2024年3月26日更新

ドラマ『春になったら』最終回ネタバレ・全話あらすじ!原作なしの結末に期待

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『春になったら』

2024年1月に放送が開始したドラマ『春になったら』。奈緒と木梨憲武がW主演を務め、父親と娘の関係性に「涙が止まらない」と話題の作品です。この記事では『春になったら』のあらすじ・ネタバレを毎週更新して紹介していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】『春になったら』のあらすじ

瞳(奈緒)は幼い頃に母親を亡くし、父の雅彦(木梨憲武)と支え合って暮らしてきたしっかり者です。雅彦に結婚の報告をしたところ、雅彦から余命について報告されてしまうのでした。 助産師として新しい命の誕生に触れる瞳は、父の死や自分の幸せと向き合うことに。「3ヶ月後に結婚する娘」と「3ヶ月後にこの世を去る父」が「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していきます。 死んだら何も言えなくなる……。だからこそ命が尽きるまでの3ヶ月を、頑固な雅彦は愛する瞳とともに駆け抜けていくのでした。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

2人暮らしをしている娘・瞳(奈緒)と父・雅彦(木梨憲武)。2024年のお正月を迎え、2人はそれぞれ報告があると言います。せーので言い合ったことは、瞳「3ヶ月後に結婚します」、雅彦「3ヶ月後に死にます」。 瞳は29歳の誕生日に、10歳上のお笑い芸人・一馬(濱田岳)と結婚すると言い出します。雅彦は猛反対し、自身がステージ4のすい臓癌で余命3ヶ月だと打ち明けました。しかし瞳は結婚反対のための嘘だと思い、呆れてしまい……。

ネタバレ

瞳は、節子(小林聡美)と愛里(影山優佳)と助産院で働いています。そろそろ、妊婦の草野(菊池亜希子)が出産を控えていました。瞳は結婚までにやりたいことをまとめ、雅彦に伝えます。そんな瞳は、母の佳乃(森カンナ)を事故で亡くしていました。 瞳は雅彦の主治医を訪ね、雅彦が本当にすい臓癌であること、雅彦が延命治療を望んでいないことを知ります。瞳は出産を控えた草野の背中をさすりながら、雅彦のことを思い出し涙ぐみました。草野は無事、元気な男の子を出産。 瞳は帰宅し、雅彦に延命治療を受けてほしいと説得。しかし雅彦は「俺の死に方は俺に決めさせてくれ」と譲りません。瞳と一馬は、いったん結婚式をキャンセル。そして一馬の舞台を見に行くと、「つまんないぞ!」とヤジが入ります。 なんとそのヤジは雅彦で、「結婚を認めない!」と舞台をぶち壊します。すると一馬はバツイチで、龍之介(石塚陸翔)という息子がいることが判明。瞳は「結婚します!」と舞台上で宣言しました。 雅彦は帰宅後、死ぬまでにやりたいことリストを書き始めたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

瞳(奈緒)は友人の美奈子(三上愛)、圭吾(深澤辰哉)に「結婚までにやりたいことリスト」を見せます。圭吾は一馬(濱田岳)に子供がいると知らず、より一層結婚に反対します。圭吾は瞳のことが好きで、一馬に瞳を取られてしまった様子。 一方雅彦(木梨憲武)も、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作成。その1番下に、「カズマルを瞳から追い払う」と書き足し……。

