漫画『ゆるキャン△』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！読めばキャンプがしたくなる！

2015年から『まんがタイムきららフォワード』『COMIC FUZ』で連載されているあfろによる漫画『ゆるキャン△』は、山梨県周辺を舞台に女子高生たちが繰り広げるキャンプや野外活動の様子を描いた漫画。本作はこれまでに、アニメ化や実写化もされています。 この記事では、そんな本作のあらすじを最新刊までネタバレありで徹底解説します！

オフシーズンのソロキャンプが好きな志摩リンは、今日もひとりで湖畔キャンプを楽しんでいました。いつも通り静かなキャンプを満喫していた彼女でしたが、遭難しかけている少女・各務原なでしこを助け、ひょんなことから一緒にキャンプをすることに。 その後リンと同じ高校の生徒であることが発覚したしたなでしこはキャンプの楽しさを知り、大垣千明・犬山あおいと「野外活動サークル」を立ち上げ、積極的に活動していきます。 一方ソロ以外のキャンプにも魅力を感じ始め、なでしこたちとの距離を縮めていくリン。彼女たちは期末試験を乗り越え、次なるキャンプの計画を立てるのでした。

懸賞でいい肉を当てたあおいは、それを使ってキャンプ飯を作ることを提案。なでしこたちもそれぞれ新しいキャンプギアを手にいれ、リンの友人である斉藤恵那も仲間に入れてクリスマスキャンプの計画を立て始めます。 楽しかったクリスマスキャンプも終わり、野クルメンバーたちは各々で年末を過ごすことに。なでしこは目当てのガスランタンを手に入れるために、郵便局で短期バイトを開始しました。 慌ただしい年末年始を終え、それぞれが年末年始の思い出話を持ち寄ります。なでしこは野クルメンバーたちの話を聞き、新たなキャンプギアを手に入れるためにバイト探しを始めるのでした。

なでしこはリンに憧れ、やや過保護な姉に反対されると分かっていながらもソロキャンへの期待へ胸を膨らませ始めます。用意周到に準備を進めたものの、なでしこの初のソロキャンはどうなってしまうのでしょうか。 期末試験明けに、顧問の鳥羽先生を含めた野クルメンバーで2泊3日の伊豆キャンプへ出かけることになったなでしこたち。急遽あおいの妹も参加することになり、賑やかな旅が始まります。 楽しかった伊豆キャンも2日目に突入し、少しずつ終わりが見えてきました。なでしこたちは現地で調達した食材などを贅沢に使った、最高のキャンプ飯を準備します。

無事に伊豆キャンを終え、久しぶりに集まった野クルメンバーたち。放課後の活動として、空き缶を使ったアルコールストーブ作りを開始します。そこにたまたま恵那も通りがかり、次なるキャンプの計画を立てながら盛り上がるのでした。 リンとなでしこの幼馴染である綾乃はツーリングで、なでしこは電車を使ってそれぞれ大井川キャンプ場へに向かうことに。道中でおいしいものを食べながら、なでしこはゆっくりと目的地を目指します。 なでしこたちが大井川に行っている一方で、暇を持て余していた千明・あおい・恵那の3人。彼女たちも対抗して、キャンプの計画を立てるのでした。

ようやく暖かな春が訪れ、リンはソロキャン、なでしこは姉・桜と一緒に桜見物をそれぞれ楽しんでいました。ほかの野クルメンバーたちも思い思いの春を過ごす中、彼女たちにとって新たな出会いや挑戦が訪れます。 お花見キャンプを終えたなでしこたちは野クルに新入部員を引き入れるため、勧誘活動を開始。そんな中季節は新しいキャンプシーズンに突入し、新たな盛り上がりを見せるのでした。 そんな中、野クルに1年生の新メンバーである中津川メイが加入。彼女の歓迎会も兼ねて、彼女とあおいは自転車で、千明と鳥羽先生は車で山梨へのキャンプへと出かけます。

いよいよゴールデンウィークが間近に迫り、なでしこは群馬でのソロキャンプの計画を立て始めました。しかしあれこれ相談するうち、結局恵那と絵真と3人でキャンプをすることに。友人の綾とツーリングキャンプをすることになったリンとは、あとで土産話をする約束をします。 途中でカフェやレトロな電車の博物館などに立ち寄りつつ、楽しい時間を過ごすなでしこ、恵那、絵真の3人。気心の知れた者同士だからこそ何気ない会話も弾み、ただ道を歩いているだけでもにぎやかです。特に博物館でわいわいおしゃべりしながら楽しむ姿が印象的でした。

キャンプブームの火付け役となった存在といっても過言ではない『ゆるキャン△』には、見どころがたくさん！中でも作中で登場するキャンプ地や名所はいずれも実在する場所ばかりなので、実際に聖地を巡ることができるところは大きな見どころのひとつとなっています。 また、登場するキャラクターたちはいずれも個性豊かで可愛さ抜群！イラストはもちろん、中身まで魅力たっぷりに描かれているので、思わず好きになってしまうこと間違いなしですよ。