漫画『バウンサー』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！王道ではない！？アクション＆バトル漫画！

2014年から『別冊ヤングチャンピオン』にて連載中の『バウンサー』は、主人公・獅子戸丈一郎がある民間警備会社と出会うことで成長していくアウトロー漫画です。本作は2017年に、ドラマ化もされています。 この記事では、そんな本作のあらすじをネタバレありで徹底解説！気になる場合は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

19歳の獅子戸丈一郎は、その正直すぎる性格のせいで26回も連続で派遣の仕事をクビになっていました。そんな彼はある日、夜の街を密かに守る民間警備会社「東京フィスト」と出会います。 「東京フィスト」の一員となった獅子戸はある日鰐淵社長から冷酷な言葉を投げかけられ、クビにされることを確信。そんな状況を打開するべく、彼は突拍子もない行動に出るのでした。 その後「困っている人を助けるのが好き」だという自身の本心に気づいた獅子戸は最強のバウンサーとなるため、寝る間を惜しんで正社員登用のための勉強を開始します。

この世のものとは思えない怪力でどんどん人を潰していく鈴木に対し、決死の覚悟で挑む獅子戸。状況的にはかなり不利かつ後ろには隻腕の佐藤が控えている状況の中、彼は捨て身の策を放ちます。 その後両眼球を潰されたことで緊急入院をした獅子戸の元に、再び現れた鈴木と佐藤。しかしそこにいたのは獅子戸だけではなく、「東京フィスト」の幹部であり最強のバウンサー・虎井も待ち受けていました。 獅子戸は「左目の視力」という大きな代償を払いながらも、なんとか正社員に昇格。少しずつ「最強のバウンサー」という夢に近づく彼は、店舗セキュリティの現場で頭角を現し始めます。

用心棒として活躍する獅子戸に、逃亡中の有賀が2週間の身辺警護を依頼。1週間が経ったある日、関暴連から2人の元に朝風と雷門という規格外の筋肉の持ち主が刺客として送り込まれてきます。 なんとか朝風・雷門の2人をやり過ごすことに成功した獅子戸でしたが、その後彼は元関暴連幹部である黒須東阿と対峙することに。2人は命懸けの戦いを繰り広げますが、突如黒須の様子が豹変します。 有賀と関暴連の繋がりを断つために、関暴連と交渉するべく東京支部へと足を運んだ獅子戸。しかしそこではなんと、関暴連トップの1人・兼平拳一が獅子戸を待ち受けていました。

獅子戸と蜂野はひょんなことから、界隈でも有名なAV女優である小池珠理奈とその息子・勇輝の警護をおこなうことに。途中までは問題なく進んでいた警護でしたが、水面下で巨大な悪意が蠢いていました。 「東京フィスト」での経験を通して、少しずつバウンサーとして成長する獅子戸。そんな彼とエリート極道・柿根の間で、息をする暇もないような戦いが繰り広げられます。獅子戸は柿根から「東京フィスト」の闇を聞いたことで、再び裏社会へと引き込まれていくのでした。 柿根との決死のやりとりから生還した獅子戸は、去り際に柿根から小池珠理奈に関する衝撃の事実を聞かされます。

珠理奈の息子である小池勇輝が、神代寺栄人から常軌を逸したいじめを受けていた問題を無事に解決した獅子戸と蜂野は、その後も順調に小池親子の警護をこなしていました。 このまま問題なく警護が終わると思った矢先に、2人の前にかつて虎井に葬られたと思われていた犬マスクの鈴木が再び姿を現すのでした。

過去にドラマ化もされた人気作である本作の一番の見どころは、やはり見応え抜群の派手なアクションシーンなのではないでしょうか。普通のヤンキー漫画よりも描写はややグロめですが、読み終わった後の爽快感があります。 また、単なるヤンキー・アウトロー漫画ではなく、「民間のセキュリティ会社」が舞台になっているところもポイント。これまでにない斬新な設定が、物語をより面白くさせています。