韓国ドラマ「ポッサム」の最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末や時代背景も考察
時代劇プリンスことチョン・イルとユリ(少女時代)が初共演したロマンス史劇「ポッサム」。李氏朝鮮時代、未亡人を誘拐し再婚させた風習「ポッサム」をテーマにした作品です。この記事では、そんな本作の最終回までのあらすじや時代背景を紹介します! ※ストーリーの重大なネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
タップできる目次
- 韓国ドラマ「ポッサム」の口コミ・感想
- 韓国ドラマ「ポッサム」の相関図
- 第1話のあらすじ・ネタバレ
- 第2話のあらすじ・ネタバレ
- 第3話のあらすじ・ネタバレ
- 第4話のあらすじ・ネタバレ
- 第5話のあらすじ・ネタバレ
- 第6話のあらすじ・ネタバレ
- 第7話のあらすじ・ネタバレ
- 第8話のあらすじ・ネタバレ
- 第9話のあらすじ・ネタバレ
- 第10話のあらすじ・ネタバレ
- 第11話のあらすじ・ネタバレ
- 第12話のあらすじ・ネタバレ
- 第13話のあらすじ・ネタバレ
- 第14話のあらすじ・ネタバレ
- 第15話のあらすじ・ネタバレ
- 第16話のあらすじ・ネタバレ
- 第17話のあらすじ・ネタバレ
- 第18話のあらすじ・ネタバレ
- 第19話のあらすじ・ネタバレ
- 第20話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
- 韓国ドラマ「ポッサム」は実話?時代背景を解説
- 韓国ドラマ「ポッサム」の最終回ネタバレ・全話あらすじを解説
韓国ドラマ「ポッサム」の口コミ・感想
可愛い&有能なチャドルが優勝。スギョンとのやり取りは微笑ましくて、元妻が出てくるシーンはムキーッ!ってなりながら観てました。(笑)ユリも気品があって美しく、時代劇初挑戦とは思えないくらいハマリ役でした。
まさかのキスシーンが1つもなし!キラキラした(?)内容かと思いきや、歴史と権力争い中心の切なくて重厚な人間ドラマに引き込まれました。デヨプが終始かわいそうで、ラストはどうしても、うーん……ってなってしまいます。
韓国ドラマ「ポッサム」の相関図
第1話のあらすじ・ネタバレ
李氏朝鮮の第15代国王・光海君と側室・昭儀ユン氏の間に生まれた翁主スギョン。大北派を率いる左議政イ・イチョムの息子と政略結婚しますが、初夜を過ごす前に先立たれます。外出は夫の命日の墓参りくらいで、息苦しい日々を送っていました。 一方のバウは、未亡人を誘拐する裏稼業で生計を立て、息子のチャドルを育てるゴロツキ。ある時、ターゲットを間違えてしまい、攫った女を自宅へ連れ帰りました。 すると突然、未亡人を見た息子が「お寺にいた翁主様だ!」と叫んだのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
大騒ぎになっていた左議政の屋敷に、光海君からスギョンを王宮に連れて来るよう命令が……。焦ったイチョムは、“亡夫の後を追って自害した”と装って葬儀を行いました。 その日の夜、バウはスギョンを帰そうとしますが、屋敷の様子から彼女を取り巻く現状を悟ります。悲しみに暮れるスギョンを亡き者にして、この事態の収束を図ることもできません。もはやどうしようもなくなってしまい、直接王宮まで連れて行こうとします。
第3話のあらすじ・ネタバレ
