2025年4月30日更新

漫画『薬屋のひとりごと』はいつ完結した?打ち切り疑惑やアニメの最終回も予想

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薬屋のひとりごと
©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

『薬屋のひとりごと』は、薬の知識に精通した少女・猫猫が、彼女の働く後宮での事件を次々と解決していくミステリーです。と同時に、彼女に興味を持つ美貌の宦官・壬氏との恋愛要素も見どころのひとつとなっています。 この記事ではそんな本作について、いつ完結するのか、どんな最終回を迎えるのかなどを予想していきます。 ※この記事は『薬屋のひとりごと』の重要なネタバレを含みます。

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『薬屋のひとりごと』は完結してる?

薬屋のひとりごと
©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
小説家になろう(連載) 疱瘡編24話(2025年2月5日更新)
ヒーロー文庫 最新15巻(2024年3月29日)
スクエニ版漫画 最新15巻(2025年3月25日発売)
小学館版漫画 最新20巻(2025年5月19日発売)

結論から言うと、『薬屋のひとりごと』はまだ完結していません。原作である小説版がまだ続いているので、それに基づいた漫画版も同様ということになります。 小説版は現在「小説家になろう」で連載されており、2024年11月には強い感染力を特徴とする病・疱瘡をテーマとする「疱瘡編」がスタート。作者は「読む側が気が滅入る演出になるのでさっくり終わらせる予定」と語っていますが、2025年1月24日に更新された「二十一、弱毒化」でようやく盛り上がり始めたところで、終わる気配はありません。 また物語全体としても、壬氏と猫猫の関係の終着点や宮廷内の権力争いなど問題は山積みなので、しばらくの間はまだまだ続きを楽しめそうです。

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新エピソードも読みごたえ抜群!忙しいと思うけど、これからも定期的に新章を投稿して欲しいです……。

『薬屋のひとりごと』は漫画が二種類ある?違いは何?

『薬屋のひとりごと』には漫画が2種類あり、それぞれスクウェア・エニックス、小学館から発売されています。前者は原作と同じタイトル、後者は『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』というタイトルです。 また両者の大きな違いとして挙げられるのが絵柄。スクエニ版はかわいらしく、小学館版はすっきりとした印象で、それぞれの味があります。その他の細かい違いについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はこちらをチェックしてみてください。

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『薬屋のひとりごと』はなぜ完結したと言われている?

1巻で完結済の小説がある!

新作の投稿が続いているにも関わらず、本作には「完結説」が根強く囁かれています。 その噂がいまだに消えない原因は、過去に発売された小説にある様子。実は『薬屋のひとりごと』は2012年に主婦の友社から全1巻の小説が発売されているのです。つまり主婦の友社版だけで言えば、「完結している」というのは真実ということになります。 ちなみに現在発売されている小説はヒーロー文庫に移籍し刊行されているものです。とはいえ、1巻完結のほうも舞台や登場人物の設定、ストーリーの大枠などは同様。現在こちらの版はかなり手に入りにくい状況となっていますが、ヒーロー文庫を揃えていれば特に問題はありません。

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本作は現在もしっかり連載中!小説も漫画も新刊が楽しみです。

本当は4巻で完結予定だった

『薬屋のひとりごと』の作者は自身のSNSにて、本作が「元は四巻完結だった」ということを明言しています。実際、4巻は幽霊騒ぎや猫猫の誘拐騒動など、見どころたっぷりの内容。ここで終わってもおかしくないほど壮大なストーリーが繰り広げられています。 その後も人気ゆえにずっと連載が続いていますが、この発言により完結したと思い込んでしまっている人も多いようです。

「未完結」表示がされていた時期がある

『薬屋のひとりごと』が連載されている「小説家になろう」では、しばらく更新がないと「未完結のまま更新されていません」といった表示が出ます。 本作もしばらく連載が止まっていた時期があり、この表示があったため、それが「未完結のまま終わってしまった?」という勘違いを招く結果となったのかもしれません。

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作者の脱税で打ち切り疑惑も

脱税の罪に問われたのは、スクエニ版漫画の作画担当・ねこクラゲです。原作者は一切関係のない事件ですが、『薬屋のひとりごと』がねこクラゲの代表作として報道されました。 その関係で、『薬屋のひとりごと』=脱税というイメージがついてしまい、それなら打ち切りになるのではという噂に繋がったのです。 スクエニはこの報道を受け、連載中止の意向はないことを発表しています。そのため、打ち切りは事実ではありません。

漫画『薬屋のひとりごと』最新巻はいつ発売される?