ネタバレ

雅彦はやりたいことリストの1つ、「伊豆に行く」を叶えるため瞳を伊豆に誘います。瞳はその代わりに、一馬に会ってほしいと頼みました。一馬はずっとお笑い芸人になりたくて、大学の時相方が辞めてしまってピンになったことで、東大を辞めたと明かし……。 雅彦はさらに、瞳からプロポーズをしたと知り驚きます。一馬の前妻との離婚理由は、前妻の浮気。瞳はあえて雅彦に「どうせ3か月後に死んじゃうんだからいいじゃない」と言い、結婚反対のために治療を受けてもらおうとわざと雅彦を怒らせたのでした。 翌日、雅彦と瞳は伊豆へ。伊豆の海辺で、雅彦は妻・佳乃(森カンナ)と伊豆の海の家のバイトで出会い、なんと10年の片思いの末佳乃と付き合って結婚したことを瞳に明かします。 すると瞳も、助産師の仕事で辛かった時に一馬の舞台が救ってくれたことを告白。一馬の「どんまいどんまい、僕は好きだよ」というギャグに救われ、この言葉で仕事を続けられると思いここまでやってきた瞳。瞳は、一馬のことが大好きだと伝え……。 雅彦と瞳は、海辺で写真を撮ることに。雅彦は「治療を始めたら癌と闘う人だけになる。1年2年生きるより、3か月仕事をしていたい!」と告白。瞳が涙をこらえながらカメラの前に立つと、雅彦はお腹を抑えて苦しみ出してしまい……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

伊豆で激しい痛みに襲われた雅彦(木梨憲武)ですが、薬を飲んで事なきを得ました。瞳(奈緒)はやりたいことリストを修正。これからは雅彦のために、食事療法を始めることにしたのです。 そんな時、一馬(濱田岳)がお笑い賞レース「D1グランプリ」に出場することが決定。瞳は一馬に優勝してもらい、雅彦に結婚を認めてもらおうと意気込みます。 一方雅彦は次の「死ぬまでにやりたいこと」を叶えるために、瞳を遊園地に誘い……。

ネタバレ

瞳は遊園地に、ネタ作りに行き詰まった一馬と息子の龍之介(石塚陸翔)も連れてきました。一馬は雅彦に、龍之介がすぐに瞳に懐いたことを打ち明けます。そして、D1グランプリで優勝したら結婚を許してほしいと雅彦に頼みました。 その後一馬は見事、予選を突破。瞳はお産のため準々決勝の様子を見ることはできませんでしたが、なんと雅彦は仕事を休んでネット配信を通して一馬のネタを視聴していたのです。 しかし残念ながら一馬は、準々決勝を通過することはできませんでした。瞳は大会を終えた一馬から、優勝できなかったものの瞳と結婚したい、そのためにお笑いはやめて別の仕事をしようと思っていることを伝えられます。 そんな一馬に、遊園地に誘ったのは辛かったからだと瞳は明かします。やりたいことリストが全て叶ったら雅彦は……、そう思った瞳は、涙を浮かべます。 そして瞳は、今日のお産で新しい家族を作ることの素晴らしさを感じたものの、今1番考えたいのは雅彦のこと、だから「結婚のことは一旦待ってほしい」と一馬に頼み……。* 瞳が帰宅すると、雅彦は「まあまあ面白かった」と一馬を評価している様子。一馬の性格がいいと話す雅彦ですが、「それと結婚とは話は別」と瞳に釘を刺したのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

瞳(奈緒)は雅彦(木梨憲武)に、やりたいことリストの3つ目「神に謝る」を実行させようとします。瞳はネットで雅彦の中学の同級生・神(中井貴一)のことを調べ、雅彦は喫茶店を営む神の元を訪ねることに。 中学時代、雅彦は神が好きだった「小川くみ」に告白され、神を裏切ってくみと付き合っていました。半年で別れたものの、このことをずっと謝りたいと思っていた雅彦。喫茶店で謝罪をした雅彦ですが、逆に神は「まいた」のことを謝りたいと言い出し……。

