「最高の教師」ラストで九条(松岡茉優)を突き落とした真犯人が判明!見事な伏線回収に注目
2023年7月期に放送されたドラマ「最高の教師」が、最終回を迎えました。原作なしのストーリーということで、考察も大いに盛り上がりましたね!この記事では、「最高の教師」の真犯人、見事な伏線回収についてまで詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれますので、未視聴の人は注意してください。
「最高の教師」これまでのあらすじ
九条(松岡茉優)は、3年D組の担任教師。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に突き落とされ、命を落とします。そんな九条が目を覚ますと、時は3年の始業式の日に戻っていて……。九条は2周目の人生をスタートさせ、今度はD組の生徒たちと向き合いながら自分を突き落とした犯人を探すことに。 九条は1周目で自殺してしまった生徒の鵜久森(芦田愛菜)を、2周目でも亡くしてしまいます。鵜久森が亡くなった日は、1周目で自殺した日と同じ日。九条も鵜久森と同じく卒業式の日が近づくにつれ、「明日も生きている感覚がない」と感じていました。 迎えた卒業式の日。これまでD組の問題に真剣に向き合い、生徒たちは生まれ変わっていました。あとは自分を卒業式の日に突き落とした犯人を捕まえるだけ。そんな九条は、真犯人とついに対峙することになったのです。
卒業式当日に判明した真犯人は?
2周目でも九条を突き落とそうとした犯人は、生徒の星崎(奥平大兼)でした。九条は1周目に突き落とされたとき、犯人が「無感情」で自分を突き落としたことに気づきます。2周目を過ごす中、星崎はいつも他人目線で物事を見ていることに気づき、星崎が犯人ではないかと疑っていました。 九条は、星崎が自分を突き落とした後、自殺しようとしていると推測。さらに星崎が「明確な殺意なく」自分を突き落としたのではないかと感じており、全て九条の推測は当たっていました。 こうして星崎は、なぜ九条を突き落とそうとしたのか理由を語り始め……。
犯人の動機は?「白黒の世界」の意味
小学校のときから、自分は他の人と違うと感じていた星崎。周りに合わせて生きていくことに疲れ、「白黒の映画」のような、どこにも自分が居ないような空しい世界を生きていると感じていました。 そして九条がどんどんクラスを変えていく中、自分だけが変わらないことに気づき心を痛めていきます。 星崎は「先生、何でもするって言ったよね?俺と一緒に死んでくれない?」と頼みますが、九条は断ります。星崎は飛び降りて死のうとしますが、九条は星崎の腕を掴み……。九条の夫・蓮(松下洸平)が星崎を引き上げ、星崎は助かりました。 星崎は九条やクラスメイトたちに「この夕日のことは一生忘れない」と言い、少しずつ心を動かし始めたのでした。
タイトルの伏せ字「■された」の意味とは
タイトルの伏せ字「■された」は、「託された」という字が隠されていました。九条はこの1年を通して、生徒たちから「この世界をこれからも生きて変え続けること」を託されます。これからも教師として生徒たちに向き合い、生き続けると言う深い意味が込められていました。 星崎は九条に恨みがあったのではなく、自分との葛藤があったようです。そんな星崎に最後の最後まで向き合った九条は、とても素敵な教師になりましたよね。九条は最後浜岡(青木柚)に刺されてしまうのですが、生きていて本当によかったです……。 考察も大いに盛り上がった「最高の教師」。新たな青春ドラマとして、これからも語り継がれる作品だと思います!