2025年12月18日更新

Netflix『告白の代価』結末までネタバレ・全話あらすじ!女性受刑者2人の取引とは?韓国ドラマ史に残る本格サスペンス

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ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

『愛の不時着』のイ・ジョンヒョ監督が贈るミステリードラマ『告白の代価』がNetflixで独占配信中。 キム・ゴウン、チョン・ドヨンという韓国を代表する実力派女優がW主演を務める話題作です。 この記事では、ドラマ『告白の代価』の全話ネタバレあらすじに加え、複雑な人間関係がわかる相関図付きでキャスト情報を解説します!

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『告白の代価』作品概要・あらすじ

タイトル 『告白の代価』
配信日 2025年12月5日(金)よりNetflixにて独占配信
監督 イ・ジョンヒョ
脚本 クォン・ジョングァン
メインキャスト チョン・ドヨン , キム・ゴウン , パク・ヘス , チン・ソンギュ
話数 12話

主演はカンヌ国際映画祭・主演女優賞に輝いた実力派チョン・ドヨンと、若手トップクラスの演技派キム・ゴウン。映画『メモリーズ 追憶の剣』(2015年)以来、約10年ぶりの共演となる豪華タッグが実現しました。 監督は『愛の不時着』(2019年)をはじめ、『ロマンスは別冊付録』(2019年)、『イ・ドゥナ!』(2023年)など、ジャンルを問わず数々のヒット作を手掛けてきたイ・ジョンヒョ。重厚なミステリーにおいてもその手腕を発揮し、新たな傑作を誕生させました。

『告白の代価』あらすじ

アトリエで夫の刺殺体を発見した美術教師アン・ユンス(チョン・ドヨン)は、現場に残された証拠から犯人と断定され逮捕されます。無実を叫ぶ彼女をテレビ越しに見つめていたのは、「魔女」と称される謎の女モ・ウン(キム・ゴウン)でした。 獄中で出会う2人が交わす危険な取引と、その隠された真実を巡るスリリングなミステリーサスペンスです。

『告白の代価』1話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン , パク・ヘス
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

2022年、美術教師アン・ユンスはアトリエで、版画家の夫ギデの刺殺体を発見します。現場には証拠隠蔽のため腐食液が撒かれていました。検事ペク・ドンフンは、夫の死後に笑みを浮かべるユンスを目撃し、さらに遺品をすぐに売り払うなど不可解な行動に疑念を抱きます。 ユンスは「覆面の女を見た」と主張しますが、夫の不倫という動機や現場の状況証拠から犯人と断定され逮捕。凶器の1つとされるワイン瓶に付着した指紋も、ユンスは驚いて落としたものだと弁明しますが、聞き入れられず拘置所へ送られます。 時を同じくして、歯科医夫婦を毒殺した直後の謎の女モ・ウンが、ニュースで無実を叫ぶユンスの姿を見つめておりーー。

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『告白の代価』2話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025) キム・ゴウン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

歯科医夫婦を毒殺した容疑で逮捕された謎の女モ・ウンは、薬品で指紋を消すなどサイコパス的な行動を見せ、身体中の傷跡と共に異様な雰囲気を漂わせていました。 一方、拘置所のアン・ユンスは、親友から娘ソプを施設に預けると告げられ、絶望の淵に立たされます。自暴自棄になり壁に頭を打ち付けたユンスは独房へ送られ、その隣の独房に入れられたモ・ウンと出会いました。 モ・ウンは「私があなたの夫殺しを自白する。その代わり、釈放されたら私のためにやってもらいたいことがある」とユンスに取引を持ちかけたのです。 その後、自身の裁判に臨んだモ・ウンは、宣言通りユンスの夫殺害も自らの犯行だと証言しました。

