漫画『歩の方舟』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆無料で読めるのか調査！情報屋×少女のダークサスペンス！

期間限定1～2話無料配信中！(2024年2月7日まで) 漫画『歩の方舟』は、裏家業として情報屋を営む老婆が行き倒れていた少女を拾ったことから始まるダークサスペンス。ワケありな少女が情報屋や周囲の人々と関わる中で身も心も成長していきます。 今回の記事では、『歩の方舟』のネタバレやお得に読む方法を紹介していきます。

表家業の定食屋を休みにして海辺の宿屋に来ていた老婆・カヅは、日課の散歩中に1人の少女を拾います。豪雨の浜辺で行き倒れていた少女は、カヅに望みを聞かれた際たどたどしい口調で「生き延びたい」とだけ答えました。その言葉に少女がワケありであることを察したカヅ。 死に装束姿の少女に興味を抱いたカヅは彼女を連れて帰ることにしました。身体を清めてやりながらカヅは少女から死にかけていた経緯を聴きます。自身を「ジサイサマ」と名乗った少女は、とある島の風習や自身が木箱に入れられて流されたことを語るのです。 礼儀はあるものの、着替えや食事などが自身でうまくできず、現代知識に疎い少女。そんな彼女をみながらカヅは何か考えをまとめているようで……。

眠る少女を見つめていたカヅ。そこへ1本の電話が入ります。相手はカヅにとある依頼をしていた男性で、カヅが店を無断で休業していることに腹を立てている様子。預けたものの行方が気になるのか、まくしたてる男の態度を全く気にすることなくマイペースに話を進めるカヅ。 宿屋に泊まっているカヅは、例の物はバーテンダーの女性に預けていると伝えます。ついでに少女の件で、休業期間を延ばすので店前のチラシの日付を書き換えて置くようにも。男は律儀に文字を書き換えた後、バーへ直行。 カヅに振り回されキレ気味ですが、カヅの仕事ぶりは評価している男。対価を支払いバーテンダーからトラックの鍵を受け取ります。そして、男がトラックの荷台から降ろした例の物とは……。

トラックの荷台から出てきたのは人間の死体だったのです。男とともにやってきたバイトの青年は事情を知らされていなかったため、青い顔でそれを見つめています。男は特に驚く様子もなく、それを回収していくのですが……。 一方、少女とともに宿屋で過ごすカヅ。やはり少女が世間に疎いことや見た目のわりに精神年齢が幼いことを感じとります。初めて食べるお肉に夢中になるなど無邪気な一面も見せる少女。拾ったことも何かの縁と、カヅは少女に1つ提案をします。 カヅの提案を受け入れた少女は、カヅとともに店へと戻ります。こうして、少女はカヅの店で働くこととなったのです。

カヅの営む定食屋で働くこととなった少女。初めてだらけの生活に戸惑いつつも、楽しくてたまらないと笑顔を見せます。育った島では出歩く事すら許されていなかったため、働けることが嬉しくてしょうがないのでしょう。 しかし、慣れない仕事かつ不器用な少女は失敗も少なくありません。少女が落として割れた皿の数はどんどん増えていきますが、カヅは優しく少女を見守っています。昼間の平穏な日常はゆっくりと過ぎていくのです。 そんな中、カヅの元へ宅配デリバリーの配達員がやってきます。カヅから商品を渡され配送に向かう配達員でが、常連の男性になにやら目配せをしているようで……。

少女を連れて銭湯にやってきたカヅ。右も左もわからない少女を甲斐甲斐しく世話するカヅを見ながら、顔見知りの番頭の女性が声をかけてきます。どうやら番頭は素性の知れない少女を定食屋に住まわせて大丈夫なのかとカヅを心配している様子。 しかし、カヅは番頭の忠告に対して、少女を1人にさせる方が危ないだろうと聴く耳をもちません。少女への興味はもちろんですが、親心のようなものも芽生え始めているカヅ。 また別の日は少女を買い物へと連れて行きます。見たことがない街の様子にわくわくと目を輝かせる少女。好奇心旺盛かつ学習能力の高い少女にカヅは感心すると同時に、自立できる日もそう遠くないかなと期待をにじませていました。

かなり特殊な環境で育った少女を拾い育てることにしたカヅ。普段はごく一般的な定食屋を営んでいますが、裏の顔が情報屋のため様々な込み入った事情を抱えた人物がカヅの店には訪れます。カヅに引き取られた少女も、そんなカヅの事情に巻き込まれていくのです。 個性豊かなキャラとそんな彼らに負けず劣らずマイペースなカヅ、そして世間知らずの天然な少女。コミカルなやりとりもありつつ、発生する問題は病み深めというストーリーにドキドキとハラハラが止まりません。