【相関図】『アンダーニンジャ』キャラクター一覧！登場人物の実写キャスト・関係性まで解説

アニメや実写映画など様々なメディアに展開する、人気漫画『アンダーニンジャ』。現代社会の裏で暗躍する、忍者たちの活躍を描いたアクション作品です。 この記事では、作中に登場する人物の関係性を相関図付きで解説！さらに、主要キャラのプロフィールや詳細情報など、気になるポイントもしっかり紹介していきます。 ※この記事は『アンダーニンジャ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

第二次世界大戦後、GHQによって解体されてしまった忍者組織。しかし、忍者たちはその後も日本国内で暗躍し、精鋭たちは秘密裏に暗殺や破壊活動などの仕事をこなしてきました。さらに、そこに含まれない下っ端忍者たちも、あらゆる場所に潜伏しながら国民を監視。 戦後70年が経った今も日本に潜む、その組織こそがNational Intelligence of NINJA、通称NINです。約20万人が所属する巨大組織ですが、それゆえに末端の忍者には仕事が行き渡らないことも多い様子。階級は上忍・中忍・下忍に別れており、その中にも複数の役職が存在します。 彼らを統率するのは七人衆という機関で、この中からNINの頭領にあたる果心居士を選出。ちなみに主人公の雲隠九郎(くもがくれくろう)もNINに所属していますが、その地位は最下級の下忍です。

NINから離脱するかたちで組織された裏の忍者組織、それがUnder NINJA、通称UNです。彼らは国家崩壊やそれに連なるNINの撃破を目的としており、それを達成するために様々な場所で暗躍。国家権力とNINの対立を煽り、両者の共倒れを企んでいるようです。 組織の全容は明らかになっていませんが、所属メンバーには優秀な人物が揃っている様子。NINの精鋭とも渡り合える猛者や、世論を操作しようと計画するキレ者など、手強い忍者が集まっています。なかにはNINへの不満から、UNに寝返った人物もいるようです。 さらに、UNは偽札製造などで莫大な資産を手にしているうえ、NINさえも上回る科学力を所持。常軌を逸した兵器を駆使し、NINの忍者たちに戦闘を仕掛けていきます。

『アンダーニンジャ』には複数の組織やグループが登場します。メインとなる忍者組織NINの他、九郎が潜入する講談高校、さらに彼が住むアパートなどが存在。 ここからは相関図で紹介した人物を中心に、プロフィールや作中での活躍を解説していきます！気になるキャラがいる方は、是非チェックしていってください。

本作の主人公を務める雲隠九郎。ボサボサの黒髪に無精ひげ、常に裸足というワイルドな青年です。やる気のなさそうな浮世離れした性格をしており、作中でも奇行を繰り返し周囲を驚かせていました。ただ、他者から嫌われることはなく、むしろすぐに仲良くなってしまう不思議な魅力を持っています。 そんな彼はNINに所属する忍者ですが、その地位はもっとも低い下忍。物語開始当初は仕事がなく、ニートのような生活を続けていました。しかし、中忍の加藤から命令を受け、講談高校への潜入任務を担当することになります。 様々な敵と戦う中で、九郎の実力が段々と明らかに。実は彼は優秀な忍者を多数輩出してきた、雲隠一族の出身。当代最強とも言われる雲隠虹郎の技を全て継承しており、一部では「虹郎のクローン」と呼ばれ恐れられているようです。

九郎に任務を伝えに来た、中忍の加藤。黒ぶち眼鏡をかけた地味な青年で、普段は志熊便という宅配便の配達員として働いています。一見すると真面目で冷静そうな人物に見えますが、その性格はなかなか苛烈。憂さ晴らしのために人の命を奪うなど、獰猛な本性を隠し持っています。 そんな性分をしているだけあり、彼の戦闘力は登場人物のなかでも上位クラス。様々な兵器を駆使し、数多くの強敵たちを撃破していました。また、部下の鬼首(おにこうべ)も途轍もない実力を誇っており、作中で大活躍を披露しています。 2人はのちに講談高校を舞台に繰り広げられる激戦に参加。UNの刺客たちと激突することになります。

九郎と同じく、講談高校の潜入捜査に参加している下忍・日比奇跡。胸のあたりまで伸びる長髪がトレードマークで、会話中に時折下手なラップを絡めてきます。彼と九郎は忍者学校時代の同級生。もともと仲が良かったようですが、卒業試験の際に九郎の策にハメられることに。 日比はそこで落雷を受け、その影響もあり落第してしまったと語っています。彼の右目付近には雷による傷が残っており、今でも九郎に対する恨みを持っている様子。ただ、作中では九郎の強さを認めるようなスタンスを取るなど、未だに友人として扱っているような場面も描かれています。 戦闘力はそこそこ高いようですが、そこまで目立つ活躍はしていません。

九郎と同じく、講談高校の潜入捜査に参加している下忍・鈴木。金色のロングヘア―が特徴的な美しい女性ですが、ハイレベルな戦闘技術を所持。様々な兵器を駆使し、作中でも数多くの敵と激戦を繰り広げています。 任務中は高校生として過ごしていますが、それ以外の時間は書籍編集者として生活。忍者たちから教わった歴史を小説化している吉田昭和という作家を担当しており、優しい言葉をかけながら鬼のような修正を出しまくっています。 若い頃からかなり辛辣な性格をしていたようで、忍者学校時代には数多くの男子生徒が手玉にとられていました。戦闘力だけでなく、周囲の人間を魅了するコミュニケーション術にも長けているようです。

