ラノベ『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！

2020年よりWeb小説投稿サイト「カクヨム」で連載されている、ライトノベル『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』。「ぶいでん」の愛称で親しまれる本作は、2024年からアニメが放送されることが決定しています。 この記事ではそんな本作のあらすじを、ネタバレありで徹底解説します！アニメ放送前に、復習しておきましょう。

清楚なキャラで売り出していたVtuber・心音淡雪は、ある日配信を切り忘れたまま普段通りの生活を始めてしまいます。素の彼女は、清楚とはかけ離れた存在。下品な言葉を吐き続ける彼女の本性は瞬く間に世界に広がり、なんとトレンド1位になってしまうのでした。 心音が所属するライブオンに4期生が入ってきたことで、ますます盛り上がりを見せていました。しかし新しいメンバーたちは初対面で淡雪に告白するものや自称赤ちゃん、そして自分ではなくゴリラの紹介をする者までおりいずれもくせもの揃い。 淡雪はそんな彼女たちと打ち解けるべく、奮闘することになります。

ある日、1期生の朝霧晴からコラボを持ちかけられた淡雪。素直に喜んだ彼女でしたが、なんとそのコラボ内容は晴のソロライブに参加し、ラストにサプライズで1曲一緒に歌うというものでした。 それとは別件で、さらに淡雪にとって初めての案件が舞い込んできたり、新たなキャラに覚醒する者が出たり、怒涛の展開が押し寄せます。 その後無事に晴のソロライブに参加できた淡雪でしたが、聖様の収益化ができていなかったことを知り衝撃を受けます。淡雪たちVtuberは聖様を気にかけつつもどこかモヤモヤする一方で、聖様本人は何を考えているのか分からない状況でした。

3期生の1周年記念に向けて、企画を立てながら着々と準備を進めていた淡雪たち。しかし光が歌のレッスンを頑張り過ぎてしまったことで喉が枯れ、まともに声を出せる状態ではなくなってしまいました。元々何事にも一生懸命に取り組む彼女でしたが、なぜそこまで頑張るのかは誰にも分かりません。 さらにVtuberの界隈では伝説の存在とされている星乃マナが卒業を発表し、淡雪はひどくショックを受けます。星乃はVtuber黎明期から活動をしていたこともあり、淡雪にとっては憧れの存在だったのです。そんな憧れの彼女から、淡雪にまさかの依頼が舞い込みます。

ついにライブオンの5期生がデビューするということで、淡雪たちは彼女たちの初配信を見るために待機。どのメンバーもまさに個性の塊のようなキャラクターが出てくるであろうことは予想していた淡雪たちでしたが、そんな予想を軽々と超えてくる圧倒的な逸材が姿を表します。 個性的な5期生の中でも特に、お嬢様学校に通う生徒会長・宮内匡はアンチライブオンという尖りっぷり。それだけでも強烈すぎる彼女ですが、他のメンバーであるダガーやチュリリとの一体感を見せて3人ならではの空気感を作りだすのでした。

「ぶいでん」の愛称で親しまれる本作はなんと、2024年にアニメ化されることが決定しています！すでにメインビジュアルやメインキャラクターの声優なども発表されており、ますます注目を集めています。 そんな本作の主人公である淡雪役を演じるのは、さまざまな作品に引っ張りだこの大人気声優・佐倉綾音。さらに宇月聖の声は、ベテラン俳優の小林ゆうが演じます。今後続々と情報が解禁される予定のため、気になる場合は公式をチェックしておきましょう！

タイトルから読者に強烈なインパクトを与える本作ですが、もちろん中身も見どころたっぷり！特に見どころなのは、次から次へと問題(？)が起き、さらに新たなVtuberたちが登場するテンポのいい展開です。 さらにこれまでにはなかったVtuberに焦点を当てており、今っぽさを感じられるところも本作の見どころのひとつなのではないでしょうか。Vtuberのリアルを知ることができる作品はそうそうないので、楽しみながら読み進められます。