漫画「聖女なのに国を追い出されたので崩壊寸前の隣国へ来ました」ネタバレあらすじ＆漫画rawを使わずに無料で読めるのか調査！

聖女の力を持った主人公が国外追放されたことで、新たな人生を歩み始める漫画「聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました」。 ここからは作品の配信情報や無料で観られるか、電子書籍サービス・Renta!の詳細やネタバレ感想、あらすじを紹介していきます。

一方的にバーズーデン国王・ダルエストとの婚約を破棄され、聖女・リーシャは隣国のメートポリスへ向かうことになります。本来ならショックな出来事のはずが、「嫌われながら息の詰まる思いで生活するよりずっといい」と、メートポリス行きを快諾したリーシャ。 実は生まれながらにして聖女の力を使うことができた彼女のお陰でバーズーデンは長らく安寧な日々を保てていたのですが、その事に気づこうともしなかった国民やダルエストは彼女を「国のお荷物」として石を投げるかのように追い出すのでした。 馬車の中で国民の罵声を聞き、自分がここまで嫌われていたことにいささかショックを受けたリーシャは国に与えていた聖女の力を解くことにします。 その後メートポリスへ到着したものの、御者に手痛い仕打ちを受けて怪我をしてしまったリーシャ。その時現れたメートポリス国王・ラオウハルトと出会った彼女は自分が聖女であることを明かし……。

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リーシャが聖なる力で土地を豊かにする力を持つ聖女だと知っていたラオウハルトは、喜ぶと同時に“なぜダルエストはリーシャを手放したのか”と理解に苦しみます。 それもそのはず、かつてメートポリスよりも環境が悪かったバーズーデンはリーシャの力があったからこそ栄えてきた国だったのです。 彼女の話に思うところのあったラオウハルトは、「しばらくメートポリスに滞在したい」というリーシャを「我が国は悪人以外来る者拒まず」と快く受け入れることに。 その後王国の悲惨な有様に絶句したリーシャは“今すぐ聖女の力を使いたい”と申し出て、メートポリスすべてが見渡せる王宮の一番高い場所で聖女の加護を発動します。 しかし一度に大量の力を使ったせいか、その場で気絶してしまったリーシャ。彼女がベッドで目を覚ますと挫いた脚には手当てが施され、彼女のそばではラオウハルトが居眠りをしていて……。

倒れてから半日眠っていたリーシャは、自分が目覚めるまでラオウハルトがずっとそばにいてくれたことに思わずときめいてしまいます。「国を救うために力を貸してくれたのだから当然だ」と言うラオウハルトの言葉に思わずドキドキしてしまうのでした。 ラオウハルトは改めてリーシャに礼を言うとともにぜひ歓迎会をしたいと申し出るのですが、リーシャの力は10日ほど経たないと効果が出ません。そのことで“もしまた偽の聖女だと言われたらどうしよう”と悩むリーシャ。 しかし彼女の力で長らく干上がっていた湧き水が復活したことを知った彼女は効果が出るのが早すぎることに疑問を持ちながらも、メートポリス復活の兆しを感じて歓迎会に参加することを決めるのでした。 歓迎会ではみながリーシャを歓迎し、彼女のお陰で飲めるようになった湧き水に舌鼓をうちます。その光景を見て思わず頬が緩むリーシャでしたが……。

パーティーの翌日に朝までゆっくり眠っていても叩き起こされることも嫌味を言われることもなく、メートポリスに来てから穏やかな日常を過ごせていることに感謝しながら目覚めたリーシャ。 朝の支度が終わるとメイドに案内されてラオウハルトと朝食をとります。会話の中で再びメートポリスが置かれた過酷な原状を知ることになった彼女は、改めて自身の持つ聖女の力について説明します。 リーシャが持つ聖女の力は、本来であれば干上がっていた湧き水が復活したように広範囲に少しづつ活力を与えるもの。しかし狙った土地にピンポイントでっ集中して活力を与えることも出来るのです。2つの力の使い分けをと伝えたうえで、まずは田畑に活力を与えたいと申し出たリーシャ。 実際に荒れた畑を目にした彼女は、彼女自身が持つすべての力を使ってメートポリス全土に活力を与えなければと奮起します。そのための第一歩として、生活の基本となる田畑を蘇らせることにしますが……。

ラオウハルトが見守る中、枯れた土地に聖女の力を注ぎ込むリーシャ。本来ならば土地が回復するまでには10日ほどかかるはずが、翌日には作物ができるまでに土地が回復したことに、リーシャ本人も驚きます。 確かに広範囲に力を使うよりは多くの活力を与えることができる方法でしたが、これほどまでに早い回復は前例がありません。 リーシャが1日で復活させた湧き水のことといい、なぜか自身の力がパワーアップしていることに戸惑いながらも純粋に驚く彼女。変化はそれだけではなく、以前よりも活力が復活するスピードが上がっている事に気づきます。 そのおかげで疲れにくい身体を手に入れたリーシャは、この調子でどんどんメートポリスに活力を与えていこうと意気込むのでした。 一方、ひたむきにメートポリスのことを考えるリーシャの姿に惹かれたラオウハルトは、リーシャに自身の想いを伝えます。彼の想いがこもった言葉にときめくリーシャでしたが……。