ネタバレ

「まいた」とは、高校の近くのパン屋のこと。当時神は「まいた」の裏で先輩に誘われ煙草を吸おうとししたのですが、店主に見つかってしまいます。 先輩たちと一緒に逃げていたところに、雅彦が通りかかったことで、雅彦こそが煙草を吸おうとしていた生徒であるとされてしまいます。そのせいで雅彦は停学になり、大学の推薦も受けられず……。 雅彦と神は、瞳の提案で高校の教室で再び再会。神は煙草の件を謝罪したのですが、雅彦は当時のことを全く気にしていませんでした。さらに神は、結婚した妻が小川くみであることも打ち明けます。驚いた雅彦ですが、2人は手を取り合い抱き合って友情の復活を喜んだのでした。 その頃一馬(濱田岳)は、お笑い芸人を辞めて塾に就職。瞳は、お笑いを辞めてしまった一馬にショックを受け……。 一方美奈子(見上愛)は、自分が岸(深澤辰哉)を好きなこと、一方岸は瞳を好きなことを瞳に打ち明けます。瞳は岸が自分を好きだと気づいておらず、驚きを隠せません。さらに帰宅した瞳は雅彦に、「この前連れてきた岸くん気に入った、また会いたいね!」と告げられ……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雅彦(木梨憲武)は岸(深澤辰哉)を家に招き、自分の葬式を仕切ってほしいと相談します。岸は急な申し出に混乱し、瞳も雅彦の葬式はまだ考えたくないと頭を悩ませました。 一方一馬(濱田岳)は塾で正社員になることが決まり、瞳に芸能事務所をクビになったことを告げます。ますます結婚に前向きになる一馬に、瞳は「ちょっと待ってほしい」と伝え……。

ネタバレ

岸は偶然一馬に会い、瞳が雅彦と一馬の板挟みで苦しんでいることを訴えます。岸は「結婚を辞めたらいい。あなたは瞳にふさわしくない」と言い立ち去りました。 瞳が一馬と話そうと一馬の家に行くと、龍之介(石塚陸翔)の姿がありません。龍之介は「さがさないでください」と書置きを残し、家出をしていました。必死に探す一馬と瞳ですが、その時偶然雅彦が龍之介を見つけ、家に連れて帰ります。 龍之介は「僕はパパの足かせになりたくない」と言いながら、本当は芸人を辞めてほしくなかったとこぼします。雅彦も、そんな龍之介の言葉に同意し……。 2人が帰った後、瞳は雅彦に想いをぶつけます。雅彦が一馬に芸人を辞めろと言ったのに、今になって残念がる姿に不満をぶつけました。雅彦はそんな瞳に「今までどおりでいいよ」と言うも、瞳は「それはできない」と涙を流して訴えます。 瞳は一馬に芸人を辞めてほしくなかったことも認め、「私、結婚しない。お父さんがこんな時に結婚なんて無理だから」と決意を固めたのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

一馬(濱田岳)と結婚しないと決めた瞳(奈緒)は、リストから「かず君との結婚を認めてもらう」を消します。そして瞳は、結婚式をキャンセルしたことを一馬に伝えました。 一方雅彦(木梨憲武)も、職場の中井(矢柴俊博)と加賀屋(葵揚)に膵臓がんであることを明かし……。 岸(深澤辰哉)は瞳が結婚式をキャンセルしたと知り、心配になって瞳の家へ。瞳は少し涙を浮かべ、友達として寄り添ってくれる岸に感謝を伝えました。その後岸は偶然一馬に会い、一馬に「ずっと瞳の友達でいてあげてください」と言われ……。岸は複雑な心境になったのでした。

ネタバレ

その後瞳は、ストレスが原因で助産院で倒れてしまいます。雅彦は病院に駆けつけ、一馬に伝えたのかと心配しました。瞳は一馬には伝えないでと頼むと、雅彦は「一馬のこと嫌いじゃない。なんで結婚に反対しているのか分からなくなった」と呟きます。 瞳が退院すると、岸と美奈子(見上愛)、まき(筒井真理子)が集まり退院パーティーを開いてくれました。そこには、一馬と龍之介(石塚陸翔)の姿も。パーティーは盛り上がり、皆はもう一度一馬と瞳にやり直すよう提案します。 瞳はこの時、一馬が新ネタを考えていると知り喜びます。ただ一馬は、芸人に戻るのではなく瞳に笑っていてほしいだけだと伝えました。雅彦は、そんな瞳と一馬、龍之介の団欒を眺めています。 雅彦はやりたいことリストの「パーティーをする」「カズマルを瞳から追い払う」に線を引きます。瞳もリストに「かず君との結婚を認めてもらう」を再び追加したのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雅彦(木梨憲武)は、リストから「カズマルを瞳から追い払う」を消したことを瞳(奈緒)に報告します。瞳のリストには、「お父さんと旅行に行く。もう一度」と書かれていて、2人は冬ですがキャンプに行くことを決めました。 元気そうに見える雅彦ですが、徐々に薬の量も増え、手の痺れも出てきていて……。