スギョンはイチョムの私兵に襲われますが、間一髪、義弟のイ・デヨプに救われます。彼は兄嫁のスギョンを慕っており、自害の報せも信じていませんでした。 バウとその息子チャドルと共に王宮へと急ぎ、生母の昭儀ユン氏に会おうとするスギョン。しかし、現れたのは王宮で権力を握るキム尚宮でした。スギョンは「翁主が生きていれば、左議政と王が対立し国が乱れる。王のために死んでください」と言われ、悲しみのあまり涙を流しました。
第4話のあらすじ・ネタバレ
川へと身を投げたスギョンをバウが救い、チャドルは「3人で暮らそう」と涙ながらに訴えます。 その後、3人は都を抜け出して坡州へ到着。バウは仕事が見つからず、幼いチャドルを連れて金持ちの家へ泥棒に入ったことでスギョンと口論に……。スギョンは洗い場の仕事を見つけ、バウたちの家族として平凡に暮らしていく決心をしました。 同じ頃、光海君はスギョンの居場所を掴み、その情報をイチョムに流すよう命令を下します。
第5話のあらすじ・ネタバレ
スギョンを救い父に逆らったとして、屋敷で監禁されていたデヨプ。彼は叔母のへイン堂イ氏によって解放され、バウに攫われたスギョンを捜し出します。 スギョンと押し問答をしていた時、イチョムの部下の襲撃に遭い、重傷を負ってしまいました。 光海君が狙っていたのは、イチョムにスギョンを殺させて大北派を失脚させることでした。計画が失敗に終わったため、大北派と対立する西人派の官僚キム・ジャジョムと接触を図ります。
第6話のあらすじ・ネタバレ
内需司の内侍に変装して悪人から金を巻き上げ、デヨプの治療費を確保したバウとスギョン。回復したデヨプは、左議政の屋敷から「免死鉄券」を盗む計画を立てます。 この免死鉄券とは、王が家臣の罪を1度だけ許すことを保証するもの。王を騙して死を偽装したイ家の家門も、スギョンの命も救える唯一の方法でした。バウはイチョムに捕らわれている相棒チュンベの解放と引き換えに協力し、デヨプの誘導で屋敷へと忍び込みますが……。
第7話のあらすじ・ネタバレ
屋敷でイチョムの顔を見たバウは、彼こそが先王の妃の父だった祖父や父の仇であると気付きます。 敵の家門の嫁であるスギョンを坡州に残して寺へ移るも、復讐心を抑えられないバウ。寺の住職やチュンベに諭されて、スギョンの元へ戻ることにしました。ジャジョムが雇った(脱走した奴婢を捕える)推奴師に連れられ、漢陽へ送られるスギョンと船上ですれ違い、異変を感じて一行を追いかけます。 その道中、光海君に免死鉄券を奏上して、坡州へ向かっていたデヨプと再会しました。
第8話のあらすじ・ネタバレ
ジャジョムの屋敷に監禁され、大北派と西人派の火種になっていることに心を痛めるスギョン。そこへ、忍び込んできたバウが現れ、彼の「生きたいか?」との問いに頷きます。 デヨプは免死鉄券の件を父に伝え、スギョンを助けて欲しいと嘆願。イチョムの私兵がジャジョム邸を捜索するも彼女の姿はなく、後日、遺書のみが届けられました。受け入れられないデヨプは、都にあるバウの自宅を探し出して、スギョンに自らの想いを告白するのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
バウは1人の女性としてスギョンを守ると誓い、チュンベの故郷・済物浦へ移住しました。 チュンベは明との密貿易で一儲けを企みますが、船が難破して借金を抱えることに。その縁で春画を描く仕事が舞い込み、絵の担当になったスギョンは頭を悩ませます。 一方、かつて死罪に追い込んだ政敵の孫キム・デソクが生きており、スギョンをポッサムした犯人(=バウ)だとジャジョムから知らされたイチョム。彼は復讐されることを恐れ、官婢になったバウの母と妹の消息を探り始めました。
第10話のあらすじ・ネタバレ
