漫画『怪人開発部の黒井津さん』ネタバレあらすじ＆感想！悪役たちの社畜コメディ

悪の組織を舞台にしたコメディ漫画『怪人開発部の黒井津さん』。 この記事では本作の最新話までのあらすじをネタバレありで徹底解説！アニメ化もされ人気を博したストーリーや、個性豊かなキャラたちの魅力をしっかりご紹介していきます。現代社会にも通じるような社畜感あふれるコメディドラマにあなたも引き込まれること間違いなし！

正義を倒さんと日夜活動に励む、悪の組織「アガスティア」。そこの怪人開発部で働く黒井津燈香は、毎日無茶な注文に四苦八苦。苦しみながらも自らの生活のため、黒井津は今日も怪人開発に精を出します。 ときにはでっち上げた企画書でプレゼンに挑み、ときには上司の発注に徹夜で応える日々。しかもアガスティアの敵は正義の味方「剣神ブレイダー」だけじゃなく、別の組織の怪人まで含まれていて……。黒井津は自身が作った怪人ウルフと協力し、数々のトラブルに立ち向かっていきます。 しかもプライベートでは互いの素性を知らず、黒井津とブレイダーの仲が深まっていくことに！？果たして彼女は無事に怪人開発者としての任務をまっとうすることが出来るのでしょうか。

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アガスティアとは別の秘密結社ブラックロア。実はブラックロアはアガスティア以上の超絶ブラック組織。黒井津はブラックロアとの共同性能比較テストに臨みますが、事態は思わぬ方向に進んでしまい……。 何とかトラブルを乗り越えた黒井津ですが、今度は怪人マミーから「アイドルになりたい」というお願いをされ大困惑。黒井津も必死にサポートするものの、肝心の歌が上手くならなずに大苦戦！しかし万能細胞を喉に移植することに成功し、マミーは「アイドル怪人」として生きていくことになります。 そんな苦労のなか、やっと一息つける社員旅行の開催が決定！しかしそこには謎のヒーロー「暗殺戦隊獣勇士」の魔の手が迫っていたのです。

各秘密結社が集まる大会合に参加することになってしまった、黒井津とウルフ。ウルフは黒井津に何やら特別な感情を抱いているようですが、どうにも彼女には伝わりません。 しかしここで黒井津に衝撃の事実が判明。なんと彼女はかつてヒーローとして活躍したにも関わらず、悪の組織に寝返っていたのです。その秘密がバレてしまえばウルフをはじめとする怪人に嫌われる……彼女はそんな不安と日夜戦っていました。 そしてそんななか、アガスティアの首領であるアカシックが「首領をやめる」と言い出してしまい現場は大混乱！黒井津たちはこれまで通りの日常を、取り戻すことができるのでしょうか……。

本作は悪の組織を主人公にしていながら、正義の味方とのバトルはオマケ程度。メインは黒井津をはじめとする「悪の組織における平社員」たちのドタバタな毎日になっています。 日々上司の無茶難題に付き合わされ、それでも頑張る彼女たちに思わず自分を重ねてしまう人も多いはず。だからこそ本作には「あるある！」と思える笑いや、「こんな仲間が欲しい！」という感動にあふれています。日々の仕事にちょっと疲れて癒しが欲しい、そんな方には是非手に取って欲しい作品です。

2022年にはアニメも放送され話題となった『怪人開発部の黒井津さん』。 本作には現代日本を反映したような、ちょっとした風刺感のあるブラックな笑いが盛り沢山。これを機に本作をチェックし、自身のお仕事体験と比べてみるのはいかがでしょうか！