『告白の代価』3話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

護送バスの中、ユンスはモ・ウンに襲いかかるふりをして、周囲を欺きつつ取引の成立を行動で示します。ペク検事は2人の接点や共謀を疑い、独房や身体検査など徹底的に調べますが証拠は出ず、逆に冤罪を生んだ検事として世間からバッシングを受け左遷されてしまいます。 一方、ユンスは弁護士チャン・ジョングを雇い、保釈が認められ娘との再会を果たしました。しかし、家に戻ったユンスの脳裏には、モ・ウンと交わした戦慄の取引条件が焼き付いていたのです。 それは、夫殺しの罪を被ってくれた代償として、控訴審が終わるまでに、モ・ウンが殺し損ねた歯科医夫婦の息子セフンを殺害せよという命令でした。

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『告白の代価』4話あらすじ・ネタバレ

保釈され自宅に戻ったユンスでしたが、足輪と監視装置による厳重な管理下での生活が始まりました。親友ムンジュンとの和解も束の間、モ・ウンの弁護士を通じて手紙が届きます。それは夫殺害への謝罪を装いつつ、「期限までにセフンを殺さなければ取引を暴露する」という脅迫状だったのです。 追い詰められたユンスの前に、事件当夜に目撃した黒いフードの人物が再び現れます。ユンスは衝動的に家を飛び出し後を追いますが、正体をつかむ前に逃げられ、逆に監視範囲外に出たことで警察に拘束されてしまいます。 「真犯人がいた」という必死の訴えも黙殺される中、拘置所では独房にいたはずのモ・ウンが忽然と姿を消すという異常事態が発生していました。

『告白の代価』5話あらすじ・ネタバレ

姿を消したモ・ウンは医務室で発見されました。しかし、ペク検事からその騒動を聞いたユンスは、自宅前に現れた黒フードの人物が一時的に脱獄したモ・ウンだったのではないかと恐怖します。夫の不倫相手・ソウォンの可能性も疑い、彼女の家を訪ねますが成果は得られません。 ユンスの新たな弁護士・ジョングは映像で不審者の存在を確認。一方、ペク検事はユンスの言動から2人の間に裏取引があると確信を深めていきました。 そんな中、モ・ウンの裁判が始まり、ユンスも傍聴席に姿を現します。法廷でモ・ウンは唐突に「時間がもうあんまりないよ。馬鹿なことを考えちゃだめ」と発言。周囲は意味深な言葉に騒然としますが、ユンスだけはそれが「息子殺害を早く実行しろ」という催促であることを理解していました。

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『告白の代価』6話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン , チン・ソンギュ
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

ユンスは標的である歯科医師夫婦の息子・セフンを保護観察所で発見します。セフンは過去に同級生への性犯罪を犯し、被害者親子を自殺に追い込みながらも親の力で軽い処分に逃れていたのです。 そんな中、娘ソプがショッピングモールで一時行方不明になる騒ぎが起きます。それは獄中のモ・ウンが、彼女に恩義のある元受刑者プジムを利用して、ユンスに殺害を急がせるために仕掛けた脅迫でした。 雨の夜、ユンスは監視用の足輪を破壊して自転車でセフンのいる家へ。スタンガンで落とし、セフンの首を絞め上げました。意識が朦朧とし「ごめんなさい」と命乞いをするセフンを見下ろしながら、ユンスはナイフを振り上げーー。

『告白の代価』7話あらすじ・ネタバレ

犯行現場からの帰宅中に事故で負傷したユンスは、破損した足輪について保護観察官ペ・スンドクの追及を辛うじてかわします。その後、セフン失踪の報道が流れる中、モ・ウンは薬を大量摂取して病院へ搬送されました。ユンスが病室に現れ「約束通りセフンを殺した」と証拠写真を提示します。 しかし、実はユンスは殺人を踏みとどまり、セフンに事情を明かして自宅地下室に匿っていたのです。写真は偽装工作でしたが、モ・ウンは即座に「あなたは殺していない」と、嘘を見抜きました。 モ・ウンの手元には既に、何者かによって首を刺され、本当に殺害されたセフンの写真が匿名で届けられていたのでした。

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『告白の代価』8話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025年) キム・ゴウン , パク・ヘス
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

