ドラマ『リーガル・ハイ』のキャスト相関図!ゲスト出演した俳優も紹介
堺雅人と新垣結衣の名コンビで話題となった法廷ドラマ『リーガル・ハイ』は2期やSPも作られた名作です。この記事では『リーガル・ハイ』のキャスト相関図とゲスト出演した俳優について紹介していきます。
『リーガル・ハイ』のストーリー
新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)は、弱者救済の使命に燃え初めての裁判に挑みますが敗訴します。敗訴しても諦められない黛は控訴をすることにし、ある人から力になってくれると連戦連勝の弁護士を紹介されるのでした。 黛が紹介されたのは偏屈で変わり者、「正義は金で買える」と言い切る人格破綻者の敏腕弁護士・古美門研介だったのです。あまりにも噛み合わない黛と古美門でしたがタッグを組むことになり、古美門は世論をひっくり返し控訴審へと持ち込みます。 黛と古美門のタッグは無事に勝利を掴み取ることができるのでしょうか。
『リーガル・ハイ』の相関図
古美門研介(こみかど けんすけ)役/堺雅人
人間性最悪の敏腕弁護士・古美門研介を演じたのは堺雅人です。古美門研介は偏屈な性格で口が悪く気分屋で、子供のように泣きわめいたりもするという変人。訴訟の勝率100%という不敗の記録を持っていますが、評判は最悪です。 テンションが上がると早口になるシーンが見ものですが、堺雅人の早口なのに聞き取りやすい古美門節に注目。堺雅人は倍速視聴する人が増えている現代で、絶対倍速再生させてなるものかとの意気込みで早口のシーンを演じたそうです。 倍速では聞き取れない古美門研介の早口シーンは必見!
黛真知子(まゆずみ まちこ)役/新垣結衣
『リーガル・ハイ』のヒロインで古美門研介に打ち勝つことを目標にしている弁護士・黛真知子を演じているのは新垣結衣です。 「古美門先生を倒す!」と宣言しながらも、古美門研介の右腕としてサポートをしています。性格は真面目で六法全書を丸暗記しており、困っている人を見過ごせません。古美門と真反対の性格の黛は対立することも多く、2人の掛け合いは見ものです。 一方で酒癖が悪く酔って暴言を吐く姿も必見。新垣結衣にとってかわいいだけでない、新境地を開いた作品だと言えるでしょう。真面目だけど、それだけじゃない黛真知子の魅力に夢中になってしまいます。
加賀蘭丸役/田口淳之介
古美門法律事務所の調査員で古美門のスパイとして活躍する加賀蘭丸を演じるのは田口淳之介です。本職は売れない俳優の加賀蘭丸は、ありとあらゆる場所に広くスパイとして潜入します。 偏屈な古美門からも働きぶりを素直に褒められる加賀蘭丸は、古美門法律事務所にとってなくてはならない人物。黛から俳優に専念するように説得され事務所を辞めたこともありますが、結局は戻ってきています。 田口淳之介のどこにでも溶け込む見事なスパイぶりは毎回見ものです。「今回はどこに潜入するんだろう?」と楽しみにしながらドラマを楽しみましょう。
服部役/里見浩太朗
事務員の服部を演じるのは里見浩太朗です。下の名前は不明で服部としか明かされていない謎に満ちた人物。ほぼ毎回「昔、○○をしておりました」と新たな過去が明かされ、あらゆる分野に精通した知識を持っています。 古美門も服部に対して全幅の信頼を寄せており、何かあると「服部さーん!」と助けを求めるのが定番。古美門のボディーガードをすることもあり、古美門にとってなくてはならない人物です。 謎の多い服部の雰囲気とただならぬ人物であることを感じさせる里見浩太朗の演技は見事。古美門でなくても頼りたくなってしまう不思議な魅力をまとっています。
【キャスト】三木法律事務所
三木長一郎役/生瀬勝久
古美門に対して異常なまでの敵対心を持つ弁護士・三木長一郎を演じるのは生瀬勝久です。三木は古美門を弁護士廃業に追い込もうとしますが、詰めが甘く毎回失敗してしまいます。 クセの強い古美門に対峙するライバル役という難しい立場ですが、生瀬勝久が見事に演じている点に注目。憎らしさがありながらも、どこか愛らしい役柄となっています。古美門と三木の戦いも『リーガル・ハイ』の見どころの1つです。
