『怪獣8号』市川レノは死亡する？怪獣6号に適合した強さ・ヒロインと言われる理由を解説

『怪獣8号』に登場する、防衛隊員の市川レノ。1話から登場しているメインキャラである彼は、カフカの怪獣化を最初から知っている相棒のような存在でした。 今回はそんな重要キャラであるレノが、死亡する可能性を考察していきます。また怪獣6号への適合や強さについても解説するので、ぜひあわせてチェックしてみてください！ ※この記事は『怪獣8号』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

市川レノは、カフカと同期で日本防衛隊に入隊した青年です。最初はカフカが勤めていた株式会社モンスタースイーパーのバイトとして登場し、その後情熱があるカフカを後押ししながら自身も入隊試験を受けます。 外見は美青年で少し長いマッシュルームカットの髪型が特徴的。防衛隊員にしては、体の線が細いです。最初はカフカと同じ第3部隊に配属されますが、物語途中から第4部隊に異動しています。

2024年4月現在の『怪獣8号』では、市川レノは死亡していません。しかし彼が今後死亡する可能性は、十分にあるでしょう。 レノが強くなろうとする1番の理由は、カフカに変身させないためでした。カフカが変身しなくても自分が怪獣を倒せるようになればいいと考え、強くなろうと無茶をする節もあります。彼の急激な成長は、どこか危ないと感じる部分もありますよね。 またレノはカフカに、1話で命を救われています。レノの性格からして、それもしっかりと覚えているでしょう。もしカフカに命の危険が迫れば、彼は迷わず命を張って助けると思います。強くなるために無茶をする、もしくはカフカを庇う形で、レノは死亡するのかもしれません。

識別怪獣兵器(ナンバーズ)とは、災害級と認定され識別番号が与えられた怪獣を利用した、兵器のことです。非常に強力な兵器ではあるものの、扱うのは簡単ではなく、基本的には隊長や副隊長クラスでないと使えません。 そしてそんなナンバーズのなかでも、最も危険であり最も強力と評されていたのが怪獣6号を使用した「ナンバーズ6」でした。ナンバーズ6は、これまで誰も使用できなかったのです。 しかしレノの細胞が、使用者不在であるナンバーズ6と同調する兆しをみせます。こうしてレノがナンバーズ6を装着し、実戦に向け訓練をすることに。最初は装着するだけで気絶していたレノですが、1ヶ月で実戦使用可能な解放戦力まで引き上げ、テストにも合格したことで初のナンバーズ6使用者となりました！

レノは怪獣との戦いでナンバーズ6を使用した際、足場を凍結させ固定していました。また古橋伊春は、側にいるだけで凍りつきそうな冷気と口にしています。「凍結弾」を使用していた彼とは、相性がいい能力と言えますね。 また銃撃としての純粋な威力も、相当高い能力でした！

レノについての1番の謎は、過去です。実は彼はメインキャラクターでありながら、過去がまったく明かされていません。 カフカやミナはもちろん、他メインキャラクターは全員といってもいいほど、過去や防衛隊員を目指した動機が描かれています。それぞれが動機について話すシーンでもレノだけは描かれず、主人公の相棒であることも考えると、意図的に隠されているのだと感じますよね。 またモンスタースイーパーに試験のためやってきたレノをみると、高専のような場所で怪獣討伐を学んできた雰囲気もありません。もし彼が突発的に防衛隊員になろうと考えたのなら、やはり怪獣の被害にあった可能性が高いと思われます。 レノの強い意志をみると、その被害はカフカよりも残酷なものだったのかもしれません。

基本的にはクールで、何事にも冷静なレノ。しかしハートは熱く、怪獣討伐にかける想いは本物です。最初は生意気な若者として登場した彼ですが、カフカを認めてからは正体の隠蔽も含めて世話を焼くように。 カフカのために強くなろうとし、他人のために怪獣に立ち向かえる。そんな熱い心とクールな表情のギャップが、最高にかっこいいです！

レノの最初の解放戦力8%で、低くはないものの特筆するほど高くもなかったです。しかし特訓を積むなかで猛スピードで解放戦力を上げ、上司の目に留まるほどになりました。登場するたびにグングンと成長するレノは、ワクワクさせてくれる存在。 そしてついに、ナンバーズ6を扱うまでになります。一隊員である彼がどこまで成長するのか、期待せずにはいられません！

レノは入隊当初、解放戦力8%でした。この数字は、悪くないですが特筆するほど高くもない数字です。しかし彼は効率的な努力を重ね、短期間で解放戦力を10上げます。訓練を積んだ一般的な隊員が20程度、30前後で隊員人生を終える人間も多いなかで、この成長スピードは驚異的です。 そして18から43まで上げ、現時点でのレノの解放戦力は51。そのうえ彼には、ナンバーズ6まで与えられています。その戦力は今や防衛隊内でも屈指で、まさに天才的な成長スピードと言えるでしょう！

クールな表情が印象的で、物言いも冷たくなりがちなレノ。しかし本来の性格は優しく、他人想いです。 カフカとの初対面では、自分と同じ夢を持ちながら諦めた彼を、レノは見下している様子でした。しかしカフカの情熱や優しさを知ってからは彼を尊敬するようになり、カフカを怪獣化させないために努力するようになります。 また正義感も強く、防衛隊員としての志は本物です。カフカが自分を助けてくれた際も、カフカを守るために戦地へと戻ってきました。この性格でこの外見なら、人気なのも納得ですね！

実は一部のファンの間で、レノはヒロインと呼ばれています。その理由は、怪獣9号との戦闘シーンにありました。 怪獣9号との戦闘で絶体絶命のピンチに陥ったレノ。そんな彼を救うべく、怪獣9号の後ろに鬼の形相の怪獣8号ことカフカがやってきます。そして怪獣9号を殴り飛ばした後、レノをお姫様抱っこで救ったのです。 この一連の流れから、レノはヒロイン候補に名乗りをあげたのでした！

2024年に放送されるアニメ『怪獣8号』にて市川レノに声を当てるのは、アイムエンタープライズ所属の声優である加藤渉です。 代表的な役には『アオアシ』の朝利マーチス淳役や、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の愛城恋太郎役などが挙げられる加藤。 クールな人物や若々しくも情熱を秘めた人物の声を得意とする彼であれば、レノにぴったりでしょう！

現時点では死亡していない市川レノですが、主人公の相棒という重要な立ち位置から考えても、今後死亡する可能性は十分にあります。 レノの快進撃はどこまでいくのか、彼はどのような過去を持っているのか。若き防衛隊員の今後から、目が離せません！