現在『月刊ビッグガンガン』と『月刊サンデーGX』で連載されている本作のコミカライズ。2025年4月時点ではどちらも連載が続いており、ビッグガンガン版は2025年3月に最新の15巻を発売。16巻は2025年5月30日に発売予定です。 またサンデーGX版は2024年12月に最新の19巻を発売。20巻は2025年5月19日に発売予定。約半年で1冊のペースを加味すると、2025年11月頃には21巻を読むことができそうです。

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5月はどっちも新刊が出る!最高の季節です。

『薬屋のひとりごと』はどんな最終回を迎える?

薬屋のひとりごと
©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

『薬屋のひとりごと』は物語が進むごとにどんどんスケールが大きくなっていき、政治抗争や諸外国の戦争と、初期とは比べものにならないような事件が数々起きます。一方、猫猫もようやく壬氏への気持ちに向き合おうとするなど、恋愛面での進展も! 猫猫と壬氏の関係はまだ動き始めたばかりなので、それを考えても完結する日はまだまだ遠そうです。 ふたりのあいだには身分差という大きな障害がありますが、その入れ込み具合からして壬氏が猫猫を簡単に離すことはないと思われます。そのためどんな形であれ……たとえば壬氏が周りを納得させたり、はたまた地位を捨てて彼女と駆け落ちしたりと、いずれにせよふたりが結ばれる結末になるのではないでしょうか。

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猫猫と壬氏は結ばれる?

ファンがもっとも気になるのは「猫猫と壬氏が結ばれるのかどうか」というところでしょう。2人の恋模様は本作のメインと言ってもよい部分。なかなか進展しない彼らの仲ですが、これまでにじわじわとその関係性を深めてきています。 このままいけば、2人はきっと最終回で結ばれるはず。ただそのかたちは結婚か、恋人どまりかはわかりません。ファンとしては是非とも猫猫と壬氏の結婚シーンを描いて欲しいのですが……。

壬氏は皇帝になる?命を狙われて死亡?

猫猫と結ばれる展開を望まれる壬氏ですが、作中には彼の命が狙われるシーンが登場。壬氏は皇帝の実子であり、その立場を失脚させようとする人物も当然存在しています。場合によっては命を落としてしまう可能性もありそう……? しかしながら壬氏は猫猫と並ぶ本作の最重要人物。命の危機に瀕することはあっても、きっと生き延びるはず。場合によってはそのまま皇帝の座を継ぎ、猫猫を王妃として迎える展開もありそうです。

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やっぱり壬氏と猫猫が結ばれる結末を望んでしまう…!猫猫はすぐ去っちゃいそうだから、壬氏にしっかりつかまえててほしい。

アニメ『薬屋のひとりごと』の最終回はいつ?

薬屋のひとりごと 猫猫 壬氏
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

アニメ『薬屋のひとりごと』は第2期が2025年1月から放送中。アニメ1クールで原作小説2巻分のストーリーが進むペース。原作小説は4巻後半で大きな反乱のストーリーが終息し、5巻から新章に突入します。きりよく終わらせるという意味ではこの2期で最終回を迎える可能性も。 ただ猫猫と壬氏の胸キュンな展開を観たいという願望から予想するなら、もう1クールやって6巻までをアニメ化して最終回という流れがきれいな気がします。

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『薬屋のひとりごと』完結まで目が離せない!

薬屋のひとりごと
©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

ハラハラドキドキの謎解きや胸キュンの恋愛要素で読者を魅力し続けている『薬屋のひとりごと』。まだ完結は遠そうですが、これからどんな展開が繰り広げられていくか楽しみですね!原作小説はもちろん、漫画やアニメもあわせてチェックしてみてくださいね。