漫画『シャーマンキングFLOWERS』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！葉とアンナの息子が次なる戦いに挑む

『シャーマンキングFLOWERS』は麻倉葉の息子・麻倉花を主人公とした『シャーマンキング』の続編です。 2024年1月にアニメもスタートした『シャーマンキングFLOWERS』はどんな結末を迎えるのでしょうか。この記事では最新話までのあらすじをネタバレありで解説しながら、見どころやお得に読めるサービスも紹介していきます！

シャーマンファイトから14年後、麻倉葉(あさくらよう)と麻倉アンナの息子・麻倉花は13歳になっていました。世界中を回る両親に代わる育ての親・玉村たまおから「霊禁止」を言い渡され、鬱屈とした日々を送る花。 そんな彼の前に殺意を持って現れたのは、本家全滅を目論む裏・麻倉家の姉弟、路菓(ルカ)と葉羽(ヨハネ)でした。花の形を変えるO.S鬼兜がかっこいい！ 花は虚弱体質の葉羽を一撃で倒しますが、再び姉弟に襲撃されることに。危機一髪のところに駆けつけたのは、花の自称許嫁にしてパッチ十祭司シルバの娘、「3代目イタコのアンナ」のアルミ・ニウムバーチでした。

裏・麻倉家が敵になるのかと思いきや、いまや相当強くなったたまおが姉弟の父・葉虚(ようきょ)をあっさりと撃破。これにより両家は一時休戦状態となり、ヨハネたちとアルミは花の通う森羅学園へ転入してきます。 ヨハネが1巻とは印象がガラッと変わり、世間知らずなかわいらしいキャラとなりました。花ともすっかり打ち解けますが、そこでルカの襲撃を受けます。花の持霊・阿弥陀丸(あみだまる)が無力化されてしまい、花はピンチとなるのでした。 2巻から怪しい人物・羊介(ようすけ)が登場、さらにアルミにより「フラワーオブメイズ(F.O.M)」という戦いの存在が語られます。

阿弥陀丸を封じられ瀕死となった花は、内に眠る力「闇鬼」を暴走させます。実は生まれたばかりの頃、花は両親とともに一度死んでいたことが判明。シャーマンキングであるハオは蘇生の際に、次なる戦い「F.O.M」を見込んで、花のなかに強力な鬼の霊を仕込んでいたのです。 何者かによって操られていたルカを、鬼の力を得た花が倒します。暴走した花はアルミによって抑止されますが、相棒である阿弥陀丸は持ち去られてしまっため、花は精神的に深手を負ってしまった様子。 アルミが居候先のルドセブ＆セイラーム兄妹を訝しむなか、花は謎の人物の急襲を受けるのでした。

花を襲ったのは伊吹ガッコで、実は「F.O.M」のために集められたチームハオの一員でした。ここでアルミから説明があり、「F.O.M」とはハオを含めた歴代8人の神々の代理戦争であることが判明。やっとすっきりしました。 羊介はハオを敵視する先代キング・ヤービスの手のものでした。花はこの話にワクワクしながら、阿弥陀丸の手がかりを探すことに。 道中、花の前に道蓮(タオレン)とアイアンメイデン・ジャンヌの息子・道黽(タオメン)が現れ、花は鬼化して交戦するもなんと死んでしまいます。 あの世に行った花は、蘇生の条件として若き頃の父・葉と戦うことになりました。

14歳の葉との戦いで「決定的に足りないもの」があると指摘されて大敗した花は、「プチ修羅地獄」に落とされます。 そこで花が出会ったのは、死後も零戦パイロットとして戦い続けている少尉・桜井咲太郎(さくらいさくたろう)でした。花は彼との会話から戦う意味について考えはじめます。さらに羊介も花を追ってあの世に侵入していました。 一方現世ではチームハオが、ヤービス陣営だったルドセブ兄妹と戦闘開始。ルドセブが連れてきたブラックメイデンは、黽の母・ジャンヌを殺して持霊にしていました。さすがの黽も母を相手に力を出せず、最後はたまおが場を修めます。

花は羊介と戦うことになります。羊介の力は、対価を払って神の力を得ることができる「ヤービスカード」というもので、花は簡単にふっとばされてしまいました。 地獄のまた違う場所に飛ばされた花は、そこでも「デスゼロ」と恐れられた桜井少尉と出会います。いずれ花の持霊にとハオが2人を出会わせているようです。6巻ではまだ桜井は花の持霊にはなりませんが、花は桜井が愛のために戦っていることに気づきます。 それこそが葉の言っていた、花に足りないものだったのです。花がそのことを悟ったところで、本作は終幕。物語は「THE SUPER STAR」に引き継がれます。

『シャーマンキング』の次世代を描いているので、当時「マンキン」に夢中になった世代は懐かしさにテンション上がること間違いなし！今回は花がO.S.できる状態からスタートするので、序盤から迫力あるバトルが楽しめます。 葉のゆるさがないので全体的に無印よりもピリッとしていますが、武井宏之が手掛けてきた過去作のいろんなキャラも登場しての展開はワクワク必至。ただ本作では完結しないので、併せて「THE SUPER STAR」も読んでほしいです！