漫画『キャプテン翼』ネタバレあらすじ＆感想！世界的人気を誇る最強のサッカー漫画

世界的な人気を誇る、サッカー漫画界の金字塔的作品『キャプテン翼』。 この記事では本作の「ワールドユース編」までのあらすじをネタバレありで徹底解説！読者の心を熱くさせるストーリーや個性豊かなキャラクターたちの活躍を紹介し、新アニメの放送もスタートした本作の魅力をあますことなくお伝えしていきます。

2023年10月1日から本作の新アニメ『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』がスタート！こちらのアニメは原作における「ジュニアユース編」を映像化したものとなり、翼たちが世界中の強豪たちと熾烈な戦いを繰り広げていく様子が描かれています。 翼の声はシーズン1から引き続き、『交響詩篇エウレカセブン』のレントン役などでお馴染みの三瓶由布子が担当。その他にも鈴原健一や福原綾香など、豪華声優陣が勢揃いしています。

静岡県にある南葛小学校に転入してきた大空翼。サッカーを愛する彼はその類まれなる才能を発揮し、天才ゴールキーパー若林源三や自身と同じく転校生の岬太郎らとともに快進撃をスタート！ 翼たちは「南葛SC」を結成し全日本少年サッカー大会に出場すると、県予選で優勝を勝ち取りいきなり全国への切符を手にすることに。全国大会ではトリッキーな技で戦う立花兄弟や、心臓に病を抱えながら戦う天才・三杉淳らと激突。 そして決勝戦では翼の永遠のライバルとなる日向小次郎を擁する、明和FCと対決することになります。決勝戦は再延長にまでもつれ込む大熱戦に発展するも、最終的には翼らの活躍により南葛SCが勝利！翼は見事日本一のタイトルを手に入れます。

南葛SCの優勝後、岬の転校や若林の留学などがありがらっと環境が変わった翼。しかし彼は中学に入学してからも変わらずサッカーに打ち込んでおり、全国大会でも連覇を達成。3年生になった翼はブラジル留学の準備を進めながら、全国大会3連覇を目指していました。 しかし全国大会に出場してくるのはひと癖もふた癖もある猛者ばかり。「カミソリタックル」を駆使する早田誠やのちに日本代表を引っ張っていく松山光など、様々なライバルと激突する翼。 そしてついにやってきた決勝戦では、3年連続で日向の所属する東邦学園と勝負することに。この年は例年以上に激しい戦いとなり、延長戦に入るも4対4の同点で試合終了。なんとこの大会は、引き分けの「両校同時優勝」で幕を閉じることになったのです。

中学生の優秀な選手を集めて結成された全日本ジュニアユース。若きスター選手たちはヨーロッパ遠征で武者修行を開始するも、その実力に圧倒されなんと敗北を味わうことに。 世界のレベルを実感したジュニアユースたちですが、これを機にチームは少しずつ成長を始めていきます。そしてそこに負傷から復帰した翼、さらに海外で活動していた若林や岬も合流。これにより本来の姿を取り戻したジュニアユースたちは、第1回フランス国際Jr.ユース大会へ挑むことになります。 ここでは「パーフェクトキーパー」ヘルナンデスを擁するイタリア、岬のライバルとなるピエールを中心としたフランスなど様々な強豪国と激突。決勝では「若き皇帝」シュナイダーの所属する西ドイツに苦戦するも、翼たちは何とか撃破し見事優勝！世界中に日本の名を知らしめることになったのでした。

ジュニアユースの優勝から3年後。ブラジルでプロサッカー選手として活躍する翼をはじめ、優秀なプレイヤーたちを集めた全日本ユースが再始動！再び世界一を目指し奮闘することになります。 全日本チームは新監督・賀茂港による苛烈な指導や選手の追放など、様々な問題を抱えることになりますが、何とかベストメンバーを組み上げアジアユース選手権に出場。 日本チームは「砂漠の王子」オワイラン率いるサウジアラビアや、相手のシュートを蹴り返し超威力のシュートを放つ肖俊光(しょうしゅうんこう)属する中国などと激突。何とか優勝を果たし、翼たちは本大会への出場切符を手に入れます。

ワールドユース開催国の内戦により、日本で開催されることになった世界大会。翼たちは自らのホームで世界中のライバルたちと激突することになります。 大会では「ミラクルキーパー」エスパダスがキャプテンを務めるメキシコや、「フィールドの破壊神」レヴィン率いるスウェーデンらと対戦。そして決勝では、なんと翼の小学校時代の恩師でもあるロベルト本郷が監督するブラジルとぶつかることに。 ブラジルの組織的な戦略により追い詰められる翼たちですが、延長戦で翼の決勝ゴールが決まり日本が初の王座を獲得！日本代表選手たちはこの活躍により世界中に羽ばたいていき、世界各地でその実力を見せつけることになるのでした。

本作の魅力はなんと言っても、読んでいるだけで熱くなる怒涛の試合展開でしょう。どんでん返しに次ぐどんでん返し、様々なアクシデントなども入り込み、繰り広げられる試合は圧巻の一言。 さらにそのなかで繰り出される個性豊かな必殺技は最早本作の代名詞と言っても過言ではないでしょう。翼のドライブシュートや日向のタイガーショットなど、名前だけでもワクワクする必殺技たち。本作を読めば世界中の子どもたちを夢中にさせた、とんでもなく熱い試合を味わうことが可能です。