『怪獣8号』保科宗四郎はかっこいい!年齢や兄との関係などを徹底解説
保科宗四郎(ほしなそうしろう)は、『怪獣8号』に登場する糸目関西弁な第3部隊副隊長です。公式人気キャラ投票で1位を獲得した保科のかっこよさや魅力とは? 本記事ではアニメ化でも話題の保科宗四郎について、かっこいいところを熱く語りつつ、実際の強さや兄との関係、名言、死亡フラグなどについて徹底解説していきます! ※この記事は『怪獣8号』の重要なネタバレを含みます。
『怪獣8号』保科宗四郎のプロフィール
保科宗四郎は日本防衛隊第3部隊の副隊長を務めている人物です。年齢は現時点では不明。室町時代から続く怪獣討伐の名門「保科家」の生まれであり、主人公であるカフカの上司にあたります。 主に作戦の説明や隊長である亜白ミナの援護担当で、戦力は防衛隊のなかでも屈指。性格は明るく、ムードメーカーとしても第3部隊を盛り上げています。自身の境遇からもカフカを高く評価し、彼がカフカを防衛隊に入隊させました。 怪獣10号との取引以降は、専用兵器として「識別怪獣兵器10」も使用しています。
本気になると開眼する糸目
普段はおちゃらけている描写が多い保科ですが、そんな彼の1番の魅力は普段と戦闘時のギャップでしょう! 戦闘時や真面目な話をしている際は本気で怪獣に立ち向かう歴戦の猛者の空気を漂わせており、筋肉質な体にスーツを纏う姿もギャップ萌えです。また平常時では完全な糸目なのに、本気を出すと開眼するのも最高にかっこいいポイント。 明るく狡猾で頭脳派、それでも強く努力を欠かさない彼はギャップに溢れている魅力的なキャラクターです!
他者を思いやる優しい心
関西弁でたまには厳しい物言いもする保科ですが、ミナへの忠誠心や部下と共にいる責任感の強さも魅力です。 自身の生い立ちの影響もあり、自分を認めてくれたミナに相当な恩義を感じている保科。そして純粋な強さではない部分で人を評価する柔軟な発想を持っており、強さではない部分でカフカを高く評価していました。ミナに繋ぐため、部下を守るために、怪獣10号とも命懸けで戦っています。 人気キャラクターランキングでは1位になったこともあり、保科は読者からも部下からも人気のキャラなのです!
【兄】保科宗四郎は保科宗一郎と犬猿の仲?
兄(宗一郎)の 初登場 | 9巻71話 |
---|---|
兄(宗一郎)の 役職 | 第6部隊隊長 |
保科には、宗一郎という名の兄がいます。宗一郎は防衛隊第6部隊の隊長で、保科と同じく刀を武器にする人物です。 宗一郎は「保科家の完成形」と評価されるほどの天才でした。弟である保科には物心ついた頃から完璧な存在である兄がおり、何度戦っても兄には勝てません。生まれついての出来損ないであった彼は兄に対抗意識を持っており、本当のピンチになるまで兄と同じ型を使わないほどでした。
【強さ】保科宗四郎はどのくらい強い?
解放戦力
保科の強さは、作中トップクラスです。解放戦力は92%で、10号の専用兵器を使用してからは一時的に100%まで引き上げてみせました。小型、中型の怪獣であれば、隊長であるミナよりも多くの数を討伐できると語られています。
専用武器
2刀専用武器(SW-2033)
*2刀専用武器(SW-2033)は保科の専用武器。剣術が得意な彼の強さを最大限活かせる2本の刀で、刀身の長さはナイフよりは長く刀よりは短め。切れ味抜群なため、接近戦では小型・中型怪獣相手**であれば優位に立ち回れます。 作中では見えない刃を放ったり、振動によって切れ味が増していたりする描写もありました。
1刀専用武器(SW-1023)
怪獣12号との戦闘から新たに使用していたのが、1刀専用武器(SW-1023)です。上記の2刀専用武器(SW-2033)が対策された場合を考慮して開発された保科の新たな専用武器で、SW-2033よりも刀身は長め。いわゆる太刀のような形状をしています。 この武器を使う際は、抜刀術一刀型で戦います。
識別怪獣兵器(怪獣10号)
保科は怪獣10号を兵器化した識別怪獣兵器(ナンバーズ10)の使用者です。10号の意思で動く尻尾が生えたスーツが特徴的。 史上初となる怪獣の意思が残る怪獣兵器で、着用時は保科と10号は会話しながら戦います。解放戦力の上昇には2人の意思の同調が必要という厄介な代物。周りからは「漫才スーツ」と揶揄されています。
【刀】「刀伐術」と「抜討術」を徹底解説
保科は名門保科家の生まれであり、使用するのも「保科流刀伐術」という相伝の戦闘方法です。使用するのは忍者刀がモチーフの2振りの刀で、スピードタイプで小型、中型怪獣相手では無類の強さを誇る保科との相性は抜群。振動する刀の性能なのか、斬撃を飛ばすことも可能です。 また怪獣10号との取引成立後は、適合した「識別怪獣兵器10」もスーツとして身に纏い使用しています。これにより、当初は構想のみであった刀伐術7式を実現させるに至りました。 刀伐術は2つの刀を使って繰り出す攻撃で、抜討術は一刀流を解放した彼が繰り出す攻撃です。直接ハイスピードで核を攻撃できる刀技は超強力で、近接戦闘の強さでは作中トップの実力なのではないでしょうか!