スギョンは春画ではなく、女官の噂話を基にした挿絵付きの恋愛小説を出版。小説は都で予想上の人気を呼ぶも、公序良俗に反するとして光海君が禁書に指定します。デヨプの兄ウォニョプが大将を務める捕盗庁が作者の逮捕に乗り出しました。 バウは明の皇帝に謀反の援助を要請するイチョムの書状を奪取。本名のキム・デソクを名乗り、イチョムが誘拐した家族との交換を要求しますが……。 そこへ、デヨプが捕盗庁の役人と共に現れ、スギョンの身代わりとして逮捕されてしまいます。
第11話のあらすじ・ネタバレ
バウの牢屋まで会いに行ったスギョンは、デヨプとの会話から彼の正体を悟りました。 イチョムは取引場所にバウが来なかったため、謀反の証拠を取り戻せませんでした。デヨプは禁書の貸出帳簿を偽装し、西人派の名だけが書かれた偽物を提出することを父に提案。スギョンはチュンベと共にイチョムの屋敷に潜入して、本物の貸出帳簿を探します。 スギョンはデヨプから帳簿を託され、急いでジャジョムの屋敷へ。彼の夫人の名が書かれた帳簿と引き換えに、バウを救って欲しいと持ちかけるのでした。
第12話のあらすじ・ネタバレ
国王臨席の下、禁書の件に関するバウの訊問が開始。大北派も禁書の顧客だったと判明し、収拾を口実にバウの一族や「癸丑獄事」に関与した者の身分復権が決定しました。 バウもキム・デソクの名と身分を取り戻し、妻に迎えたスギョンや母、妹たちと都で暮らし始めます。そして、光海君から命じられた武官の試験「武科挙」に備えることに。デヨプはイチョムの激しい叱責を受けますが、へイン堂イ氏の仲介で最後の機会を与えられました。
第13話のあらすじ・ネタバレ
武科挙の当日。バウは火縄銃で撃たれ、光海君の指示で着けていた胴着に命を救われました。光海君は詳しく調べるよう指示しますが、イチョム一派が誤射として処理します。 バウはスギョンからの情報によって、イ家が贔屓にしている反物店が明から密輸した絹を販売しており、利益はイチョムの資金源になっていると確信。一方、スギョンは生母の昭儀ユン氏に安否を知らせる手紙を出しますが、先にキム尚宮に内容を読まれてしまいました。
第14話のあらすじ・ネタバレ
絹の密輸の件で捕盗大将を罷免されてしまったウォニョプ。彼はバウの妹ヨノクの夫で、反物屋の店員だったチルソンを泥酔した勢いと腹いせで殺害します。 怒りに燃えデヨプとも衝突したバウに、キム尚宮は手を組むことを提案。この時にバウが出した条件によって、スギョンは王宮へ潜入して生母との再会を果たしました。しかし突然、光海君が意識不明に陥り、イチョムの関与を疑うキム尚宮は御医(王の主治医)の殺害を指示するのでした。
第15話のあらすじ・ネタバレ
バウの抹殺を企むイチョムは、王命の伝達などを行う王の側近「宣伝官」として、バウとデヨプを北方の国境へ派遣することを世子(皇太子)に進言しました。 そんな中、バウの屋敷にチャドルの生母フナムが訪ねてきて、正妻として居座ろうと画策します。同じ頃、バウたちは明の武将・毛文龍に捕まってしまい、光海君は彼らを見捨てることに……。これは明と友好関係にあると誤解され、後金(清王朝の前身)との間に争いを生まないためでした。
第16話のあらすじ・ネタバレ
バウたちは明の兵士に変装して何とか脱走しますが、次は後金に捕まってしまいました。 デヨプはイチョ厶が毛文龍へ宛てた密書を持っており、左議政の息子だと露見します。バウの訴えと捕虜になっていた朝鮮の都元帥カン・ホンリプの協力で難を逃れました。2人は無事釈放され、屋敷に戻ってきたバウは元妻を追い出そうとします。 しかし、元妻はスギョンの正体を触れ回ると脅し、彼女が翁主だと知ったバウの母もイチョ厶と関わることを恐れて元妻を庇おうとしました。
第17話のあらすじ・ネタバレ
