漫画『でこぼこ魔女の親子事情』ネタバレあらすじ＆感想！アニメ化もした話題のハートフルファンタジー

人間の赤ちゃんを拾った魔女の、あたたかな日々を描いた漫画『でこぼこ魔女の親子事情』。 この記事では本作のあらすじをネタバレありで徹底解説！読者の心を癒すハートフルなストーリーや個性的なキャラたちの関係性を紹介し、アニメ化もしている本作の魅力をあますことなくお伝えしていきます。

とある森に住む魔法使いのアリッサ。彼女は偶然人間の赤子を拾い、そのまま一緒に暮らすことに。しかし月日が流れると、ビオラと名付けられた少女はスタイル抜群の美女に成長！？周囲からはアリッサの方が娘扱いされるようになってしまいます。 ビオラは大人っぽい見た目をしていますが、性格はまだまだ子ども。アリッサのことを「ママ」と呼びながら甘えており、アリッサもそれがまんざらでもない様子。2人はでこぼこな見た目をしていながらも、仲睦まじく過ごしていきます。 ときには魔女仲間と一緒に、ときには街の人々と一緒に成長していくアリッサたち。読めば読むほど心温まるハートフルコメディ。テンポよくはさまってくるギャグシーンも最高です！

魔女のアリッサが森のなかで出会った人間の赤ちゃん。彼女はその子にビオラと名付け育てていくことを決意。するとその子はすくすくと成長していき、気付けばアリッサよりも大人っぽい女性に！？ しかし成長してもビオラはまだまだ子どものまま。ときにはワガママを言い、ときにはその強烈なマザコンぶりを発揮して周囲を困らせてしまいます。そんななかビオラは「フェニックスを使い魔にしたい」と、とんでもないことを言い出して……。

ビオラと仲良く談笑する道具屋のリラ。彼女はビオラを拾ってきたアリッサを手助けした、もう1人の母とも呼べる存在でした。そんなリラからなぜか「毒草」を購入するビオラ。彼女はその毒草を使い、アリッサに惚れているフェンネルの恋路を邪魔しようと目論んでいるようでした。 手を変え品を変え、ついにはフェニックスの力まで借りて邪魔をするビオラ。目を付けられたフェンネルは、アリッサとの幸せな時間を手にれることができるのでしょうか……。

アリッサの幼馴染でもある、魔女のルーナとギリコ。3人で「追憶の魔本」を見ながら過去を懐かしみ、ビオラも母の幼い頃の姿を見ながら大喜び！ そんななかビオラが風邪を引いて熱を出し、寝込んでしまうことに。心も体も弱ってしまった彼女のため、アリッサやフェニックスは病気を治そうと大奮闘しますが……。

フェンネルの親友でもある家具職人のグリンド。フェンネルは急な依頼に応えてくれた彼に対し「何かお礼をしたい」と言うと、グリンドは「可愛い彼女が欲しい」と頬を赤らめてつぶやきます。そんな友の願いに応えようとしたフェンネルが紹介したのは、なんとビオラ！？ 最初はひと悶着あったものの、何だかんだと仲良くなっていくグリンドとビオラ。しかし彼女はグリンドから「フェンネルの弱点」を聞き出そうとしているようで……。

リラの夫であるポンドの誘いを受け、芋掘りに向かったアリッサとビオラ。美味しい芋料理を食べようと喜び勇んで畑に向かいますが、そこには勝手に動く不気味な芋たちが！？なんとその畑にはギリコの栄養剤が使われており、それにより芋たちがおかしくなってしまったようなのです。 さらにビオラはギリコからもらった栄養剤をマンドラゴラにあげてしまい、アリッサの畑までおかしなことになってしまいます。

フェニックスに連れられてやって来た「ローズヒップの花の精」。お尻にしか見えないその妖精は「ヒップ」と名乗り、アリッサにあるお願い事をしてきます。話を聞いてみるとヒップの兄は自身が見守ってきた人間の結婚を阻止しようしており、ヒップはそんな兄を止めたいと思っている様子。 アリッサたちはこの話を聞き、事態解決のために動き始めます。

本作は魔女のアリッサとその娘であるビオラを中心に話が進んでいきますが、そのほかのキャラたちも非常に魅力的！アリッサたちを支えてくれる道具屋のリラや、ビオラの使い魔となるフェニックスなど、個性的な登場人物が織りなすドタバタな日常は笑いどころが盛り沢山！ さらに本作は可愛らしい絵柄に似合わず、ギャグシーンがとにかくキレッキレ！テンポよくはさまってくるギャグの波状攻撃に、あなたも思わず笑ってしまうはず。小難しい話じゃなく、リラックスして漫画を楽しみたい！そんな方には特にオススメの作品です。

本作は2023年10月1日からアニメ放送がスタート！公開されているメインPVでは原作通りのハイテンションなやり取りを見ることができ、そのクオリティの高さを確認することが可能です。 またアリッサの声は『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の四宮かぐや役でお馴染みの古賀葵が担当し、ビオラの声は歌手としても輝かしい実績を持つ人気声優・水樹奈々が担当。またOP主題歌には水樹奈々の歌う『Sugar Doughnuts』が採用されています。