ネタバレ

2人はいちご狩りやバーベキューを楽しみ、焚火を眺めます。そこで雅彦は「死にたくないな」とポツリ。そんな雅彦にはまだやりたいことが残っていました。それは、瞳の花嫁姿を見ることだったのです。 一馬(濱田岳)は瞳に、お笑いライブをやるから雅彦と来てほしいと誘います。しかし会場には龍之介(石塚陸翔)と一馬のみ。一馬はこれからはお笑いと塾講師の仕事を両立し、お笑いは事務所に所属せずフリーでやっていくことを報告しました。 一馬のライブを見た瞳は、大号泣します。そして一馬は「僕は一生瞳ちゃんを笑わせ続けます。僕と結婚してください!」とプロポーズ。一馬は雅彦にも、瞳を何があっても必ず幸せにすると約束します。 瞳も壇上に立ち、「かず君との結婚を認めて下さい。お願いします」と雅彦に頭を下げ……。龍之介も頭を下げると、雅彦は「認めます!」と答えます。ただし、瞳と龍之介を路頭に迷わせないことだけは約束させたのでした。 瞳は再び結婚式場に電話をします。そして、今度は結婚式のプランを変えたいと申し出て……!

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

結婚することになった瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)は、結婚式場の黒沢(西垣匠)たちに、雅彦(木梨憲武)のための結婚式にしたいと相談します。 その頃雅彦は日に日に体調が悪化し、仕事の引退を決意。瞳は雅彦に結婚式の招待状を渡し、ウエディングドレス姿をその目で見ることを約束させます。そして瞳はリストに、「お父さんにウェディングドレス姿を見せる」と追記し……。

ネタバレ

雅彦は一馬を呼び出し、2人は初めて2人きりで飲むことに。雅彦は一馬に、自分が死んだあとに瞳を支えてほしいと頭を下げます。 さらに今瞳と住んでいる家で、一馬と龍之介(石塚陸翔)と3人で暮らしてほしいと頼みました。一馬は雅彦に、「必ず瞳さんを幸せにします」と約束します。 瞳は一馬とともに、龍之介の参観日に出席。龍之介は、最初に手を挙げて先生に指されたものの、発表しませんでした。龍之介はお友達に発表を譲り、瞳は龍之介の優しさに感動し涙を浮かべます。 迎えた雅彦の実演販売最終日。瞳は急患対応で遅れてしまったものの、何とか間に合い雅彦の姿を写真に収めました。雅彦は体調が悪いながらも、声を張り上げて商品を売っていきます。こうして雅彦は、最後の仕事を無事に終えたのでした。 雅彦のやりたいことリストは、残り2つ。「英語をマスターする」「タイムカプセルを開ける」で、次はタイムカプセルを開けたいとのこと。そして雅彦は瞳の目の前で、「瞳の結婚式に出席する」とリストの1番上に書き足したのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雅彦(木梨憲武)は岸(深澤辰哉)の葬儀場に行き、楽しい葬式にしたいと相談をします。そこで遺影の話になり、岸は瞳(奈緒)が遺影を撮ることを提案。こうして岸と美奈子(見上愛)の協力の元、瞳が雅彦の遺影を撮影しました。 雅彦はリストにある「タイムカプセルを開ける」を叶えたいと言います。しかし徐々に体力も落ち、咳も出始めるようになった雅彦。そこで瞳と一馬(濱田岳)は、雅彦の代わりに小学校の校庭を見に行くことにしたのです。

