漫画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』ネタバレあらすじ＆感想！3つのメディアで描かれる千年続く3人の運命

不老不死の呪いに振り回される3人を描いた『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』。本作は「僕らの千年プロジェクト」として企画が生まれ、漫画化・実写映画化・舞台化した作品です。実写映画は2023年10月27日に公開を予定しています。 本記事では、そんな『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』の漫画を2巻までネタバレ込みであらすじを紹介！無料で読む方法があるかも調べているので、ぜひチェックしてください。

美少女のとわは世界が色褪せて見え、つまらないものだと感じていました。そんなとわの前に草介(そうすけ)と名乗る男が現れ、とわの世界が色づきます。しかし、とわは光蔭(みつかげ)という男に殺され、今際の際に繰り返されてきた長い運命の始まりを思い出すのでした。 3人は千年前、永妙(えいみょう)が住職を務める寺で出会います。このとき、草介は空っぽという意味で「うつほ」と呼ばれていましたが、とわや光蔭に影響されて少しずつ変わっていきました。 そんななか、忠好(ただよし)から恨みを買っていたうつほは、罠にはまり重傷を負います。とわと光蔭が助けにきて、とわはケガを癒す力を持った自分の血をうつほに与えました。助かったうつほは草介と名を改めますが、とわは代償として自らの命を削られてしまい──。

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命が削られていくとわを助けるため、3人は永妙に促され海へと向かいます。とわは目的地に到着して海へ浸かると、瞬く間に回復しました。その後、草介と光蔭は永妙からとわが人魚の落とし子であることを聞きます。 とわが元気になりこのまま一緒にいられると思った3人ですが、数年後、光蔭の兄である景暁(かげあき)が人魚の肉を求め始めたことで歯車が狂っていきました。光蔭は草介ととわを守るために、景暁を殺害してしまい、自身も傷を負ってしまうのです。 一方、とわと草介はそのことを知りません。光蔭はとわに思いを寄せていましたが、とわは草介に思いを寄せています。草介への思いを抑えきれなくなったとわは、草介にキスをしてしまいました。

本作は最初から舞台化・漫画化・映画化が決まっており、それぞれのメディアで物語を完結させるのではなく、メディアによって異なる時代を描いています。そのため、3つのメディアを見ることにより、初めてストーリーの全体像を掴めるのです。 舞台では物語の始まりである平安時代を描き、漫画では平安時代から大正時代までを、映画では物語の終幕である現代を描いています。それぞれのメディアを楽しみ、千年も続く3人の運命の行く末をぜひ見てみてください。

『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』は実写映画化が決まっており、2023年10月27日に公開予定です！実写映画では現代を舞台に描かれており、3人の運命の終着点が描かれています。3人の始まりを描いている漫画とは異なるようで今から楽しみですね！ 監督はNetflixシリーズの『君に届け』で新城毅彦とともに監督を務めた菊地健雄が務め、脚本は『犬鳴村』などを務めた保坂大輔が務めます。 草介役はジャニーズの⼈気グループ「ふぉ〜ゆ〜」のメンバーである⾠⺒雄⼤、光蔭役は同じくジャニーズの浜中文一です。とわ役は映画『初恋』に出演した⼩⻄桜⼦が演じます。

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3つのメディアを通して千年も続く3人の運命を描いた『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』。物語の始まりである舞台や漫画を見ると、3人の行く末が気になり映画も見たくなってしまうでしょう。ぜひ、3つのメディアを通して3人の物語を見てみてください。