九郎が潜入する講談高校の生徒・山田美月。学校でもトップクラスの美しさを誇る美少女で、その美貌ゆえに一部の生徒から誹謗中傷を受けることもあるのだとか。九郎の友人にあたる瑛太は彼女に憧れを抱いており、「誰にでも分け隔てなく接する完璧な人物」と評しています。 しかし、実際の彼女はかなりズレた性格をした変わり者。作中には周囲も気にせず鼻くそをほじり、それを食べる姿が描かれていました。瑛太が語った彼女の印象は、彼の中で膨れ上がった妄想の産物なのかもしれません。 そんな変わり者の美月ですが、のちのちの展開でUNに所属する忍者だと判明！幼少期から過酷な環境で育ってきた、戦闘マシーンだと明かされています。

九郎と同じく、講談高校の潜入捜査に参加している下忍・蜂谷紫音。ふわふわとした髪が特徴的な可愛らしい青年で、つねにクマのぬいぐるみを持ち歩いています。明るく快活な性格をしていますが、ぬいぐるみによる腹話術で辛辣な発言をすることも。 また、敵にあたる人物に色仕掛けで取り入るなど、したたかな本性を隠し持っています。戦闘描写は少ないものの、刀を装備して戦うシーンが存在。2本の刀を装備している場面もあったため、近接戦を得意としていると思われます。 ちなみに、彼は中忍・小津の弟子であると同時に、NIN最高幹部「七人衆」のトップ・多羅の孫。重要キャラとの繋がりも深い、本作の隠れたキーマンとも言える人物です。

九郎と同じアパートに住んでいる川戸。黒髪のボブヘアーが特徴的な、スタイル抜群の女性です。普段はイメクラで働いており、そこでは「愛ちゃん」という源氏名を使っている様子。家にいるときは常に酒を飲み、細かなことを気にしないズボラな性格をしています。 九郎とは飲み友達のような関係で、お酒をもらう代わりに彼のサポートをするシーンも存在。ちなみに、川戸は一般人として扱われていますが、一部ファンからは「彼女も忍者なのでは？」と噂されています。 加藤がアパートを訪ねた際、彼は「不自然なほどに殺気がない」「まるで上忍のようだ」と発言。住民たちが手練れの忍者ではないかと感じていたようなのです。川戸の正体は何なのか。今後の展開に要注目です！

九郎と同じアパートに住んでいる大野。後退した生え際とメガネが特徴的な中年男性です。彼と九郎の部屋は押し入れで繋がっており、自由に行き来することが可能。九郎はこの構造を利用し、大野が保管している所持品を好き勝手に使っています。 控えめな性格ゆえ強く注意することもできず、いつも九郎に振り回されているようです。ただ、真面目そうに見えて大野もかなりの変わり者。作中には偶然手に入れた川戸の下着を、自ら着用するシーンが描かれていました。 ちなみに、川戸と同様に彼にも忍者説が存在。加藤がアパートを尋ねたとき大野もそこにいたため、一部で「忍者ではないか？」と噂されているのです。

コーポ村山というアパートに住む高校生の瑛太。おかっぱ頭がトレードマークで、陰気な性格をしています。学校ではカースト上位の男子たちからイジメを受け、そのうえ女子トイレで盗撮騒ぎを起こし女子からも嫌われることに。登場当初は学校に行かず、不登校生活を続けていました。 しかし、とある事件をきっかけに九郎と出会い、彼が学校潜入を始めるタイミングで再び登校をスタート。相変わらずクラスでの地位は低いですが、九郎のサポートを受けながら何とか日常生活を送っていきます。 ただ、その平和も長くは続きません。のちにUNと判明する山田美月に声をかけられ、忍者たちの争いに巻き込まれてしまうのでした。

九郎が潜入する講談高校のクラスメイト・野口。ギャルっぽい見た目の女の子で、明るくざっくばらんとした性格をしています。転入試験を受ける九郎と出会い、それ以降は友人のような関係に。浮世離れした彼の言動に驚きつつも、それを受け入れる度量の大きさを見せています。 もともとはクラスの上位グループにいたようですが、とある出来事をきっかけにそこから離脱することに。話し相手がなかなか見つからず、校内で手持無沙汰な時間を過ごすことが多くなってしまいました。 ちなみに、同じ高校に通う瑛太とは小学生時代からの幼馴染。彼と共に、野口も忍者たちの争いに巻き込まれることになります。

NINで准忍尉の地位についている小津。眼鏡をかけた恰幅のいい男性で、普段は練魔区役所の職員として働いています。戦闘描写が少ないため戦闘力は不明ですが、知略面で高い能力を有している様子。組織では情報統制などを担当し、作中でも事件隠ぺいを図る的確な指示を出していました。 また、講談高校に潜入する蜂谷の師匠にあたり、彼を利用した出世を計画。本作に登場する人物のなかでも、随一のクセ者だと思われます。 ちなみに、加藤は同じ隊長のもとで戦ったかつての戦友です。2人で身を挺して隊長をかばうなど、作中でも彼らの逸話が披露されていました。

九郎が潜入した講談高校の生徒・マコちゃん。歌舞伎役者がするような隈取メイクをしたギャルで、その正体はNINと対立関係にある厚生労働省援護工作二課のエージェント。他2名の仲間と共に高校に潜伏しており、彼女はその中でもトップの実力を誇っているようです。 しかし、九郎との対決では力を出し切れず、右肘を脱臼しあっさりと敗北。さらに、蜂谷に介抱されるなかで色仕掛けにあい、そのまま彼に懐柔されることに。のちの戦いで蜂谷を庇おうとするなど、彼の為に献身的に尽くす人物になっていきます。

個性あふれるキャラが登場し、唯一無二の魅力を生み出している『アンダーニンジャ』。 原作漫画の最新展開はもちろん、2025年1月24日公開の実写版も楽しみな作品です。これを機に各種メディアで本作をチェックし、その面白さを是非味わってみてください！