレると危惧した一咲は、啓弥に学校を辞めるよう提案します。しかし、啓弥は大反対。啓弥は問題の原因となった鰍のところまで押しかけケンカに発展します。 おたがいの組長が話し合いケンカは収まりましたが、なんと鰍も学校へ通うことに。そこには一咲の祖父に金目会の跡を継がせたい喉黒組の組長の考えがあったのです。

喉黒組の組長は鰍と啓弥を仲良くさせて金目会に引き込もうと考えていました。そのため、鰍に啓弥と仲良くするよう命じます。転校してきた鰍は啓弥と仲良くしようとしますが、早々に堪忍袋の緒が切れてケンカ寸前に。慌てて一咲が止めに入ります。 その後、一咲は鰍に家業のことをバラさない代わりに、啓弥との仲を取り持てと要求されました。一咲は2人が仲良くなるための作戦を立てますがうまくいきません。 そんな様子は祖父や啓弥に筒抜けです。祖父は一咲に黙ったまま、反対に義理堅い鰍に付き合えとマブダチ作戦返しを啓弥に提案しました。 一方、一咲はいい作戦を考えるため、鰍のことをもっと知ろうとします。待ち合わせをして鰍のことを聞こうとしますが、予定があった鰍は一咲をパーティーへ連れて行ってしまいます。

序盤の一咲はあえて遠い高校を選び、啓弥への片思いは明るい未来がないと諦め、普通の恋愛をしようとします。その後も、ケガをする啓弥を見て「失うのが怖い」と思い、啓弥と離れようとしました。 しかし、啓弥を好きな気持ちは辞められず、いつしか啓弥と一緒にいることを望んでいきます。そして、幹男との一件を経て、一咲は啓弥と一緒にいる道を自分で選んだと思えるようになるまで成長していきました。 当初は啓弥との恋愛を諦めていた一咲が、自分の気持ちに素直になり成長していく姿には、思わず感動してしまいます。

『お嬢と番犬くん』は2023年10月よりテレビアニメが放送されます！ アニメ制作を務めるのは『天使の3P!』や『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』などを制作したproject No.9。監督は『べるぜバブ』で監督を務めた高本宣弘です。 声優は瀬名垣一咲役を『鬼滅の刃』で竈門禰豆子を演じた鬼頭明里が務め、宇藤啓弥役を『ゴブリンスレイヤー』でゴブリンスレイヤーを演じた梅原裕一郎が務めます。 ティザーPVを見ても原作に忠実で作画がキレイですし、期待が高まりますね！今から放送が楽しみです。

身分差や年齢差などさまざまな障害がつきまとう2人の恋愛を描いた『お嬢と番犬くん』。付き合う前も付き合ってからも2人のイチャイチャっぷりに、胸キュンが止まらない作品です。アニメの予習もかねて、ぜひ本作をチェックしてください。