ネタバレ

しかし小学校は廃校になっており、フェンスで囲われ中に入ることはできませんでした。ショックを受ける雅彦は姉のまき(筒井真理子)に、瞳の結婚式に出られなければ渡してほしいと遺言を託します。結婚式まで頑張りたかった雅彦ですが、その場で倒れてしまい……。 雅彦の癌は肺に転移し、しばらく入院することに。瞳と一馬は深夜の小学校に侵入し、タイムカプセルを掘り出すことにします。途中で警察官に見つかってしまいましたが、2人はタイムカプセルを見つけることができました。 そこにはミニカーや石、「未来のぼくへ」という手紙などが入っていました。手紙にはたくさんの質問が書かれていて、雅彦は昔の自分に向けて1つ1つ回答していきます。 そして瞳と雅彦は、瞳の結婚式に出席すること、春になったら一緒に桜を見ることを約束します。そう話している間、2人は一馬の存在を忘れ一馬はまだ交番で事情を聞かれていたのでした。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

瞳(奈緒)が担当する妊婦・亜弥(杏花)の陣痛が始まります。しかし翌朝になってもなかなか赤ちゃんは生まれず、助産院では亜弥の家族、助産師全員で亜弥の陣痛を支えていました。 一方入院中の雅彦(木梨憲武)は、自分の葬式に呼んでほしい人のリストを作成。病院にやって来た瞳に「家に帰ろうよ」と頼み、阿波野(光石研)の許可を得て雅彦は退院しました。

ネタバレ

瞳は亜弥を励まし続け、亜弥は無事に女の子を出産。初めての担当ということもあり緊張感のあった瞳は、亜弥のお産を終えて足がすくんでしまったのでした。 雅彦から葬式に呼んでほしい人リストを受け取った瞳は、雅彦の「生きてるうちにみんなにありがとうって言いたかった」という後悔を知ります。瞳は結婚式をもっと楽しいものにしたいと思い、一馬(濱田岳)と共に、黒沢(西垣匠)にプランの変更をお願いしたのでした。 一方一馬のお笑い動画の再生回数が増え、一馬は少しずつブレイクしていきます。なんと龍之介(石塚陸翔)が、勝手に動画をアップしていたことが判明。そして瞳、一馬、龍之介、まき(筒井真理子)は明日の結婚式を成功させようと円陣を組みます。 夜、瞳は雅彦に花嫁からの手紙だけは読まないでほしいと頼まれます。「じゃあ今読む」と言った瞳は、手紙を読み始めました。すると雅彦は手紙の途中で、「瞳」の名前の由来を明かし始め……。 生まれてすぐ、可愛いと見つめていた瞳が急にばっと目を開けてくれたことがありました。雅彦は「その瞳のまま大きくなってほしい」という願いを込めて、瞳と名付けたことを告白。瞳も「お父さんとお母さんの子どもに生まれて良かった」と感謝を伝えます。 明日はいよいよ、瞳の結婚式。「瞳、明日楽しみだな」と言い、雅彦は眠りについたのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

迎えた3月25日、ついに瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)の結婚式の日がやってきました。まき(筒井真理子)と阿波野(光石研)のサポートもあり、雅彦(木梨憲武)は準備を整えていきます。 そして雅彦が玄関を出ると、そこに待っていたのは……!

ネタバレ

すでにウエディングドレスを着た瞳が待っていました。家の外の道がバージンロードになっており、いきなり結婚式が始まります。雅彦は瞳とバージンロードを歩き、一馬にバトンタッチ。 指輪の交換、誓いのおでこキスをしたあと、瞳は雅彦をある場所へと連れて行きます。そこは「瞳写真館」。瞳と雅彦の思い出の写真が、ずらりと並んでいました。 写真を見終わると、次は「旅立ちの式」と書かれた会場に着いた2人。「今日はお父さんも主役だから」と、会場には雅彦が葬式に呼んでほしい人リストに書いた人たちが集まっていて……。 そしてスペシャルゲストに、アメリカから来日した歌手のケイトが登場。ケイトは雅彦が佳乃(森カンナ)とデートした時に聞き惚れた歌手で、お葬式で流す曲を作ってほしいと頼むため雅彦はずっと英語を勉強していました。雅彦は英語で、ケイトにお礼を伝えます。 帰り道、雅彦と瞳は桜を眺めます。雅彦は「やりたいことリスト全部叶った。瞳誕生日おめでとう」と満足げな表情を浮かべたのでした。 その後雅彦は亡くなり、瞳はまきから雅彦の遺言と映像データを受け取ります。その映像には、佳乃が瞳を出産する姿が映っていました。 5月23日。美奈子(見上愛)はようやく岸(深澤辰哉)に告白し、瞳の待つもんじゃ屋に合流。岸はやっと、美奈子の気持ちに気づきました。一方瞳はすぐ家に帰り、一馬と龍之介(石塚陸翔)とテレビの前でおおはしゃぎ。3人は一馬が出たテレビ番組を見ながら、盛り上がっていたのでした。

