2024年3月7日更新

「地味にスゴイ 校閲ガール 河野悦子」最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末や原作との違いは?

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『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』

2016年に日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された石原さとみ主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』。好評につき翌年には特別ドラマとして復活もしました。この記事では、本作の各話あらすじと特別ドラマのあらすじをネタバレありで紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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1話のあらすじ・ネタバレ

オシャレするのが大好きな河野悦子(石原さとみ)は、長年の夢であるファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社します。ところが配属されたのはなんと「校閲部」!原稿の誤字脱字や書かれている内容に間違いがないかを確認するという超がつくほど地味な部署でした。 それでも超ポジティブな悦子は「一生懸命働けば、ファッション誌に異動できるかもしれない」と考え、毎日ド派手なファッションで出勤。ところが破天荒な校閲で大御所作家・本郷(鹿賀丈史)に呼び出しをくらったり、偶然出会った大学生作家の折原幸人(菅田将暉)に一目惚れしたりと大忙し!

2話のあらすじ・ネタバレ

悦子は人気ブロガーの亜季(ともさかりえ)の節約術ブログをまとめた書籍の校閲を任されます。彼女の節約アイデアに興味を持ち、立場を越えて次々とアイデアを出す悦子。しかし印刷後、肝心な脱字が発覚し、1冊ずつシールで訂正することになって校閲部は大ピンチに! それでも何とかシールを張り終え、亜季のフォローもあってサイン会も無事に終えることができました。この一件で、悦子は校閲者としての心構えを思い知らされます。 その頃、幸人は悦子の後輩・森尾(本田翼)の誘いでファッション誌「Lassy」の専属モデルになるため、彼女の家に間借りしていました。

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3話のあらすじ・ネタバレ

人気作家の四条真理恵(賀来千香子)の小説を校閲し、ある矛盾を指摘したことで四条から感謝された悦子。しかし指摘したのは悦子ではありませんでした。 悦子は四条のファンであるために担当を外された米岡(和田正人)の仕業だと考えますが、彼でもありません。米岡と一緒に四条のイベントに出席した悦子は、そこでいつもと違う派手な服装の藤岩(江口のりこ)の姿を目撃します。実は矛盾を指摘したのは藤岩で、四条の熱烈なファンだったのです。 四条はそれを知って藤岩に校閲を依頼。その後四条は文学賞を受賞することになり、藤岩は悦子のコーディネートでオシャレして授賞式の待ち会に臨んだのでした。

4話のあらすじ・ネタバレ

悦子は女優の杉本あすか(南沢奈央)の自叙伝の校閲を担当します。内容の確認のため、あすかの実家を訪ねた悦子は、彼女を追うゴシップ記者の山ノ内(山中聡)と出くわしました。その後、あすかに隠し子がいるというスクープ記事が発表されます。 記事のせいで自叙伝は出版中止の危機に陥りますが、釈明会見で山ノ内に責め立てられ、あすかは倒れてしまいます。そのことでネットは山ノ内への批判で炎上し、あすか擁護の声が高まって自叙伝は無事出版されました。 一方、幸人は森尾に作家であることを公表するように説得されて渋っていましたが、悦子に「作家とモデルで文武両道だね」と言われたことで公表を決意します。

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5話のあらすじ・ネタバレ

大ファンだった伝説のスタイリスト・フロイライン登紀子(川原亜矢子)のエッセイの校閲を任されて張り切る悦子。その頃「Lassy」編集部では、専属モデル候補のスタイリングを森尾が担当することに。 登紀子の指示で撮影用の小道具を集めていた森尾は、センスがないと一蹴されてしまいます。しかしその中に登紀子が昔の自分を思い出させるようなパッチワークのカバンがあり、純粋にファッションを探求していた頃を思い出して、想いを改めました。 幸人は森尾から突然キスされますが、悦子に惹かれていました。森尾の部屋を間借りしていることを告白したいと思っていた矢先、部屋に遊びに来た悦子にバレてしまい……。

6話のあらすじ・ネタバレ

幸人が森尾と同居していると知った悦子は、幸人の行動を怪しんで尾行し始めます。仕事では子ども向けの新雑誌に掲載される小説の校閲を任されますが、子ども向けなのに難解なため、悦子は編集部の貝塚(青木崇高)に抗議します。 そんな2人の前に、かつて文芸部にいた貝塚が担当していた作家志望の桐谷が現れます。昔貝塚に追い込まれた経験があり、いまだに桐谷は彼を恨んでいました。そんな時、悦子が担当していた小説の作者が、作品を新雑誌に掲載しないと言い出します。 貝塚は桐谷が書いた子ども向けの小説を読んで感銘を受け、それを新雑誌に掲載するようかけ合い、校閲部全員で校閲して雑誌に掲載することができました。そして幸人は、ついに悦子に自分の気持ちを告白します。

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7話のあらすじ・ネタバレ

幸人はもしかしたら本郷先生の息子かもしれない……本郷の校閲をしていた悦子はそんな疑問にたどり着いていました。担当編集者である貝塚に聞くと、幸人と本郷の関係には深い闇があるよう。 幸人に確かめるか悩んでいた悦子でしたが、リスクを恐れて指摘をなくしてしまっては作品のためにならないと、校閲者として幸人に問いかけることにしました。しかしはっきりと幸人に拒絶されてしまいます。 後日改めて幸人に聞くと「深い闇なんかない」と言われ、2人で本郷に会いに行くことに。幸人はただ、まだ自分が作家として半人前だから大先輩である父に合わす顔がないと思っていたのでした。そうして幸人はようやく本郷と打ち解け、さらに森尾の部屋からも出ることにします。