どんどん土地を回復させようと奮闘するリーシャを心配するラオウハルトですが、リーシャはありあまる力で次々と土地を復活させてゆきます。 彼女に無理をさせまいとするラオウハルトの優しさにときめくうちに、もしかすると自身が抱くラオウハルトへの想いが疲れにくさに関係しているのかもしれないと考えるようになったリーシャ。 力がみなぎるようになった原因は不明のまま、時間を持て余した彼女は王宮の書庫へ向かいます。そこで彼女はローエルという管理人に出会い、リーシャは彼女の雰囲気に不思議なものを感じるのでした。 本を読みながらローエルと話をしたリーシャは、彼女が210歳であることを知って驚きます。どう見ても少女にしか見えないローエルは不老不死なのでは？と勘ぐるリーシャでしたが、彼女は“ある呪い”のせいで歳がとれないというのです。 ローエルに対して感じた不思議な感覚はこれかと納得したリーシャでしたが、実はローエルも聖女の端くれであることを知り……。

本作の主人公である聖女。 生まれながらに持つ強大な力で、バーズーデン国の土地を豊かにしていました。 しかしある日、国王で婚約者である国王ダルエストから、婚約破棄と国外追放を命ぜられます。ただ、彼女はショックを受けるどころか、好都合だと考えているようで……。

リーシャが追放された先の国・メートポリスの国王。 リーシャが見とれてしまうほどのイケメンで、追放された彼女を丁重に扱う紳士な側面も持っています。 さらに国の為に懸命に働くリーシャに対して、彼はいつしか恋心を持つようになり……。

リーシャが最初に属していた国の国王で、彼女の婚約者。 彼は新しい婚約者ができたことで疎ましくなったリーシャに対して、婚約破棄と国外追放を突き付けます。 しかし、その選択は大きな間違いでした。リーシャが追放された後のバーズーデン国は、徐々に様子がおかしくなっていき……。

見た目は子どもながら、ある魔道士にかけられた呪いのせいで不老不死となってしまった少女。リーシャと同じく聖女だった彼女の母親と深いつながりがあるようですが、現時点ではどんなつながりがあったのかはわかりません。 メートポリス王宮にある書庫の管理人をしていて、リーシャは彼女と初対面の時に若干違和感を感じていて……。

リーシャが国外追放となったことで第一王妃の座に収まった狡猾な魔道士。彼女が王宮に来てからリーシャの待遇雨が悪くなり、追放されるまでに至ってしまいました。 メートポリスのことを“腐れかかった国”と表現するなど性格が悪く、またリーシャがいなくなったことで水不足に喘ぐ国民を尻目に風呂に入りたがる傲慢な一面をもつ王妃です。

国外追放されたことで、新たにメートポリスでの生活をスタートさせることになったリーシャ。路頭に迷っていたところを助けてくれた国王・ラオウハルトにお礼をするため、聖女の力で国を復興させていきます。 そして、彼女の聖なる力の影響で、徐々にメートポリスは活気を取り戻していき、豊かな土地に変化していくのです。温かい国民に感謝されながら、ラオウハルトとの充実した日々を過ごしていきます。 出会った当初は、追放された聖女とそれを迎えた国王としてのやり取りが多いですが、物語が進むにつれて、2人の関係性は変化していきます。 ラオウハルトの優しさに惹かれていくリーシャと、彼女の健気な姿に心を動かされていくラオウハルト。2人が立場を越え、少しずつ距離を縮めていき、幸せになっていくストーリーにキュンキュンが止まりません！

物語の序盤では、リーシャがバーズ―デン国で冷たく扱われていることが描かれています。国王からは国の金を盗んだと濡れ衣を着せられる始末。国の為に聖なる力を尽くしている人に対して、あまりにもひどい扱いです。 そんな扱いから解放され、聖なる力で奉仕しているメートポリスの復興が順調に進む一方で、バーズ―デン国の様子が日に日におかしくなっていきます。そして次第にダルエストは落ちぶれていき、リーシャの能力の大切さを初めて実感するのです。 しかしすでにリーシャはメートポリスで新たな人生を歩んでいます。充実した日々をダルエストに見せつける展開は非常にスカッとするはず！そして最後に罰が下るストーリーも気持ち良いものです。最初から最後までしっかり楽しめますよ！

本作に登場するイラストは、キャラクターのデザインや背景の描写が素晴らしく、細部にまでこだわっていることが伝わってきます。 特に、キャラクター描写に力が入っているようで、イケメンのラオウハルトや、聖女の力を発揮するリーシャを、見事に視覚的に表現しています。 読者の想像に任せるだけでなく、イラストによって映像を補完することで、より一層、物語に集中して読み進めることができるでしょう。

本作はよどら文鳥によるライトノベルで、もとは「小説家になろう」と「アルファポリス」で2021年7月14日まで連載していた作品です。現在は連載も完結しており、電子版の発行にともなって無料で読むことはできなくなっています。 また、小説は電子版のみの発行となっていて紙版では入手できません。小説版の方もRenta!で読むことができますので、是非チェックしてみてくださいね！

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