『春になったら』の結末予想!親子の運命は?

本作は、「3か月後に死んでしまう父」と「3か月後に結婚する娘」の物語。なので結末のカギも、雅彦(木梨憲武)が本当に死んでしまうのかということと、瞳(奈緒)は本当に結婚できるのかということ。 まず、瞳は一馬(濱田岳)と無事結婚式を挙げられると予想します。そしてその結婚式会場には、涙を流す雅彦の姿もあるのでは。そして結婚式を無事見届けられたのちに雅彦は亡くなってしまうと予想します。 男手一つで育ててきた雅彦にとって、自分が死んでしまうことの大きな心懸かりとは瞳を独り残してしまうこと。一馬はもちろん、美奈子(見上愛)や岸(深澤辰哉)たちなど沢山の人たちに愛される瞳の姿を見て、雅彦は安心して生涯を終えることができるのではないでしょうか。 雅彦が奇跡的に生き残る結末も期待したいですが、本作は劇的な展開よりも人の温かさやささいな幸せを描くドラマのため、現実的な結末になるような気がしますね。

『春になったら』のキャスト

椎名瞳役/奈緒

奈緒

「3ヶ月後に結婚する娘」椎名瞳を演じるのは奈緒です。幼い頃に母を亡くし、父に結婚方向をすると同時に“3ヶ月で死ぬ”というショッキングな報告を受けるという役どころ。 カンテレドラマへの出演は『まだ結婚できない男』(2019年)、『姉ちゃんの恋人』(2020年)などがあり、3年ぶりの出演となります。 初共演となる木梨憲武との共演を光栄だと語る奈緒は、大切な人のことを思い浮かべてもらえるドラマにしたいと意欲満々。どんな親子関係を見せてくれるのか楽しみです。

椎名雅彦役/木梨憲武

木梨憲武

「3ヶ月後にこの世を去る父」の椎名雅彦を演じるのは木梨憲武です。頑固で破天荒な愛情深い雅彦は、3ヶ月の余命宣告を受け延命治療を拒否。残された時間を思い切り生きると決める役柄です。 木梨憲武は『小市民ケーン』(1999年)以来、24年ぶりのドラマ出演。娘役の奈緒とはもちろん初共演となります。オファーを受けてギリギリまで悩んだと言いますが、久しぶりの連ドラを楽しみたいとのこと。 娘を演じる奈緒との掛け合いを大切にしたいと話しており、2人のセリフの応酬が今から楽しみです。久しぶりのドラマ出演でどのような顔を見せてくれるのでしょうか。

『春になったら』の脚本を担当するのは福田靖

原作なしのオリジナルストーリーとなる『春になったら』の脚本を担当するのは福田靖です。 『HERO』(2001・2006・2014年)、『まんぷく』(2018年)、『龍馬伝』(2010年)などの代表作があり、魅力的な人間を描くことに定評があります。 今回はプロデューサーから提案された中で、1番難しく1番面白いテーマを選んだと話す福田靖。福田自身も娘がおり、視聴者の共感を呼ぶドラマにしたいと語っています。

ドラマ『春になったら』の最終回・全話あらすじを紹介

木梨憲武が24年ぶりにドラマに出演することで話題の『春になったら』は、原作なしの先が読めないドラマです。あらすじ・ネタバレは毎週更新予定なので、楽しみにしていてくださいね。父と娘の感動ドラマで心を温めましょう。