2024年2月28日更新

『ゲームの名は誘拐』あらすじ・ネタバレを結末まで!亀梨和也主演で実写ドラマ化

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東野圭吾の小説『ゲームの名は誘拐』(2002年刊行)は、誘拐を企てる主人公の視点で進む、先の読めないスリリングなミステリー。2024年に亀梨和也主演で、WOWOWオリジナルドラマとして実写化が決定しています。 本記事では小説『ゲームの名は誘拐』のあらすじや結末ネタバレ、ドラマ情報などを紹介していきます。 ※この記事は『ゲームの名は誘拐』の重要なネタバレを含みますので注意してください。

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『ゲームの名は誘拐』のあらすじ

頭脳明晰な敏腕広告クリエイター・佐久間駿介は、仕事も恋愛もゲーム感覚でクリアすることに快感を覚える人間です。ところがクライアントである日星自動車の副社長・葛城勝俊の一声で大型プロジェクトから降板させられ、プライドをぼろぼろにされてしまいます。 佐久間が葛城の住む豪邸に出向くと、葛城の娘で大学生の樹理が家出しようと塀を乗り越えてくるところでした。葛城と愛人の間に生まれた樹里は、正妻や異母妹の千春と折り合いがつかず、葛城家から金を巻き上げたいと言います。 そこで佐久間は樹理に狂言誘拐を持ちかけ、葛城から3億円を奪おうと計画。しかしその狂言誘拐は思わぬ方向へ転がっていき……。

『ゲームの名は誘拐』結末のネタバレ

インターネットを駆使して狂言誘拐を成功させ、3億円を手に入れた佐久間と樹里。しかしその後テレビで「葛城家の長女・樹里が行方不明」というニュースを見た佐久間は驚きます。そこに映っていたのが樹里ではなかったからです。佐久間と狂言誘拐を実行していたのは千春でした。 あの日千春は樹里を殺してしまい、家を飛び出したところで佐久間と出会いました。佐久間から狂言誘拐を持ち掛けられると父・勝俊と相談して、それを利用して佐久間を殺人犯に仕立てようと画策します。 ラストでワインに睡眠薬を盛られ眠った佐久間。佐久間を始末しようとした勝俊は、彼の衣服のポケットから樹里(千春)が料理をしている姿の写真を見つけ、手にかけるのをやめました。 その写真は樹里(千春)と佐久間の関係が良好であることを示しており、もし佐久間がデータを持っていれば、誘拐は狂言だったことが明らかになる可能性があります。殺されることを予見していた佐久間が仕込んでいたのでした。

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『ゲームの名は誘拐』読者の感想

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テンポよく爽快感のある読み心地はさすが東野圭吾。誘拐をする側である主人公の視点で語られるのが特徴的で、その主人公の心理描写も面白い。刺激的かつ急展開もあり映像化に向いている気がするので、ドラマ化が楽しみです!

(30代女性)

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約20年前の作品ですが、携帯電話やインターネットなどで当時の最新技術を駆使した緻密な誘拐計画が興味深いです。今読むと少し古く感じるのは残念ですが、その懐かしさも良い。ドキドキしながら読み進め、ラスト数ページのどんでん返しにもびっくり。東野圭吾らしい仕掛けたっぷりのミステリーでした。

(40代男性)

WOWOWで実写ドラマ化決定!

小説『ゲームの名は誘拐』は、藤木直人&仲間由紀恵の共演で2003年に『g@me.』のタイトルで映画化され、2020年には中国でも実写ドラマ化されています。 そして2024年には、WOWOWオリジナルドラマとして実写ドラマ化。全4話で6月放送・配信スタートです。 主人公・佐久間を演じるのは、アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバーである亀梨和也。2005年のドラマ『ごくせん』や『野ブタ。をプロデュース』で俳優としても大ブレイクし、近年も映画『事故物件 恐い間取り』(2020年)や『怪物の木こり』(2023年)などで主演を務めています。 ドラマの監督はドラマ『シャイロックの子供たち』(2022年)の鈴木浩介、脚本を『SUITS/スーツ』(2018年)や『ドクターX 外科医・大門未知子』(2021年)の小峯裕之が手がけます。

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『ゲームの名は誘拐』あらすじ・ネタバレを結末まで紹介

小説『ゲームの名は誘拐』は、『容疑者Xの献身』『白夜行』『ある閉ざされた雪の山荘で』などの大ヒット作を多数生み出してきた東野圭吾が贈る本格ミステリー。先の読めない展開に引き込まれます。 ミステリアスで頭脳明晰な主人公を亀梨和也がどのように演じるのでしょうか!実写ドラマもぜひチェックしてください。