刀伐術 | 内容 |
---|---|
刀伐術1式 | 刀を素早く振り斬撃を飛ばす |
刀伐術2式 | 刀を素早く交差し交差した斬撃を飛ばす |
刀伐術3式 | 敵の攻撃をいなして攻撃する |
刀伐術4式 | 乱れた斬撃を飛ばす |
刀伐術5式 | 交差して飛ばす斬撃を囮に3撃目で攻撃する |
刀伐術6式 | 対象を8つに斬り裂く |
刀伐術7式 | 超高速の12連撃を浴びせる |
抜討術 | 内容 |
---|---|
抜討術1式 | 抜刀による駆けながらの攻撃 |
抜討術2式 | 抜刀を利用した高威力の突き |
抜討術3式 | 逆に移動し緩急をつけての攻撃 |
抜討術6式 | 詳細は明かされていない |
【かっこいい】保科宗四郎の活躍
怪獣10号戦でみせた熱い闘志と忠信
保科のかっこいいところを浴びたい!となれば、おすすめはやはり怪獣10号戦です。 相手は接近戦を得意とする保科にとっては苦手な大怪獣、しかもフォルティチュードは9.0。本来なら不利な相手ではありますが、隊長不在の状況で部下や受験生たちを守るために決死の覚悟で彼方を振り続けました。 保科はボロボロになりながらも「隊長に繋ぐのが務めや」と、ミナが到着するまで持ちこたえてみせます。ミナへの絶対的な信頼と決して諦めない姿勢にグッとくるシーンです。 ミナ到着後も、彼女がとどめを刺せるよう自らの剣で勝機を切り開こうと全力を尽くしていて、そんなに熱いキャラだったのか……とギャップに撃ち抜かれること間違いなしです!
怪獣12号戦で作中初の解放戦力100%に到達!
怪獣9号が生み出した怪獣12号は、試作品であった怪獣10号を経て創られた完成形であり、対保科宗四郎討伐用の個体です。 過去の戦闘データを持つ12号は、保科の二刀流も対策済みでした。そこで保科は、兄・宗一郎の十八番の一刀流に切り替えて戦います。本当の窮地でしか兄と同じ一刀流は使いたくないという拗らせたところも、弟キャラとして魅力的です。 92話では刀を握る意味を改めて自覚したことで、作中初の解放戦力100%を記録。10号スーツは70%程度で通常スーツの90%に相当するらしいので、保科がいちはやく最強の力を手に入れた形に。 これも扱いにくい10号の本質を見抜き、それに合わせられる保科の洞察力があってこそと思うと、そのハイスペックっぷりに惚れ惚れしてしまいます。
【死亡】保科宗四郎は死亡するのか考察
- 同期と仲良くするカフカに送った言葉
- ミナへの強い忠誠心と副隊長としての強い責任感
- 武器が近接戦闘用の刀のみ
保科には、いくつかの死亡フラグがあります。その人気度やキャラクター性から考えても、やはり彼が死亡する可能性は相当高いでしょう。 保科は風呂場で同期と仲良くするカフカに、仲良くするのはほどほどにしておいた方がいい、「いつ誰に何が起きてもおかしくない仕事」だからと助言します。回を重ねるごとに保科と絆を深めていくカフカですが、いつか彼自身の死でこの言葉を思いだすときがくるのではと考えてしまいます。 またミナへの強い忠誠心や副隊長としての責任で、1人で無理をしやすいのも死ぬ前兆かもしれません。怪獣10号との戦闘でも単身で戦い、ミナに繋げました。彼が他のキャラと違って刀のみを使っているのも、怪獣に近づかなければいけないと思うと人一倍危険です。 怪獣10号との戦いでは再起不能寸前まで追い詰められ、走馬灯までみていた保科。怪獣10号戦では死亡フラグを乗り越えた彼が、今後どうなるのかに注目です。
【名言】保科宗四郎のNo.1名セリフはこれや!
斬って斬って斬り開け、それだけが僕の存在証明や
巻数・話数 | 4巻30話 |
---|
今回は本作のファンであるライターが、独断と偏見で保科のNo.1名言を選びました!やはり外せないのが、怪獣8号との戦いで登場したこちらの名言です。 ミナの強烈な一撃で倒すため、単身で怪獣10号に斬り込む保科。そこで彼は血管を浮かび上がらせながら、何度も何度も斬りつけます。 彼が戦うのは、自分のためでもあり人のためでもある。本気の保科が、かっこよすぎます……!
刀を手に単身で突っ込んでいくのが熱すぎる!
ミナのために戦力差がある大怪獣に挑むの泣ける……
【声優】保科宗四郎役は河西健吾!
アニメで保科宗四郎を演じるのは河西健吾(かわにしけんご)です。アニメ初主演の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガス役で一躍知名度を上げ、近年では『鬼滅の刃』の時透無一郎役や『Dr.STONE』のあさぎりゲン役などを演じています。 中性的なハイトーンボイスの持ち主で、これまでにクールに見えて熱いキャラや腹の底が読めないキャラなどを多く演じてきました。さらに河西は大阪出身で、関西弁キャラはお手の物。 声優発表前から保科の声は河西の声で脳内再生していたという読者もいたほど、まさにぴったりの配役です。
『怪獣8号』保科宗四郎は明るく頼れる副隊長
公式人気キャラ投票で1位を獲得、読者からも隊員からも慕われているかっこいい副隊長・保科宗四郎を紹介しました。2024年4月スタートのアニメでもかっこいい姿を観せてくれるであろう保科の活躍を、ぜひ漫画でも追ってみてください!