2025年1月24日更新

『アンダーニンジャ』雲隠九郎は死亡した?復活するのかをクローン説まで徹底考察!

このページにはプロモーションが含まれています

現代日本を舞台に忍者同士の白熱したバトルが展開される『アンダーニンジャ』。その中でも一際異彩を放つ男が主人公の雲隠九郎(くもがくれくろう)です。(自称)17歳でありながら酒を飲み、引きこもる下忍は上司の加藤から忍務を言い渡され次第に危険な戦いへと身を投じていき……。 この記事ではそんな雲隠九郎の基本情報から死亡説の真相、さらにはクローン説が囁かれる理由まで徹底的に紹介していきます! ※この記事は『アンダーニンジャ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『アンダーニンジャ』雲隠九郎とは?

声優 坂泰斗

1巻から8巻にかけて描かれる、「講談高校編」の主人公・雲隠九郎。どこか浮世離れした、やる気のない雰囲気を漂わせる変わり者です。自称17歳ですが、のちのち24歳だったと判明しました。 彼は忍者組織NINに所属しており、階級は最も低い下忍。任務を与えられず、登場当初はひきこもりニートのような生活をしていました。しかし、中忍の加藤から任務を言い渡され、講談高校へ潜入することに。そこから少しずつ、彼の素性が明らかになっていきます。 なんと九郎は優秀な忍者を数多く世に送り出してきた、名門「雲隠一族」の出身。当代最強と言われる雲隠虹郎の忍術を全て継承した、「虹郎のクローン」と恐れられる存在だったのです。

【最後】雲隠九郎が死亡?主人公交代の真相

講談高校で山田美月と対戦

本作の主人公として活躍していた九郎ですが、なんと8巻収録の68話にて死亡してしまいます。 講談高校がUN(アンダーニンジャ)に襲撃されている頃、九郎は同校に潜入していたUNのくノ一・山田美月と別の学校で交戦することに。美月は講談高校1の美女として知られていましたが、実は幼い頃から過酷な環境で育て上げられた屈強な戦士だったのです。 美月は九郎に同行していた、NIN所属の下忍・日比奇跡(ひびみらくる)をあっさりと撃破します。そしてついに、九郎と美月が対峙。NINとUNの猛者がぶつかり合う、激戦の幕が上がるのでした。

AD

雲隠九郎の死亡シーン

2人の勝負は一瞬で決着を迎えることになります。九郎は鋭い斬撃を放ち美月の鼻をそぎ落としますが、対する美月の攻撃は九郎の脇腹をとらえていました。この一太刀は九郎の装備していたパーカー型防具、摩利支天のエアバッグを発動させない絶妙な箇所を狙ったもの。 さらに、摩利支天の透明化システムに関係するケーブルまで切断していたのです。これにより、九郎は大きく弱体化してしまいます。美月は次の一手で、摩利支天の強度が最も低い頭部に一撃を加え勝利。さらに九郎の口に刀を突き刺し、上顎から上を切り離してしまうのでした。 九郎の死亡後、彼が住んでいたアパートに弟の十郎(じゅうろう)十二郎(じゅうにろう)が登場。物語は彼らを中心に、次のフェーズへと進んでいくのでした。

【復活】雲隠九郎は生きてる?可能性を徹底考察

2025年1月24日現在の最新巻、14巻においても九郎の姿は描かれていません。 ただ、作中には彼の生存や復活を匂わせるようなシーンが多数存在。ここからは九郎の再登場に関わる、様々な描写や情報について解説していきます。

雲隠九郎の正体はクローン?

一部読者のあいだで、「雲隠一族は全員クローンで生み出されたのではないか?」と囁かれています。九郎は「虹郎のクローン」と呼ばれており、戦闘力だけでなく目元まで虹郎にそっくり。そののち登場した十郎や十二郎たちも、全員似通った顔をしています。 さらに、十郎は九郎と記憶を共有していることを匂わせていました。そのうえ作中には、「雲隠一族は世代を重ねるごとに強くなる」という意味深な言葉も。これらを考慮すると、雲隠一族の面々は「過去に生まれた人物をベースに作られたクローン」と推測することができます。 それを証明するかのように、14巻にはクローンを作っていると思われるNINの施設が登場。そこには「壱拾参号」や「壱拾四号」と呼ばれる個体と、九郎の死体と思しき肉体が保管されていました。もしかしたらこれは、九郎がクローンとして復活する示唆なのかもしれません。

AD

雲隠九郎は死亡していない?催眠術説

九郎は作中で催眠術の使い手であることが匂わされています。加藤は彼の身辺調査をした際、「九郎が催眠術を使用出来るのでは」と推測していました。 「忍者漫画に催眠術?」と不思議に思う方も多いと思いますが、実は本作において「催眠術」は重要なファクターのひとつ。加藤が言うには「上忍以上なら催眠術を使うことが可能」で、NINのトップに立つ果心居士(かしんこじ)という人物は「日本国民を集団洗脳するレベルだった」とのこと。 もし、九郎が強力な催眠術の使い手だったとしたら、美月に「九郎を殺した」と思い込ませるのもたやすいはず。この説が正しければ、そもそも「九郎は死んでいない」という可能性もありそうです。

脳移植で復活する可能性

本作には脳移植により別の体に乗り移ったキャラが登場しています。猫に脳を移植されてしまった猫平(ねこひら)という忍者。そして、生まれたばかりの幼児に脳を移植し、若返りを成功させたNIN上層部の多羅(たら)という人物。 この技術が確立されているのであれば、九郎の脳を移植して別の体で復活する可能性もありそうな予感。ただ、気になるのは美月の攻撃で頭部にダメージを食らっているという点です。ここで脳が損傷していれば、そもそも移植することができなくなるはず。 場合によっては脳の一部だけを動物などに移植し、サブキャラとして復活するパターンもありそうです。

AD

【声優】アニメで九郎の声を演じるのは坂泰斗

坂泰斗

2023年10月放送開始のアニメ版で雲隠九郎役を坂泰斗が演じると発表されました! これまで『美少年探偵団』の咲口長広役や『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のジャック・ハウル役などを演じています。また『鬼滅の刃』ではモブキャラで通称サイコロステーキ先輩の声を担当し「あのイケボは誰?」と話題になりました。 九郎を演じるにあたり「花沢先生の描く唯一無二な世界観を皆様にお届け出来るよう、全力で演じさせて頂きます!」と原作ファンも心強いコメントを残しています。

雲隠九郎はクローン説が有力!これからの復活に期待大

虹郎に顔が似ていて、なおかつ忍術も「全て」継承しているという表現からもクローン説が有力ではないでしょうか。そうなると九郎の落ちた頭部から再生して、復活……なんてことも期待できますね。 この機会に九郎の活躍シーンをコミックシーモアで復習してみてはいかがでしょうか。