沢地君江役/小池栄子
三木長一郎の秘書・沢地君江を演じているのは小池栄子です。妖艶な美貌と高い知性を武器に戦う君江の雰囲気を、小池栄子がバッチリ出しています。蘭丸を組み伏せてしまうほど格闘スキルもあり、アクションにも注目。 男の戦いが好きだと語り、古美門と三木が対立関係であることを望んでいる役どころ。古美門と三木のバトルに華を添える存在でもあります。魅惑的で相手を懐柔してしまう秘書として、小池栄子は適役だといえるでしょう。
井出孝雄役/矢野聖人
三木のアシスタント弁護士・井出孝雄を演じるのは矢野聖人です。井手は弁護士としての実力は確かですが、信念を持っておらず事務所の方針に従っているだけという役どころ。 存在感がなく毎度名前を忘れられてしまい、名前を間違われ訂正するのが定番のやり取りとなっています。不遇な存在の井手とのやり取りは、第2期やスペシャルを通じての定番です。
【キャスト】NEXUSの人々(2期)
羽生晴樹役/岡田将生
2期の古美門法律事務所のライバルとなるNEXUSの代表弁護士・羽生晴樹を演じるのは岡田将生です。古美門とは違い勝利にこだわらず丸く収めることを重視しているので、評判もいい事務所がNEXUS。羽生の爽やかさを岡田将生が見事に演じています。 黛に好意があると感じさせるような言動があり黛を引き抜いたりもしますが、すべては古美門に対する愛情の裏返しです。羽生の古美門への熱い思いが、岡田将生の演技からは感じ取れます。
本田ジェーン役/黒木華
NEXUSの所属弁護士・本田ジェーンを演じるのは黒木華です。元検事で検事時代は黒い服に身を包んだ地味で陰気な女性でしたが、NEXUSに来た途端ヒッピー風ファッションの開放的な女性に変貌するという役柄。 黒木華が見せる本田ジェーンのビフォーアフターは見事の一言に尽きます。一旦は開放的になったものの、古美門に負けた後は、再び元の陰気な性格に戻ってしまいます。黒木華だからできる本田ジェーンの変化を楽しめる役柄です。
磯貝邦光役/古館寛治
NEXUSの所属弁護士・磯貝邦光を演じているのは古舘寛治です。東京大学法学部を卒業し三木法律事務所でもエースとされていましたが、実はポンコツ。 NEXUSの中でも存在感は薄く、古美門からは「ガラクタ」呼ばわりされてしまいます。仕事のできる弁護士ばかりの中、吃り気味で歯切れも悪い磯貝は異質な存在です。
【キャスト】その他の重要人物
別府敏子役/広末涼子
古美門の最大の天敵である裁判官・別府敏子を演じるのは広末涼子です。クールな性格の別府はフランスで古美門にナンパされたという経歴を持つ人物。 裁判官の仕事に誇りを持っており、公正な裁判を行っているつもりですが、周囲からは偏りを指摘されてしまいます。法廷で古美門と対峙することもあり、2人の熱い戦いは見もの。古美門の扱いに苦労する別府敏子の表情を広末涼子が上手に表現しています。
安藤貴和役/小雪 (2期)
殺人容疑で死刑判決を求刑されている被告人・安藤貴和を演じるのは小雪です。安藤は過去に結婚歴のある男性が不審な死を遂げてしまい、多額の保険金を受け取ったとしてマスコミから「世紀の悪女」とバッシングされています。 安藤貴和は獄中にいますが、古美門や黛の心を見透かすような発言をし動揺させることも。怪しく美しく不思議な安藤貴和の雰囲気は、小雪にぴったりです。美しすぎる死刑囚の安藤貴和の裁判は、2期の見どころの1つとなっています。
醍醐実役/松平健 (2期)
安藤貴和裁判の主任検事・醍醐実を演じるのは松平健です。「私はもう長くない」とすぐに死を匂わせる発言をしますが、至って健康体に見えるという困ったベテラン検事。 古美門の屁理屈攻撃にも屈せず、安藤貴和裁判で古美門を打ち負かし、古美門にPTSDを発症させるに至ったという人物でもあります。古美門の攻撃に動じない珍しいキャラクターとなっています。
【キャスト】出演したゲスト
坪倉裕一役/中村蒼 (1期 第1話)
坪倉裕一はガソリンスタンド店長殺害事件の被告人。有罪判決を受け諦めていましたが、黛の熱意で無罪へ前向きになります。無罪にはなりますが「次はお前をぶっ殺す」と発言するなど口が悪い面も。
山内花江役/福田沙紀 (1期 第2話)
