漫画「敏腕上司と溺れる恋」最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！冷徹上司と恋愛下手部下との恋物語

漫画『敏腕上司と溺れる恋 ～Perfume～』は同じ職場で働く彼に浮気をされていた恋愛下手の主人公が、冷徹と思われていた上司から庇われ、優しい対応をされていくうちに恋に落ちていく物語です。 この記事では、本作のネタバレを含めたあらすじの紹介や、物語の見どころ、感想などを解説します。内容が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

主人公の北野知紗は、大手化粧品メーカーで働く会社員。社をあげて取り組んでいる新商品発表会のチーフを任されていました。彼女の上司である部長・乃木宗資は、容姿端麗でビジネスでも敏腕だと評価されている男性です。 発表会が無事に終了し、最終チェックを行っていると知紗は彼氏の圭司と目が合います。この後、久々に2人で会う予定をしており、心を躍らせている知紗でしたが、付けているインカムから信じられないような言葉が聞こえてきます。 その声の主は彼女の後輩・亜希子で、圭司といちゃつく声が聞こえてきたのです。乃木部長を含め、会場にいたスタッフはその声を聞いてしまい……。

インカムを通して圭司と亜希子の生々しい会話を聞いてしまった知紗は、ショックのあまり倒れてしまいます。そんな彼女に手を差し伸べたのが、上司である乃木部長でした。 ホテルに案内され、全てをさらけ出すよう乃木に言われた知紗は、泣きながら感情をぶつけ情けない姿すら披露します。 朝になり知紗が目を覚ますと、乃木はベッドのなかで眠りについていました。彼の寝顔を見て彼女は昨晩のことを思い出して、これからどんな顔して会えばいいのかと頭を抱えます。暫くすると乃木が目を覚まし、ベッドのなかから出てきます。そして今から出社しようとする知紗に、お守り代わりの香水を手渡すのでした。

知紗が圭司と言い合いになっていたところ、乃木が彼女を助けるように現れます。二度と知紗に近づかないように釘をさされ、圭司はその場所を後にします。 これで圭司との二年半の交際が終わったのだと落ち込む知紗でしたが、乃木に励まされ気持ちを立て直します。そんな知紗に乃木は「俺はいずれ去る身だ」と伝え、彼女を不安にさせてしまうのでした。 ある夜、知紗は乃木が自分のもとから去っていく夢を見ます。夢の中で背を向ける乃木に対して、思わず「待って」と叫んで目を覚まします。 そんな気持ちを抱えたまま出社した知紗を待っていたのは笑顔の乃木。彼は彼女の仕事ぶりを評価し、社内表彰が決まったと伝えてくるのでした。

日時は流れ12月に入り、乃木と2人で行く中国出張が来週に迫っていました。新商品の展開に合わせての出張なので、知紗はいつも以上に気合を入れています。乃木に声をかけることなく、出張の準備のために帰宅しようとしたところ、見覚えのある男性が彼女を待ち伏せていました。 その男性は知紗の元カレ・圭司でした。彼は乃木と中国出張に行こうとしている知紗に対して、知っておいたほうがいい情報があると言い、カフェに誘おうとしてきます。 何度も断ろうとした知紗でしたが、彼女に対して「いずれ去る身だ」と言った乃木の一言が気になっていた彼女は、圭司の誘いを受け入れてカフェに向かうのでした。

圭司から聞かされた話は、乃木には婚約者がいるという内容でした。薄々気づいていた知紗でしたが、具体的に聞かされてショックを受けます。それでも中国出張では、その内容を忘れるように仕事に没頭します。 ある夜に顧客との会合で飲みすぎた知紗は、乃木に支えられホテルに戻ってきます。乃木に優しくエスコートされた知紗は彼への感情を抑えることができなくなってしまい、部長の胸に飛び込んでしまいそうになるのでした。 その後、乃木の部屋に赴いた知紗は、一度だけでいいから乃木との恋に溺れてみたいと告白します。部長の負担になると謝る知紗でしたが、そんな彼女に乃木も好きだったと告白するのでした。

元カレにひどい目に合わせてヒロインの知紗。そんな彼女に好意を持っていた冷徹上司の乃木。この2人がお互いの気持ちに気づいて、距離が近づいていくストーリーがたまりません。 失恋をして臆病になっていた知紗が、自分の気持ちを抑えられないようになっていく姿が健気ですし、仕事では厳しさを見せる乃木が、2人になると優しさを見せるギャップにドキドキしちゃいます。 2人がハッピーエンドを迎えるには、まだまだハードルがありそうですが、その度に、2人の愛が深まっていくでしょうね。