ユンスが殺害を思いとどまった直後、何者かの手によりセフンは殺され、遺体が冷凍庫で発見されました。セフンの祖父・ドンウクの元にはユンスが刃物を振り上げる動画が送りつけられ、彼は復讐のためユンスを襲撃します。 辛くも逃げ出したユンスでしたが、現場に残された毛髪から逮捕が決定的となり、そのまま逃亡することに。一方、ペク検事はモ・ウンの正体が、過去にセフンから性被害を受け、さらに動画を拡散されたことで自殺した少女・ソマンの姉であること。そして、タイで死を偽装したカン・ソヘだと見抜きます。 その後、拘置所でモ・ウンは同室の少女ヒヨンがセフンに頼まれて妹に不利な証言をした"友人P"だと気づき激昂。罪の重さに耐えきれなくなったヒヨンは自殺を図りーー。

『告白の代価』9話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン , キム・ゴウン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

ペク検事はの自宅付近からカメラを発見し、データを復元。そこに映る「死んだふりをしたセフン」と実際の遺体の傷の位置が異なることから、ユンスの無実を確信しました。 一方、自殺を図った少女ヒヨンを応急処置で救ったモ・ウンは、搬送先の病院で逃亡中のユンスと密かにシャワー室で再会します。真犯人は不明のままでしたが、モ・ウンはユンスを逃がすため自ら囮となって騒ぎを起こし、その際にセフンの祖父ドンウクに刺されてしまいます。 モ・ウンの過去も明らかになりました。彼女の本名は、やはりカン・ソヘ。医療ボランティアでタイ滞在中に家族の自殺を知るもコロナ禍で帰国が叶わず。精神を病み、自ら体を引っ掻いたために傷だらけになっていました。 その後、病気にかかり瀕死状態となったソヘの友人モ・ウンが「復讐の役に立つなら私を使ってください」と伝え、ソヘは遺言通りモ・ウンに成り代わって帰国したのです。

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『告白の代価』10話あらすじ・ネタバレ

刺されたモ・ウンは一命を取り留めます。一方、逃走中のユンスはドンウクの携帯を奪い、彼の家から通報した直後に姿をくらましました。 ペク検事は監視カメラ映像からユンスが閉鎖されたボクシングジムの服を着ていることに気づき、ジョングと共に急行。そのリング上には殺害直後のセフンの様子が描かれた不気味な絵が残されていました。さらに2人の元には、何者かが撮影した「監視されているユンス」の写真が次々と送りつけられます。 事態が混迷を極める中、ユンスは動画を公開。「夫殺害は認めるが、セフンは殺していない。警察は真犯人の証拠を隠蔽している」と衝撃的な自白と告発を行ったのです。

『告白の代価』11話あらすじ・ネタバレ

ユンスは夫と不倫していたソウォンから、夫の版画に第三者の指紋が付着していた事実を聞き出しました。そして、チン・ヨンイン弁護士とその妻スヨンこそが夫殺害の真犯人だと確信します。 自白動画は彼らを炙り出すための罠であり、は保護観察官スンドクに依頼して証拠品の中に、ユンスが描いた「スヨンの絵」を紛れ込ませていたのです。 ドンウクは娘・ソプを誘拐し、ユンスをおびき出します。現場に向かうと、病院を脱走したモ・ウンも駆けつけており、2人は共闘してドンウクを2階から突き落とました。 現場に到着したペク検事は、ソプだけを保護し、ユンスとモ・ウンの逃亡を黙認。逮捕されたドンウクを裏で操っていた黒幕もまた、チン弁護士夫妻だったと判明します。