山内花江はバンド「自爆魂」のヴォーカル荒川ボニータとして活動しており、作詞作曲した曲の著作権侵害を訴えています。元々5人だった「自爆魂」ですが、メンバーが脱退し現在は2人で活動。
榎戸信也役/永山絢斗 (1期 第3話)
榎戸信也は工場で派遣労働勤務をしている男性です。東京公安委員会からつきまとい禁止命令を勧告されても従わず、ストーカー規制法違反で訴えられてしまいます。黛が国選弁護人として担当。
大貫善三役/大和田伸也 (1期 第4話)
ゼネコン業界の中で恐れられる、建築訴訟が得意な人権派弁護士。過去に建築に関する多くの裁判を勝利に導いてきた実績を持っています。4話だけでなく最終話でも出演あり。
圭子・シュナイダー役/鈴木京香 (1期 第6話)
古美門の元妻で現在はアメリカ人と再婚し、ニューヨークを拠点に弁護士活動を行っています。古美門の弱点を知り尽くしており、古美門同様偏屈で毒舌家。古美門との離婚の原因は、お互いに複数と離婚をしていたことです。
黛千春役/木南晴夏 (1期 第7話)
黛真知子の従姉妹で徳松醤油の従業員。都会に上京したことはなく、蟹頭村で生まれ育っています。心優しい性格をしており、三代目社長・嘉平の世話を誰よりもしていました。
古美門清蔵役/中村敦夫 (1期 第8話)
鹿児島在住で古美門研介の父親。長年検事として活躍し、数々の難事件を解決に導いていた人物。幼い頃に確執があり研介とは疎遠になっていましたが、久しぶりに再会を果たします。
八木沼佳奈役/田畑智子 (1期 第10話)
カーボンXを開発した仙羽化学研究開発部の主任。古美門が公害問題の全容解明のため近づき、秘密を看破されてしまいます。仙羽化学を退職後は、まともに研究成果を上げられず解雇。
藤井みなみ役/榮倉奈々 (SP 2013年)
いじめはなかったと主張する美人教師。しかし、古美門によって本性を暴かれてしまい、教師として理想と現実のギャップに苦しんでいたことを告白します。裁判後には吹っ切れた様子を見せ、理想的な教師を演じるのをやめました。
勅使河原勲(てしがわら いさお)役/北大路欣也 (SP 2013年)
60代で司法試験を一発合格したという学校側の代理人弁護士。最終的には敗訴してしまいますが、人格に優れ冷静沈着で、弁護士として独立することを宣言します。
鮎川光役/佐藤隆太 (2期 第2話)
インサイダー取引や所得隠しで収監された元コスモス・ゲートの社長。服役後、弁護士を雇わず本人訴訟という形でマスコミなどを訴えます。自分の主張は正しいと絶対に譲らない姿勢が特徴的です。
熊井健悟役/塚地武雅 (2期 第3話)
黛の高校時代の同級生で帝日物産の資源エネルギー部係長。ブサイクの家系だったため生まれてくる子の容姿のために美人の妻と結婚しますが、妻が整形美人だったため古美門に離婚裁判を依頼します。
西平なつ役/佐藤仁美 (2期 第4話)
騒音トラブルの末、ゴルフクラブで殴りかかってきた隣人を刺してしまうものの、正当防衛が認められ無罪となります。実は隣人に嫉妬心を抱いており、計画的に追い出そうとしていました。
黛素夫役/國村隼 (2期 第5話)
黛真知子の父親。古美門の元で働くようになってから真知子の言動がおかしくなったのを心配し、ブラック企業でないか確かめるために古美門法律事務所を訪問します。古美門がつけたあだ名は「朝ドラヒロインのパパ」。
北条愛子役/鈴木保奈美 (2期 第6話)
一妻多夫制の考えを重んじ、自身は事実婚の形式をとる財務省官僚。3つの家族を持っていますが、家事は手抜きせず、愛やお金も平等に3つの家族に対して分け与えています。
九條和馬役/大森南朋 (SP 2014年)
医療過誤の裁判をすることになるが、裁判経験のほとんどない弁護士。論戦についていけませんでしたが、途中からスタイルを変え、古美門と黛を追い詰めていくことになります。
豪華すぎる『リーガル・ハイ』のキャスト相関図を解説!
『リーガル・ハイ』の歴代キャストは豪華すぎ!レギュラーキャストからゲストまでご紹介しました。ぜひ、出演者が豪華でストーリーも面白い『リーガル・ハイ』の世界にどっぷり浸かってみてくださいね。