これまでのことに激高し、バウの屋敷へ乗り込んできたイチョム。スギョンは堂々と対峙し、「左議政家の嫁・スギョンは死にました」と言い放ちました。 イチョムは町民の目を気にして一旦は引き揚げるも、部下にスギョンの抹殺を命じます。 一方、デヨプは説得するヘイン堂イ氏に「スギョンの傍で見守るだけでもいい」と胸の内を吐露。彼の想いをよそに、イチョムは光海君に見切りをつけて大北派を招集します。そして、王の廃位を目的とした連判状への署名を命じるのでした。
第18話のあらすじ・ネタバレ
連判状を持ち出そうとしたデヨプは、イチョムが本当の父ではないことを知らされました。 デヨプの正体は、亡き光海君の兄・臨海君と叔母だと思っていたヘイン堂イ氏の実子。スギョンとの結婚を餌に、イチョムから王位に就くよう唆されます。対する西人派は光海君の甥・綾陽君を担ごうとしており、バウもその会合に誘われました。 誰も参列者がいない、2人だけの結婚式を挙げたバウとスギョン。光海君は先王の毒殺に関与した宮廷料理人を捜索するも、イチョムの後手に回ってしまいました。言われるがままバウの身分復権を取り下げ、スギョンの無事を懇願する他ありません。
第19話のあらすじ・ネタバレ
イチョムの手から逃れ、叔母であり先王の妃・仁穆大妃が幽閉された西宮へ侵入したバウたち。護衛兵に捕まりかけたスギョンを救おうとして、デヨプが重傷を負いました。 匿ってくれたヘイン堂イ氏から、臨海君を毒殺した犯人はイチョムだと知らされたデヨプ。彼と別れたスギョンは、光海君に保護され宮女として王宮に潜んでいました。デヨプはバウと合流して、大北派の武器庫になっている場所を爆破します。 イチョムはデヨプを従わせるため、光海君にスギョンの居場所を問い質そうとして……。
第20話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
バウはジャジョムに対し、光海君と昭儀ユン氏、スギョンの命を保証するよう要求。見返りとして、仁穆大妃の協力を取り付けると約束しました。 スギョンを人質にされイチョムに従っていたデヨプは、許しを得て彼女と共に臨海君の墓参りをしますが、突然イチョムの私兵が現れます。駆けつけたバウと協力してスギョンを救い出し、実父の仇である義父へ刃を向けるも、彼は復讐を思い止まりました。 その直後、デヨプはイチョムに斬られ、バウとスギョンに看取られることに……。 仁穆大妃の承認の下、西人派によるクーデーター「仁祖反正」が発生。綾陽君が即位し、廃王の娘スギョンと生母・昭儀ユン氏は寺へ身を寄せます。バウの大妃の甥としての立場を考え、スギョンが出家しようとした瞬間、人攫いに扮した彼とチャドルが現れるのでした。
韓国ドラマ「ポッサム」は実話?時代背景を解説
本作の舞台は1600年代、第15代国王・光海君が治める李氏朝鮮。イチョムが政敵を蹴落とした「癸丑獄事」や「仁祖反正」も、史実に沿って展開しました。 スギョンのモデルと思われる王女は、光海君の廃位時でまだ5歳(韓国の数え年)であり、キム・デソクにポッサムされる設定はフィクションです。 また、作中の光海君は娘を利用したり、逆に守ろうとしたりと言動が定まっていません。歴史上、永らく暴君と呼ばれてきた一方で、近年は名君としての見方も出ている光海君。実在の彼はどんな人物だったのか、想像してみると面白いかもしれません。
韓国ドラマ「ポッサム」の最終回ネタバレ・全話あらすじを解説
韓国ドラマとして初めて、歴史資料も少ない衝撃の風習を描いた「ポッサム」。史実とフィクションを織り交ぜたストーリーが話題を呼び、MBNのドラマ史上No.1の視聴率を記録しました。 光海君の時代が舞台の作品は他にもあるので、ぜひ観比べてみてくださいね!