8話のあらすじ・ネタバレ

悦子が校閲を担当していた恋愛小説家の桜川葵(伊藤かずえ)が校閲部に現れ、いきなり編集部長の茸原(岸谷五朗)に抱きつき、驚く編集部の一同。実は茸原と桜川の間には元恋人という意外な過去がありました。 仕事も恋愛も情熱的な桜川に圧倒されますが、悦子も負けじと全力で彼女の小説を校閲します。一方で桜川は悦子に指摘されたことを取り入れていき、互いの立場で激論を交わしながら作品を作り上げていきました。 そんな中、桜川が病に倒れ入院。それでも未完のまま終わらせたくないと、病院で小説を仕上げ、無事に退院もしたのでした。その頃、貝塚は以前から想いを寄せていた森尾にアプローチをかけていました。

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9話のあらすじ・ネタバレ

憧れのファッション誌「Lassy」の校閲をすることになり、俄然張り切る悦子。しかし書籍の校閲とは勝手が違うために苦戦してしまいます。そして相変わらず、幸人との関係は曖昧なままでした。 ところがそんな中、貝塚から森尾が幸人のことを好きだと聞いてしまい、ショックを受けます。仕事も恋愛も上手くいかない悦子はいつもの元気を失い、これまでとは真逆の地味な服装で出社するようになってしまいました。 そんな悦子を見て心配した幸人は、いよいよ告白……とその前に!悦子は森尾の気持ちを確かめに。森尾は快く送り出してくれ、悦子は改めて幸人に「お付き合いしてほしい」と言いかけたところで、森尾から「Lassyに異動できるかも!」という電話を受け取ります。

最終回のあらすじ・ネタバレ

「Lassy」の校閲をしたことで編集部メンバーの悦子を見る目が変わったこともあり、長年の夢だったファッション誌に異動できるチャンスが到来! そんな時、貝塚から本郷先生の新作が盗作疑惑で告発されたと聞き、校閲部のメンバーや幸人とともに疑惑を晴らすため奔走。何の準備もしないままファッション誌の企画をプレゼンする日を迎えてしまいます。 本郷の盗作疑惑は実は逆で、彼の友人が彼の作品を盗作したのだと判明。一方、企画が間に合わなかった悦子は森尾が書いた企画書を送ってしまい、そのことを編集部できちんと告白しました。幸人の方も、作家の仕事のためモデルの仕事に遅れてしまい、森尾に一喝されていました。 幸人は自分の書きたいものがノンフィクションだと気付き、悦子の部屋で書き上げます。それを読んだ悦子は感動し、自分の夢が届いていないことを痛感して「まだ恋人ではなく友人でいよう」と告げました。悦子は再び校閲部で、自分の夢を追い続けることにしたのでした。

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特別ドラマのあらすじ・ネタバレ

悦子が校閲部からファッション誌「Lassy」編集部に異動してから早一年。幸人との交際も順調でしたが、突然編集部に凄腕の新しい編集長・二階堂(木村佳乃)がやってきて、ベテランスタッフを解雇し始めます。 そんな冷酷なやり方に悦子は猛反発し、編集部を追い出されてしまいます。そんな悦子を、茸原は再び校閲部に温かく迎えました。校閲部メンバーとともに奥多摩の企画を自分の足で調べ上げ、見事その企画が採用されることに!しかも二階堂からも期待されるようになります。 ところが二階堂がLassyをweb版のみにして廃刊にしようとしていると知って反発し、またもや校閲部に身を置くことに。そこで悦子が担当した校閲が二階堂の元夫・三枝のもので、悦子の仕事ぶりに感動した二階堂は彼女をLassyに戻します。 しかし悦子は1年ぶりにした校閲の仕事にやりがいを感じ、戻ることを辞退。実は校閲部に雑誌部門が新設されることになり、悦子はその担当となって夢を2倍叶えることになったのでした。

「地味にスゴイ 校閲ガール 河野悦子」原作との違いは?

原作は宮木あや子による小説『校閲ガール』。宮木あや子は、第5回R-18文学賞大賞・読者賞を受賞した『花宵道中』でデビューした作家です。ドラマ化のためかなり大胆なアレンジが加えられていますが、原作のエピソードもきちんと活かしており、悦子の華やかなコーディネートなど視覚的なドラマ版ならではの良さも堪能できます。 原作では悦子は新卒入社で校閲部では二年目という設定ですが、ドラマ版では校閲の仕事を説明するために、悦子は中途採用で校閲はド新人という設定に変更されています。 また森尾は原作では悦子と同期の新卒入社組ですが、ドラマ版では後輩になって先に入社しており、幸人との三角関係もドラマのオリジナル設定です。ドラマが恋愛要素を強めに描いている点も大きな違いで、より展開を引き付けるポイントとなっていました。

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『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』最終回ネタバレ・全話あらすじを解説

石原さとみのファッションにも注目が集まった「校閲ガール」の各話あらすじをネタバレありで紹介しました!毎話華やかな衣装を披露した石原さとみを、この機会にぜひ今一度初めから見返してみてはいかがでしょうか?