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『告白の代価』12話(最終回)あらすじ・ネタバレ

ユンスの夫ギデは、チン弁護士とその妻スヨンの寄贈した絵画の画家に「盗作疑惑がある」と理事長に告発していました。夫妻は名誉を傷つけられたと激昂し、スヨンがギデを衝動的に殺害。チンがユンスを犯人に仕立て上げたのです。 モ・ウンは、チンがセフンを殺害した証拠映像を入手し、ペク検事へ送りました。その後、ユンスとモ・ウンがギデのアトリエへ向かうと、腐食液を手にしたチンと対面。 モ・ウンを人質に取り証拠隠滅を迫ったため、ユンスはやむなく従います。しかし、直後にモ・ウンは自身を刺し、そのままチンにもナイフを突き刺したのです。チンは亡くなり、モ・ウンもユンスの腕の中で息絶えました。 ペク検事は版画に残る指紋からスヨンを殺人の罪で追及しますが、彼女は「アン・ユンスもこんな疑いから始まったんでしょうね」と不敵な笑みを浮かべるのみ。一方、執行猶予となったユンスは娘とタイへ渡り、亡き友モ・ウンの足跡を辿ります。 事件前に遡り、ユンスとギデの結婚式。大勢の友人から祝福される中、通りがかりの姉妹が笑顔で見つめています。その2人は、モ・ウンと妹ソマンでした。

『告白の代価』相関図・キャスト解説

ドラマ『告白の代価』(2025年)相関図

アン・ユンス役/チョン・ドヨン

ドラマ『告白の代価』(2025年) チョン・ドヨン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

夫殺害の容疑者となる美術教師の主人公、アン・ユンス。拘置所で出会ったモ・ウンから、「夫殺害の罪を肩代わりするから、ある人物を殺害する」取引を持ちかけられます。 演じるのは、チャン・ドヨンです。『シークレット・サンシャイン』(2007年)でカンヌ国際映画祭・女優賞を受賞しました。近年では『キル・ボクスン』(2023年)や『リボルバー』(2024年)などに出演しています。

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モ・ウン役/キム・ゴウン

ドラマ『告白の代価』(2025年) キム・ゴウン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

歯科医夫婦を殺害した罪で拘置所に収監された謎の女性、モ・ウン。取引を受け入れたユンスに対して、さまざまな方法で殺人を実行するよう脅迫していきます。その執念の裏には、ある家族の哀しい過去が関わっていました。 演じるのは、キム・ゴウンです。『ウンギョ 青い蜜』(2012年)での鮮烈なデビュー以降、『その怪物』(2014年)、『コインロッカーの女』(2015年)、『君が描く光』(2016年)と、コンスタントに主演映画に出演しキャリアを重ねてきました。Netflixドラマでは、本作と同じ2025年に『ウンジュンとサンヨン』でも主演を務め、日本でも高い評価を得ています。

そのほかの登場人物

ペク・ドンフン役/パク・ヘス アン・ユンスとモ・ウンの共謀を疑う検事。
チャン・ジョング役/チン・ソンギュ ペク検事がアン・ユンスの担当を外れた後を引き継いだ検事。
チン・ヨンイン役/チェ・ヨンジュン モ・ウンの国選弁護士。
スヨン役/チェ・ウンソン チン・ヨンイン弁護士の妻。
ペ・スンドク役/イ・サンヒ アン・ユンスの保護観察官。
コ・セフン役/ナム・ダルム 歯科医師夫婦の息子。両親はモ・ウンに殺害される。
ク・ヒヨン役/イ・ジェイン ある事件で収監される女性。モ・ウンと間接的に関わりがある。
コ・ドンウク役/イ・ギュフェ セフンの祖父で、元軍人。

韓国ドラマ『告白の代価』Netflixで配信中!

ドラマ『告白の代価』(2025年) キム・ゴウン
Netflixシリーズ『告白の代価』12月5日(金)より独占配信中

韓国ドラマ『告白の代価』結末までのネタバレあらすじに加え、相関図付きで主要キャストを紹介しました! あの『愛の不時着』(2019年)を手掛けたイ・ジョンヒョ監督による本格ミステリー。チョン・ドヨン、キム・ゴウンという韓国トップクラスの演技派女優による競演も話題の『告白の代価』はNetflixにて全話独占配信中です。